戦闘開始まだしてないんですけど、前後の整合性だけ取れてきたので投稿しようと思います。
まだかよ!って思われた方はすいません。
後一話が結構長いですが、それを挟んでセシリア戦開幕します。
2~3話戦闘にはかかる予定です。次で少し明らかになりますが、原作とは違って舐めプする気のないセシリアなので。
次が長くなったのは、当話の最後でセシリアが言うセリフの背景を描写しようとしたら長くなりました。相変わらず余計な描写を入れまくるのが作者の悪い癖です。
とりま、本編どうぞ。世界観もまた少し出てきますので。
「だめだ、やっぱり専門的なところじゃ、わからないところが多すぎるだろ。」
聞いてくれる人もいない愚痴をこぼしつつ、俺は入学にすることで学園から支給された専門書を睨みつける。この専門書、『書』とついてはいるが、電話帳にも迫るサイズでありそのまま読むには余りにも量が多くて読むのにも四苦八苦している。
別に内容が分からないわけではない。進路先に選んだ整備科のこともあり、ISに関しても人並みの知識は持っている。問題は入ったところが、整備科ではないというところだ。
「操縦に関する知識とか、守備範囲外にも程があるって。」
操縦の知識は、搭乗者としての知識を得ようとしてきた人間の方が詳しい。整備をすることだけ目指してきた俺には、レムナントが使った多重瞬時加速の仕組みも科学的に説明しろと言われてもできない。
何処の機構を使えばできるかはわかっても、実際にどのような感覚で動かすかはわからない、といえば分かってもらえるだろうか。
そう言った理由から、今朝の自己紹介の時に会った千冬姉から渡された専門書のページの内、運用、法律、保険、国際的事情、などの知識はどうにか頭に叩き込んでいる途中なのだが、動かす際のメカニズムだけは今一つの進捗状況であった。
なお女子の場合は、小学校の頃から望んだ者にはIS関連で学習を行えるように措置が取られており、実地経験も豊富に行うことが出来ている。このIS学園に来るような子ならば、確実に元から勉強をして、動かし方も割とすんなり頭に入ってくることだろう。
残念極まるが、俺は女子ではないので、そんな教育は受けていない。
「こういう知識は、実際に動かしてみないと身に付きにくいと思うんだよな。」
入学試験の日に戦ったレムナントとは、ISの持つ全力で戦ったように見えて、そんなことはなかったと後から知った。
思い返すと、俺があの時に使っていたのは、ISの能力の内のパワーアシスト位のものだった。空を飛んだわけでもなければ、銃器を扱ったわけでもない。あの場で俺も瞬時加速を成功させるなどしていれば、この文章ももう少しは頭に入るのだろうか。
「いや、あの時は生き残るのが最優先だったし、仕方ないよな。」
命がなくなっていたかもしれないと思えば、あれはむしろほかの行動を試したりせずにぶつかっていたのが正解だったのかもしれない。
「・・・ 」
「・・・」
既に隣のベッドでは、箒がかすかに寝息を立てて眠っている。
あの時、これ以上聞かれることを避ける為に逃げ出した俺は、荷物があるのでどこにも行けず、結局1時間ほどで部屋へと戻った。まだ何かを聞かれるかもしれないという予想に反して、箒は荷物を片付けるように言っただけで何も聞かなかった。
これは良かった、と思ったがそのあと会話らしい会話もしなくなって、口をきかないほど怒っているのかと思えば、寝る前にいきなり、ベッドは廊下側を使うことと、トイレは自分が付き添ってやるから言え、と一方的にまくし立ててきた。よほど緊張していたのか、顔が赤く染まって爆発しそうになっていたことがよく覚えている。
ベッドはともかく、トイレの方には問題があるだろう、と言おうとしたが、言った本人は返事も聞かずにベッドに飛び込んですぐに寝息を立て出してしまった。
◇
それから1週間ほどたって今に至る。ぎこちない雰囲気は一緒に過ごしている間に霧散してくれた。あれ以来、箒が俺の夢について聞いてくることはない。
ただ、別の問題が起きた。
同い年の女子が横で寝ていると思うと、安眠どころの話ではなかったので、眠くなるまで明日からの授業に備えて勉強しよう、と思ったのが今の状況の始まりだ。勉強の遅れを取り戻す意味も含めて、深夜の勉強会がこの1週間の間で日常化している。
