第2.5世代型神機-鎚を振るバスター少女   作:ヘタレ蛇

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かなりのグダグダな駄文です。
別に発想力が無いだけですから。
Fgoに熱中なんかしてないし。


悩み

アナグラー外部居住区ー

 

どうも、現在昼間の居住区をぶらり歩くマリです。私の隣にはエリナがいます。私達は雑貨屋に向かっている。

 

キグルミ(あいつ)?今はコウタ隊長と任務中。

私は休日。この前の教訓を生かして今日という休みを使って自室でできる事を考えようとしてた時、神機のメンテナンスで出撃できないエリナが部屋に押し掛けて、

 

"折角の休み何だからさ、どっかに遊びに行こっ!"と言ってきた。

まぁこれは本音として、その後の"部屋に籠ってる方が体に悪いよ!外に出る方が良いよ!"というのが建前だと思う。

 

でもさ、

 

「外に出ている最中に精神不安定が起きたらどうするの?」

 

と聞くと

 

「榊博士からは私が"常に"傍に居るようにすれば良いよ、って許可は出てるから。それにおでんパン持ってけばある程度は大丈夫でしょ?」

 

と返された。どうやら私自身かなり脳筋だったらしい。言われるまで気付かなかった。

 

…さっきエリナは"常に"を強調していなかっただろうか。

 

 

 

外部居住区ー雑貨屋ー

 

そんな事があった訳で雑貨屋さんに到着した。私達は商品を見て回る。

 

「マリ、こっちに可愛い絵柄の鉛筆とペンキャップがあるよ!」

 

エリナは花柄の鉛筆とペンキャップを手に持って眺める。絵柄が入ってるのはその1つずつだけで、他は透明なプラスチックとまるで木の棒みたいに見える鉛筆だけだった。こういう学習物で絵がプリントされてるのはあまり無い。以前は多く造られてたらしいが現在は時々目にする位だ。数が少ないからこそ普通の物より一本の値段がちょっぴりとね。

 

「ん……?」

 

何かを感じ、ふと横をチラッと見ると小さい女の子が私を、いやエリナを、エリナの手元を凝視していた。片手を肩ぐらいまで上げて何かを握りしめている。腕輪を見てる…訳ではなさそうだ。

 

「マリ、私これ買おうかな!」

 

エリナの言葉に少女は泣き出しそうな目をしだした。これは…よしこうしよう。

 

「私にも良く見せて。」

 

そう言ってわざとエリナに寄りかかり、小声でエリナに言った。

 

「コソ…エリナ、それ買わずに他のところ見ない?」

 

「えっ…。」

 

「そこの女の子、なんか泣きそうなんだよね。譲ってあげちゃ駄目かな?」

 

「………。」

 

するとエリナは無言で鉛筆とペンキャップを棚に置き、少女とは反対方向に歩き出し、私もそれに続いていく。すると少女は戸惑った様子だったが先程の鉛筆とペンキャップを持ちレジへと走っていく。私達は一度止まった。

 

「…ごめんね、エリナ。」

 

「別に…只の絵がついた鉛筆が本当に欲しかった訳じゃないから。」

 

エリナ、表情が固くなってる。言ってる事とあってないよ。

するとエリナはガッ!!といきなり私の腕を掴んだ。痛い痛い…。

 

「その代わり!カフェに行ったらオ・ゴ・リ!だからね!」

 

「う、うん。分かった。ありがとね、エリナ。」

 

「ふんだっ!ほら、他の物も見に行こっ。」

 

私達は再び歩き出した。すると後ろからさっきの少女が走って通り過ぎてった。手に小さな小袋を抱えて笑顔で。

 

 

 

 

 

別の商品棚に人形が並べてられている所を私達は見ている。

 

「見て、この女の子の人形、可愛くない?」

 

ピンクのドレスを身につけた女の子の人形を両手で持って私の前に出すエリナがかわいく見える…なんちって。

私がハル隊長だったらこんな事言ってそう。

まぁ人形は可愛いけどなんか微妙…!

