東方刻無計 ~七条家長男が幻想入り~   作:ワニヲン

3 / 12
第一章 え? 幻想郷だって?
一話 森?あぁ、俺迷ってるぜ。


「ぁぁぁぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉおおおおおおおおうううう"っ!!!」

 

変な空間に落とされた後、真夜は森に落とされた。

 

「痛っつっつ~、何だったんだ・・・今の・・・。

 てかここは何処だ?あの店の地下・・・って訳じゃないしな」

 

見渡す限り木、木、木、道すらない。

真夜は、改めて森だと気ずく。

 

「・・・・・・異世界・・・なのかな?ハハッ、な訳ないか!」

 

真夜は、こんなことあり得ないよな?と思う。

しかし、

 

「俺の住んでいた町にこんなところあったかな・・・」

 

と呟きながら立ち上がる。

 

「さて・・・どうしたもんかな・・・」

 

動揺しながらも周りを見て、真夜は考える。

 

「・・・・・・うーん、とりあえず動くか!」

 

結局考えることを放棄して、動き始める真夜だった・・・。

 

 

                少年探索中・・・

 

 

__________________________________________

                 真夜視点

 

「・・・抜け出せそうにもないな・・・この森」

 

小一時間歩いたが、全っ然道が見当たらねぇ・・・

はぁ、もういやだ・・・この森。

 

「・・・ん?あれは・・・湖?にしては小さいな、・・・泉かな?」

 

ちょうどよかった~!喉が渇いてたし、飲んで見ようかな?

というか、飲めんのか?

とりあえず行ってみよう。

 

「おぉ!凄く綺麗な泉だな・・・ん?」

 

 

________________________________________

                 第三者視点

 

「・・・女の子?」

 

真夜が泉の水を飲もうとしたら、奥に女の子が居るのが気がついた。

 

「ここら辺では有名の泉なのかな?」

 

真夜は、気にせず水を飲んだ。

 

「うまっ、すげぇうめぇ!」

 

あまりのうまさに声が出る。

真夜が少女の方を見る。

しかし、

 

「・・・・・・・・・・・・ぇ?」

 

その少女を見ていた真夜は

水ではなく息を飲んでしまった。

 

その少女が、人を食らっているところを見てしまったから・・・。

 

「あ・・・あ!・・・・・・どういう・・・ことだ!?」  

                                

「ん? あ!またまた人間発見!」                

                                

(気、気がついた!?って数秒前の俺!声出てんじゃねーか!

そりゃバレるわ!)

 

「最近、よく人間をここら辺で見かけるな~」

 

「・・・・・・・・・・・・(汗)」

 

「? まあいいや。問答無用で頂きまーす!」

 

「っ!ヤバっ・・・・・・!(ビリビリッ)」

 

その時、真夜に電流が走る。

 

「蹴り穿つ! せぇい!」

 

「!? あたっ!?」

 

真夜の攻撃!

効果は・・・

 

「いたたたた・・・・・・やったな!このやろう!」

 

無いようだ・・・

どうやらかすっただけらしい。

攻撃を放った真夜は・・・

 

「な、何だ今の!?」

 

無我夢中で放った攻撃が

当たっていたことに驚いていた。

 

「えぇぃ、ゆ"る"さ"ん"!何が何でも食ってやる!」

 

「えぇ!? ちょ、おま」

 

「夜符「ナイトバード」!」

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおおおおおおおおおおおううううううう!!!!!」

 

・・・・・・

全速力で逃げる真夜。

弾幕を展開し、後を追う少女。

その様子は、まさに人間が妖怪に食われる前に似ていた。

 

 

 

 

                少年逃走中・・・

                            

                少女追いかけ中・・・

 

 

 

 

また小一時間、今もまだ、

 

「あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

「まてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

真夜は追いかけられていた。

 

「ん!?」

 

近くに何かを見つけたらしい真夜は、横を向く。

 

「お!?神社!?・・・えぇい!一か八かだ!」

 

近くに神社を見つけた真夜は、あることを考えた。

 

「もう一度あの蹴りを・・・やり方どうたったっけ?

 ・・・・・・だぁぁぁ!!!逃げてて忘れた!!!」

 

・・・・・・実に馬鹿である。

 

「・・・・・・・・・・・・お!思い出した!」

 

必死になりながらも思い出し、

 

「蹴り穿つ! 散れ!」

 

技を放つ。

 

「また!? 痛っ!!!」

 

今度はちゃんと当たったのか、少女は怯む。

 

「よし!今だ!」

 

少女が怯んでいるうちにと、一目散に神社の方に全速力で向かった。

 

 

 

 

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

真夜は思った。

人間、窮地に立たされたとき、何でも出来るのでは?と・・・

 

「あの子は、・・・・・・良かった、いない。

 はぁ・・・助かった~」

 

後ろにさっきの少女がいないことを確認すると、

安心して、腰を降ろしてしまった。

 

「・・・・・・ねぇ、あんた」

 

「!?」

 

真夜の安心はつかの間かも知れない・・・・・・。

 

 




ということで一話です。
因みに、七条君が放ったのは
七夜の 閃走・六兎 です。
無我夢中だったらしいので、何故出来たのかわからない
と七条君。
あとこの技名は、無刃・六兎と改名したらしい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。