IS×00 夢を目指す者   作:王天君

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地獄を見た




地獄を見た




自分で決めた〆切りに追われる、地獄を見た。



次からタッグマッチ本戦です。最近長いから縮めていかないと。
あと今回も前回に負けず劣らず、ある人物の心を折りにかかっています。
鬱苦手な人は注意。




第三十五話 欠けているモノ

――IS学園 1年1組――

 

『・・・であるからして、鎌倉幕府は1192年に出来たとされていたけれど、科学技術の進歩に従って次々と証拠が発見、1188年だったり1185年になったりして正式な時期は変化しているんだ。

 ここで言いたいのは歴史というのは一面だけが伝えられていても、ほんの些細なことで崩れるほどに不確かな存在だということだよ。分かったら君たちも教科書に頼ってないで自分の頭で考える習慣もつけることだ。』

 

 山田真耶が特別賞の設置を告げてから早1週間近く経った。

 参加意欲の向上が叶ったかは定かでないものの、興味関心を惹くことには成功したらしく生徒たちの話題にも取りざたされるようになっている。

 当然、特別賞に関わる人間へ向けられる好奇の目も以前の比ではない。

 そして授業中でありながら爺臭くため息を吐く男子高校生がここに一人。

 

「はあ。」

「一夏、大丈夫?」

「キッツい。」

 

 1週間の間で少しはシャルルとの間も近くなり、今では互いに名前で呼び合う間柄になっていた。

 

「っていうか、いい一撃くれたのも理由なんだけどな。」

「あ、あれは一夏が悪いんだよ!」

 

 いい一撃とはシャルルが部屋でシャワーを浴びていた時に俺がうっかり部屋に入ったせいで、風呂上がりのシャルルにぶっ飛ばされた件だ。

 結構前だが今でも少し痛むことがある。

 

「男同士で裸なんか気にすんなよ。」

「僕はその・・・い、今まで温室育ちだったから人に裸を見られるのに慣れてないの!」

『ソコ静カニ。ソコ静カニ。』

 

 温室育ち、いわゆる箱入り息子みたいなものだろうか。

 

(そういうキャラって、逆に羞恥心が無さすぎると思ってたけど違うんだな。)

 

 むしろシャルルからはその印象を強く受けていた。

 

(急に抱き着いてきたり、女の子っぽい悲鳴あげたり、開放的なタイプっぽかったのに)

『返事はないのか、少年。』

「はい、すみません。」

『分かればいいんだ。』

 

 どうでもいいが授業をやっているのはリヴァイブ・リバイバルである。

 最初、黒板を使っていたが書くのが手間だと変更。

 しかし話そうにもハロのシステム上、長い台詞の復唱など言う方も聞く方も拷問だ。

 これらを踏まえた結果、現在はリヴァイブがコンピューターに売った文字を電子音声で読み上げさせる授業方法を採っている。淡々と着実に進む授業は生徒からそれなりに人気だとか。

 

「・・・ま、昨日のは俺が悪かった。でもそれ抜きでも、学校中の女の子からタッグ申し込まれてんだから嫌にもなるって。」

「一夏は優勝候補の一人だからね。何が何でも部費の欲しい人は必死になるのもしょうがないよ。」

「断る身にもなってくれって。」

 

 すでにタッグは簪で申請を済ませた。

 そのことは知れ渡っている筈なのだが、今からでもタッグを組んでくれと頼む者が後を絶たないのである。

 一夏が悩まされる割にシャルルがその手のことで困っている話は聞かない。

 

「シャルルは何ともないのか?」

「一人ずつちゃんとお断りしてるよ。」

「いっそ、俺とシャルルが組んだらよかったんじゃないか?

 男同士だしベストな組み合わせだと思うんだけどな。」

「あはは、それは駄目だよ。一夏と組みたい人は近くにもいっぱいいるんだし、女性優先でいかないとね。」

「気にする必要ないと思うけどな。みんな勝つことが一番の目標だろ。」

「勝つことかぁ・・・」

 

 少し沈んだような声を出すシャルルに気を引かれる。

 

「ん、どうかしたのか?」

「・・・別に何でもないよ。

 それより一夏はさ、タッグマッチに参加しようって決めた理由はあるの?不参加でも良かったんでしょ?」

「山田先生から景品にされちまったし、出ないわけにいかないってのはあったな。でも、あいつを放っておくわけにもいかないし。」

「あいつ・・・ああ、ラウラの事。一夏はむしろ仲が悪いんじゃなったの?」

 

 一夏の目線の先には、黙々とノートをとり続けるラウラの姿があった。

 やってきた時には一夏に対して強い敵意をぶつけてこそ来たが、他の生徒には特に大きな問題を起こしていない。一夏が密かに目撃した限りでは自分から生徒に話しかけようとしている一幕まであった。

 

(俺以外には無愛想だけどいいやつなんだよな。・・・何で俺だけ。)

 

 終始無愛想な顔をしているせいで話しかけにくい空気を放っている。一方で積極性を発揮しようとするなど、行動が一貫していない面が強い。

 ギャップに萌えた一部がファンクラブを結成したとか聞くが、まだ大勢には馴染めていないのが実状だ。

 

「それでも・・・放って置けないんだ。誰でもな。俺が出れば怒りが向くのも俺だけになって都合もいいだろ。」

「・・・うん、そうだね!やっぱり一夏は優しいね。」

「・・・分かんねえ。」

 

 優しい。

 そう評価されて最初に感じたのは疑問だった。

 

(俺って優しいのか?)