 

「こ、これは…!」

 

私は棚の端にある人形に目が行った。他の可愛い人形の中でも一層、目を引き付ける物があった。私はそれを手にした。

 

「私はこれが良いと思う!」

 

それは所々に雑な縫い目と別々の色の生地で作られた兎のぬいぐるみ。あいつに似た感じがする。

 

「う、うん。(やっぱりマリってあーいうのが好きなのかな。めっちゃキラキラしてるし。)」

 

エリナが眉を内側に寄せた困り顔を浮かべた。解せぬ。

 

 

ーカフェー

 

その後、私は買いたいものを二、三個買い帰り道の途中で人が少ない物寂しいっ気さがあるカフェに寄っていた。

 

「ここって結構落ち着くよね。」

 

「だね~。」

 

物寂しいってのは在るけどカウンターにはレコードという奴でクラシックを流している。綺麗な音色だ。曲が終わるカウンターのおじさんが円盤を外して別の円盤に変える。あのおじさん、かなりのマニアと見た。

 

「それは偏見でしょ。」

 

エリナはそう言って頼んだ紅茶を飲んだ。

うーん、エリナも心を読めるタイプか。できれば読まれたくないな。で所でさ、なんでエリナがさっきからジーとこっち見たり目を反らしたりチラチラ見てるんだろうか。

 

「…エリナ。」

 

「えっ、なに?」

 

「私の顔に何か付いてる?」

 

「何も付いてないけど。」

 

「…そう。」

 

「…。」

 

違う、って事は…。

 

「…悩み事?」

 

「えっ!?何で分かったの!?」

 

あざといよ。わざと過ぎる位のチラ見だよ。

 

「どういう悩みなの?」

 

「…別に。」

 

言わないつもりか。なら…。

 

「素直に話すのは今のうちだよ、 私には考えがある。」

 

「何よそれ、脅迫?最低。」

 

「うん、だからエリナは聞き流せばいいよ

 

 

 

エリナの可愛い所を含めた良い所を折れるまで言って上げるから。周りに聞こえるように褒め倒して上げるよ。」

 

「はっ!?」

 

 

 

 

 

 

「…もういい!!止めて!話すから!!」

 

エリナが頬を赤く染めてハァハァして

 

「その文章を止めなさい!!」

 

すません。

 

「それじゃ話して頂戴。」

 

「わ、分かったよ!話せばいいんでしょ。」

 

エリナは頭を抱えて溜め息を吐いた。

 

 

 

 

「…クレイドルのソーマ・シックザールって人を知ってる?」

 

「…よく榊博士の研究室で見かける人だよね。」

 

長身褐色の白髪男性で目がキリッ!としている。

 

「うん。私のお兄ちゃん、ゴッドイーターだったの。」

 

「ん、お兄さん?ソーマさんと知り合いだったの?」

 

「親友。当時、体が弱い私にいつもお兄ちゃんが ソーマさんの話をしてくれたの。」

 

そこから要約するとエリナのお兄さんはソーマさんと任務中に失踪してしまい、それが原因でソーマさんに気を使われ、毎回同行した任務中に後方に居るように指示してくる。エリナ自身はその優しさが辛くて、でも勇気がなくて言い出せずにいた。それで素直に話せ、密かに聞きたいというこの場にあった状況で話そうか迷ってる時に私が無理矢理言わせたと。

 

「…なんか、ごめん。」

 

「…でマリはどう思う?」

 

うーん、ソーマさんとは見かける位でどういう人か知らないし、リッカさんからは『顔はあれだけど優しいベテラン』って聞いてるけど、

 

「いっその事、コウタ隊長に」

 

「コウタ隊長は気遣いしてくるから駄目。自力でやらなきゃ意味無いの。」

 

…そういうことね。でもやるにはまだ勇気がないか…。

 

「………しょうがない、私がソーマさんに話し掛けてみる。」

 

「えっ、別に気遣いなんて」

 

「違う違う、私はソーマさんについて全然知らないからちょっと話すだけ。エリナの事は触れないから。そこから考えさせて。」

 

流石に交流がないから材料が足りないからね。するとエリナが俯いている。なんで。

 

「…ごめん。」

 

「何謝ってるの?大丈夫だってソーマっていう人はどんな人か、個人的に気になるだけだもの。いつもキリッ!って顔をしているかっこ付けで褐色長身の男性がソーマさ」

 

んでしょ?と聞こうとしたら

 

「俺に用か?」

 

低い声に私達は体がビクッ!として横を振り向くと

 

キリッとした目に白髪の褐色長身の男性、ソーマ・シックザールその人でした。

 

キャアアア!?デタァァァァ!?

