第2.5世代型神機-鎚を振るバスター少女   作:ヘタレ蛇

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今回も戦闘無し
3話目は早めにできたので投稿します。
そろそろ設定も出しておこうと思います。

香月マリ(17)
第2.5世代神機
通称:紫色神機
激重ハンマー(ver旧式バスター)
ピアニッシモ(ショットガン)
ユミル醒(タワーシールド)

極東支部第四部隊所属

服は紫
パンジーパーカー
フェアバンリーコン下
髪型は黒スタイル7(ポニテ)+黄色のヘアクリップ


友達とは違う仲の存在

-アナグラ-

ラウンジ

 

こんです。"こんにちは"と"こんばんは"を合わせて"こん"です。

私、香月マリは機嫌が斜めです。あれから3日して結局榊博士に相談した所、1日休暇という職務停止命令を食らい訓練までさせてくれない。第一部隊に編入されて出鼻をくじいた。

疲れが無い御飯はとても微妙過ぎる。そして

 

ぽつーん

 

寂しいなぁ~。今の時間帯、皆出撃しちゃっていないし、ムツミちゃんは仕込みだから声かけると悪いし、カピバラは寝てるし、思考に耽ってようと窓際にいる訳だが、いきなりの休暇を貰い何をすればいいか分かんない。

 

「…ズズズ~。」

 

ジュースも無くなってきちゃった。

 

「はぁ…リフレッシュってどうすればいいの。」

 

日頃は出撃にハル隊長がカノンさんを指導するところを見たり、エリナとエミールさんが言い争いしてコウタが仲裁する所を見たり、部屋でおでんパン作り…は終わっちゃってるし、訓練は…リッカさんに止められてるし、エリナがいないからお店の談笑ができないし…。

 

「ひぃぃぃまぁぁぁだぁぁぁ~。」

 

思わずテーブルに俯せになる。あ~なんかこのままふて寝しようかな。目を閉じたら何か思い付くだろう。

 

ムミュ…

 

「ム?…ム~?」

 

何だろ、この頬の感触。枕よりちょっと硬い感じがする。

 

ムミュ…ムミュ…

 

「むぅ…むぅ~。」

 

何?何なの、さっきから感じるこの感触は。

 

…ムミュュュュ~~

 

「むぅ~~~~…。」

 

今度は押し付けられている。誰がやってるの?ふと目を開けてみた。

 

すると目の前には大きな縫い目がある黒紫ウサギが視界全体に映った。

 

「うきゃうっ!?あんたか!ビックリしたわ。」

 

驚きのあまりに飛び起き、再び姿を再確認する。

私よりも背が高く、全身所々大きく縫い目があり、右手にゴッドイーターのデカイ腕輪、首輪をして、縫い目で黒か紫で分かれたウサギ

周りはこいつの事をキグルミと呼んでいる。

こいつ、右手を口元に持っていって首を傾げてる、こいつ~。

 

「あんたが、あんな顔を近付けてたら誰でもビックリするよ!」

 

今度は成る程~、みたいに自分の前で両手を叩いた。

意外にこいつは幼い子達に人気あるんだよな。縫い目だらけの癖に。

するとこいつは私の右隣の席に座った。いつの間にかジュースが2つ用意されていた。1つはこいつの前に、もう1つは私の前に。気が利くじゃん。

 

「ありがとね。」

 

私が御礼を言うと嬉しいのか私に見えるように両腕を振り出す。

 

「それでコウタ隊長とエリナは?」

 

「………。」

 

「コウタ隊長は報告書の提出、エリナはリッカさんに神機のチェックか。」

 

これは来るまで少し掛かるかな。

 

「それで、私の代わりはどうだった?」

 

こいつは今回、私の代わりに第一部隊と同行して出撃した。するとまた両腕を振りだしジェスチャーするように両手を動かす。

 

「……………!」

 

「へぇ、今日はコンゴウ5体も、凄いじゃん。」

 

「……!……!!」

 

「えっ!一般人がいたの!?四人も!?で!」

 

「……!……!」

 

「その人達をエリナが救助して、その隙に襲ってきたアラガミをコウタ隊長が倒したんだ。」

 

「…………!」

 

「良かったじゃんその人達から御礼を言われるなんて。でも流石にコンゴウ5体相手するなんて、無茶しすぎだよ。」

 

「………?」

 

「うぐっ、それは言い返せないわ。」

 

まさかその無茶の性で職務停止させられてる事を突っ込まれるとは。しかも釘刺すように額をドッ突いてくるし。

でもその一般人の中の女の子に抱き付かれてデレデレして、やり返しにこいつの頭に向けて拳をぶち抜いてやろうか。

 

はぁ、と手に顎を乗せて溜息をついた。これは自分がその見ず知らずの女の子に向け嫉妬してる事に気付いてないフリをする不満による溜息だ。複雑だ。

 

するとジーーーッと視線を感じる。

 

「………何。」

 

こいつは私の事を見続けてる。なんかウズウズしてくる。焦れったい。

 

すると私の頭に何かが触れる。

 

「えっ。」

 

いつの間にか、こいつの左手が私の頭を触れ撫でている。

 

「あんた、何してるのよ。」

 

何でこいつ私の頭を、慰めてるつもりなの。

私は只撫でられてる。

 

「(正直、恥ずかしくなってきた。)」

 

窓際でムツミちゃんはまだ仕込みの真っ最中でまだ他の人は来ていない。誰も見られてない、けど恥ずかしい。

 

でも…

 

「(ちょっと、心地いい、悪くないかも、しれない。)//」

 

取り合えずはこいつに撫でさせておこう、かな。

 

 

 

 

 

 

「何、あれ。」

 

俺、藤木コウタは今とても奇妙な光景を見ている。

今日はマリの代わりにあのキグルミとかいう、一言で言えば不気味な存在と一緒に出撃した。移動の最中は一言も話さないで戦う時も無言だし、一人でコンゴウ5体を相手しながら救助者からアラガミを離そうしてたり、普段から無言で気づいたら後ろにいるという奴だ。

 

それが報告し終わってエリナと合流してラウンジに来てみたら、なんか、不思議な空間ができてるんですが!?なんで何言ってるか分かるの!?

思わず俺とエリナはカウンターの影に隠れ窓際を盗み見ている。

 

「何であの場所だけ薄くピンク色なんだ。」

 

とてつもなく近寄りがたい。

なんか俺の上にいるエリナが軽く力が篭っているような、肩が痛い痛い!

 

「マリとあんなに仲良く、羨ましい!」

 

エリナは何故かキグルミに対抗心燃やしている。マリとアイツは何時からああいう関係だったの!?俺は特にあのキグルミの中が気になる。つかなんであんなのが幼児に人気なんだ。

 

 

 

「コウタさんとエリナさんは何やってるのですか?」

 

「カノン、彼らは目の前の青い春を体感してるのさ。」

 

「愛は無限大ですから。キグルミさんは私位の年代の子達に人気ですから、私も結構好きですよ。」

 

「ムツミちゃんの方が結構大人びてるね~。」

 

 

因みにその空間は昼時まで続いた。




次は戦闘も入れようと思いますのでかなり期間が空くと思います。
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