FAIRY TAIL 天空に煌めく魔導の息吹   作:天狼レイン

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どうも、最近FGOが楽しい、作者の天狼レインです。

エミヤっちが出てからパーティーが少し強くなりました。あと一回で英基再臨終わり

そうです。無間の歯車があと一つ足りないです(涙) これはロボット共を殺戮の儀式に

付き合わせる必要がありそうです。なのでフレンドさんに力を大いに借りましょう。

他力本願乙? フッ、ならば私にジャンヌオルタを恵み給えよ。さすれば、自力で何とか

するんでな。――ってな訳で私に運気を渡してくれませんか? 勿論返しませんけど(笑)

まあ、そんなことはさておき。今回で小話は終わりです、多分。

次回から大魔闘演武編が本格的に始まると思います。なのでご期待あれ。まあ、忙しくて

中々投稿遅れると思いますが。それでも待ってくださると嬉しいです。

それでは本編どうぞ。

P.S.
なんか知らんが適当にイベントの札?回したら限定概念出たわ、両方とも。
つうか、モナリザ(偽)貯まりすぎて邪魔。今度カルデアの何とかと交換してやろう。




動き出す運命の日

今でも覚えているし、忘れられないあの日。

漸く思い出してきた過去の一端。今では既に世間様は忘れているだろう。

どうも、俺は紅い満月というものを嫌悪しているらしい。その赤みを帯びたそれは今では殆ど見る影を持たないが、強く印象付けられると記憶というものは鮮明に残す。

 

血の生臭さ。地面に散布された内臓。死屍累々の光景。燃え上がる民家。跋扈する悪魔共。

ああ、どれを取っても嫌気が差し、気が狂いそうになる物ばかり。

 

村一番の猛者だった青年は幼き頃から握ってきた得物を手に取り、勇猛果敢に挑む。

だが古来より重視される数のいう武器に押され、最終的にはその暴力に打ち負け、全身を引き裂かれ、原型など見る影なく、ただの肉塊と化した。

 

村一番の淑女、誰にでも優しく平等であった教会のシスターは預かっていた子供達を守り切ろうと信仰していた神を一度だけ裏切り、自らも武器を取り応戦した。

けれど、彼女もまた武器を壊され、逃げ場を無くし、一人ずつ預かっていた子供を殺され、心を完全に壊された挙げ句、死するその瞬間まで絶望し続けた。

 

他も同様だ。皆それぞれ、各自で考え抵抗し命懸けで戦い――死んだ。死に方も人それぞれだ。青年のように引き裂かれ、肉塊と化して死んだ者もいれば、シスターのように絶望しながら死んだ者もいる。

 

そして、もう一人。俺の手のなかで死んだあの少女。気がつくのが遅かったが、あの子もまた――呪われていた。遠い過去からの悲願を背負わされ、どう足掻こうと死する運命しか残されていなかった者の一人だった。

村で唯一の特殊な魔法の適正があった少女に当時の俺は微かながらも驚いた。“この子になら他の皆を幸せにできる力がある”、そう信じられたから。

実施的にあの子の身体から感じられた魔力を細かく言えば、“恩恵”。自らを起点に周囲にも効力を発揮させることができる魔力の体質だった。正に希少中の希少だ。

生まれてこの方、そんな特殊な魔力の体質は見たことが無かった。だからこそ、ワクワクもしたし、この子なら沢山の人が救えると思えた。

 

だから俺は魔法を扱うに当たっての知識や技術を他の子よりも優先して教えた。日に日に上手になっていくあの子を見ているだけで、救えなかった人達よりも多くの人が救えると思って、恥ずかしながら調子に乗っていた。

けれど、それは見事に逆のパターンとして使われてしまった。“恩恵”、それは周囲にも効力を発揮させるもの。故にその力が悪用されれば、危険なものや危ないものですら周囲にも効力を発揮させることができたのだ。

 

だからあの子は悪魔共に眼をつけられ、腹部に“悪魔の邪眼(グリモア・アイ)”を植え付けられた。そこを中心に悪魔を一定距離内に出現させる、そんなものの効力を強めてしまったのだ。

結果村は滅びた。地図からも消えた。当時の光景は写真でしか残っていない。証言などない。だって村人は全員死んだからだ。当然俺だって全ての顛末を知っている訳ではない。

 

帰ってきたら既に()()だった。急いで血眼で探せば、この様。

あの子は――ナナは半身を悪魔にされ、村人はほぼ全滅。死屍累々の光景に唖然とするしか無かった。急いでナナを助ける方法を考えようとしたが、既に手遅れで。

俺は結局あの子が自ら命を絶つ瞬間をただ見ているしか無かった。そして、俺は自我を無くし、全てを滅ぼし去った。気がつけば、何処かの草むらで寝転がっており、普通に俺はマグノリアに帰ってきた。呆れた話だろう? 気がついた時の俺には記憶が無かったんだ。

