『えっとね・ららちゃん、この人は忍野メメさんっていって・怪異の専門家の人で…、去年わたしが苦しんでいる時に助けてくれたの…』
「ららちゃん」は「忍野さん」から視線を離しません、「わたし」の言葉届いてるよねー。
『いい判断だ、僕は怪異のオーソリティだからねぇ、場合によっちゃあ君の敵ということもあり得る、自分の目で確かめるまでは簡単に信用しちゃあいけない、でも安心していいよ、君のことは僕の友人である暴力陰陽師が
「忍野さん」はさっきと同じように、賽銭箱に横になっています、本音を言えば・人と話をするには失礼な感じです。
『あのね、忍野さんはこんな風だけど、とっても頼りになる人だから…、ららちゃんのこともきっと良くしてくれるよ、だから怒らないでね…』
あい変わらず「ららちゃん」の視線は「忍野さん」に向いたままで、「わたし」が話し掛けてもまったく反応が有りません、「ららちゃん」武器とか持ってないよねー。
『元照れ屋ちゃん、君には僕がどんな風に映っているか分かんないけど、僕は大人だからねぇ、子供のすることに目くじらを立てたりなどしない、だから安心していいよぉ』
「忍野さん」の言い方だと、余計に「ららちゃん」を
「神原さん」お願いします、「ららちゃん」が暴れたら止めてくださいね、
「わたし」は「神原さん」に、アイコンタクトを一生懸命送ります。
『忍野・メメ………』
『まったく・よく似た兄妹だよぉ、阿良々木君も僕のことは忍野って呼び捨てだもんね、まぁ今も言ったように僕は大人だからねぇ、呼び捨てにされたくらいじゃあ・怒らないさぁ』
「忍野さん」は火の点いていないタバコを指に挟んで持ち、そしてため息混じりに言いました。
『やっばぁー………、超かっこいいーーー!!』
『へぇ………?』
ごめんなさい「ららちゃん」の言った言葉がよく分からず、へぇ…とか言ってしまいました。
『なんで・なんで・なんでーー、なんで怪異の専門家がアロハなのー、それに
「ららちゃん」が壊れました…、目を輝かせて・手足をバタつかせながら、最後には「わたし」に文句を言います…、ひどい…。
『なでこちゃん! 何時から知り合いになったのー?』
『えーっと・わたしは去年に一度だけ会ったけど…、それっきり忍野さんは行方不明になってたから…』
『駿河さんはー?』
『私も去年だな、阿良々木先輩をストーキングしていたころにお世話になった』
『ひょっとしてー、お兄ちゃんも知り合いなのー、ズルい・ズルい・ズルいーー、今度帰って来たら五寸釘を打ち込んでやる…』
『はっはぁ、あんまりおじさんをからかうもんじゃあないよ、こう見えても僕はナイーブなんだからさぁ』
「忍野さん」は頭を掻きながら、片目を瞑って言いました。
『やばい……、トキメキ死する……』
『ららちゃん!』
その場で失神しかけた「ららちゃん」でしたが、そばにいた「余接ちゃん」が受け止めました。
『やい・忍野のお兄ちゃん野郎、不死鳥のお姉ちゃんを落として、いったい何をしようと考えてるんだい、僕はキメ顔でそう言った』
『やだなぁお人形ちゃん、僕にそんなスキルが無いことは君が一番よく知っているだろうぉ』
『ならば、この状況を説明しておくれよ』
『ののちゃん! メメ様にそんな口のきき方をしたらー、私が許さないからねー』
メメ様って…やっぱり「忍野さん」のことだよねー。
『くっくっくくくく、これは蝋燭沢は大変だな、まあ恋愛に試練は付きものだからな』
『神原さん…笑ってる場合じゃないと思いますよー』
『メメさまー、メメ様は独身でいらっしゃいますよねー、お付合いされている方とかおりませんよねー、メメ様は私のことをどう思いますー、よろしければ私とお付合いして頂けますかー』
「ららちゃん」………。
『はっはっ…、お人形ちゃん一生の頼みだ、正義っ子ちゃんを少しの間眠らせてくれ』
『うん・僕もこれ以上は、不死鳥のお姉ちゃんが壊れるのを見たくない、アンリミテッド・ルールブック・
「余接ちゃん」は「ららちゃん」に
『うわー・ららちゃん!』
『大丈夫、多少の記憶
『あははははははは……』
それって・大丈夫なのーー?
いやー・月火ちゃんのキャラが崩壊しましたが、安心してください・戻ると思いますから。
次話もよろしくお願いします。