次第に会話の内容は昔話へ。
しかしその昔話はやけに明瞭で――。
会話文のみのちょっぴり心を揺さぶられる物語。
「おっ、相変わらず元気そうじゃないか」
『またあんたか……いつもいつも暇なのか?』
「暇なのは確かだけど、お前さんにわざわざ会いに来てるんじゃないか」
『そいつはどうも』
「ここまで来るのに中々骨が折れるんだぞ?」
『……会いに来てくれなんて頼んでないじゃないか』
「まぁまぁ。お前さんだって話し相手が出来て良かったじゃないか」
『……静かなのも悪くなかったんだけどな。ここ数日、喧しくて仕方がない』
「あはは、賑やかなのが取り柄でね」
『……で、今日は何の用だ?』
「用が無くちゃ会いに来ちゃいけないのかい?」
『……本当に暇なんだな』
「そう言うな。お前さんは放っておけないからな」
『……勘弁してくれ』
「なんだなんだ、心配しているのに」
『必要ないって言ってるだろ』
「まぁまぁ。折角ここまで来たんだ。せめて聞き役に徹してくれりゃあいいから」
『あんたが話したいだけだろ』
「あはは、まあそうなんだけどな」
『……で、今日はどんな話をしてくれるんだ?』
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「お前さん、居るか?」
『居酒屋みたいなノリで聞くな』
「おや、居酒屋行ったことあるのか?」
『……いや無いが、耳に挟んだことがある』
「話したことあったっけ?」
『あんたからはない』
「へぇ、よく覚えているもんだな」
『記憶力は自慢出来るからな』
「大したもんだ。私なんかころっと忘れちゃうな」
『それがあんたの良い所でもあるけどな』
「……お前さん、それって褒めてくれてるのかい?」
『ああ』
「なら有り難く受け取っとくかなー」
『……あんたは本当に悩みなんて無さそうでいいな』
「お前さんは悩み事でもあるのか?」
『……無い』
「いや、あるでしょ」
『あんたに話すと面倒そうなんでな』
「いつも話し役ばかりだからたまには聞き役になるぞ?」
『……いや、いい』
「……そうかい。話したくなったらまた言ってくれ」
『……そんな日が来ればな』
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「何していたんだ?」
『……鳥達と話していた』
「おうおう、中々ロマンチストじゃないか」
『止めてくれ。虫酸が走る』
「まぁまぁ。確かにここは見通しがいいからな。鳥達も遊びに来やすいだろう」
『……そうだな』
「何々、ここがあまりお気に召さないのか?」
『どんな場所でも長年ずっと同じ所に居座り続けたら、いずれ飽きがくるものだ』
「へぇ、私はふらふらしているからな。縁もゆかりもない話だな」
『……あんたは悩み事なんてなさそうだな』
「そうでもないんだなー。私だって色々と考えてるさ」
『意外だな。悩んでいる内に忘れそうなものだが』
「あはは、酷い言われようだ。見た目ほど不真面目じゃないんだぞ?」
『自覚はあるんだな』
「そこそこには」
『……そうだな。思っているほど単純じゃないみたいだな』
「おっ、何か分かってくれたか?」
『……やっぱり、よく分からないな』
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『久しくだな』
「そうか?2、3日来なかっただけだぞ?」
『……そんなもんか』
「何々、私が来なくて淋しかったのか?」
『……そうかもな』
「お、おいおい……。あんまり素直になられても逆に困るぞ」
『時間を持て余しているからな。あんたが居ると暇潰しになる』
「……」
『2、3日空けた間は何をしていたんだ?』
「……怒ってるのか?」
『怒ってない』
「怒ってる」
『怒ってない』
「まぁいいか。ちょいと話のネタを仕入れにな」
『ネタ?』
「ずっとお前さんに話しているからな。そりゃあ話のネタも尽きてくるさ」
