【俺様が言うのも何だがよー・なでこちゃんが神をしていた頃・いかにも
笑うところなのでしょうか?
【まーよー・こうして俺様が復活したんだからなー・そりゃーなでこちゃんの記憶も戻るわなー】
さっきは忘れてても良いみたいなこと言ってたのに。
【だからよー・勘違いをするんじゃねーぜ・なんの問題もねーならよー・忘れてていー記憶なんてもんわー・忘れたまんまにしときゃーいー・なんの問題も無きゃーなー・シャッシャ】
嫌な言い回しです、でも【クチナワさん】の言いたいことは分かりました、問題が有ったから戻って来たのだと…。
【会っちまったからなー・怪異によー】
『やっぱりそうなるよね』
【なんだー・記憶が戻ったってー割にゃー・落ち着いた反応じゃねーかー・んー】
『うん、何て言うのかな…、やっぱりさー忘れていただけで、
【まーなー・でもあの兄ちゃんは
【クチナワさん】はやっぱり「わたし」なんですね、ちゃんと
【だいたいは理解したよーだなー・だがよーあと一つだけ言っとくぞ・今の俺様は怪異じゃーねーからなー・単なるお前の別人格よー・表の人格であるなでこちゃんが純真無垢ならー・裏の蛇格である俺様【クチナワさん】は
「わたし」が純真無垢だなんて、思ったことは一度も無いです、「わたし」は言葉にしないだけで、考えていることは冷酷無比です、それこそ蛇の体温の様に。
【まーそー
【クチナワさん】が
『千石、そろそろ集合の時間だぞ、今日は大丈夫か?』
昨日「わたし」が倒れたからなのでしょう、担任の佐藤先生が様子を見に来たのですね。
佐藤先生には、体調は問題無いので御心配無くと告げ、そのまま会議の場である共用室へと向かいました。