「世界最強の兵器?それは拳だろ?」 作:ゴロセウム
原作:ハイスクールD×D
タグ:R-15 残酷な描写 アンチ・ヘイト ゴロセウム ピースメイカー 素手喧嘩こそ最強 チート 一誠=ISSEEI 弱点?そんなものない 技を超えた純粋な強さ、それがパワーだ 平和的じゃないな 見ろ、人外や神器がゴミのようだ 規格外
これはゴロセウムに出て来る
駆王学園の高校二年生になった一誠。そんな彼は目の前の光景に困惑していた。自分にしつこく付きまとっていた黒髪の美少女が勝手に自分についてきたと思ったら勝手に話を進め何やら意味不明な発言をしてきたからだ。
「死んでくれないかな?」
突然そう言われると理解するのに時間がいる。そして、一誠がポカンとして数秒後。
「嫌だね。まだ死にたくないし、大切な人がいるからまだ死ねない」
そう言うや否や黒い翼を生やした美少女、天野夕麻はその手に光でできたような槍を作り出し殺意を持ってイッセー目掛けて投げつける。一般人ならこの一撃で即死だろう。ただ、この男は違う。一誠は光の槍が飛んでくるにも関わらず避けもせず堂々とその場で立つ。そして
「なっ!?」
天野夕麻は驚いた。当たり前だろう。確実に殺せる魔力を込めた光の槍をこの男はあっさりと光の槍を掴んで握りつぶした……
「ひっ、光の槍が……なんで……」
天野夕麻は恐れた。この男、兵藤一誠を……一誠はその後、浮いている天野夕麻を睨みながら右手のブレスレットを見せつけながら……
「おい、鴉。なんで、俺を襲った?」
「………」
「答えろ!!」
一誠の質問に押し黙る天野夕麻……そんな天野夕麻に我慢できなくなったのか一誠は口を開こうとした瞬間、一誠の後方から別の光の槍が一誠の胸元に飛び込んできた……
「何をしているんだ、レイナーレ…人間相手に……」
紺色のコートを羽織った男性、ドーナシークはその手に光の槍を持ってレイナーレに話しかけた。自分が助かった事に気付いたレイナーレは思わず涙目になりながら彼に感謝する。
「……ドーナシーク……助かったわ。本当に本当に助かったわッ……」
「この程度の人間に……」
「丸腰の人間にそんな物騒な物を投げつけるなんて
「「なっ!?」」
急にそんな声が聞こえた。振り向くと、そこには先程ドーナシークに心の臓を貫かれて死んだはずの男がまるで何事もなかったように無傷で立っていた。
「バカな!? 確かに心臓を貫いたはずだぞ!?」
驚愕するレイナーレとドーナシークを一誠は興味なさげに見ながら口を開く。
「あんな平和的ではないもので俺を殺せるわけがないだろう」
そう言い放った一誠に、ドーナシークは激怒する。ただの人間に自分の攻撃が無効化され、それに加え侮辱されたとならば彼が激昂するのも当然の理だった。
「人間ごときが!! なめた口を叩きやがって……死ねェェエエ工!!」
そう言いながらまた光の槍を作りだしているドーナシーク。だが……
「教えてあげよう……野蛮な鴉たちに……これが……」
そう言いながら一誠はドーナシークの光の槍が飛んでくる中を走りドーナシークに一気に距離を詰めると……
「人類の叡智……」
「グボォォォォォォォ」
と、言いながらドーナシークの腹を殴って吹き飛ばし……
「新たな世界の力だ」
と、言い放つ。すると今度は先程から何もしていなかったレイナーレが……
「このっ、化け物がぁぁぁぁ!!」
と言いながら光の槍を投げつける。しかし……またしても光の槍は一誠に当たるもすぐに消え去った……
「弾丸も、光の槍も、もはや旧時代の代物なんだよ……この
と、ブレスレットを見せつけながら先程ぶっ飛ばしたドーナシークの方に向かう。なお、ドーナシークはまた光の槍を投げる準備をしていたようだが……
「Fooooooooooooo!!」
そう叫びながら一誠に殴られ上半身から上が吹き飛んだ……そして、俺は後ろを振り返るもそこには誰もいなかった……どうやらこの男を見捨てて逃げたらしい……
「……どうやら人外も俺の前には無意味だったようだ……ドライグ」
すると、一誠の左手にいつの間にか龍のような籠手が装着され、そして脳内に別の声が響く。
『……それは相棒だけだ……俺を使わずに人外を潰すなんてな……ああ、お前は恐らく歴代最凶の赤龍帝だ……』
「それはほめことばとして貰っとくぜ。ドライグ」
ドライグ―神器である“赤龍帝の籠手”に憑依するドラゴンであり、“赤龍帝”である。なお、その二つ名は一誠自身も指す。ちなみに一誠はドライグと3歳の頃から喋れるようになっている。が、一誠が赤龍帝の力は滅多に使わない。理由としては大抵のものは一誠には効かないからだ。
「さて……帰るとしますか……」
『ああ、そうだな……それと、相棒? 何者かに見られているが?』
「知らないね。どうせ人外だろ? 大方コイツ等もこういう時は人払いの結界貼るから人外しか入れやしないさ」
『それもそうだな……』
そう、ドライグとだんらんしながら一誠は家に帰っていった……驚愕の表情をしている赤い髪の悪魔を放置して……
ちなみに。