 

「そそそ、ソーマさん!?いつ極東支部に!?」

 

「…ああ、ついさっき。榊のおっさんに用事があったんでな。」

 

エリナは焦りながら言っているが私は動けずにいた。言葉が喉に詰まったような感じで言葉が出ない。

 

「…でお前は?」

 

私!?

 

「あ……きょ、極ととと東しししし支部っ、第よよよよ四、部隊所属、香月、マリ、です。」

 

「クレイドル所属、ソーマ・シックザールだ。よろしく頼む。」

 

ソーマさんが右手を差し出してくる。これは握手しないと不味いよね、失礼だよね。私は握り返すと、私の手より大きく、ゴツゴツしてる。この時に思ったのは、この人はターミナルであった写真でしか見たこと無いけどライオンに思えた。不味い、手から体にかけて震えてるし、手汗が。手を離してくれた、短いのに長く感じた。

 

「そ、ソーマさんは何時からこのお店に?」

 

エリナありがとう、重要、ここ重要なところ。

 

「今来た所だ。褐色長身…の辺りから俺に用事だと思ったが、俺に用か?」

 

「…えー…と…。」

 

エリナが私に視線を向ける。分かってる。ここは出る所。

 

「あの~…。」

 

「………。」

 

挫けるな私!弱気になるな私!ちゃんと顔を見て…

 

「あ……握手有り難う御座いましたっ!!大先輩に会えて嬉しいですっ!!」

 

「…あ、ああ。用がないなら俺は行くぞ。またな。」

 

「はい!!どうぞ!!」

 

ソーマさんは私達に背を向けて奥の席へと歩いていった。

思わず肩の力を抜いた。するとエリナが超小声で話しかけてくる。

 

「……ちょっとぅ!?マリッ!あんなに大きく言ったのに怖じ気付いてるの!?」コショコショ

 

「……だって間近で見たの初めてだから!体も大きいし、鋭い目が怖いんだよ!ライオンに見られてるようだったんだよ!」コショコショ

 

「……ライオンって、アラガミとどっちが怖いと思ってんの。仮にもマリは極東の虎新人って支部内では言われてるのよ。」

 

「初耳だよそれ!?あいつも言っていたけど何処から涌き出てきたの、それ!?」

 

虎って言ってたけど、此処から来てたの!?

 

「………取り敢えずさぁエリナ、もう暫くしたら店から出よう?」

 

「………そうしよう。」

 

その後、暫くしたらソーマさんも店を出る所らしく一緒に店を出、支部に戻る事を聞かれると一緒に支部まで帰った。私は最後までガチガチでした。

 

 

 

アナグラ

ーマリの自室ー

 

エリナと別れ、私は自室のベッドに寝転んだ。結局、リフレッシュできなかった。

 

「悩み………………か…………。」

 

私が興味あってエリナに聞いてみた事を思わず嘆いた。そして思考する。エリナはお兄さんが行方不明って言っていたけど、エリナもこの職に就いて何となく分かっている筈だ。まぁターミナル見れば経歴なんて分かっちゃう訳だけど。けどエリナはゴッドイーターとしてアラガミと戦って一般人を守ろうと、貴族としてかな、プライドを持っている。

 

「けど………。」

 

ソーマさんとしては、親友の肉親を、危険な目に遭わせたくない、と思ってるのか。けどエリナと同じくプライドを持ったお兄さんだったら、ソーマさんがもし、親友のプライドを尊重していたら………。

 

「…………考えるだけ無駄………かな。」

 

この時、ソーマさんは獅子は子を崖に突き落とす。とまとめておいた。そして次の思考に入る。

 

「………………自分は何に悩んでいるんだろう………。」

自分は悩みがある。エリナに悩みを聞いた時に感じた事だ。けど具体的な内容が思い付かない。だが難問が解けない不快感は感じる。

 

「…………………早くあいつが帰ってこないか。頭を撫でてほしい。」

 

考えるのを止め、買ってきた、あいつに似た縫い目だらけの兎のぬいぐるみを抱いて目を瞑った。




その後

ソーマ「…………。」

榊「どうしたんだいソーマ君。まるで親友の妹の友達に恐がられたような顔をして。」

ソーマ「うるせぇ。」

こんな感じだろうか。
自害…じゃなかった。
次回「交戦、感応種、そして帰還。」(仮)を…書き始めます。明日から頑張る。
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