結局それで俺はノコノコ帰ってきた。どの面を下げて帰っているんだ、と叱咤してやりたいが、残念無念、それは俺自身。叱咤することは出来ず、自虐しようが事実は変わらず、運命はケタケタと俺を嘲笑い、呪いは今でも俺の後ろに付き纏う。

 

だってそうだろう? 原初の根元たる実妹クロナは火に呑まれながらも自らの悲願を転生する魂そのものに植え付け、それは何度も何度も同じことを繰り返してきた。

その時代、場所に俺が居なければ、すぐさま死なせ、近くにいれば、すぐさま近づき、側にいようとする。けれど呪いがすぐに訪れ、転生体は死に至る。

また再び生まれては死に、生まれては死ぬ。それを繰り返した挙げ句、ナナの代にまで至り、笑えないことに今度は――シャナがその転生体だ。

 

間違いない。何かが似ていた。本人は多分気がついていない。俺を好きになることが必然で絶対的なものだったことなど。

自らがすぐに死する運命にあるのだということすら気がついていないのだ。だから思ってしまう。転生体として生まれなければ、ただの女の子として生きていけただろうに、と。

間違いなく俺の中に渦巻く罪科の一つはそれだ。叶わぬ贖罪でもある。

 

女難の相はないと言うのに、呆れるぐらいにそういう運は限りなく無い。もはや呪いだ。

――いや、呪いなのは理解している。生まれて、本質が定まってからずっとこれだ。

恐らく完全な形で死なない限りはずっとこれが付き纏うのだろう。残念極まりないが、俺には恋人一人も出来ない終わりが来るらしい。いや、それが普通というのが鉄板らしい。

 

だって《妖精の尻尾(ギルド)》ですらこれだ。マトモに結婚し、夫婦円満なのはアイザックとビスカぐらいだ。ジュビアは絶賛片思い中だし、ルーシィは未だに恋の経験無し。

カナはもはや酒が恋人。エルザは鈍いことこの上ないし、男勝り過ぎて色々とアウト。

ミラは平等である以上、本人がこれと思わぬ限りはない。レビィは惜しい所まで言っているのだが、本人も奥手だし、ガジルもハッキリ言って馬鹿野郎だ。いい加減気がついてやれよ。

 

そしてウェンディは――

 

「え、す、好きな…人ですか? …えーっと……うぅ……その……分かり…ません……」

 

これである。いや、義理ではあるがお兄ちゃんという立場的に妹に好きな人が出来たのなら応援してやりたい。けど、ちゃんとしたヤツで強くなければ断固として認めん。

ハッキリ言おう。俺を倒してから行け。でなければ、断じて認めん。

我ながら思うが、やっぱりシスコンなのは変わらないらしい。未だにメイビスが幽霊であることを抜きにしてもちゃんとした恋人が出来ないことに残念感が否めないのだ。

ん? ゼレフ? ああ、あれはノーカウントだ。偶然見てしまったが、あれはアウトだ。絶対に許さん。思い出してきて腹が立った。アンクセラムは理解しているが、後々の対応が悪すぎる。あと数回殴らないと気が済まなそうだ。

それと一番認めたくないのはフィーに恋人ができる件である。最近目にするが、フィーが空を見上げてボーッとする時がある。前兆だ、あれは前兆に違いない。

何だか気になる人でもいるのだろう。聞いてみたいが、鬱陶しがられるのは嫌である。この間だってマグノリアの街で買い物をしていたらウザがられる親子を見てしまった。

あれは傷付く。正直俺があれに耐えられる気がしなかった。

フィーに例えば――

 

「パパ、ちょっとウザイ…」

 

――と言われたら。多分その時は俺が呼吸しているか分からない。生きていたとしても黙ったまま、部屋のすみで落ち込んでいるかもしれない。

兎に角、こうなりたくないが故に聞けないのだ。気にはなるが、聞けない。なので本人が話してくれるまでは聞かないつもりだが、とりあえず情報収集だけはしておこうと思っている。

 

――さて。ここまで何度も自らのことを卑下したり、女性陣のばダメっぷりや控えめさを責めたり、妹たちの恋愛無しや愛娘フィーのことに関して考えてきた訳ではあるが、正直言って俺には考えないと行けない問題が多いらしい。

ちょっとしたコネで掴んだ情報に寄れば、評議院が今頃になって“あの事件”を調べているらしい。そろそろ年貢の納め時かもしれないが、そうなる前に隠蔽工作でもする予定だ。

それに加えてまずはギルドの名声を取り戻さないと行けない現状もある。ハッキリ言って想像以上に忙しい。過労死はしたくないものだ。

――と言ってみたが、悪魔である以上、完全に息の根が止まるまでは死ねない。それに事実、病気にはならないし、なれない。試しに夜更かし一週間を7年前にやってみたが、体調を崩す程度で風邪などには全くなりもしなかった。

