※本作品は、フリーホラーゲーム『Ib』への多大なネタバレ要素を含みます
本作を未プレイの方はご注意ください。
※二次創作のため原作とは、所々ことなる場面がございますが、あくまで二次創作ということを頭の隅に置いておいて頂ければ嬉しいです。
ちゃっす!生雀と、申します。
今回は、フリーホラーゲーム『Ib』の二次創作をさせて頂きました。
私自信、もちろん既プレイ&全ED回収済みなのですが、
昨年…か一昨年くらいに我が家にたった一台しか無かったPCが何者かにより破壊され(多分家族のだれか)
えー、つまり今はPCがないのです!
そんなこんなで、某笑顔動画投稿サイトで、実況なんかもいくつか見させて頂いたんですが……
イヴやりてぇぇええええええええっ!!!!!!!!!
と、いうわけで(笑)
あまりのイヴやりたさと、
あまりのイヴの天使ぶりと、
あまりのギャリーさん愛と、
あまりのメアリーの報われなさ
に、発狂しそうになったので…
こんなお目汚し作品を作ってしまいましたw
ちなみにこの作品、所々で若干ある動画(歌)を参考にしていますので、
多分あまり分かる人は居ないと思いますが、
時々思い出したときだけでも少し考えてみてください!
ちなみに、その曲は某笑顔動画投稿サイトで『Ib』と検索かければ
わりとものすごい再生数で分かると思います…w
なお、米印でもおしらせした通り、原作の内容とは多少状況を変えていたり、
オリジナルキャラクターを追加してストーリー自体を変えていたりします。
そんなんでも、エエヨー
という方は、どうぞごゆっくり、お静かにご観覧ください。
* * *
「イヴ、ハンカチ持ってきた?ほら、この前誕生日にあげたやつ」
____コクリ
「じゃあ、先に受け付け済ませるか」
____クイクイ
「え?なぁに、イヴったら一人で先に見てたいの?」
____コクリ
「しょうがないわねぇ…いい?他の人の迷惑にならないようにするのよ」
____コクリ
____スタスタ
「……たくさん、あるんだなぁ」
お母さんとお父さんと来た、街で開かれた美術展。
思えば、この時私が「先に見ていたい」なんて言わなければ
一人にならなければ
あんな怖い思いをすることは無かったのかもしれない。
____
これは、素敵で最悪なこの『ワイズ・ゲルテナ展』でのお話。
中途半端に命を与えられた作品達の、その末路。
はたしてそれは、幸か不幸か
その結末を私が知るのは、まだもう少し先の話。
* * *
「……あれ?」
「どうしたの、リア」
「……誰かがこっちに来たみたいよ」
「っ…ほんとう!?」
「………うん、一人……いや、二人……?」
「そう、そうなのねっ!やっと…これでやっと私は…」
「あぁ……片方は、あなたくらいの女の子ね。」
「同じくらいの!?やったぁ、そっか…そっかぁ!嬉しいな、お父さんからのプレゼントかなぁ…!」
「…ねえ、どうして貴方はそんなにあっちに行きたいの?」
「え、どうして…?だって、ここはつまらないもん。お人形遊びにも、お絵かきにももう飽きちゃった。」
「……そう、なの。」
「あれ、あなたは違うの?なんで…?リアはここにいて楽しいの?」
「…楽しくても、楽しくなくても、ここが私のいるべき場所だもの。彼の世界だもの。」
「…ふーん。リアはつまらないのね。ここが自分のいるべき場所かどうかなんて、あっちに行ってみなきゃ分かんないのに。」
「いいじゃない……私は誰かと入れ代わってまであっちに行ってみたいとは思わないわ。」
「…そう、まぁ別にいいんじゃない。でも私は…なんとしてでも出てやるわ!」
「……そう。」
薄暗い部屋で二人の少女が話していた。
片方は、無邪気に笑う金髪の少女。
もう一方は、意味あり気に顔を悲しく歪ませる銀髪の少女。
その表情の違いから、一見似ても似つかないようにも思える二人の顔は、
しかしよく見ればその顔立ち自体は、まるで瓜二つである。
どちらも同じ、こちらの世界に住む者達。
あちらの世界からの予期せぬ来客に、舞い上がるのは金髪の少女。
二人の望みは、遠いようで近いものなのかもしれない。
* * *
それがとても綺麗で、
所々漢字が難しくて読めない注意書のような張り紙なんて気にも止めず、そっとポケットにしまいこんだ。
* * *
歩いて、歩いて
「なにこの石像…動いて、追いかけて来るっ」
___パリーン、ガシャン
走って、走って
「はぁ…はぁっ、うそつきたちの部屋…?」
茶の服の人、緑の服の人、白の服の人、青の服の人、黄の服の人。
それぞれが皆、情報を伝えてくる。
さぁ、うそつきはだれ?
“仲間はずれが一人いる”