東方羅戦録〜世界を失った男が思うのは〜   作:黒尾の狼牙

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いよっしゃー2章始めるぞー‼︎

早速ですが、今回オリキャラ登場
気持ちを新たに頑張ります
それでは、ゆっくりしていってね


第2章 広まる戦場、現る黒幕
27 的外れな敵対心


歯車は廻る

歯車が絡み合うと、廻り方は変わる

時に速くなり時に遅くなり、

そしてやがて、『運命』と言う名の歯車は止まる

今日もまた、新たな歯車が廻りだす

 

 

 

 

 

 

 

「そんじゃお疲れさん」

 

バイトが終わり、博麗神社に向かう黎人

ここ(幻想郷)での生活に慣れ、いつもどおりに生活している

もう里の中の弾幕ごっこ程度では何も思わなくなった

そして、帰る途中であった

 

 

ーーテクテクテクテク……

 

 

 

黎人の前を小さい人間(?)が歩いていた

ていうか、黎人に寄ってきた

 

(……なんだこれ?)

 

奇怪な物を見るような目をしながら、黎人は思った

その時、『それ』は上空に浮かび上がり、両手を挙げ

 

 

 

「シャンハーイ」

 

 

 

と言いながら回っている

一体何がしたいんだこいつは、と黎人が思っていると……

 

「あ、いた!全く、そんなところに居たの?上海。これから忙しくなるって時に」

 

女性の声が耳に入った。

声のした方を見ると、金髪のショートヘアをした女性がいた

 

「…?これ、あんたの……子供かなんかか」

「残念だけど子供じゃないわ。それ、人形よ」

「は?人形⁈」

 

黎人はその回っている人形を見た

確かにこんなに小さい人間はいないだろうが、人形だとは思わなかった

 

(…本当に何でもアリだな、ここは)

 

感心していると…

 

「ん?その左目の傷…ひょっとして、あなたが『斐川黎人』?」

「?俺を知ってるのか」

 

その女性が黎人の名前を知っていたことに驚く黎人

 

「やっぱり…ちょっと来て」

 

アリスに続いて黎人が歩く

 

 

 

(……?)

 

突然、黎人は後ろを向いた

何かしら変なものがあったわけではない

首を傾げて、再び歩き出した

 

 

 

 

 

「貴方のことは魔理沙から聞いてるわ。私はアリス・マーガトロイドよ。よろしくね」

「あぁ、宜しく」

 

人里でアリスが行う人形演舞の舞台裏で、黎人とアリスは話をしていた

因みに彼女の能力は「人形を操る程度の能力」

先ほどの人形…上海人形(しゃんはいにんぎょう)は、そんな彼女の能力によって自律型となったようだ

自律型人形には、もう一人(個?)いる

上海と同じ様相をしているが、何故か首が吊り下がってある蓬莱人形(ほうらいにんぎょう)だ

この二体と、アリスが操る人形達によって、人形たちによる劇、「人形演舞」が行われるらしい

 

 

 

「…魔理沙、か」

 

苦い顔をする黎人

魔理沙とはいい思い出が無い

初対面に思いっきり吹き飛ばされたこともあり、少々苦手だ

 

「その様子だと、あまりよろしくない感じね…あいつのことだし、何やったか思いつくけど」

 

アリスも苦笑いを浮かべる

思い当たる節があるようだ

というより、魔理沙関係は良い印象はないようである

 

 

 

キョロキョロと、黎人は辺りを見渡す

 

「……どうしたの?」

 

その様子が不思議だったのか、アリスは尋ねた

 

「…いや、さっきから誰かに見られているような気が」

 

黎人がそう言った瞬間

 

 

 

 

黎人の目の前に小さな爆弾みたいなものが現れた

 

「……⁉︎」

 

刹那、それは一瞬で爆発した

 

『うわー‼︎爆発した!』

『キャー』

 

突然のことに近くの人たちは混乱する

 

「ちょっと、黎人⁉︎」

 

アリスが声をかけると

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

反射的に「土」となっていた黎人が応える

 

「…⁉︎それが、『五行を司る程度の能力』?」

「説明は後だ」

 

黎人は外に出て、「水」の姿になり、狙撃した人物を探す

すると

 

「…⁉︎あんなところに」

 

見つけたようだ

すぐさま「火」となり、その位置に思いっきりジャンプする

 

 

 

 

 

 

 

ーースタッ

 

黎人が着地したのは、人里の建物の屋根の上

そして、その隣の家の屋根を見ると

 

 

 

黒い防弾チョッキをした、黒髪の男が、ロングバレルを持っていた

 

「あれを防ぐとは…噂に違いませんね」

 

その男は、銃を収める

 

「なんのつもりだ。あんな人通りであんなもん打ち込んで…」

 

黎人はその男を睨む

そして、男は応える

 

「斐川黎人…あなたのことは聞いている。あなたは…

 

 

 

この世界を滅ぼすものだと!」

 

 

 

 

「……

 

 

ハァッ⁉︎」

 

 

 

 

いきなり何言ってやがる、と思った

どこでそんな情報を聞いたのか知らないが、少なくとも事実では無い

誰かが吹き込んだガセだろう

 

「多くの人が騙されてるようですが、私は騙されません。あなたの好きなようにはさせない!」

 

(いや騙されてんのはお前なんだよ)

 

しかしこの男、何を言っても無駄だなというのは分かった

 

 

 

「この稲田 惣一(いなだ そういち)。幻想郷の平穏のため…あなたを倒す」

 

黎人は溜息をついた

 

(面倒クセェ奴がいたもんだ)

 

 

「仕方ねぇ、相手してやるよ…テメェが満足するまでな」

 

 

 

 

 

人里の建物の上

斐川黎人と稲田惣一の

戦闘が始まった

この回り始めた運命は、

また新たな運命を引き起こす

 




どうしてこうなった…

はい、新登場の稲田惣一君です
なのに早速黎人と対戦
どう見たって騙されてます
実力はこの次に分かります
因みにこの人の服装…1話を見返すと『アレ?』となると思います
是非とも読み返してみて下さい
黎「宣伝乙」

そしてアリスさんも登場
彼女をここで出したのには訳があります
勿論これで終わりな訳では無いですよ!
黎人が飛び出した後の彼女の動きにご注目ください

黎「ていうか最初のは何だ」
あ、ちょっと試してみたかったんだ
なんかこんな感じで始まる小説もいいよね
黎「止めたがいい。お前のセンスは壊滅的だから」
そういう事言わないの‼︎

次回から、前回のあらすじは再開します
黎「あぁ、あの多くの作者がやっているのを真似たやつか」
いや私なりにオリジナルは入ってるからね⁉︎

それでは次回までゆっくり待っててね
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