 

「……………」

 

ふと現実に戻ってみる。さっきまで丁度良い暖かさでそよ風の吹いている昼寝のしやすそうな場所が家の中にあることに気がつき、瞼を閉じていた。

太陽の光に驚きながらも、少しずつ目は日光になれていく。滅竜魔導士だからか、身体の組織が常人の何倍も優れている。特に俺は眼が特化している分、太陽を直接することだって容易だ。けれど、暫く頭がガンガンするので控えている。

 

さて、と。

 

まずは意識を完全にこっちに引っ張ってくるべく、軽く瞳を伏せ、耳をすませた。微かな音も俺の耳には届く。別段、耳は普通の滅竜魔導士と差ほど変わらない。違うのは眼くらいだ。

眼と言えば――

 

「……………そろそろコイツの正体、探るか」

 

両手で自らの眼を覆う。グッと力を入れ、瞬時に魔力を流し込み、能力を解放する。両手を離すと、瞳は変化していた。茶色混じりの瞳でなく、それは神々しくあった。

蒼く輝き瞳には五つの環が大きさ違いにあり、その色は交互に白銀色と青紫色。核たる中央ちには小さすぎる紋章があり、それは何かに巻き付いた蛇のよう。

 

そう、これは彼が“魔導を見る眼”と言っていたものの本質だ。奴隷だった頃に忘却情報(ロストデータ)として研究が破棄され消去されていたものを彼が全てを瞬時に元通りにした結果、手にした力。研究報告によると、これは習得は出来るが発動すれば、人格を全て喰われ、死に絶える程の危険な古代魔法。――いや、魔法というよりは天則。

神々の創造せし範囲。魔法という存在自体の原点に最も近いものだったらしい。

そのせいか、研究は不可能とされていた。けれど、()()()使()()()

何の因果か、呪いのせいか。そんなことはどうでもいい。今気にしている暇はない。だから見通そう。これの真実を、本質を、核たる想いを。

 

「――魅せてくれ、その天則(せかい)を」

 

静かに願う。連れていってくれ、そこに俺の求めた答えが――願いがあるのなら。

このどうしようもない呪われた俺の人生で唯一の救いを、願いを叶える術があるのなら。

忘れたくない、もう二度と。奪われたくない、大切なものを。あの日々だけが回帰すればいいのに、あんな日なんて来なければいいのだ。だから続け、止まることなく回帰せよ。

みんなで笑い合え、騒がしくも幸せで。ツラくともずっとそばにいられる幸福の時よ。

“この幸福で永劫続いてほしい刹那よ、永遠なれ”。それが俺の願う――唯一の祝福だから。

 

 

 

 

 

 

――◆――◇――

 

 

 

 

 

「…………ああ…()()()。母さんとクロナが殺されたあの時、父さん――いや、アンタはそんなことを繰り返してたのか。呆れたよ」

 

全てを見た後、俺は嘲笑うように呟いた。見えたのは作り出した創造主の姿と根源。願いと目指した世界の在り方。

どうやらこんなものを作ったのは身内だったらしい。それも400年も残っていやがった、忌々しくも全ての絶望を打開する策の中枢に立つものだった。

古代から人は竜を拒み、あらゆる天災も拒んだ。故にそれを制する術を願い、探した。結果、それは絶対的なものを造り出したが――制御出来ずに放棄され、忘却の彼方に追いやった。

ああ、そんなもの当然だ、それはそうだ。なにせ足りてないからな、感情が。何者にも負けないと言う自信すらも。

だから会得できない、先に呑まれて死に絶える。ああ、当然だ、笑わせんな、三流風情が。そんな生易しい願いで――渇望でどうにか出来る程柔じゃないことは知っていたはずだろう?

 

シャナの持つ、“忘れ去られた魔法(デリート・マジック)”《灼刃煉獄(フレイムヘイズ)》。あれの根源は古代人の考案した術式と俺の父親が母親に抱いた愛の塊だった。

夫婦愛なんて言い方すれば、羨ましがられるようなものだ。新婚の夫婦みたく、それはそれは幸せだろう。絶頂期と言うべき素晴らしい時間だ。だが、父親の愛は少し違っていた。

何せ父親が愛していた妻は――俺の母親は父親の実妹だった。さっきそれが理解できた、知り得てしまった。つまり俺とクロナは()()()()だった。

二人揃って白髪を自らの魔力の膨大さで銀髪へと変色させていただけに過ぎなかったのだ。呆れた話だ。今の世では論外なくらいにとんでもないことだった。

まあ、確かにそうだ。俺とクロナが忌み子だの呪われているだの――()()()()()()かよ。

それで俺とクロナが生まれて、互いに同じ環境で互いを慰め合い、そばにいたから愛してしまった…と? ふざけるなよ、クソッタレが。

つまり俺は生まれた頃から弄ばれていたのか? 生まれる前からこんな運命が確定していた…と? 一体父親は――アンタは人生をなんだと思っていたんだ?