 

 自覚しないようにしていた。

 俺が他人に対してどういう気持ちで接しているのか。

 

(優しくしようって、思ってるわけじゃないんだよな。)

 

 織斑一夏は正義の味方ならどうするべきかを考えて人を助け、救っているだけ。そこに個人の感情は特に挟まっていない・・・と思っている。

 困っている人、苦しんでいる人、悲しんでいる人、全て隔たりなく救ってきた。そしてそれ以上には踏み込まない。これは人としてのマナーを守るためだ。

 ただここに入学した前後から、時にそれ以外で動いた時もあった気がするのだ。

 なんだか難しくなったので話題を変える。

 

「あ、それとコレ、シャルルが言ってた俺の機体のデータだ。」

「え、ってわあ!」

 

 マイクロチップを投げ渡す。

 何に驚いたのか受け取り損ねたシャルルがお手玉をして転ぶ。

 

「どうしたシャルル?」

「・・・頼んだのは僕だけど、こんなに簡単に機体のデータ渡しちゃっていいの?

 すごく大切なものでしょ?」

「シャルルが必要なんだって言ってただろ。機体の調整とかなんとか。俺にできることなら協力したいって思ってたし別にいいって。」

 

 大切なものだとは百も承知だが別にクラスメイトにこのデータが渡っても困るようなことはない。

 

(千冬姉に知られても拳骨一発・・・くらいのことだよな?)

 

 第一、データの提供なら簪にもしたことがあるので今更過ぎる。まあそのことも千冬には伝えていないのだが。

 そのあたりの理由を噛み砕いて伝えると、シャルルもようやく納得したように頷いた。

 

「うん、それじゃあ借りておくね。」

「気にしないでいいぞ。」

『いつまで喋っている!!!』

「ぐほぁっ!?」

「一夏ぁ!?」

 

 直後、高速で飛来したチョークに頭を撃たれた。

 痛む頭を振りながら見てみれば、教卓の上でにらみを利かせるボールもとい教師が一人。

 

「いきなりチョークかよ!」

『嫌ナラ出テケ。嫌ナラ出テケ。』

「ふん、たるんでいるな。」

「一夏、今のは貴様が悪い。」

「不真面目なのはよくありませんわ。」

 

 ラウラと箒から辛らつな言葉がぶつけられる。

 授業中に喋りすぎていた俺が悪いのでぐうの音も出ない。

 しかし授業に使うわけでもないのにチョークを持ってきたのは、投げるためだったのか。

 

(あれ、そういや今回は箒から何も言われなかったな)

 

 鈴やヒリングたちと戦う前までは普通に話をしていたのに、最近の箒は積極的ではなくなっている気がした。

 

「箒。」

「なんだ。静かにしろと言われただろう。」

「悪い、一つだけ聞かせてくれ。」

 

 沈黙で先を促されたと判断して話を続ける。

 

「箒はタッグマッチに出ないのか?」

「・・・始めに出遅れた。もう実力者は全員タッグを組み終わっただろう。凰もオルコットと組んだと聞いているしな。今更私が組もうとしても勝ち目は薄いので見送っただけだ。」

「そうか。」

 

 いつも活発に先手を取ろうとする箒にしては釈然としない答えだったが、2本目のチョークが耳をかすめて後ろの壁に突き刺さったので流石に止めた。

 いい加減、きちんと前を向こうとしたときに微かな箒の声が聞こえた気がした。

 

「私も・・・さえあれば。」

 

 

 

 

――???――

 

『・・・たった今受信を確認した。これが例の機体の・・・【エクシア】のデータか。』

「はい、社長。本人から手渡しされた後、中身を確認したので間違いありません。」

『しかしこうも上手くいくと気味悪くすらあるな。妨害もトラップにもかからんとは。

 年単位での作戦になると思ったが・・・ククッ、何か色仕掛けでもしたのか?』

「・・・いいえ、ただ自分の機体性能向上のために借りたいと言っただけです。」

『ッチ、つまらん反応だな。お前の母親はよく愉しませてくれたがな。表でも裏でも。』

「・・・ご用件は以上でよろしいですか。長時間の電波発信は疑いの元だと思いますが?」

『ククッ、平静を装えるようになったじゃないか。偉いぞ。』

「お褒めいただいて光栄です。」

『しかしデータの流出に気づかないとは・・・学園の警備も随分杜撰なものだ。』

「織斑先生も不在らしいですから、その影響もあるかと。」

『最強が不在か、恐ろしく思わないか、世の中は私のような善人ばかりではないというのに。』

「・・・」

『・・・静かすぎてもつまらん。まぁ今回はデータ獲得の手柄もあるし、今回は大目に見ておいてやる。』

「ありがとうございます。それでは――ふう。」

 