入り口近くの電気をつけて、起こさないように勉強していたのだが、そろそろ深夜の二時を回る頃で俺も目がふさがりがちになっている。
「明日、本音か千冬姉か、山田先生に聞くか・・・」
そんな考えが頭をよぎりつつも、疲れ切った俺の身体はベッドに倒れこむのだった。
◇
「―――以上の様な経緯を踏まえて、国際連合は軌道エレベーターを利用した、世界的な太陽光発電システムの導入を決意したわけです。」
「予想では、そう遠くないうちに3本の軌道エレベーターが完成するという学者さんもいます。
特に南アメリカのアマゾン川上流に建設途中の【タワー】は、発電設備と外観は出来上がっていてエレベーターの機能がつけられるのを待つだけ、なんて噂もありますね。
まだ関係者以外は立ち入り禁止なので、早く見に行けるようになってほしいです。」
「もっともアフリカ圏などでは昔からあった女性蔑視の風潮を存続させようとする旧勢力と、その風潮が悪だとして排斥する新勢力の間での紛争が今も続いています。
その余波を受ける形でヴィクトリア湖近くの通称【ラ・トゥール】の建造にも後れが出ています。
これはEUが主導で建設しようとしているものですね。」
「ここ日本にとって身近な、中亜連合とロシアが主導で建設しているソロモン諸島付近のものは、原住民の方との交渉が難航していたりもするようですね。
これは【天柱】という名前が付けられていて、日本人にも意味が分かりやすいですよ。
でもテロ行為などを行う人達もいて、やっぱりアメリカに比べると建造が遅れています。」
次の日、晴れて転入生扱いとなった俺は山田先生の近代歴史の授業を受けていた。
「―――本音はISの操縦に詳しいのか?」
「―――私も操縦は得意じゃないんだよねー。」
本音とこっそり相談中であったりもするが。
休み時間の間に話があると伝えて、授業中に密談中である。
「女子は小さい頃からISの勉強を始めるから何とかなるだろうけど、俺みたいなタイプはついていけないんだよ。」
「おりむーはかなり特殊な例だもんねー。」
「世界初の男性操縦者、っていう位なら学科だけでも選ぶ自由をくれればいいのによ。整備科の知識は勉強済みで対応がきくのにさ。」
「私もいきなり操縦の知識を覚えろ、何て言われてもできないからねん。基礎は一緒でも応用範囲は全然違うしー。射撃も全く駄目だし。」
本音に相談してみたが、特に成果はなかった。今日聞いて初めて知ったが、本音も整備関連が志望コースらしく、操縦に関しては門外漢だったことが大きな原因だ。
「後は千冬姉か、山田先生しか聞く人がいないんだよ…」
「しののんは?
おりむーが来る前の抜き打ちテストの結果だと、結構頭良かったと思うよー。」
「箒は子どもの頃から、人に教えるのが苦手だったからな。剣道も箒より師範、アイツの親父さんから教わったことの方が多いから、あんまり聞いても分からないような気がするんでやめとくよ。」
選手としては間違いなく一流なのだが、指導者には向かないタイプだ。
天才肌というべきか、箒も姉の束さんと同じで個人の力量が全てなところがある。早い話、後継者を作るのには向かない。
「そっかー。でも先生たちも忙しいもんね。遅れた分を教えて欲しいって言われてもすぐには難しいかもねー。」
「だからこうして悩んでるんだよ…」
先生が無理なら他の生徒に教えてもらうという手もあるが、親しくもない男に勉強を教えてくれるもの好きが、そう簡単にいるとは思えない。女尊男卑の社会でなければ、まだハードルも低かったというのに。
頭を下げるくらいはやるつもりだが、教える代わりに無理難題を出してくるような相手(クラスメイトにそんな奴はいないと信じたい)には頼みたくないし、それくらいなら自力で努力をする方がまだマシだ。
「本音、教えてくれる人の心当たりはいないか?」
「うーん、心当たりはかんちゃん位だけど、忙しいからねー。代表候補生だから資格は十分なんだけど。」
「あの子、そんなにすごい子だったのか!」
助けただけの子がまさかの代表候補生だとは・・・。
「知らなかったの?
