戦士と悪魔の外史旅行 ※打ち切り   作:基準の少年

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やっと原作開始です。


第拾話 原作開始ッ!あれ、何か人数増えてね?

side北郷一刀

 

やあ皆。北郷一刀だ。今、俺達は――――

 

「かずピー、ほら、そっち早よ片付けてーな!終わらへんで!」

 

――――リストを片手に学校の倉庫の片付けをしていた。

・・・どうしてこうなった!!

始まりは、つい一時間前に遡る――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は、今日が「二人」が死んで2ヶ月だってことで、あいつ等の家に行く筈だったんだ。

メンバーは俺を含めて四人。

眼鏡を掛けた二次元オタクのエセ関西人、及川佑。

成績優秀で真面目(という猫を被っていて実は腹黒で悪戯とか大好き)な奴、大河道昭。

口は悪いが根は優しい元不良、南浦祐司。

この三人と俺と「二人」とある「一人」は小学校からの幼馴染みで親(悪?)友で、いつも7人で遊びまくってた。

でも、一ヶ月前、「二人」は不慮の事故でアッサリ逝ってしまった。

一人は更に三ヶ月に死んでいる。

祐司は荒れに荒れたな。何しろ幼馴染みを「三人」も亡くしたんだから。

学園も活気が無くなった。二人は学園一の人気者で、二人目当てにうちの学園を受験した奴も多いから。

まあ、そんなこんなで今はもう落ち着いたけど、俺達は一ヶ月毎に三人の家に行って、色々と報告をしようって事になってるんだが・・・

 

「ほらそこ、さっさと片付けろ」

 

「へいへい、分かりましたよ~」

 

俺達をよく思っていなかった先公に捕まって、強制的に片付けを手伝わされている。

俺達七人は学園でかなり人気だったらしく、その先公は『お前等が居る所為で女生徒にモテないんだ!!』と教師にあるまじき逆ギレでいつも無いこと無いこと吹っ掛けて来た。つかそんな事してるからモテねぇんだよ。しかも教師にしては馬鹿過ぎんだよ。よくなれたなって思う位。

で、七人が四人に減って、『これで俺にもモテ期到来だ!!』って思ったんだろうな。俺達イビりがエスカレートしてきた。そして更に先公の人気が無くなっていく。人気が無くなっていくのは俺達の所為だと更にイビりまくる。そしてまた・・・

分かる?この悪循環。

 

「・・・ふう。俺は疲れたから帰る。お前等は今日中に片付けろよ」

 

「あ、おい、先生!?」

 

「じゃあな、人気者(笑)諸君?」

 

・・・早く帰りたいからって逃げやがったあの先公。しかもニヤニヤ気色悪い顔をしながら。あいつホント何で教師になれたんだ?今でも疑問に思う。

 

「裏口で大学行って、金を積んで免許取ったらしいぞ、あの人」

 

「地の文に返さないでくれます?てか道昭、それ本気と書いてマジ?」

 

「真剣と書いてマジだ」

 

「うっわ、最悪な野郎だな・・・」

 

「あ、その情報、ワイの学園ネットワークにも挙がってたで。教育委員会に金積んで免許取ったって。他にも、別の学校で生徒脅して金巻き上げたり、行き過ぎた体罰で骨折ったり。あと先公ん家が金持ちで、父親が走り回って金積んで全部揉み消してるって噂もネットのスレに出てるしな」

 

「「よし、あいつ殴ろう」」

 

「まあ待て、実はな、その噂の証拠をもう掴んでいるんだ。父さんに頼んで、マスコミに全部暴露する手筈が整っている。あいつが居なくなるのも時間の問題さ」

 

「「「最高だ(や)お前!!」」」

 

「フッ、それほどでも無いさ。僕はただ、あいつの顔が悔しさに歪むのを見たいだけだからね。クックック・・・」

 

「ホンマミッチーてエエ性格しとるよなぁ・・・」

 

とあの先公の悪口を言い合ってると、時刻は既に五時を過ぎていた。

 

「あーヤバイな。これじゃ今日行くのは無理か?」

 

「ショーガネェ、さっさと片付け終わらせて、行くのは明日に――――って、何だこれ?」

 

