偽書魔法少女サツキ☆マギカPSEUDEPIGRAPH PUELLA MAGI SATUKI MGICA 作:ジャックノルテ
素案集
偽書魔法少女さつき☆マギカ
風見野市に住む菖蒲彩月は日常の楽しさを見いだせなかった。
ある日、たまたま歩いていると結界に巻き込まれ魔女と使い魔に殺されかける。その時、魔法少女の筒地綾女が現れて彩月を助けた。けれど彩月は死にかけていた。綾女は彩月の命を助ける代わりに魔法を使った実験を施す。
記憶の種を用いた綾女の記憶を彩月へと転写する実験を。
結界から生きて帰った彩月は一週間も意識不明だった。
一週間後には意識を取り戻し綾女の記憶を自分の物にしていた。
しかしキュウべえの姿が見えない事で契約を結べない事に悔しさと諦めを抱いていた。
半年後、ある雨の日に何がが入り込むのを感じた彩月は街をさ迷うキュウべえと出会う。
キュウべえは急に彩月が資格を得た事に違和感を覚えるが契約する事に同意する。
綾女の知識をノートに書いて整理していた彩月は他人の因果率を奪い自分の物にしたいと願う。
魔法少女となった彩月はまず他人の因果を奪ってみた。
因果を奪い力を強めた彩月は魔女を倒し続け魔女が多いとされる見滝原市に赴く。
そこで彩月は佐倉杏子が朱奈の右目の呪いを強制的に発動させ魔女を引き寄せるのを目撃してしまう。
杏子の行動に何故か不快感を抱いた彩月は杏子に戦いを挑むが苦戦して貨物列車に飛び乗り逃亡する。
なお、朱奈は呪いを強制的に発動された影響で気を失っていた。
その後、彩月は無差別に少女を襲う過程で因果率の高い相手を見抜いて襲う様になる。
その過程であすなろ市でプレイアデス星団を名乗る昴かずみと戦うも敗北し逃走した。
プレイアデス星団に敗北した彩月はますます無差別に少女を襲い因果率を取り込んだ。
見滝原市にワルプルギスが現れた時、杏子にリベンジをすべく現れた彩月だが杏子は死亡していた。
見滝原市を去ろうとした彩月はまどかがワルプルギスを一撃で倒し魔女化するのを目撃し更にはほむらが時間移動したのも目撃した。キュウべえからまどかが変化した救済の魔女が地球を短時間で滅ぼす事、暁美ほむらが何度も過去を繰り返している事で鹿目まどかが魔法少女として破格の才能を持っていたと聞かされた彩月は朱奈に過去に戻る奇跡を起こさせようと目論み、朱奈に魔法少女としての因果を与えた。
キュウべえが彩月にまどかの事を話さなかったのは彩月が因果率を100%取り込める訳では無くロスが生じているから。
朱奈の起こした奇跡で過去に向かった彩月は途中、朱奈と離れた余波で三ヶ月前に流れる。
彩月は早速、風見野市市内で杏子を見付けるとリベンジした。
既に魔力だけならば杏子をも上回っていた彩月は杏子の槍で自分の体を突き刺させ動揺した所をソウルジェムを破壊して能力を奪った。
杏子の能力を奪った手始めに戦った魔女は『魔女喰らいの魔女』
能力は杏子から奪ったロッソ・ファンタズマの改良版、ヴィオーラ・ファンタズマ・エレガンテ
紫の幻影、洗練
見滝原市に来た彩月は綾女の記憶からプレイアデス星団の用いた魔法を応用して見滝原市全体に鹿目まどかをインキュベーターが認識できない魔法をかけた。
その足で魔法少女、呉キリカ、荒古小巻を殺害する。契約前の美国織莉子と千歳ゆまを因果率を奪い殺害する。
また巴マミと遭遇し苦戦の末にソウルジェムを奪い取る。
この段階でジェムを砕かなかったのは急激に能力を取り込みすぎて魔力が不安定になった為。
その後、あすなろ市に行く途中で優木佐々を倒し魔女を操る力を手にする。
No.3
杏子は弟子の頃はマミさんと呼んでいた。
あすなろ市ではプレイアデス星団は12体目のかずみを処理して意気消沈する海夏と牧カオルを殺害。
ついでサキとみらいを。
最後にニコと里美を殺害した。
あすなろ市の魔方陣は崩れた。
ところがプレイアデスへの復讐を邪魔された杏里あいりと聖カンナの襲撃を受けるも返り討ちにし殺害した。