 通話を終了して、張りつめさせていた緊張を解いた。学園の中から情報の持ち出し。これは学内規則どころか、条約にも引っかかる犯罪行為だ。

 それをし終えても気を緩めずにいられるほど、少女は場慣れしてはいなかった。

 早く寮部屋に戻って彼と話したい。彼と話せば、今まで感じていた不快感も消えるはず。

 相部屋になって一週間。今までの暮らしではありえないほど優しくしてくれる彼に申し訳なさと心強さを感じている。

 それは依存に近いことでもあるのだが、彼女にはまだ理解できない。

 

(それとも一夏なら・・・僕の事、全部わかっても受け入れてくれるかな?)

 

 踏み出した脚と同時に考える。

 

(シャワーも僕がばれるように仕向けたんだよね)

 

 一種の破滅願望とも同じ、全てを投げ出して楽になりたいという考えからやったことだった。だが予想に反して彼はシャルルの秘密に気づくことなく、今も変わらない暮らしを続けている。

 

(あれから少し一夏を頼るようになったのかな。)

 

 シャルルの性別に気づいているのかもしれない。

 全て理解してそばに置いてくれているのかもしれない。

 ならいっそ、自らすべてを告白してもいいのではないか。

 彼ならあるいは――

 そんな妄想に近いことを思ったとき、震えた携帯が邪魔をした。

 

(もう、誰なの。こんな時に。)

 

 邪魔された怒りが生まれたが、ひょっとして彼が自分を心配してくれたのかもしれない。そう思うと急にこの振動が嬉しく思えた。

 そんな不安と期待の入り混じった気持ちで携帯を見やった。

 

「・・・何ですか、まだ何か用でも」

『私もたまには父親なりに一つ助言しておいてやろうと思ってな。』

「助言、ですか。」

『その男、お前が言った言葉を疑っていなかったか?』

「はい、特には。」

『・・・ククッ、まさかその男のことを優しい奴だとでも思っているんじゃないか?』

「・・・何かいけませんか?」

『図星か。ククッ、いやなに・・・クククッ』

 

 心底おかしそうに笑う声が通話口から聞こえてくる。

 

「・・・もういいですか。」

『その男はお前を見てなどいない、それに気づかないなら教えてやらんとな。』

「・・・え。」

『誰にも優しくしているようで、その実他人を見てはいないな、その男。』

 

 告げることを楽しむかのような口調で相手は話す。

 もはや嬲るといった表現の方が適切な気配だ。

 

『考えてみろ。データを貸してくれなどという申し出、そう簡単に受けると思うか?』

「え・・・だって・・・一夏は」

『お前が困っているから助けたが、その事情を知ろうとまではしない。深く考えれば明らかに怪しいことを言っているのにだ。

 本当にいい人ならなぜそんなことをするのか、知ろうとしない方がおかしい。』

『奴は他人にいいことをすることしか興味が無い。お前が何かを話そうとしない限り、決して聞いては来ない。なぜなら他人に踏み込むのはいいことではないからだ。』

 

 確かに一夏は他の女生徒にも優しくはしていたが、相談事を聞きに行ったりはしていなかった。ラウラのことも気にしてはいたが、それ以上のことはしていない。

 

「じゃ、じゃあ・・・」

『もちろんお前が話すならそれでもいいが、()()()のことはどうする?』

「だ、だって、おかあさんは僕を・・・」

『そうだ、金のためにお前を捨てた悪い母親だ。』

 

 一旦は少女の言葉を肯定する。

 だがすぐさまその行為を責め立てる。

 

『だからお前も捨てるか?自分が楽に、幸せになりたいからと?』

「も、もういいです!!失礼します!!!」

 

 社長の言葉に抉られたような衝撃を受ける。

 同じ、同じなのだろうか。自分もあの最低な母親と。

 おかしいくらいに頭が回らない。

 この男が言っているのは全てデタラメ、そう信じたくても携帯を切ることが出来ない。

 

『私は構わない、それでこそ私の娘だ。言っただろう、大切なのは結果だと。

 今までひどい目にあってきたんだ。少しくらいその重荷を捨ててもいいんじゃないか?』

「違う!わた、私はあなたの娘なんかじゃ――!」

 