「どうした?」

 

「いや、棚の下の隙間にこんなモンが・・・よいしょっと」

 

祐司が取り出したのは、どこかのRPGに出てきそうな銅鏡だった。

 

「んー、こんな物倉庫のリストに無いぞ?」

 

「こっ、これは・・・!!」

 

「知ってるのか?」

 

「いや知らん」

 

「ネタかよ!ホント流石オタクだな!!」

 

「まあ言いたかっただけやしな!そやけど隠された銅鏡って・・・冒険の予感や!」

 

「流石に無いだろ。そんな突拍子も無い――――なあ、何か光って無いか?」

 

「「「え?」」」

 

よく見ると、銅鏡が光り始めている。同時に――――

 

「突拍子も無い事が起こっていますね、解説の道昭さん?」

 

「・・・皆さん自分の胸を見ましょう」

 

「は?胸になんて何もな――有ったし」

 

俺達の胸の所に、変な模様が出て来た。

佑には青い蛇。

道昭には白い虎。

祐司には赤い鳥。

俺には、紫の亀。

胸の模様の光が強くなってきている。それに合わせる様に銅鏡の光も強く、銅鏡自体も熱くなってきている。

 

「・・・何かヤバくないか」

 

「光も強くなって来てるし――――」

 

 

 

カッ!!

 

 

 

強い光が、俺達を包み込んだ。段々と銅鏡に吸い込まれていく様な感覚。

 

「ウワッ!」

 

「ゆうピーが銅鏡なんか見付けるからやあああ!?」

 

「お前が『冒険の予感や!』なんて言うからだろうがあああ!?」

 

「今更言い合ったって手遅れだあああ!?」

 

「あいつの悔しさに歪む顔を見たかったのにいいい!?」

 

四人が四人ともバラバラの言葉を出して、俺達は、倉庫から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――蒼天が墜ち、黄天が立たんとする時、この地に七人の御使いが舞い降りん

 

御使いは戦場を駆け、戦乱の世を終結へと導かん

 

青藍の御使い、白馬を守護し、その智を以て彼の者を名誉へと導かん

 

純白の御使い、その知略を以て、覇王に栄光を齎さん

 

真紅の御使い、愛しき者と共に紅き虎の悲願を叶えん

 

黒曜の御使い、その人徳にて桃園を核とし大いなる絆を紡がん

 

黄金の御使い、その大いなる力により、常勝不敗の栄誉を与えん

 

漆黒の御使い、暗黒を以て月と蒼天を守護し、紅炎と疾風を従えて鬼神の如く戦場を駆け抜けん

 

白銀の御使い、龍となりてこの地に降り立ち、参本の刃と津波と地震の如き力を携えん

 

 

――――管輅の予言は、今正に実現しようとしている。

 




基準「今日は、北郷組4名に来て頂いてま~す!」

一刀「あー、どうも、北郷一刀です」

佑「ども、及川佑でっす!!」

道昭「大河道昭です。よろしく」

祐司「・・・南浦祐司だ」

基準「さて、原作が始まったけど、皆さん、何か心意気とか有る?」

一刀「はいはーいちょっと疑問!!上の予言なんだけど、俺達の所属先のネタバレっぽくないか?」

基準「それが何か?」

一刀「いや、もっと伏線張っても・・・」

基準「張ってるじゃん、黄金の御使い」

佑「あれ、結局誰なん?ワイ等七人グループのラスト一人なん?」

基準「さあ、どうでしょう」

道昭「ラスト二人はあの二人で良いんだよね?」

基準「それは勿論。主人公二人が出ないなんておかしいっしょ」

祐司「なあ、真紅の御使いの『愛しき者』って・・・」

基準「ネタバレになるので却下」

零「はいそれでは『戦士と悪魔の外史旅行』ーー!!」

一刀「うわっ!?どっから出て来た!!」

零「多分次は一刀の回だね!!」

一刀「スルー!?」

零「皆さんそれではまた次回~!!そんじゃっ!!」

一刀「あ、こら待てー!!」

佑「かずピー、放っとけ、零はイツだって非常識や」

道昭「あいつに常識を求めるな」

祐司「済まんな、こんなグダグダで」
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