狂気の沙汰で愛した実妹の愛であの魔法を完全に完成させた? ならあのシャナが発する何者にも負けない綺麗な焔は――外道の愛から生まれた焔だったのか?

 

なら――俺のこの力は? 俺以外には馴染まず、使うことすら出来なくて、それでいてあらゆる絶望にすら打ち勝つ程の力のある魔法ばかりが眠るこれは――外道の総てだったのか?

 

……あぁ…成程な。やってくれやがった。アイツはずっと他人の人生を蹂躙していたんだ。本人が気付こうが気付きまいが、アイツは他人を巻き込み続けていたんだ。

俺が愛してしまったクロナの願いがこうやって受け継がれ、今ではシャナにまで昇り、呪われた俺はそれを知らないまま多くの人と関わった。そして関わられた人々は死に至る。そうやってずっと死んでしまっていた。

あの日だって。あの日だって。あの日だって。あの日だって。あの日だって。

メイビスもその被害者だったのだ。俺と関わったせいであんな風になって。

だから次は――ウェンディ達だ。また暫くしないうちに紅い満月はやってくる。それも笑えないことに7月7日の日。ドラゴン達が一斉に姿を消したとされる日。

俺にとってはその昨年に全てをまた奪われた日。紅い満月が人間を嘲笑いながらやってくる。

 

「ふざけるな……」

 

俺に言えるのは唯一これを除いて存在しない。俺だって凶災振り撒く権化だ。俺が関わるから皆が死ぬ。すでに関わってしまった彼らは絶望しながら死する未来しか残っていない。

ああ、成程。これが絶望か。正しく俺がその王――絶望王ってか? 

 

 

 

――ふざけるな、塵芥風情が。

 

 

 

 

 

最早口癖でも良い気がするよ、その言葉。ふざけるな、ああ、単純かつ素晴らしい言葉だ。正直馴れてしまったせいで分からなくなりそうだ、気が狂いそうだ、本当に。

知らなくて良いことを知ったからこうなった? ハッ、違うね。知らないといけなかったからこと知ったけれど、報われないことが確定していたと言うべきだ。

つまりあれだ。爆発することが確定している魔導爆弾を発動させて、それを好きな所に置き去って誰かを絶望させるのと何ら変わらない。

もう壊れてしまいたいぐらいに参ったよ。体内の悪魔? ああ、そんなヤツいたな。今なら渡しても構わないかもしれな――

 

 

 

 

 

 

ガブッ!!!

 

 

 

 

 

――卑屈になり心が折れる直前で、俺は意識を完全に覚醒させた。何かが俺の手を噛んでいる。それだけは分かった。だって左手がジンジンと痛むから。血でも出ているのではないか。

だから視線を少しずらして噛んだのが誰かを見る。あー、成程な。

やっぱそうか――フィー。君だったか。

 

「………お腹すいた」

 

俺の左手を噛んでいたのは愛娘。フィーリ・ムーン、愛称フィー。どうやらお腹が減ったらしい。何とも言えぬタイミングできたものだ。お陰で鬱にならずに済んだと言えよう。

しかし、事実フィーも俺に関わった身。どうせまた絶望しながら――

 

「――えい…!!」

 

ピシッとデコピンが炸裂する。不意を突かれ、珍しく後ろに倒れる俺に馬乗りになり、フィーはジーっとこちらを見つめていた。

何だか不機嫌そうにムスッとしている。何か怒らせるようなことをしただろうか?

すると、フィーは何かを言おうか少しか悩んだ後、口にした。

 

「パパ、一週間悩むの禁止」

 

「……は?」

 

唖然。最早言葉が出ない。いや、まあ、こう言うときにダメ押しやら文句なら分かる。けれど、何故に命令? しかも禁止型? 悩むの禁止って作戦の一つも練れないだろ。

なのにフィーは有無を言わせない剣幕を漂わせている。口を開け、喋ろうとすると両手で無理矢理口を塞ごうとする。あ、あれか? 娘に殺されそうなのか、俺? それとも悪戯か? いやいや、悪戯じゃねぇよ、これ。確実に怪しすぎる。フィーが何か変なものを喰って、少し可笑しくなったんじゃないか? 悩もうとするとまたもやデコピンの洗礼。何これ酷い。

それから数分間それが続いたために俺は大人しく黙っていることにした。すると、漸くフィーが口を開いた。

 

「忘れてるから今使う。約束したよね、パパ? “帰ってきたら言うこと一つ聞く”って約束」

 

「………へ? え、は? 今頃かッ!!?」

 

小さくコクコクと頷く少女を前に俺は口をポカンと開けたまま黙り混んだ。予想外にも程があるだろう。いや、あれから一週間が既に経過したはずなのだが。

 

「……むぅ…忘れてた」

 

「………」

 

あ、あれ…? フィーって少しドジっ子だったっけ? そんなイメージはないはずなのだが……。ああ、成程、あれか、あれなのか。ギルダーツが一見カッコいいけど、最近はカナにデレデレと同じヤツか。つまり、イメージなどは仮初めであって本質は違う…と?

