戦士と悪魔の外史旅行 ※打ち切り   作:基準の少年

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side視点に試験的に戻してみました。それではどうぞ!!


第弐拾参話 シリアス既に無くなった、ここで処罰下そうか

side零

 

はい、何か久々のマイサイドです。作者がこっちで自信が付いてきたらしい、駄文に変わりないけどっと、メタはここで止めよう。

で、仮面野郎二人組が去って行った後の事なんだけど。

 

「おーっほっほっほ!!今こそ好機!身の程知らずの董卓軍を討ち取ってしまいなさーい!!」

 

馬鹿袁紹が(トラップ)カード「最終突撃命令」を発動したんだよ。え?罠カードじゃない?うん知ってる。ここはノリよ、ノリ。人生娯楽が無いとつまらないわよ。ふざけてる場合じゃないけど、コレが零クオリティ。

んで、袁紹が余りにも馬鹿な命令出すから、周りがほっとんど呆れ返っておりますハイ。例外は腰巾着の文醜と、子供っぽい袁術。

 

「・・・ねえ麗羽、それ本気で言ってる?」

 

「勿論ですわ!今こそ――――」

 

「あーもう良いわ、同じ事聞く気無いから」

 

華琳、貴女の選択はとても正しい(キリッ)。アタシも聞く気無いし。ほぼ本能&直感で動く恋ちゃんも呆れてるしね。

 

「・・・北郷・劉備軍、一抜ーけた」

 

「曹操軍二抜けします」

 

「三抜けは袁術と孫策軍で」

 

「ワイら四抜け」

 

「俺ら劉璋軍五抜け」

 

「えーっと・・・六抜け?」

 

「はあ!?」

 

一刀、道昭、祐司、佑、竜、馬超が順番に連合から抜けていく。袁紹(バカ)はバカ面を晒してる。

 

「ちょ、ちょっと皆さん!?何をいきなり――――」

 

『『『バカに付いて行く気が起きないだけだ』』』

 

見事なハモリで袁紹の言葉をぶった切る皆。いやー見てて気持ち良いね。

 

「ぐぬぬ・・・良いですわ!!貴女方如きの力を借りずとも、私達だけで戦いますわ!!」

 

『『『いやーソレは無理だろ』』』

 

「またですの!?いい加減にして下さいます!?」

 

うがー、と吼える袁紹。一体どこに起こる要素が有るの?皆が袁紹をおちょくってるだけじゃん(ソレが理由です)。

 

「フ、フン!強がっていられるのも今のうちですわ!!この戦に勝利した暁には、貴女方全員漢王朝に刃向かう逆賊として討伐して差し上げますわ!!」

 

強がってんのはアンタでしょ。そう思ってたら――――

 

『ふむ、漢王朝に逆らう逆賊とはお主の事を指しておると(わらわ)は思うのじゃが?』

 

聞き覚えの有る声にあるぇ?と思って後ろ見て――――はあ!?

 

「ちょちょちょちょちょ(あかり)!?何でいるの!?」

 

「何か悪いかの?」

 

「いやいやいやいやいやここ戦場よ!?危ないじゃん!!」

 

虎牢関の上に立ってる女の子に向かって叫ぶ。しょうがないじゃん。だって驚いたんだし。

 

「な、なななな・・・!!」

 

袁紹も驚いてる。しょうがないよね。だって――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『劉弁殿下』!?何故このような場所におられるのです!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『殿下ァ!?』』』

 

うん、漢王朝の小帝が居たらそりゃ驚くでしょ。

 

「何故と言われても・・・董卓が妾に仕えておるからではダメか?」

 

「いや居る理由にはなって無いから!!何で来たの!?」

 

「いや心配じゃったから、月に脅は――――もとい、お願いしてな、無理矢理来た。姉上も一緒じゃぞ!」

 

「脅迫ッ!?何か段々悪影響受けてない!?特にアタシの!!」

 

「分かっておるではないか」

 

「『分かっておるではないか』じゃねエエエエエエエ!!だからといって脅迫までしやがる小帝がどこに居らあ!!」

 

「ここに。ちゃんと自覚しておる」

 

「自覚してンなら尚性質(たち)悪ィわアアアアアアア!!」

 

照とのコントでアタシのモード一方さん、起動。何か唖然としてる周囲なんて気にしない!!

