二つの約束   作:深緑の古龍

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須賀くん達に、会えるところまでいきたいな。。


一章 帰ってきた少女達。

「着いたぞ、ここでいいんだよな?」

望月がそう言うと、シオリは嬉しそうに頷き、お礼を言った。

シオリ達は今、阿座河村にある歴史資料館の前に来ている。

望月に、パトカーでここまで送ってもらったのだ。

シオリがお礼を言ってソナタと一緒に中に入ろうとすると、望月がこう言った。

「あ、そうそう。ここの管理人は時間にうるさいから、気を付けろよ。もし駄目だったら、駅まで送ってやるからここに電話してくれ」

そう言って望月は名刺を取り出し、シオリ達に渡してくれた。

「色々ありがとうございました。・・・じゃあ、行こうかソナタちゃん」

望月と別れ、シオリはソナタと手を繋ぎながら資料館の中に足を踏み入れた。。

 

資料館の中は、闇に包まれていた。

明かりはいっさい灯っておらず、本当に人が居るのかすら危うい。

少しの間中を歩き回っていたシオリは、ふと何かを思い出してソナタを見た。

「ん?どうしたの、シオリさん」

きょとんとするソナタに、シオリは言った。

「そういえば、ソナタちゃんは人を探してるんだよね?捜さなくていいの?私に付き合ってくれなくてもいいんだよ?」

「ううん、いいの。シオリさんと一緒のほうが楽しいし。。それに、なんだかここにいる気がするんだ。……この日記の持ち主が」

ソナタはそう言って、シオリに笑いかけた。。

資料館の中を歩いていたその時。

「~。~~~」

微かに、誰かの声が聞こえた気がして二人は立ち止まった。

「あれ?今、声したよね?」

「うん。……あっち!」

ソナタが、自信ありげに一番奥にあった部屋を指差す。

二人が奥の部屋までやって来ると、足音が聞こえていたようで、中から女の子の声が聞こえた。

「管理人。。ではなさそうね。ねえ、ここから出して。閉じ込められたの」

「うん。でも、私達鍵なんて持ってないし。。」

「望月さんは?」

ソナタが望月と言ったその瞬間、中にいる少女は慌てたように叫んだ。

「絶対いや!それだけは止めて!!・・・ここに鍵あるから、それで開けて。中からは開けられないから。はい、鍵」

床の方から、ちゃりんっという音が聞こえる。

下を見ると、壁に空いた小さな穴から、鍵がでできて転がっていた。

シオリは鍵を拾い上げ、ドアの鍵を開ける。

そのまま中に入るとと、中に居たのは紫色をした長い髪の少女。

見た目的に見てソナタと同じぐらいの年であろう少女は、二人を見て言った。

「というか。。こんな時間にここに来るなんて、お姉さん達どんだけ暇なの?というか、泥棒?」

「い、いや。。ちょっと、調べたいことがあって」




会えなかった。。
次こそは会わせたいです。
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