またジュウベエもコネクトの力で手駒にしてインキュベータの監視の目を掻い潜る為のセンサーにした。
かずみシリーズを一体、倒して上総ミチルの力を手にしかずみシリーズを操り、アンジェリカベアーズを結界内に取り込んだ。
そしてあすなろ市を出る際に双樹姉妹を倒して付近の市町村で少女を殺害し続けた。
この時期にホオズキ市で戦った形跡がある。
この頃から他人を演じる事に快感を覚える。
そして舞台俳優である両親と姉の気持ちを理解する。
その過程で見滝原にたちよった際に美樹さやかから因果を奪い気まぐれに志筑仁美に因果を与えた。
ジュウベエの持つインキュベータの感知能力によって彩月は他者の因果率の強さを感知して因果率を上昇させて行く。
手にした因果、全てが体に馴染んだ時、鹿目まどかを襲撃する。
その際にほむらと仁美、朱奈と交戦してまだ因果が馴染んでないと考え後退した。
ただし後退の際に朱奈の記憶を戻す。
記憶を戻し差し込む過程で彩月は朱奈の記憶を引き抜く。
佐倉杏子が何故、朱奈を助けたのか知りたいと思ったから。
最終決戦の後、時空を漂う彩月はまどかに救われる。まどかに救われ円環の理に来て彩月は自分に自分で因果を与えた事に気が付く。理の中で筒地綾女と会った彩月は綾女に感謝を伝える。
再編された世界でも彩月は綾女に記憶を埋め込まれる。風見野中学で転校生が来る。それは綾女の作り出した幻の少女、朱奈だった。それまで彩月は綾女に助けられた出来事を夢か幻に思っていたが事実だと確信する。
夢とも思った綾女の記憶を事実と受け入れた彩月は朱奈と友達になる。
放浪編それは否定できへんな
ホオズキ市へ向かおうとする菖蒲彩月は途中でクラスメートの石菖香乃木と再会する。
最近、学校に来ない事を咎められふと魔法を使って香乃木を黙らせようとするも寸前で思いとどまり逃亡する。
その際に何で彩月自身はそんな事を思ったのか、平気で友達を殺しても良いと思った事によって自らの狂気に愕然とする。
夜にホオズキ市に到着した彩月は成見亜里紗を殺害しキュウべえから得た情報によって日向華々莉をおびき寄せようとしていた。
イレギュラーの出現に現れた華々莉と戦うも互いに認識操作魔法を使用して相殺されて勝負は付かなかった。
その間に詩音千里は鈴音に殺害され、奏遙香と日向茉莉は警戒をする。鈴音は姿を消して姿を見られなかった。
次の日の朝、茉莉が歩いていると彩月と遭遇。彩月は華々莉だと勘違いして殺害した。
そこへ妹を監視していた事で事態に気づいた華々莉と戦闘になるも、彩月の魔力はアップして茉莉の魔法を組み合わせた事で幻惑を周囲に広げる事が出来て華々莉の能力が無効化され殺害される。
直後に茜ヶ咲中学から《魔女》が出現する。
そこには、成見亜里紗、奏遙香、天乃鈴音の死体があり、魔女にも共食いした形跡があた。彩月はついでに魔女を倒すとその場を去った。
結界の中で彩月は華々莉の記憶を覗いていた。
華々莉が何をしようとしていたのかも知るも興味深い記憶があった。
それは、朱奈に関する記憶だった。
朱奈は過去に双樹姉妹に救われたが、その時、既に心が壊れかけていた。
結界の中で朱奈は死んでも結界の修復作用が呪いの右目に干渉してすぐに生き返らせるのだった。
自分が何度も死んでいる事に気付き壊れかけていた朱奈に双樹姉妹は化け物になれば考えなくて済むとイーブルナッツを与え魔女モドキにしてしまう。
やがて朱奈は魔女モドキとなったままにホオズキ市に到着し鈴音に倒され解放されるも、鈴音は朱奈を魔女と判断して殺そうとする。
しかし華々莉が記憶操作し鈴音は朱奈を見失う。
華々莉は朱奈が綾女の大切な人だと知っておりどうするか、考えて朱奈から死んでいた間の記憶と魔女モドキとなった記憶を操作して封印した。
やがて朱奈はまた各地を彷徨う事になる。自分が何度も死んだ事を忘れたままに。
このきっかけで彩月は見滝原市に足を向ける事になった。