野獣先輩を幻想郷にぶち込んでやるぜ、の精神で書いただけです。
にわか淫夢厨だからそこんとこ、はい、宜しくゥ!
語録はしっかり勉強しながら書くんで、間違った使い方があったら報告オナシャス!センセンシャル!
【真面目な注意喚起】
この作品は、淫夢ネタやクッキー☆ネタなど、人によっては不快感を覚えてしまう要素が含まれております。
ご一読の際はそういった点を留意して頂けると助かります。
また、東方Projectを純粋に、心の底から好いていらっしゃる方につきましては、読むのをお控え下さい。
場合によって、気分を害してしまうかと思われます。
やはりヤバい(確信)と思ったら直ぐに変えるからさ、報告してくれよな〜頼むよ〜
ところで野獣先輩登場小説少ない……少なくない?
もっと野獣先輩作品書いてホラホラ
「また異変か、壊れるなぁ……(世界)」
「そう、その上今回は中々厄介な事件なのよ」
忘れ去られた者達、幻想となりし存在の楽園『幻想郷』。その東部に設けられた『博麗神社』の縁側で、二人の人物が腰を掛け、茶を啜っていた。否、この二人を人物と呼ぶには、些か無理があるだろう。片や、長く煌びやかな金髪を持つ美女。毛先を幾つか束ねリボンで結んでおり、リボンの付いたナイトキャップのような帽子を被っている。フリルの付いたドレスは彼女に見合う見事な代物で、彼女の存在するその空間は、ただそれだけで絵になると感じる程。
しかし、その隣に座る男が、彼女の魅力を木っ端微塵に破壊していた。
短く刈られた髪は見ているだけで鼻につき、『ISLANDERS』と書かれたセンス皆無の白いシャツに
年甲斐も無く黒い半ズボンを履いたその男。浅黒くテカテカと輝く肌が、彼の汚さをより一層際立たせていた。
隣の美女との対比は、正に美女と野獣。隣り合って座っているこの二人の関係が、飼い主とクッソ汚い淫獣であったとするなら、まだ納得がいく。しかし金髪の美女は、そんな関係などまるで感じさせない、柔らかな物腰で男に語り掛けていた。
「今空にかかってる赤い霧、あれが陽の光を遮ってしまっているの。陽の光が無くては、作物が育たないでしょう?浩二」
浩二と呼ばれたのは、肌の浅黒い男。美女の言葉に何かを逡巡しているような様子だ。
「なんか(他の被害の列挙)足んねぇよなぁ。あれは駄目みたいですね(人体に)」
浩二の思惟に、美女は然り、と首を縦に振った。
赤い霧。今現在空にかかっている、妖気を纏った、何の捻りもない文字通り赤い霧。美女の言った通り、あの霧には先ず、陽の光を遮り地上へ届かせない効力を持っている。勿論、これだけでも十分な被害を及ぼす事は想像に難くない。この幻想郷という世界で主に食されるのは、他でもない農産物である。農産物の生産に於いて、陽光というのは無くてはならない要素だ。しかしあの霧は、それを阻害している。即ち、幻想郷の主要食物の生産を強制的に制止されてしまうのだ。
そして二つ目に、浩二の言った人体への影響。
あの赤い霧はただのグロテスクな霧と言う訳ではなく、妖気を含蓄したタチの悪いものだ。
妖気というのは、この幻想郷に生息する幻想の生物『妖怪』の持つ力の一部を指す。
妖怪の力というのは、通常の人間にとっては害悪な代物で、体内に吸収してしまえば体を害する。
そんな妖気を含んだ霧が、何と幻想郷中に漂っているのだ。これでは、通常の人間には堪らない。
現に、通常の人間が多く住まう『人里』という場所は、霧の影響により外出する事が出来ず人が出て来ない為に、いつも活気に溢れる其処は今や閑散としていた。
故に、この異変は冗談でもなく、対応によっては世界に終焉を齎すと言える。
外に出る事も出来ず人間は死に行く。だが被害は、人間だけに留まらない。
妖怪という存在は人間の恐怖、或いは人間自体を食糧とするのだ。では、その食糧源たる人間がいなければ。それは妖怪の消滅にも繋がるだろう。人間より強靭な妖怪とて生物、飲まず食わずで生きられはしない。
「だからこそ、貴方に頼みたいの。貴方ならーー半人半獣の貴方なら、霧の影響を受けずに行動出来るでしょう?」
「……
紫と呼ばれた金髪の美女は、今度は首を横に振って見せる。
「霊夢ならもう行ってるわ。けど、霊夢の今戦っている異変の首謀者以外にもう一人、厄介な相手がいるの」