『……で、どんなことがあったんだ?』
「隣街では最近国主が民から搾取を強めたみたいだ」
『ほう……。終わりが近いな』
「ああ、近い内に民から反乱が起こるぞ。なったばかりの頃はそこそこ良かったんだけどな」
『早かったな』
「まぁ、頑張った方だろ。中々苦しいみたいだからな」
『他には何がある?』
「さらに隣の国では穀物が不作らしい」
『雨が多過ぎたからな』
「さらにさらに隣の国では穴持たずの熊が暴れて何人か殺されたみたいだ」
『おっかない話だ』
「さらにさらにさらに隣の国では大規模な山火事があったらしい」
『……暗い話ばかりだな』
「世界は案外住み心地が悪いからな」
『ここはそこまで悪くない』
「前は飽きただなんだ言ってなかったか?」
『そこらと比べたらましなもんだ』
「そうか?交通の便が中々悪いと思うが……」
『どこにも行かないからな』
「……私が来るのが大変なんだ」
『だから頼んでないじゃないか』
「あれー、さっきは淋しかったって言ってたじゃないか」
『……他には?』
「ああ、また暗い話になるが、近くの国では宝石強盗があったみたいだ」
『……』
「かなりの被害額らしい。犯人もまだ見つかっていないんだと」
『……』
「売れば当分の間は何もせずに暮らせるのだろうなー」
『……』
「どうした?さっきから黙り込んで」
『……いや、今日はもう気分が悪い。もう帰ってくれ』
「特に大きなダイヤが良い値段らしい――」
『帰ってくれ!』
「おいおい、急にどうしたんだ?」
『帰ってくれと言っているんだ!』
「……うん、私もそろそろ帰らなくてはいけないからな。おいとまするよ」
『……』
――――――――――――――――――――――――――――――――
「よっ」
『……よく来てくれたな』
「んー、昨日のこと気にしてるのか?」
『怒鳴り帰したからな。嫌われたと思った』
「何、私はころっと忘れてしまうからな。何のことだかさっぱりだ」
『昨日のことって今言ったじゃないか』
「さてさて、忘れてしまったなー」
『……ありがとう』
「お礼を言われる訳が分からんなー」
『……あんた良い性格してるよ』
「それはよく言われるな」
『……ふっ』
「さて、今日は追い返されないように明るい話をしないとな」
『……あんた良い性格してるよ』
「そうそう、ここらではな物には全て神様が宿るって話があるんだ」
『……』
「建物には建物の神様、野菜には野菜の神様。終いには便所には便所の神様が居るんだと」
『その宿っているのは……』
「ん?」
『その宿っているのは、神様以外にも居るのか?』
「そうだなぁ……神様ばかり聞くが……。あ、もう一つあった」
『何だ?』
「悪霊」
『……』
「物に込めた思いが強すぎて、悪霊が宿ってしまうって話も聞いたことがある」
『悪霊か……』
「穏やかではないな」
『全くだ』
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「おっ、また背が伸びたんじゃないか?」
『そうか?どおりで普段より遠くまでよく見えると思った』
「私はよりくたびれるがなー」
『好きで伸びたんじゃない』
「知ってるさ。しっかし、まだ成長するとはな」
『ああ、自分でも驚きだ』
「周りよりも遥かに大きいじゃないか」
『あとは朽ち果てるだけだと思ったけどな』
「おいおい、あんまり縁起でもないことを言うな」
『……以前、記憶力に自信があると言ったと思うが』
「うん」
『あれは嘘かもしれない』
「それはどうして?」
『ここに来てからの記憶はあるが、それ以前の記憶が曖昧なんだ』
「そりゃあ、生まれた時の事を覚えてる方が珍しいってもんだよ」
『そんなものか?』
「そうさ。私だって覚えていないことも沢山あるし、忘れたいことだって沢山ある」
『……そうか』
「お前さんだって忘れたいことだってあるだろう?」
『……けれども、忘れられないこともある』
「……それが悩み事か?」
