らくえんぐらし! 作:カレーのぐざい。
「そうだ、パソコンパソコン。」
立ち上がっていたパソコンを操作し、検索エンジンを開く。俺の愛用は、
ひとまず、『ゾンビ』で検索をかけてみる。
「今週のヒット映画・・・・・違うな。ゾンビゲーム上位5・・・・ヒットしないな。」
今度は『人身事故 最新』で検索をかける。
「・・・・無い、か。」
それらしきものは見当たらない。まだ起こってないのか・・・・?
それなら、好都合だ。
打ち込んだ文字をすべて消し、『
Armor zoneとは、日本切っての巨大通販サイトだ。家具のような大きいものからお菓子のような安いものまで何でも売っている。
「バッテリーにソーラーチャージャー、手動の自家発電機もあって困らないよな。後はタブPCに・・・・ゲーム機とか。メモリにデータいっぱい詰め込んどこう。防具とかもいるよな。鉄板入り?よし、これだ。」
生活に必要なもの・・・・・・・いや、娯楽も少し・・・かなり混じってはいるが、揃える。
「全財産の10万でも足りないか・・・
「・・・・・・なあに、お兄ちゃん?」
1階の方から声が聞こえる。
「今お金いくら持ってる?」
「うーん、25万円くらいかなあ。」
な、何で兄ちゃんよりたくさん持ってるんだ・・・・・高校1年生で25万円とか持ちすぎじゃないか?
「ちょっとお金貸してくれないか?」
「いいよー。何円?」
「あるだけ全部。」
ドンドンドンドン!
「お、お兄ちゃん!何したの!?まさか、危ない賭け事とか・・・・」
「してない。」
「でなければ借金!?」
「そんな事してない。いや、今からお前にするけど。」
「誰かに脅されてるの!?刈り上げなの!?」
「脅されてない。それと、刈り上げじゃなくてカツアゲな。」
「カツを揚げるの!?」
「それはやってもいいだろ別に!ちょっとボケを挟んでくるなよ!!」
「じゃあ何に使うの!?25万円使うなんて、並大抵のことじゃないよ!!」
「まあ・・・・なんだ。然るべき時に使うものを購入すると言うか・・・・」
「なにそれ、どういうこと?」
「今は言えないってことだよ、ほら、貸してくれ。」
「そんな怪しい人にお金を貸すと思う?」
「いや、それは・・・・・」
ジト目で睨む
だがしかし、はあと息を吐くとポケットから財布を取り出し、俺に手渡す。
「はい。」
「お前・・・・・・」
「私のお兄ちゃんは、嘘なんてつかないから・・・・・・」
「渚・・・・ありがとう!愛しの妹よ!!うりうり!」
「ちょっ!?もう、えへへ・・・・」
可愛い。
「よし、じゃあこの資金、有り難く使わせてもらうぜ。」
「うん!でも、ちゃんと返してよ?」
「ああ、返すさ。」
この借りは、絶対にな。
「さてさて、これだけあれば余裕で買えるだろ。DVDプレイヤーだろ、TVゲーム・・・おっと、TVゲームが繋げられるDVDプレイヤーにしておこう。後はビデオカメラとかもあればいいか。そうだな、延長コードにイヤホン、通信機とかあれば便利か?それと・・・・・・」
直ぐにお金は吹き飛びました。
「残り5千円とちょっと・・・・残りは全部缶詰めを買っておこう。」
通販の即日発送の着払いって便利だよね。ちょっと高くなったけど、背に腹は変えられないって言うし。
ぞんぞんハザードが発生するのは明日かも、もしかすると今日かもしれないのだ。