「おばさん(厄介事の持ち込みは)やめちくり〜……」
説明を続けようとした紫の言葉を、浩二は躊躇いなく、かつ非常に不快な声色で遮った。が、紫は高速のボディブローを浩二に繰り出し、悔い改めて、と冷淡な声で彼を制する。
ヴォエッ!と汚らわしい音を立て浩二は喘ぐが、紫はそれを一切意に介さず話を続けた。
「首謀者では無いけれど、相手はもう一匹の強力な吸血鬼よ。今霊夢は首謀者の方と戦っていて手が離せないし、仮に貴方に頼んだその吸血鬼が合流すれば、二対一になる可能性も無きにしも非ずって事。だから、足止めをお願いしたいの」
霊夢というのは、この博麗神社の巫女である。生来強い力を持っており、才能にも恵まれた彼女は、
いつからか『博麗の巫女』と呼ばれる、こういった異変の解決や、悪事を働く妖怪の退治を生業とする存在になっていた。浩二は博麗神社の神主、正しくは宮司である。本来妖怪退治や異変解決は博麗の巫女の役目だ。しかしどういう訳か浩二は、今から十余年前自ら宮司を所望し、霊夢の一世代前の博麗の巫女に認可されたことで、宮司を務める事となったのだ。だと言うのに、同じ神社で働く霊夢を助ける事すらも面倒臭がる浩二に、紫は溜息を漏らした。
「あ、そうだ(天啓)。報酬は、なんぼなん?」
にへらと歪ませた気色の悪い目で、動かせるのなら動かしてみせろ、と紫に訴え掛ける。
浩二はこれでどうにかなるだろう、と甘い考えを抱いていたようだ。しかしそれは悪手に他ならない。紫はその言葉を待っていた、と言わんばかりに微笑んだ。
「霖之助さんの盗撮写真ってどうすか?(KBTIT」
紫は懐に忍ばせておいた、霖之助なる人物の写真を取り出して浩二に見せる。その瞬間、浩二の歪んだ目が、即座に野獣の如き鋭利な眼に変わった。
『香霖堂』という道具屋を営む銀髪の半人半妖である好青年、名を『森近霖之助』と言い、その人物は浩二の懸想する相手であった。程よく引き締まった肉体が昔の後輩を思い出させるとは浩二の談で、事ある毎に睡眠薬入りのアイスティーを出し、昏睡させよからぬ事をしえてやろうと企む程深い(不快)愛を抱いている。そんな相手の、入浴中に食事中の写真を凡そ二十枚も用意されては、彼に選択の余地など無く。
「あ、良いっすよ(快諾」
此処に交渉は成立した。
ーーーーーー
「はぇ〜、すっごい大きい……」
田所変わって、異変の首謀者がいるとされる、内部も外装も全てが赤い『紅魔館』の内部。
紫に館の門の前まで運んでもらったのだが、既に門番も倒されていた為、今の所大した事もなく進めている。打ち倒されたメイド姿の妖精達が死屍累々となった廊下を、浩二は自前の得物たる鋼鉄の大幣『
「しっかし、こ↑こ↓ら辺から妙な気配がするんだよなぁ……」
どうやら浩二は、未だ見つからないもう一体の吸血鬼を探しているらしかった。
彼は半人半獣、即ち身体の半分が獣なだけあり、感覚の鋭さは人間よりも圧倒的に優れている。
そしてだからこそ浩二は、その身に嫌という程感じる悍ましい気配を警戒しているのだ。
最初は気を抜いていたのが、今では野獣の眼光鋭く周囲を観察しているのがいい証拠である。
すると彼は、赤い壁面の内、一部が微妙に色の相違がある事に気が付いた。それが気になり、試しに歩み寄って其処を手で叩いてみる。
「…………ん?なんだこの壁面!?」
何やら、音がおかしい。どうも叩いた際の音が軽いのだ。まるでその一面だけが違う材質で出来ているかのように。無論そんな違和感を覚えて、変な所で無駄に実行性のある浩二が見過ごすはずも無く。
「しょうがねぇなぁ(孫悟空)。俺が一発たた(き壊)してやるか!」
クッソ短絡的な思考の末、浩二は全力でその壁面を仏秩破で殴打した。
そして、衝突から約三秒程経った時。叩いた箇所から亀裂が着々と広がっていき、遂にはその一面が崩れ落ちた。どうやら他とは違い、其処の壁面は薄く塗り固められていただけらしく、小さな破片がパズルピースのように落ちるだけだ。舞い上がる壁の砂塵に、思わず浩二は目を細める。
だがその数秒後、僅かに砂塵が晴れた事により見えたそれに、彼は目を丸くさせた。
「なんだこのクソデカ扉は……たまげたなぁ……」