『どうだろうな。悩んでいるのか、迷っているのか、怨んでいるのか』
「あんまり深く考えなさんな」
『……あんたはそんな風に、そうだな、立ち止まった時はどうする?』
「私がか?そうだな……」
『……』
「私ならきちんと向き合うかな」
『は……?』
「おいおい、信用してないな?」
『……すまない。少々意外だったからな』
「逃げたり、忘れようとするかと思ったか?」
『いや……』
「まぁ、そう思われても仕方がない。けどもな、向き合わないと前へ進めないんだ。立ち止まったままだと何も変わらない」
『……強いな』
「強くなんてないさ。強かったら立ち止まることなんてないんだから」
『そりゃそうか』
「……お前さんもいい加減、前へ進んだらどうだ?」
『……余計なお世話だ』
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「また雨か」
『最近多いな』
「……へっくしゅん!」
『風邪でもひいたか?』
「いや、そんな柔な身体じゃないんだが……」
『傘も差さずに来るからだ』
「荷物になるじゃないか」
『それで風邪をひかれたら堪ったもんじゃない。自分で雨宿りするといい』
「"それ"はお前さんの身体なのかい?」
『さあ。それでも分身には違いない』
「それじゃあ、ちょいとお邪魔するよ」
『……なあ』
「どうした?」
『あんたには恐いものってあるか?』
「急にどうしたんだ?」
『……別に、純粋な疑問だ』
「そうだなぁ……。あ、病気は恐い!」
『……何故?』
「何時なんどき掛かるか分からんし、掛かったら最後そのままおっ死ぬことだってあるからな。有名な王なんかも病気でよく死んでいるからなぁ」
『なら、余計に風邪をひく訳にはいかないじゃないか』
「風邪は風邪だ」
『そんなこと言ってる奴に限ってぽっくり逝くんだ』
「違いないな。気を付けよう」
『あんたに死なれちゃ困る』
「そう言えば、お前さんの恐いものって何だ?」
『……』
「お前さんの恐いものって何だ?」
『聞こえている。……忘れられることだ』
「それは何故?」
『苦しいからだ。苦しいのに誰にも認識されない』
「しっかし、記憶なんて有限なものだろう?いつかは忘れられてしまうんじゃないか?」
『それでも、自分の意識がある内は誰かの記憶の中に居続けたい』
「……永かったからな」
『……そうだな』
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「不気味な夜だな」
『そうか?中々心地よいが』
「お前さんも随分と変わり者だな」
『あんたに言われたくはない』
「言っただろう。お前さん"も"と」
『自覚はあるんだな』
「そこそこには」
『あんたもこんな夜は好きなのか?』
「いや、好きって程じゃあないが悪くない」
『……』
「やっぱり、私は賑やかな方が似合ってる」
『同感だな』
「……そうだ、以前話した恐いものに一つ付け加えよう」
『……何だ?』
「悪霊だ。正体が掴めんものはやっぱり恐い」
『……そうか』
「気を悪くしたか?」
『……何故?』
「いや、そんな気がしただけだ」
『……』
「……」
『……少し話していいか?』
「どうぞ」
『……前に話してくれた宝石強盗の話』
「ああ、近くの国の」
『あれによく似た昔話を知っている』
「へぇ、じゃあ話した時は新鮮味が足りなかったかな?」
『惚けたことを』
「で、どんな昔話なんだい?」
『……ある所に父親と二人の子供の大層貧しい家族が居た。母親は流行り病で亡くし、父親一人で子供を養っていた。しかし生活は苦しく、家族はいつも飢えていた。ひもじそうにしている子供を父親は見ていられなくなった。そして父親は罪を犯すことに決めた』
「あらら」
『大通りにある宝石店から盗みを働こうと思ったんだ。そして夜遅く皆が寝静まった後に宝石店へ侵入した。けれどもこれまで真っ当に生きてきた父親がそんな手筈よく進めることなんて出来る訳がない。一番大きな宝石のショーケースを叩き割ったところで警報が鳴り響く。焦った父親はその大きな宝石だけを持って山の方へ逃げた。大きなダイヤの指輪を』