いや、それは逆に怖い。ドジっ子にも種類があるが、包丁で指を切るようなドジっ子にはなって欲しくない。見てるこっちが怖い、背筋に冷たいものが走るから。

 

そんなことが頭の片隅――いや、大半で掠めていく中。フィーは微かな羞恥を追い出すと、自然な口調で言葉を紡ぐ。

 

「パパは無理し過ぎ。私にだってそれが分かるもん」

 

「分かる…ってあのなぁ……、流石にこれがどういうものかフィーが分かってる訳――」

 

「――あるよ。私は普通の人と違うから。それがどれだけ危険かも、私にはちゃんと見えてるから」

 

スパッと俺の言葉を切り捨て、理解していると言わんばかりに叩き込んでくる。何だかウェンディとやってくることが似ている気がする。前にもこんな感じで迫られたりしたような……。

 

「……なら、フィーは俺が()()で、()()()()()て、()()()()()いるか。それが理解できるのか? 俺はフィーの危険視するものと同種な危険物だぞ。だからこそ、今のうちに俺と距離を取ろうとは思わないのか? 俺の命があと一年も持たないのは分かっているんじゃないのか?」

 

この際だ。ハッキリ問おう。いくら愛娘と言えど、洒落にならない冗談を吐かないように躾なければならん。故に答えよ、真なるものなれば、許そう。

だが、それがもし、その程度のものならば――ただの薄っぺらい同情など心底下らんし、邪魔な荷物に過ぎない。故にその時こそ俺は本気で怒らなければならない。甘えさせ過ぎるのはその子のためにならないから。

 

「…私…は……」

 

突然俺が声を大きくし、叱るような口調で言ったせいか、フィーが声を震わせながら必死に自らの答えを紡ごうとする。何故涙がそこにある? 俺には分からない。でも、彼女にも――フィーリ・ムーンには絶対に否定したくないものがあったのだろう。だけど、俺にはそれが分からない。近くにあるかもしれないのに、俺には理解できない。もう……時間がないから。

 

――だから教えてくれ。

 

その言葉が聞こえたのか、感じたのか。フィーは息を吸い込んで、一気に言葉を放った。

 

「今のパパ、すごくカッコ悪い」

 

「……………は?」

 

府抜けた声が口から漏れた。ストレートに飛び込んできた言葉に唖然としたのか、それともくやしいのか。それは考えるまでもないが、今の状況で言えば唖然とした方に軍配が上がる。

それはさておき。今フィーはなんて言った? カッコ悪い? いや、そもそも格好をつけれるような人間じゃないし、そもそも人間ですらない。

そう言い訳……もとい語りかけようと口を開け――

 

「いつもパパは頑張ってる。それは私もちゃんと知ってるよ。だけど、今のパパはカッコ悪い。()()()()()()()()()()()と変わってない」

 

「……聞いてたのか、フィー」

 

首を少しだけ下に動かし首肯する。あの時はスヤスヤと寝息を立てていたはずなのだが、やはり狼とのハーフのお陰で周囲の音を聞き取っていたのかもしれない。

 

「パパは強いよ、私の自慢のパパだもん。でもパパはいつも独り。強くてもそれじゃダメ。せめて私にも背負わせて」

 

迷いの欠片一つない瞳でこちらをみる姿に俺は少々驚いていた。いつ散らしたのか、涙は何処にもなくただ真っ直ぐな瞳だけが注がれている。

本当なら父親らしくここは“うん”とでも頷いてやればいいのだろうが――俺はそれを“うん”と答えるつもりは一切合切存在しない。誰かに背負える程度なら既に背負ってもらっているさ。誰にも背負えやしないし、背負わせない。いくら娘だろうとふざけたことを言うんじゃねぇ。

荒れ狂う業火にその身を焼かれ奪われ砕け散る。そんな者共の怨嗟に耐えられるか? 俺でも時々狂いそうになる地獄絵図級の代物を。

故に俺の答えは単純明快、ただただ“ふざけるな”。それだけであり、それ一つで答えは十分だ。だからこそ――

 

「――フィー、いつからそんなに考えが浅くなった? 7年間で実力も知能も上がったのに考えが浅くなったか?」

 

「――っ!!! ……流石にパパでも許さない」

 

殺気を瞬時に漏らさせ、身構えるフィー。すぐにでも“渇望の具現化”すら可能な領域にあるあの子に俺はただ静かな怒りを放出させる。

 