かんちゃん、日本の代表候補生なのに。」
「同学年に3人いるとは聞いてたけど、こんなに身近だとは思わないだろ。で、教えてもらうのは難しいのか?」
「もともと家の事情が色々あったんだけど、入試の件でさらにややこしくなってねー。そのことでかなり疲れてるからあんまり頼みたくないの。おりむーには申し訳ないけど。」
「そっか、だったら別の人探すしかないか。」
いくら代表候補生でも、疲れている人にさらに重荷を背負わせるわけにもいかない。女の子とくれば尚更だ。
振出しに戻ってしまったわけだが、頭を掻きながらこれからどうするかを考える。
「しかし、本当にこれからどうしたもんだかな・・・」
「!おりむー、後ろ!」
「いきなり何を―――グボァ!」
「授業中に教師が後ろに立っていることにも気づかん程おしゃべりに夢中とは、偉くなったものだな、織斑」
振り向く間もなく頭に激痛が走る。先程とは別の意味合いで頭に手をやりつつ、振り返ったところには、
「・・・これは体罰にあたるんじゃないですか、織斑先生?」
「教育的指導の一環だ、問題はない。それとも授業中におしゃべりしていたことは問題ない、とでも言うつもりか?」
俺の姉にして世界最強、さらにこのIS学園の教師も務める織斑千冬先生のお姿があった。
話していた俺も悪いが、本音はおとがめなしか、と思ったところで本音の頭にも千冬姉の鉄拳が落ちる。派手な音こそしないが地味に痛い一撃だ。
なぜ分析できるほど知っているのか?俺も昔からよく食らっていたからだ。
「授業中の私語は禁止、生徒手帳にも書かれていることだ。それくらいは守れ。」
「「すいません。」」
頭を押さえる俺と本音を確認すると、千冬姉は山田先生に視線で授業を再開するように合図する。授業を中断させてしまっていたらしい。
「えー、織斑先生の指導が終わったところで、次の説明をしますね。次は軌道エレベーターで発電された電力が、P.Aの新しい動力源として考えられているという部分で」
説明を聞きつつも、教えを請う相手を考える。本音はというと、叩かれた頭を押さえるようにして机に突っ伏し、居眠りの態勢に入っている。また叱られそうだが、気づかれるまでは放っておこう。
「P.Aは性能でこそISに大きく劣っていますが、その不利を覆すだけの利点も兼ね備えています。例えば―――」
(本音の友達が難しいなら、先生しかいないけど忙しいだろうしな。知らない子に頼むのは気が引けるし。都合よく誰かが見つかればいいんだが。)
千冬姉が再び近づいてくるのを見て、眠っている本音を起こしながら俺はそう思った。
◇
「現実じゃ、都合よく助っ人が来てくれたりはしないよな。」
「だから、私が教えてやろうと言っているのに。」
昼休み、購買のパンを食べつつ呟くと箒が不満そうにする。
「箒の教え方は独特すぎるんだよ。ガンッとか、グンッとか、そんな表現されても分かりにくいって。」
「む、確かにそうだが・・・」
教えてくれる気持ちはありがたいが、教えてもらったせいで分からなくなっても問題だ。
昨日からの悩みをまだ引きずっている俺も、十分問題だけどな。
「本音も友達には頼みにくいって言ってたしな、箒は友達誰かいないか?」
「・・・いないな。」
「そうか、先生も難しいし、やっぱりクラスの誰かに頼むしかないか。」
箒の答えが『頼める友達がいない』なのか『友達がいない』なのかが気になる。聞いた結果空気が重くなるのは嫌なので、あえてそのあたりに触れるのは避けよう。
イジメられていたりするなら助けるが、箒はそのあたりが察しにくいのでやりにくい。こんな和気藹々としたクラスで、イジメなどそうそうないと信じたいものだ。
「ちょっとよろしくて?」
「ん?」
「む。」
声のした方を向くと、いかにも中世ヨーロッパの貴族といった風な、金髪と縦ロールが特徴的な美少女がいた。金髪碧眼とくると、アメリカか欧州人か。
服装から俺達と同じ生徒だとわかるが、会った覚えはない。箒の知り合いかと本人の顔を見ても、肩をすくめるだけ。
顔を見たりするだけで、返事を返さない俺たちに苛立ちを覚えたのか、少し片眉を吊り上げて、金髪少女が喋る。
「極東の男性は女性に話しかけられて、満足な挨拶もできませんの?」
「ああ悪い、何か用か?」
「まあ、なんて口の利き方!そこは『何か御用でしょうか』と敬語ぐらいは使うべきでしょう!」
・・・和気藹々としたクラスは撤回だ。男に厳しそうなのが一人見つかった。
出で立ちだけでなく考えまで中世の人のようだ。最もあの頃はどちらかというと、女性の方が身分は低かった気がするが。
これ以上機嫌が悪くなる前に謝っておこう、と謝罪することに決める。
「・・・重ねて悪かった。まだ子供なんで寛大に見てもらえないか。」
「ふん、どうやら非を認めるだけの頭脳はあるようですわね。
私としても、謝罪した人間の罪をいつまでもとやかく言う気はありませんし、大目に見て差し上げますわ。」
反応からして、セーフの答えか。
誰かは分からないが、ここは下手に出ておこう。
なお、箒は俺が従順になっているのが気に食わないのか、物凄い目で俺を睨んでいる。空気を悪くしないようにしたはずなのに、理不尽だ。
「それで改めて何の用か、聞いてもいいか?」
「聞くところによると、貴方は入学が遅れたことで勉強にも支障が出ているとか。」
「ああ、まあな。」
正確には、入学する部門が変わってしまったため、だけどな。
「下々の者に施しを与えることも貴族の務め。
もし泣いて頼むのであれば、この私、セシリア・オルコットが教えることも考えないではありませんわよ?」
「本当か!?頼む!」
「一夏!いきなり誰とも分からぬ女に媚びを売る気か!」
土下座する勢いで頼みこむ俺が気に食わないのか、箒が口をとがらせる。プライドがない振る舞いに見えるかもしれないが、俺にとってはそれどころじゃないんだよ!