「いい値段になるだろうね」
『幾らだったのかは覚えてないが……』
「あ、いいよ続けて」
『……山へ逃げれば夜の暗さも相まって木々に紛れられると思ったからだ。しかし、それがいけなかった。木々に覆われた山は月明かりさえ射し込まない。自分の足元もよく見えなかった父親は誤って崖から落ちてしまった』
「あーあ……」
『けれども崖から落ちた父親は死ななかった』
「おー、よかった」
『よくない!!』
「……」
『ああ……すまない』
「大丈夫。ごめん、続けて」
『父親は一命をとりとめたが足を骨折して動くことは出来なかった。しかも自分から見つかりにくい山へ逃げ込んだため、追ってきた人達にも気付かれることはなかった。……その命尽きてさえも見つかることはなかった』
「……」
『父親は動けないまま迫り来る死を、何を思いながら過ごして居たんだろうな』
「……さあ。私には到底分からないな」
『"後悔"だ』
「……」
『凄いよな。恐怖や、苦痛よりも、だ』
「……凄いな」
『まずは残された子供達。母親を亡くし、自分しか頼ることが出来なかった。それがもう帰れない』
「……子供達がどうなったか知ってるか?」
『さあ。誰かに引き取られたのかもしれないし、……最悪、野垂れ死んだんじゃないか?』
「……」
『……正直分からない。父親はそれから子供達には会えなかったんだからな。そして自分の罪について後悔した。そして宝石に。自分が盗み出さなければ、金持ちの指にはめられ大事にされただろうに、ってな』
「……今なら話してくれるか?」
『何をだ?』
「悩み事」
『ああ……。悩み事と言っても、何を悩んでいるのか分からない』
「じゃあ、私から質問していいか?……お前さんは後悔しているか?」
『どうだろうな。後悔していると言えば嘘になるし、していないと言っても嘘になる』
「おいおい、難しいのは苦手なんだ。一体どっちなんだ?」
『……分からない。……分からない』
「……お前さんはその昔話の父親をどう思う?」
『可哀想だ』
「きっぱり言い切ったなー。どうして?」
『どうにも父親が悪いとは思えなくてな。"仕方ない"ことじゃないか。貧しいことや母親が死んだことはどうしようもないだろ。強盗まで認める訳にはいかないが』
「それは"入れ知恵"か?」
『……いや、自分の意志だ』
「なら、お前さんは"悪霊"なんかじゃないさ」
『……』
「込められた思いは強くても、怨みの念はないだろう?ならば、少なくとも今は悪霊なんかじゃあないさ」
『それでも……前は怨んでいた』
「でも、今は違うんだろ?これ程まで伸びたのは確かに怨みの念かもしれない。だけど、お前さんは一人でも立ち止まらずに前へ進めていたんだ」
『そうだと……いいな』
「きっとそうさ」
『……最後に一つ頼み事をしていいか?』
「なんだい?」
『この"樹"を燃やしてくれ』
「え?」
『久しぶりに地上に降りたい』
「でも……それじゃあお前さんが……」
『いいんだ』
「そっか……。そっかそっか!よし、分かった。ちょっと待っとき」
『いつもここまで登ってもらって悪かったな』
「……今更遠慮しなさんな」
――――――――――――――――――――――――――――――――
「こんな立派な樹燃やして……後で叱られるかな。……あ痛……熱っ!?」
『おう。すまんな』
「折角、降ろしてやったのに私の頭に落ちてくるとは」
『動けないのだから仕方ないだろ』
「まぁ、そうだが……。うん、改めて見るとやっぱり綺麗だな」
『あの宝石店で一番大きなダイヤの指輪だからな』
「本当にダイヤかー?」
『前はな。今はもうダイヤとは違う何かだろうな。……ほら、樹と一緒に燃えている』
「……」
『悲しそうな顔をするな。こっちが頼んだことだ』
「あぁ……」
『……』
