らくえんぐらし!   作:カレーのぐざい。

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何か投稿するまでにずいぶん時間かかった気がするな。
???「全部ご自分の不注意が招いたことじゃないですの!」

何だか執筆がうまくいかなくて何回も書き直してしまった。
気がつけばもう10月。時間が経つのって早い。


お花見 作成

「死体だね~♪死体かな~♪死体かも~♪死体だよ~♪」

「何だその不吉な曲?」

「えー。くるみちゃん知らないの?」

「有名な曲なのか?」

「ううん。前ふーりくんが口ずさんでた曲だよ。」

「そんなのわかるかっ!」

 

胡桃が律儀にツッコミを入れる。2人で漫才師でも目指したらどうだ。

ところで、今日俺たちはお花見のために桜を作っていた。作ると言っても、苗木を育てていたりするわけではない。購買部から持って来た折り紙を使って花びらを作ったり、ホワイトボードに絵を描いたりしているだけだ。

本物の桜にはやはり劣るものの、個人でする程度のお花見ならば別段問題は無い。それに、由紀が気にしているのは綺麗な花じゃなくて『楽しいか』ってところだと思うし。ぶっちゃけ、お花見っていうのも何かイベントに(かこつ)けてはしゃぎたいだけだろう。まさに花より団子だな。

一応サボらないように釘を指しておくか。

 

「歌うのはいいけど、ちゃんと花も作れよ?」

「はーい。でも、こう同じ花びらを作るのって疲れるねー。」

「ゆきが言い出したんだろ?しっかりやれよ。」

 

胡桃(くるみ)もそう言いつつ、由紀と同じように飽きつつある。同じ作業の繰り返しっていうのも辛いだけだろう。この作業も、学校で暮らしている日々も。

さて。もう少しあればとは思うが、これ以上はストレスになりそうだからこの辺りで一区切りにしようかな。

 

「由紀、胡桃。そろそろ数も出来てきたし、もういいと思うぞ。」

「ん、そうか?」

「やった、終わったあ。」

 

今作っていた1枚の花びらを投げ捨てて床へと転がる由紀。おい、せめて仕上げてから投げろよ。

仕方ないので俺が続きを仕上げる。花びらの形に切ってある折り紙の裏側を桃色に塗るだけだ。半分位はもう由紀が塗っていた。ここまで出来てたなら、最後までやれよ・・・・・・よし、できた。

胡桃も由紀程ではないものの疲れが溜まっていたらしく、伸びをしたりして体をほぐしている。

 

「お疲れ様、胡桃。肩でも揉んでやろうか?」

「んー、遠慮しとく。そんなに凝ってないし、また今度頼むよ。」

「ふーりくーん、私の肩揉んで〜」

「由紀は自分でやれよ。」

「自分の肩は揉めないよ!!」

 

別に出来ないことは無いだろ。

あ、あれ、意外と難しい・・・・

 

「でも、なんか酷いなあ。胡桃ちゃんにだけ言って、私にはしてくれないなんて。」

「でもお前、胡桃の半分も作ってないだろ。もうちょっと頑張ってから言いなさい。」

「えー。」

「でも、由紀にしては頑張った方じゃないか?」

「まあ、由紀にしては、な。」

「えへへ、そうかな~?」

 

褒めたつもりはなかったんだが。

 

「よし。じゃあ一区切りって事で、悠里たちの様子でも見てくるか。」

「うん、そうしよう!」

「そうだな。あたし達が休んでるのに、めぐねえ達だけに作ってもらうっていうのも悪いし。」

 

俺達3人は教室を出て隣の元生徒会室、学園生活部部室へと足を運んだ。

何故俺達学園生活部員が別れて作業をしていたかというと、その理由は主にこいつ、丈槍由紀にある。

お花見をするにあたり、俺達は2つの役割に分かれた。1つは桜を作る係。これは俺達3人にみーくんを加えた計4人だ。そして2つ目、お弁当を作る係。こっちは4人以外のメンバーだ。

最初は両方のグループが部室で作業をしていたが、由紀がお弁当をつまみ食いだとか味見とか言って出来たそばから食べて作業どころじゃなくなったのだ。そこで部屋を移したという訳だ。

ちなみにみーくんは、部室の備え付けのホワイトボードに桜の絵を書いていたので置いてきた。ホワイトボードまでこっちに持ってく必要はないしね。




ちなみに、風鈴くんはダンボールで桜の木の幹を作っていました。サボってたわけじゃないよ!
ダンボールをハサミで切るのって、意外と苦労しますよね。
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