「この際だ、ハッキリ言っておく。――ふざけてるのか、フィー? 高々数十人、数百人殺した程度の罪で俺の罪、業、呪いが背負えるとでも? 笑わせんな。そんなに背負いたければ、あと千人程度殺してこい。それなら背負えるさ、その前に怨嗟に呑まれるだろうけどな」

 

覇気と怒気。両方を同時に空間を包むように放出させていく俺にフィーは後退りを少しのみ行う。ああ、怖いかもしれないな。俺には残念ながら自分がどういう顔しているかがサッパリだ。相当怖い顔でもしてるのだろうな。

なら分かるだろう? 怖い顔をする以上は危険だ、怒らせるな、そう伝えている訳だ。だから引き下がれ、忘れろ、そんな愚かな気持ちは捨て去れ。

 

なのに、なのに――

 

「――…じゃ、パパはそんなに人を殺してどう思ったの?」

 

鋭く凛と響くような声が放たれ、フィーの殺気が更に濃くなる。それ所か、急激に魔力も上昇を始めていた。突き刺すような視線に、相対する者の心を挫くような殺気。

けれど、俺はそんな程度には馴れている。殺気のぶつけ合い? 互いに一歩も譲らない? 笑わせる――そんなものは弱者の戯言それ即ち言い訳に過ぎぬ。

真の強者なれば、一瞬の隙でどんな敵だろうと殺して見せる。俺だってそういう経験があって、今こうやって屍の山を乗り越えてきた。積み上げたのは経験と実力、屍の三つ。投げ捨ててきたのは信頼と幸福。そうやって俺は選択肢の度に最善を選んだはずなのに。

毎度毎度呪われた俺自身が疫災を呼び寄せる。最善の選択肢が最悪の選択肢へと変わる刹那、あれがどんなにツラく苦しく絶望的か。考えただけで気が狂いそうだ。

だからこそ、フィー。君には知ってほしくないのに。これ以上穢れずに人生を祝福と共に終わらせてほしいのに。だから答えよう、俺の絶望(こたえ)を。

 

「ああ、そうだな。確かに一人目二人目三人目。殺すだけ怖くなって逃げたくなる。でもな、フィー。百や二百――いや、五百を越える辺りで人っていうのは馴れる。もう正直人を殺すの何のには馴れた。正直殺さないってのはただの偽善にしか聞こえないぐらいにな」

 

「………そっ……か…………。馴れ…ちゃうんだ………」

 

俯き、哀れむような眼でこちらを見るフィー。もういい、気にするな。俺なんか全うな人間ですらない。元よりフィーを拾ったのだってメイビスだ。

いくら幽霊だろうと、思念体だろうと。心は人間のままだからこそ、あの苦しみを感じられ、後悔から未来を描けるまでになったのだ。

 

だが、俺は違う。俺の時間は止まったままだ。あの死が全身に廻る刹那。そんな一瞬に俺は止まったままだ。だから事実俺は人間じゃない。悪魔ですらない。悪魔だって肉体の綻びから来る崩壊には逃れられない。だけど、俺は悪魔と同じように肉体が朽ちようとも人間に戻れないし、悪魔とも違う何かである。もはや生きた屍同然だ。

 

だからこそ――いや、だからだろうか。

 

何か別のものが見えるのかもしれない。人間では見えなくて、悪魔でも見えない何か。それを知ることが出来て、伝えることが出来るのは――。

そう思うと、不思議と怒りも殺気も収まった。訳が分からない、それが俺の胸のなかで渦巻くものだ。けれど、訳が分からないからこそ――何故か落ち着いたのかもしれない。

 

すると、何だろう。不思議と考えてしまうのだ。思ってしまうのだ。愛しく思ってしまうのだ。悪魔なのに? いや、悪魔ですらない生きた屍同然なのに?

いや、それは違うかもしれない。人間だから? まだ俺が人間であるから? それこそが俺の至るべき答えなのか。分からんな、ああ、分からんよ。だから――面白い。

 

 

 

ゆっくりと。一度瞳を伏せ、感情全てを落ち着かせて――小さな覚悟(フィー)を見た。

 

成程、確かに強くなった。その歳でそんなものも出来る魔導士など余程の境遇に在らねば、出来るまい。事実、フィーはこの7年間ずっと修羅場の如き戦場(ばしょ)にいた。

それ故の結果、覚悟、実力なのだろう。

なら、俺がすべきことはなんだ? 親子喧嘩か? このまま互いに譲らず口論か?