 ない、そう吐き捨てて電話を切ろうとしたが、それは出来なかった。

 

『だが――そんなひどい女を優しい彼はそばに置いてくれるのかな?』

 

 足から力が抜けた。

 近づく夏の暑さにもめげず、冷たい廊下に座り込んでしまう。

 

「ち、ちがう・・・一夏は優しい・・・いい人だから。」

『どう取り繕ってもお前自身は騙せん。

 まぁ信じなくてもいいがこれでも社長だ。人を見る目もなしにここまでやってきたか、じっくり考えるといい。』

 

 プツッ、と通信が切れた音がしたが、彼女は反応できなかった。

 

「あはは・・・違うよね・・・一夏は・・・でも嫌われたら・・・じゃあ僕は・・・・・・」

 

 ブツブツと誰も聞かない声で喋り続ける。

 もう彼の顔を思い出しても安心できない。

 話しても話さなくても、自分を苦しめる誰かが存在する。

 その事実は彼女の心を大きく傷つけ、後にある行動を起こさせるきっかけになる。

 

 

 一夏はまだ、そのことを知らない。

 正義を掲げるだけで他人に踏み込むことを恐れる彼には。

 彼女の心が限界に至るのが先か、一夏が()()()()()を見つけるのが先か。

 

 

 

 

――???――

 

 

 暗がりの中、白衣の研究員らしき人物とスーツを着た女性が、大破・格納された【ガラッゾ】を前に会話を交わしている。

 

「ふー、いくらやっても収穫がありませんね。織斑千冬様の方も難航していらっしゃるそうですし、ままならぬという状態でしょうか。」

「回収できた時点で機能はほぼ壊滅。かろうじて付着していた粒子から、これがその粒子を生成する基幹パーツである、との予測は立ちましたが・・・」

「粒子自体、どんな効果があるのか見当もつきませんからね。やはり動いていないとどうにもなりませんか・・・。

 修復プランの方は?」

「完全な状態での資料もないので停滞しています。ジグソーパズルを1ピースずつはまるか確かめているような状態です。」

 

 そこでスーツの方の女性のポケットから軽快なメロディーが流れる。

 

「おっと失礼を。

 ・・・・はい、ああなんだ、貴女でしたか。・・・その呼ばれ方は年齢を意識するので嫌いです。それで何用でしょう?私も仕事があるのですが。」

『・・・』

「・・・IS学園から電波の発信、ですか。送り先は分かりますか?」

『・・・』

「デュノア・・・知らない名前ですね。」

「社長、フランスのIS関連開発企業です。」

「そんな名前の中小企業がありましたかね。印象は薄いですが。それで送った方の見当はついているのですか?」

『・・・』

「その会社の一人息子・・・やれやれ、追い詰められた人間はこうも見境を無くすのですか。出来は中途半端とはいえ、条約にも違反する行為だというのに。しかし、ふむふむ・・・』

 

 スーツの女性は何事かを企むように口元を歪ませる。

 

『・・・』

「当面、貴女は何もしなくて結構です。暴力は何も生みませんし。これまで通り、変化が起こった場合の連絡だけにとどめてください。」

『・・・』

「ええ、泳がせた方が後々の実入りが大きくなりそうですから。

 しかしIS学園・・・そういえば・・・」

 

 通話を終えるとすぐさま近くのコンピューターを叩き、該当する資料を取り寄せていく。

 やがて集まった無数のそれらを取捨選択して残った候補が目に止まった。

 

「そうですか、欠けていたピースは貴方でしたか。」

「社長、いかがなされましたか?」

「近いうちに彼にもお越しいただく必要がありそうです。名目を考えないといけませんね。」

 

 研究員に語りかけるのではなく自分に言い聞かせるように言うと、スーツの女性は身を翻して部屋を後にする。

 白衣の人物も遅れないように急いで後へついていく。

 やがて無人になった部屋へ残されたコンピューターが画面を発光させている。

 そこには背中を映し出された【ガンダムエクシア】とそのパイロット「織斑一夏」の写真が写っていた。

 

「特別なのは血か・・・それとも運命でしょうかね?」




何だかシャルが黒桜化しそうな予感。

聖杯無いからそんな心配はいらんだろうけど。

とりあえず原作にあった性別発覚の経緯がシャルが狙ったものだという事にしました。

あと一夏が他人の事情に深入りしないのは、マナー以外にも理由があります。
というかこっちの方が大事な理由。

ではまた次回。

ところで〆切りと言うと、去年も似たようなことやって自分の首絞めた気がするな。




――IS学園 アリーナ――


 いよいよ始まるタッグマッチ。
 初戦の組み合わせが電光掲示板へと表示される。
 一組目は、

『凰鈴音&セシリア・オルコット』

 そして、

 VS

『――ラウラ・ボーデヴィッヒ&シャルル・デュノア』
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