やっと来ました月曜日です。
『これでやっとあの席から放れられるよ…』
始業式から三日間、ことある毎にそうまさんがからんで来るんだもん、もうクタクタだよ、でもありゃらぎさんのおかげで初日ほどはうるさくないけど。
『でもあら・らぎさん…、言いにくい…、これじゃー失礼だよね…、なんて呼んだらいいかなー』
「なでこ」はまだ、あららぎさんを名前で呼んだことはありません、どうもうまく呼べそうにないので自分からは話しかけられないです。
『どうしようかな…、あらちゃん? らぎちゃん? いっそ下の名前でつきちゃんとか…なれなれしいよね、うーんとー…、そうだ間をとって【ららちゃん】っていうのは、呼びやすい』
あららぎさんのことは「ららちゃん」って呼びたいなー、でも急に呼んだら変に思われるし…。
『今日からはありゃらぎさんのこと【ららちゃん】って呼んでもいいかなー?』
って普通に聞けたら楽なんだけど…。
『いいよー、リトルツインスターズのキキララみたいで可愛いしー、その呼び方気に入ったよー、ありがとう』
『ど・ど・どういたひまして…』
じゃなくって…、ひぇー聞かれてたのー、いったいいつからー?
『んん? ビックリしたー』
うん・うん、大きく二回うなずきました。
『千ちゃんの班が前を歩いてたからー、おどろかそうと思ってこっそり近づいたんだよー、そうしたら千ちゃんがわたしの名前を言ってたからー、こっそり聞き耳をたててましたー』
ひとり言に聞き耳をたてるなんてひどいよー、でも「なでこ」は自分から聞く勇気なんてないから、これで良かったのかな…。
『月火ちゃん、勝手に違う班についてったらダメだろー、兄ーちゃんからもなんか言ってやれよー』
『あーうん、目的地は一緒なんだから、別に良いんじゃないかー』
『いーわけねーだろ、登校班ってのは
『なー火憐、バカなのがバレるから、あんまり大声でアホなことを言わない方がいいぜ』
『なんだ、兄ーちゃんは本当にバカだな、知らないのかー、人にバカとかアホって言ったやつが、本当はバカなんだぜー』
『いや火憐、まっとうなことを言っている様に聞こえるが、実はかなりバカ丸出しだぞ』
『はっはっはー、かんぷなきまでに勝ってやったぜー』
えーと…、この人たちは「ららちゃん」とはどんな関係だろう?
『かれんちゃんも・お兄ちゃんもさー、あんまりバカな会話ばっかりしてるとー、
【ららちゃん】の兄妹でした、でも最後の言葉は聞き
『いやーごめんごめん、月火ちゃんにはちょっと難しかったかな、兄ーちゃんとあたしのバトル・ロワイアル・バカー対決は』
『分かりたくないから他でやって』
『いや月火ちゃん、勘違いしないでね、僕は火憐ちゃんをたしなめただけだから、決して同レベルでバトルした訳じゃ無いからね』
『お願いしますお兄ちゃん、みっともない言い訳もしないで下さい』
『ぷっ…、くっくくく…』
なんだか…おもしろい…です。