「……父親の骨な、ここに落ちてたんだ」
『そうか……。死ぬまで誰にも見つからなかったから、あいつずっとダイヤに話し掛けてたんだ』
「そっか」
『あいつに話し掛けられている内に、"記憶"が残り始めたんだ』
「そっか」
『こいつは自分を盗んでおいてよくもまあ、なんて最初は怨んでいたが、死んでからはこいつも必死だったんじゃないかと思い始めたんだ』
「うん」
『それから輪っかの中から伸びてきた芽に掬い上げられて……よくあんな高い所まで伸びたものだ』
「全く、骨が折れたよ……あ、骨が折れるは禁句か?」
『そこまで気にしてはいないさ』
「いやいや、言う度に少し不機嫌になってたぞ?」
『それは来てくれなんて言ってないのに出会い頭に口にするからだ』
「そうだったか?」
『そうだ』
「あはは、覚えちゃあいないな」
『……あんたらしいな』
「あ、そうそう。一つ朗報」
『……何だ?』
「父親は死んでも尚、子供達には会えてないだろうさ」
『朗報じゃないじゃないか』
「いやいや、朗報だ。お前さんは昔話と言ったが、何を基準にしたんだ?」
『……何の話だ?』
「大方、樹の伸び具合で時間の経過を測っていたんだろうが、あれはお前さんの怨みの念で急成長したからな」
『……』
「事件からせいぜい、70年程しか経っていないのさ」
『何が……』
「私は頼まれて来たんだよ、父親の行方を捜してくれって。"子供達"に」
『なっ……!?』
「いやー、参った。そんな70年前に居なくなった父親を捜せだなんて言われても、既に死んでるだろうし、どこを捜せばいいものか」
『元気なのか!?』
「あぁ、二人とも近所の人に助けられたらしい」
『……』
「骨持ち帰ったら、泣きながら『おかえり』って言ってたぞ」
『そうか……。そう言えばあんたは一体何者だ?』
「探偵」
『探偵……そっか、成る程な。……でも父親の骨を持ち帰った時点で依頼は終わりだろう。何故ダイヤまで探したんだ?』
「……最初はただの好奇心だ。でも、お前さんを見た瞬間、まだ依頼は終わってないって思ったんだ」
『……何故?』
「お前さんは"父親の一部"だと思ったからさ」
『……そうか』
「お前さんは立派なダイヤの神様だよ。悪霊なんかじゃあない」
『……』
「……」
『……そろそろ時間だ』
「あぁ……」
『……ありがとうな』
「……」
「……ただのダイヤだったら燃えないさ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
「物には全て神様が居る。もしかしたら聞いたことがある話かもしれない。同時に物は悪霊を呼び寄せることもある。持ち主の思い一つで丸っきり正反対のものが宿る。いやいや、神様も悪霊も大して変わらないかな?どっちも正体が掴めないからな。……だとしたら、宿るにしても害の無い方がいいよな。今回のダイヤの指輪は時間が経って神様になったけど、逆も有り得る。……最後に一つ質問していいかい?
お前さんの物の扱いはどっちを呼ぶ?」
ここまでお読み頂きありがとうございます。
今作『忘れられた輪』は前作と打って変わって、会話オンリーとなっております。
執筆期間半日と、思い立って直ぐ書き上げた作品でございます故、色々と手抜きが目立つ目立つ……。
登場人物が悩んでいる部分は私が一緒になってうんうん唸っていましたね。
突貫作業のため探せば探す程、ボロが出てきそうで新たな黒歴史になりそうですが……。
しかし、以前から会話オンリーの作品を書いてみたいと思っていたので、これを期に創作の幅を拡げられたらな、と思っている所存であります。
今作で悩んだのは、昔話を終えてから全部で、どう説得するかという点でございます。
正直説得になっているかは不安ですが、少しでも皆様の心に響いてもらえたらなと思っております。
そして、あらすじなんて無いようなものですから、何を書くかも悩みましたね。
それではここで締めさせて頂きます。
改めてお読み頂きありがとうございます。