※リメイク 白髪少年が赤い弓兵を召喚するのは間違いだろうか   作:ソラさん

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何となくメモを漁っていたら黒歴史が発掘されたので恥の上塗りという事で何となく暇な時にリメイクでもしていこうかと思います。一応過去に書いていたものを残しておきます


リメイク後
※リメイク プロローグ前編


どんよりとした空には歯車が浮かび、無数の剣が突き刺さる丘に赤い外套を纏った1人の男が座っていた。

 

「私の負けか…」

 

その男──エミヤシロウは過去の己、つまり第五次聖杯戦争で遠坂凛にアーチャーとして召喚され、マスターとして参加している衛宮士郎を殺す事で過去の過ちを正そうとした。

結果は失敗に終わったがしっかりと答えは得た。

 

「遠坂とも約束したからな…」

 

彼は世界の守護者として永久の時の中で何時までも世界の為に戦い続けなければならない。

だがそれでも答えを得ることができた彼は何処か穏やかな表情をしている。

 

 

「私は間違ってなどいなかったんだな…」

 

 

そもそもなぜ彼が守護者になってしまったのかと言うと、彼がまだ少年の時に正義の味方なんてものに憧れ、それが他人の夢であり、その感情が偽物だと気付けずに幾度の戦場を両手に握ったその剣で駆け抜け、時には無償で命を救い、更には世界まで救った、自分の事など顧みずに。

 

彼は死に際に願った、もっと1人でも多くの命を救いたいと。

そして彼は世界と契約し守護者へとなった。

 

守護者となった彼は人類の滅亡を避ける為に世界の抑止力として人類の敵となるものを殺した。唯ひたすら殺した、大の為に小を切り捨て。

 

そうして彼はやっと気付く、「俺のなりたかったものはこんなものじゃない」と、こんなものは守護者とは名ばかりの掃除屋だと。だが時は既に遅く、守護者になってしまった以上辞めることも消えることも許されない。

 

先程も言ったが、せめて自分の様にはならないように過去の己を殺す事でその過ちを正そうとしたのだ。

だが自分でも忘れていた事を過去の己に思い出させられ答えを得ることができた。

 

「む、今回の召喚は少しばかり早いな」

 

アーチャーは自分が召喚されようとしている事に気が付く。

 

「お次のマスターは一体どれほど運が悪いのだろうな私の様な格の低い英霊なんぞ呼び出して」

 

自嘲しつつ召喚されたら早速ハズレを引いた運の悪い馬鹿者の顔を拝んでやろうと思いながらエミヤシロウは現世へと召喚されるのだった。

 

 

 

 

 

一体何故こんな事になったのだろうか。

僕は唯一の身内であるおじいちゃんが亡くなってしまい途方に明け暮れていたが村の村長さんを始める皆が僕を慰めてくれたお陰で立ち直ることが出来た。そしておじいちゃんが読んでくれてた英雄譚に出てくるような英雄を目指して迷宮都市オラリオに向かっていたはずだ。

だがオラリオ行きの馬車に乗っていただけなのに運悪く狼の群れに襲われてしまった。

周りの人はすぐに逃げたけどノロマな僕は逃げ遅れてしまい狼の群れに囲まれてしまった。

もう何処にも逃げ道なんてない。

 

 

僕はまだ夢に挑んでもいないのに死んでしまうのか………

 

 

「だ、誰か助けて!!」

 

 

さっき逃げた人達は助けには戻って来ないし誰かが助けに来てくれる訳でもない。もうダメなのかな、此処で死ぬのかな………

 

 

いや、まだ死ぬ訳にはいかない!そうだ、僕は英雄になるんだ!そして英雄譚の様な出会いをダンジョンでするんだ。

 

 

そう、こんなところで立ち止まってなんかいられないんだ。どうせ死ぬのなら英雄の様に戦って死のう。

 

 

近くにあった木の棒を拾い上げ僕は立ち上がる。

 

 

「さあ掛かってこい、お前らなんか僕が倒してやる!」

 

 

そう覚悟を決めた瞬間、目の前に目も開けられない程の光が発せられた。その光には狼達も怯んだようだ。

痛みが走り手の甲を見るとアザのような紋様が浮かんでいる。

光が収まるとそこには白髪で褐色肌そして赤い外套を纏った1人の男が立っていた。

 

 

そしてその男は僕にこう言った。

 

 

「サーヴァント・アーチャー、召喚に応じ参上した。君が私のマスターか?」

 

 

「はい?」

 

 

思わず僕は間抜けな声をあげてしまったが誰でもこうなってしまうと思う。




うーん、あまり変わってないかな?
なんで私は書き直そうと思ったのでしょうか…
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