 

 

いや、こういう時こそ――

 

「……………フッ…」

 

「………ふぇ?」

 

「フッ、ハハハハハハハッ!!!」

 

――笑ってしまうのも悪くない。

 

このまま険悪な雰囲気で済ませるのもいいが、やはり親子なのだ。だからこそ、平穏こそが望ましい。食事中に話の一つも出来ない程仲が良くないのは流石にメイビスが怒る。

仲が良くて、それでいて大切にしあって、それでこそ仲間、家族というものでしょう。

そう彼女なら怒りそうだ。だってそれは空っぽ同然の俺が唯一数十年の時を経ても幸福であり続けることができた数少ない成功例であり、自慢の誇れる大事な実妹なんだから。

 

「あー、もうめんどくさいな。分かった分かった、悩むの一週間止める止める」

 

「……………」

 

一気に興が冷めたのか、それとも唖然としているのか。殺気と魔力が同時に霧散していくフィー。そんな娘の頭に手を置き、少しばかり乱雑に撫でる。

クシャクシャと撫でると、そこにあったのはプクッーと頬を膨らませ、顔を手で直す姿。さっきまでの言い合いが嘘のように、元からなかったかのように消え去っていく。

 

「それでいいだろ? フィー」

 

「………むぅ…………」

 

「ま、それぐらいで良いんじゃないのか? そういう撫でてほしい所は今後好きな人にでも撫でて貰えばいいだろうしな」

 

その言葉が響き、それから数秒が経った頃、みるみるうちにフィーの顔が真っ赤になっていった。心なしか震えている。下唇を噛んで何かを我慢しているかのように。

 

「ん? ()()か?」

 

「…………うん……。……好きって訳じゃ…ないよ…? ……ちょっと…気になる…ぐらい……。…無茶…するし………ご飯時々食べないし………」

 

「んで、ソイツにご飯食べさせているうちに気にしてしまうぐらいになった…と?」

 

「……………うん…」

 

小さくコクりと頷き、頭から湯気をあげるフィー。答えたせいで余計に恥ずかしいのか、両手で顔を隠してしまう。うん、なんだろう、愛娘ながら恐ろしい。

多分大概の男はこれでドキドキするか、即刻求婚やら付き合ってぐらいは申し立てるだろう。ソイツらは問答無用で成敗だが。

まあ、フィーが気になる、または好きだというのなら親として尊重しよう。それこそが親としての義務であり責務とも言えよう。故に耐える。けれど、ソイツが見会わないのであれば即刻襲来、奇襲を仕掛けて討ち取るべし。

別に合いそうになければ潰してしまっても構わんのだろう? もしその相手とやらがカジノなどの博打好きなら即刻首根っこをむんずと掴まえ、即刻斬首してくれる。

 

――と思ったが、そんなヤツにフィーがこんな状態になる訳がなく、どちらかと言うより命の恩人だったり幼馴染みだったり、または一目惚れぐらいだろう。

明らかに最後のヤツは無いな。フィーはどちらかと言うと、恩義を感じやすい方であり、一目惚れなんて軽いものには興味一つ持たない。

元から一目惚れ系ならば、顔だけで中身残念なロキとかグレイもイケる口だろうし。まあ、そうなればヤツらには鬼畜と言われようが性格そのものを変えてやるまで。

人格も変わって優男や家庭思いに進化すれば、万々歳である。まあ、興味もなければ、そんなロキとグレイは気持ち悪くて我慢できないだろうが。

 

さて、と。そんなフィーの頭に優しく手を置き、軽く撫でてやる。パァっと明るく羞恥が薄れるフィーを見て、父親として嬉しく思いながら笑いかけてやる。

 

――やはりフィーはパパっこだ。残念ながらメイビスはあれでも多忙………のはず。向こうで頼んでいる仕事があるだろうし、今度フィーを連れていってやろうか。

まあ、そんなことしなくてもやって来そうではあるが。まあ、兎に角。俺も流石に頑固じゃダメらしい。早めに自分を見つめ直すとしよう。

 

 

 

 

 

だけど、今はただ――この幸福に身を委ねていたいな、そう嘘偽りなく答えられる。

 

 

 

 

 

 

 ――◆――◇――

 

 

 

 

 

同時刻、魔法評議院敷地内、特殊管理資料室。

 

本来ならばグラン・ドマのような超がつくほどの階級にいなれけばならない程に入ることが厳しく、それでいて監視の目が1、2を争う程のその場所は陰湿な空気を漂わせていた。

鼻につくのは古い魔導書や書類の類いが放つ古臭さ。ラクリマなどで湿度はかなり低いが、それでも独特の空気を持ち、外界と切り離されたような感覚に陥る。

そんな場所で、二人の男が何かを探していた。

 

「おい、ラハール。本当にそんなものがあるのか?」

 

「ああ。確かに議長が私に調べるようにご命令された。恐らくは今のうちにあやふやな事件を解決させておきたいのだろう」

 

「そんなこと言ってもなぁ。流石にもう14年前だぞ? それも地図にすら残ってない村の事件だろ? 生存者が一人もいないんじゃ、どうしようもねぇだろ」

 

