らくえんぐらし!   作:カレーのぐざい。

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シルバーウィークはゲームをすると言ったな。あれは嘘だ。
充電器がなければ、満足にゲームはできやしないのさ........


お花見 提案

 

「お花見!お花見しようよ、皆!」

 

 

 

春も過ぎようとしている某日。唐突に、声高々に叫ぶ丈槍由紀。

 

「お花見?」

「そうだよ!学園生活部全員で!」

「待て待て。百歩譲ってお花見の提案は良しとしよう。それで、花はどこにあるんだ?」

「え?えーっと・・・・・」

「やっぱり何も考えてなかったんだろ。」

 

俺が指摘すれば、それに便乗してくるみがニヤニヤしながらゆきへ糾弾する。そんなことだろうとは思ったけど。

 

「でもでも、お花見の季節だよ、シーズンだよ、日和だよ!」

「そうは言っても、花がないならお花見は無理だろ。」

「そうね。学校を出ずにお花見は、ちょっと難しいと思うわ。」

「由紀ちゃん、今回は残念だけど、ね?」

「そんなあ・・・・・・」

 

ぐだっと机に突っ伏す。しかし、すぐに起き上がり反論を考える。

 

「桜なら、この学校にもあるよ!ほら、あそこ!」

「あれは・・・・ねえ。」

 

ゆきが指すは、校門に植えてある桜の木だった。だが、皆一様に浮かない顔をする。

それもそのはず、そこの桜はもう多くの花が散り花見ができるような状況ではなかった。

 

「流石にあの桜で花見って言うのは、冗談だよな?」

「そ、それは・・・・・」

「それに、もし散ってなくてもあそこじゃ遠すぎるだろ。グラウンド挟んだ反対側だぞ?」

「確かに。」

「でも、お花だよ?」

「どこのどいつが何十メートルも離れた、それも花びらがほとんど散ってる桜の木でお花見をするんだよ。」

「うー。」

「唸っても何も変わりませんよ、先輩。」

 

反論もあえなく撃沈し、再び机へと突っ伏す。聞いていた全員がこれは却下かなと思っていたが。

 

「いいんじゃないか?花見。みんなでやろうぜ。」

「え?」

「そうだよね、やっぱり楽しいことはやりたいよね!」

「おいおい、一番最初に否定したお前が何を。」

「別に否定したわけじゃない。ただどうするのか聞いただけだ。」

「でも風鈴先輩、花はどうするんですか?花がないとお花見になりませんよ。」

「まあ、そうだけど。でも、まずはできるか出来ないかじゃなくて、したいかしたくないかで考えてみようぜ。」

「したいかしたくないか?」

「そう。誰か、お花見はしたくないって奴はいるか?」

「それは・・・・・出来ることなら、したいですけど・・・・・」

「だろ?やりたくない奴はいないみたいだし、出来るだけ実現させるっていう方向に持っていってもいいよな。」

「ちょっと強引な気がしますけど・・・・・」

「そんなことは無いさ。それに、忘れたか?学園生活部心得、第五条。」

「部員は折々の学園の行事を大切にすべし。」

 

俺のセリフに被せて答える渚。流石俺の妹、息ぴったり。

 

「お花見は学園の行事じゃないと思いますけど・・・・」

「細かい事はいいんだよ。世界中に学校は巨万(ごまん)とあるんだ、お花見を行事でやるっていう学校があるかもしれないだろ。」

「今は、そんな話をしてるんじゃ「よーし花はどっから持ってこようかな。」聞いてください!!」

 

みーくんもこうは言っているが、別にしたくないわけではないのだろう。それ以上の反論はして来なかった。しっかし、本当に花はどうするか。

 

「我らが発案者、なにか提案はないのか?」

「え?そだね、えーっと。」

「ゆきに聞いても、良いアイデアなんて出ないだろ。」

「そ、そんな事無いよ!例えば、えっと・・・・・」

「確かにな。胡桃(くるみ)の言う通りだ、完全に俺の人選ミスだな。」

「ふーりくんまでぇ!?」

 

かくり、と力を失ったゆきの上半身が倒れ、三度(みたび)机とキスを交わす。

 

「それで、風鈴は何か案があるんじゃないか?」

「お、よくわかったな。今の所俺が考えている案は4つだ。」

「そんなに?」

「まず1つ、校門にある桜を引っこ抜いて近くまで持ってくる。2つ、満開の桜をどこかから探してきてこの近くに植え替える。3つ、校門の桜まで近寄ってみる。」

「そっ、そんな、ダメですよ!」

「ダメか?やっぱり。」

「そうね。ちょっと現実味にかけると思うわ。」

「それで、四つ目の案は何なんですか?」

「ああ、それはだな・・・・・」

 

 

 

「桜がなければ、作ってしまえばいいじゃない!」




こう見返してみれば、キャラクター多すぎて誰が誰のセリフだかわかんないな.....
台本風にすべきなのか。
あまりにもひどいようなら指摘してください。台本風にするべきかどうか、一考してみます。
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