【さて・さっきなでこちゃんは自分でも言ってたよなー・クチナワってゆー怪異は自分が
言ったわけではありません、でもそう思ったのは事実です。
【俺様と・なでこちゃんの間では・思うだけで会話は成立するぜ・なんせ俺様という蛇格は・なでこちゃんそのものなんだからよー・シャーッシャッシャ】
嫌過ぎるー、これが現実だというのなら、もう「わたし」は死ねるね。
【おいおい・物騒なこと考えてるんじゃねーぜ・なでこちゃんが死んだら俺様だって死んじまうじゃねーか】
そうなの? 怪異も死んだりするのかー。
【まったく・みょーなところに反応しやがって・それについては後だ後・いいかーよーく思い出してみろや・俺様という・言わばなでこちゃんの心の闇を・怪異として
あーそうか、「わたし」の記憶が曖昧なのは「暦さん」の部屋に隠されていたお札を呑み込んだ後からです、つまり【クチナワさん】という怪異が妄想の枠を出て、実際に力を持って「わたし」を支配していたから、だから…
【ちげーよ・怪異の力を支配してたのは・お前だよ・なでこちゃん】
『んなわけあるかー!』
【どうして無いって言えるんだー・あーん・なでこちゃんが人間だからかー】
『そ・そうだよ、わたしは普通の人間だもん、怪異の力を支配なんて出来るわけ…』
【本当にそう思ってるのかー・あー・俺様という蛇格を造り出した・なーでーこーちゃんよー】
『そんなの分からないよー』
【ちっ・やめだやめ・今のお前にはなにを言っても知らぬ存ぜぬだよな・やっと
そうだよ、やっと「わたし」は普通に皆と顔を見て話が出来るようになったし、ちゃんと学校にも通えるようになったんだもん、もう【クチナワさん】に頼って自分を
【どうして今更だよなー・でもよーどこぞの専門家が言ってたんだろう・怪異ってーのは存在する理由があるってーよー・シャッシャ】
また聞きなので「わたし」が聞いたわけではありませんが。
【よーするに・今のなでこちゃんにとっては・俺様を必要とする理由があるってことだろう・あんまり
『だったら、その理由を教えてよ! わたしが
【ほう・ちったー強くなったじゃねーかー・なーなでこちゃんよー】
『う・
【まーそうだな・俺様がとやかく口を