後回しにすれば、最悪進級にも関わりかねないし。
後、今ので、金髪少女の名前が分かった。オルコットっていうのか。
箒を一旦おいて、オルコットに頼もうとすると、彼女は怪訝そうな顔をする。
「誰とも分からない?
篠之野箒さん。貴女、一月以上同じクラスにいる私の名前を知らないと仰いますの?」
「・・・箒、お前。」
「し、仕方ないではないか!4月は何かと忙しかったのだ!」
だからといって、1カ月同じクラスにいる人間の顔も知らないのはどうなんだ?
「箒さんのことはいいですわ。
それより織斑さん、今の言葉通りなら私に教えを請うということでよろしいですわね?」
「ああ、出来れば教えてもらいたい。」
「フフン、なかなか良い心がけですわね。
ですが、男性が女性に頼みごとをするなら、もっと誠意を示すべきではありませんこと?」
「誠意?」
頭を下げる以上の誠意の示し方には心当たりがない。
「この極東にはあるじゃありませんの、土下座という最大限の誠意の示し方が。」
「貴様、黙って聞いているからと調子に乗るな!」
オルコットの言葉に俺がどうこう言う前に、箒がキレた。
弁当箱を放り出して掴みかかる。キャッチするのは俺なんだからもっと手加減して欲しい。
「キャッ⁉いきなり何ですの!?」
「それはこちらの台詞だ!!一夏が下手に出ているのをいいことにつけあがりおって!
私は貴様の様な、態度や家柄ばかり掲げる女は気に入らん!」
「態度だけですって!言ってくれますわね!
クラスメイトの顔も覚えていない貴女に、人の欠点を言われたくありませんわ!」
俺をそっちのけにして、二人だけでどんどん盛り上がっていく。止めようにもここまで暴れているところに飛び込めば、どうなるかわからない。が、放っておくわけにもいかない。
間に入ると引っ掻かれる可能性もあるので、箒を羽交い絞めにして何とか引き離す。
「止めろ、箒!オルコットの言い方も問題だけど、手を出したらお前が悪者扱いだ!」
「ええい離せ、一夏!この女には人に対する最低限の敬意というのを、教えてやる!」
俺と箒が言い合っている間に、取っ組み合いで乱れた服を整えたオルコットは俺達を冷たく一瞥する。
「教えを請うなら応えて差し上げよう、と思っていましたけど止めですわね。気分を害しましたわ。
それと篠ノ之さん。敬意なんてものは才能も何もない人間には決して向けられないものですわ。貴女を押さえているその男のように、ISを動かせるだけなんてその典型でしょう。」
「貴様、一夏を馬鹿にするな!」
「お前は少し落ち着け!」
力は上のはずの俺が羽交い絞めにしているのに、まだ暴れられる箒がおかしい。俺の事を庇ってくれるのはもちろん嬉しいけどさ。
「一夏は貴様が馬鹿にしていいような奴じゃない!」
「あら、だったらそこの男には他に何かあるといいますの?」
「一夏は優しい奴だ!お前や私、いやこの学園の誰よりも!
貴様だって、この数日間を思えば一夏がどれだけ優しい奴か分かるだろう!」
箒が言ってくれているが、この1週間で特別なことをしてきたわけじゃない。中学の頃と同じく人助けをしていただけだ。優しいというより、お人好しなんだろうな。
オルコットは、その答えを聞いて鼻で笑う。
「優しさなんて、弱者が強者にすり寄るための偽善の表れでしょう?
そして、その手の輩の大半が口にする優しさはまさしく口だけの偽物。
第一、正義の味方だなんて子供みたいな夢も口から適当を言っているだけでしょうに。」
「貴様、本当に許さんぞ!」
俺を振りほどいて、箒が再び飛び掛かろうとする。俺も何か言い返すべきか、又は箒の関節を極めて一旦落ち着かせる方が先かと悩むが、行動する前に予想外のところから助けがやってきた。
「おりむーの夢を笑わないで。」
「…織斑君は、そんな人じゃ…ない。」
以上十一話でした。
すっかり報告が遅れましたが、どこかの話から場面転換に◇を使っています。
質問が来ていないので戸惑った方はいないかと思いますが一応。
次回、ついに一夏の機体の名前が明らかに!
・・・戦わないけどね!
質問・感想・評価、お待ちしています。
―—どうでもいい余談――
今回はネタバレというか、伏線張った話。
前回の会話の中で、1箇所これからの展開というか、人物の扱いに関する伏線書いときました。気づかれた方は、これからどうなるのかを想像してお楽しみください。
後になって気づくものだから、今は伏線とは言わないかもしれませんが。