扉。例えるなら、まるで何か封印されし魔神だとか、そういった存在を厳重に封印しているかのような、幾重にも重なり厳重に施錠された扉だ。無骨な鈍色のそれは、見る者に無意識の内威圧感を感じさせる。浩二もまた例外ではなく、身体をぶるりと震わせた。
「こ↑こ↓だな(確信)、あーもうおしっこ出ちゃいそう!(恐怖の排泄」
今回は彼の感覚の鋭さが災いしたらしい。扉の先から漂う、濃密な狂気と殺気は、意図せずして浩二の毛という毛を逆立たせた。全身に絡み付くようなそれら禍々しい気配に、しかし彼は逃げようとする素振りなどは見せない。寧ろ彼の顔は、笑っているようにも見える。
「ま、
そうひとりごちると、浩二は仏秩破をバッティングフォームと同じ形で構え、何の躊躇いも無く扉の中心にぶち当てた。刹那扉は中心から爆ぜ、勢い良く最大まで開かれる。バァン!(大破)というけたたましい音が館に鳴り響いた。開いた扉から見える物は、やはり赤い部屋。精々正方形の、それも途轍もなく広い一部屋という違いはあるが、色は変わらない。単純な色だけなら変わりない。しかしその赤は、館の塗料とは全く違う物である事は、浩二の嗅覚が証明している。
あれは、血液であると。
「…………え?」
その大間の中心に、一人のーー否、一匹の幼い少女が居た。濃い黄色のサイドテール、その上に紫と似たナイトキャップを被っている。その瞳も、服も真紅に統一されており、半袖とラップアラウンドスカートを着用していた。愛嬌のある丸い輪郭の顔立ちは、絵画の一枚であると錯覚を覚える程。
そして何より目を引くのが、一対の枝に宝石がぶら下がったような、奇妙なシルエットの翼。
この血染めの赤い部屋には酷く不釣り合いにも、しかし彼女の放つ悍ましい雰囲気により釣り合っているようにも思える。確かに今まで感じていた狂気も殺意も、その少女から発せられていたようだ。
阿保面を下げ呆気にとられる浩二を紅い瞳で見据え、少女は思徐に口を開けた。
「……おじさん、誰?」
「ッッーーおじさんだと!?ふざけんじゃねぇよお前!お兄さんだルルォ!?」
そう反射的に叫んだ後、やべぇよ……やべぇよ……という考えに至ったのは直ぐだった。
24歳の神主でありながらおじさんなどと呼ばれるのは、彼にとって耐え難い屈辱だったのだろう。しかし、この状況で相手を刺激しかねない行動を起こしたのは、悪手も悪手である。
冷や汗を額にかきながら、「と、言いつつ……(焦燥」と必死に誤し始めた浩二。
「……っふふ。面白いね、お兄さん」
だがそんな彼の反射的な行動に、少女は何も反応を示さず、寧ろその後の鎮火活動に笑っていた。
何が面白かったのか当の本人には分からなかったが、結果は良いし、と自分を無理矢理納得させる。
どうやら浩二の一連の流れがツボに入ったようで、今もくすくすと小さく笑い続けていた。
「あー、大声出してセンセンシャル。あ、そうだ(唐突)、君の名前聞かせて、どうぞ」
「えっ、私?私はフランドール・スカーレット。お兄さんは?」
「ぼくひーー田所浩二、24歳です。神主です」
「え?24歳なの?」
何を疑問に思ってるんですかねぇ……と思いつつ、適当に笑って済ませておく。
思えば、つい先程まで全身に感じられていた威圧感が、今では可也薄れていた。
あれはなんだったのか、と疑問を抱くが、考えても答えの出ない問いであると直ぐに消し去る。
浩二の目には、どうもこのフランドールという少女は、人との関わりを楽しんでいる、そして待ちわびていたように映った。だからこそ、「なんて(野暮な)ことを……」と疑問を捨て去ったのだ。
「ねぇねぇ、まだお話し出来る?相手をしてくれる人がずっといなかったから、暇してたの」
「しょうがねぇなぁ(慈悲)、俺がいっちょ楽しませてやるか」
浩二は当初の目的も忘れて、異変が解決したと紫直々に知らされるまで、フランドールとの話に興じていたという。尤も、彼は方法こそ異質であれ、確かに異変解決に一役買っているのだ。
これは田所浩二という、ホモビに出ただけで幻想入りを果たし、『他者に愉悦を与える程度の能力』で誰かを救う、博麗の神主たる男の物語。
野獣は身体能力高いだけで能力自体は非戦闘みたいなイメージがある……イメージない?
本当はクッソ汚いスペカなんかも出したかった(こなみ
厄挫『惡白夜』とか考えてるんだけど、どう?見れそう?
クッソ汚い当て字スペカは全て辞書登録してあるんだよなぁ……