常人には永く感じられる時を、少年は過ごしてきた。
幾度となく、幾度となく。少年は運命に抗い、希望を生み出さんと駆け続けた。
けれど報われず、ただ自らを呪うことしか出来ずに。
救おうとするほど奪われ、救わなくても奪われる。
繰り返される悲劇に何度も泣き叫び、怨嗟を上げ続けた。
誰も救えず、自らは壊れてゆくばかり。
気づけば、少年は絶望を知り過ぎていた。希望など無かったのだと理解してしまった。

故に少年は己の生きる意味を知りたくて――また惑う。



※2016.4.29、あらすじ変更。
※大魔闘演武編開幕。

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