呆れ半分の気持ちで溜め息をつくドランバルト。一方のラハールは黙々と探し続けている。本来ならば二人はこんな厳重区域には入ることができない。

けれど、今回は別だ。それもそうだ、一番の権力者であるグラン・ドマ議長の命令だ。逆に弾くやら無視するなどすればそれこそクビ。解雇通知や謹慎間違いなしであろう。

当然その手伝いをすることとなったドランバルトもまた途中で作業放棄などすれば、即刻謹慎間違いなしであり、故に呆れながらもやるしかなかったのだ。

 

「全く……。頼むから今探してるヤツが呪いの類いじゃありませんように…っと」

 

微かに祈りながら、また一冊魔導書を手に取る。ズシリと重い。中身を確認してみれば、古代の国々の言葉だろうと思われるものばかりでサッパリだ。

絵柄で何となく一部は把握できるが、流石にそれで全貌は分かる訳がない。それを確認すると、もう一度元あった場所へと魔導書を戻す。ただこれの繰り返し。

 

 

 

それから数時間後。日がそろそろ沈んでしまうのではないかと思うぐらいの刻にて。魔導書を戻していた最中のラハールが怪しげな魔導書を見つけた。

 

「ラハール、それなんだ?」

 

「分からない…。兎に角、中身を確認してみよう。何か分かるかもしれない」

 

そう言うとラハールは魔導書の題名を読むべく、表紙を軽く叩いた。埃やらがブワッと立ち上ったが、すぐに霧散し、消えていく。

それを繰り返しているうちに、埃まみれだった魔導書の表紙が姿を表した。

そこにあった題名は――

 

 

 

「“魔導士の一部が持つ渇望による具現化現象について”………一体なんのことだ?」

 

「か、渇望? 渇望って確か……絶対に叶えたいとかそういうヤツじゃなかったか?」

 

「ああ。……それが具現化? つまり渇望自体が形になるということか?」

 

謎の魔導書――というよりは研究書に驚きを隠せない二人。興味が出てしまったのか、二人はその本を読み進めていく。

そこにあったのは“ある特殊な魔法”について。“渇望が引き起こす特殊現象について”。渇望には自らの信念を貫き通そうという“覇道”と道を求め進もうとする“求道”があるということなどが書かれていた。

そのなかでも目を引いたのが、最後の内容だ。この魔導書に書かれた通りの結果ならば、確実に“求道”の渇望は数が少ないが、ある一定条件が満たされなけば大体の危機にも対応できるという情報である。

もし数少ない渇望を具現化できる魔導士がいたとして、さらに数少ない“求道”の者が実際の現場では強いということになるからだ。

 

「………それにしてもだ。こんなもの、どうやって議長は――」

 

「――いや、それよりもだ、ラハール。この魔導書、誰が書いたか、残ってないのか?」

 

「…ああ、探してみる」

 

すぐさま本を見返し探していく二人。いくら何処を確認しようとそれらしい名前は見つからない。何度も、何度も見返すがやはり当たらない。

 

「…やっぱ腐ってたりして消えてるんだろうな…」

 

「そうかもしれないな…。事情を伝えれば復元の方にも力を入れられると思うが………」

 

そう決めつけ、本を閉じようとした時――

 

「――ラハール、ちょっと待ってくれ」

 

ドランバルトは何かが目に入り、彼を制止した。疑問に思うラハールだったが、親友であり共に戦ってきたドランバルトが嘘や偽りを申すことはないため、それを信じて本を彼に引き渡した。それから数分後、漸く気になったことが無くなったのか、ドランバルトは本をラハールに返す。

 

「もういいのか?」

 

「ああ。てっきり本の何処かに細工でもしてあるかと思ったんだがな」

 

「細工………か。兎に角、これは復元の方にも回してみるか」

 

「ああ、そうしよう。さっさとここでないと空気悪くてたまらねぇし」

 

「ハハ、そうだな。引き上げるとしよう」

 

 

 

 

 

 

その後、復元の方に向かう二人は互いに軽口を叩きながら部屋を出ていき、歩いていった。すぐさま警備が厳重となり、何者も許さぬ態勢となる特殊管理資料室。

それを背に歩いていくドランバルトとラハールは暫くしたある日に、とある人物の名と事件の真相の一面を知ることとなるのだった。

 

 

 

 

 

 




作者の期待している今季春アニメ。

・文豪ストレイドックス(ガチ) ・くまみこ(主に笑い用) ・双星の陰陽師(準ガチ)

・マクロスΔ(親が見るからついで) 

作者の視聴したいけど時間がなくて見れないアニメ

・Fate/Zero(もう一度見たい) ・Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2期、3期

・ソードアート・オンライン 2期 MR編 ・FAIRY TAIL OVA 4話(修行の話)


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