 

「ちょ、零!?貴女、陛下にそんな口利いて――――」

 

「構いませんよ。零とは友人ですから」

 

「劉協殿下!?」

 

雪蓮がアタシに文句(で良いのかな?)をいうも、それは(そら)――――劉協に遮られる。

 

「天ァ・・・照を止める事位出来ねェのかよォ・・・」

 

恨みがましく見詰める我が視線も空しく、天はスルーして袁紹に向かって口を開く。

 

「さて袁紹・・・何か申し開きは有るか?」

 

「無視すんなゴラアアアアアアアアアア!!」

 

雄叫びを上げてみるんだけど、動じない天。

 

「は・・・申し開き、とは?」

 

白を切ろうとする袁紹に、天は冷静に逃げ道を塞ぐ。

 

「調べは付いている。貴様が我が友である董卓の暗殺を企み、更には十常侍の出任せであると知りながら『董卓は洛陽の民に圧政をしている』などという理由で無辜の民に牙を向けた事はな。その名誉欲、感心できる」

 

「で、ですg「更に貴様、勝手に漢王朝の名を使い、我々にまで牙を向けているではないか。漢王朝に逆らう逆賊とは、貴様の為に有る言葉ではないか?」・・・・・・」

 

袁紹が完全に沈黙する。つかアンタ、月暗殺しようとしたの?

 

「では、今ここで命を出そう。董卓軍以外の兵よ、即刻武器を捨てよ。これは漢王朝の勅令である」

 

連合から抜けた六軍がすぐさま武器を地に投げる。袁紹軍は不満げな顔だ。バカは死ななきゃ治らない、良い言葉よね、アイツらみたいで。

 

「聞こえなかったか?これは『勅令』だ。貴様らに拒否権など無い」

 

あくまで冷徹に務める天。そんな顔も出来たんだね~知らなかった~。まあ?ここまで言われたら逆らう気なんて起きないっしょ。

 

「・・・そっ、そんな命令聞けっかよ!大体こんなトコに漢王朝の皇子が居る訳ねえだろ!!」

 

「そ、そうだよな!!そうだよ、あれは偽モンだよな!!」

 

前言撤回。救いようの無い馬鹿が板、じゃない居た。しかも百人程。

 

「へェ、天に逆らうたァイイ度胸してやがンなァ袁紹、エエ?」

 

「なっ!?これは私には関係あr「アレは元々テメェの兵だろォが。兵を従えンのは君主の責任だろォが。今更自分に関係ねェとかグダグダ抜かしてンじゃねェぞ!!」くっ・・・」

 

今更に責任逃避しようとした袁紹をぶった切ってみる。これが中々楽しいんだよね。

 

「で、天ァ、照ィ、あの馬鹿共、どォする?」

 

「勿論、決まっておるじゃろ!!」

 

「零、貴女の好きにして下さい」

 

念の為に天と照の二人に確認を取ってから、アタシは百人程の馬鹿を駆逐する為に懐から黒い笛を取り出す。

 

「お?零、そりゃ一体・・・つか、その喋り方何?」

 

「気が高ぶると自然にこォなる。気にすンな。で、コイツはなァ、こォやって使うンだ」

 

吹き口に口を添えて、思いっ切り吹き鳴らす。

 

―ピイイイイィィィィッッ!!―

 

笛には黒い波動が纏わり付き、邪気を発散している。竜は耳を押さえて若干引き気味だ。

 

「え、何かヤバげな雰囲気がするんでございますが・・・」

 

「フッフッフ、コレがアタシの最後の特典だァ。確り目に焼き付けとけよォ」

 

笛を額に近づける。黒い波動は次第にアタシの体にまで纏わり付き、身体を隠していく。アタシの額には、一本角の狼の顔。

 

「フーウ・・・シャアッッ!!」

 

右手を掲げ、振るう事で体に纏わり付く波動を振り払う。

 

漆黒の胴体、腰マントが風に靡く。

 

腕甲、脚甲は刺々しく、邪悪な形をしている。

 

アタシの胸に輝くのは血のような(あか)の宝石。ソレを中心に身体全体に赫いラインが走る。

 

狼の耳のような飾りが付き、額からは赫に輝く一本の角。

 

荒々しくも優雅に、女性の曲線を描いた鎧は、美しくも邪悪な印象。

 

コキコキと首を鳴らして、右手に三日月剣を携えて、名乗る。

 

「董卓軍総大将、黒狼の虐殺者、狼鬼!!いざ参る!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side竜

 

・・・ん?俺視点か?えー、今、零が一騎当千ならぬ一騎当百をしている所だ。ザ・ワンサイドゲーム。

いや突然変身した時は驚いたな。ついつい「ナンダドゥル!?」って叫んじまった。狼鬼って零だったんだな。

零の特典って、制限付き「無限の剣製(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)」に、鬼の能力か。

・・・結構チートじゃね?

 

「ハッハー!何だ何だよ何ですかァそのザマは!!腕に自身有るンじゃねェのかァ!?ヒャーッハー!!」

 

「ひ、ひイッ!ゆ、許してくれえ!!」

 

「アア!?許す訳ねェだろ!天と照にケンカ売るって事ァ、アタシに殺される覚悟が有るって事だろォ!?ンならさっさと殺されろォ!!」

 

「ひ、ひいい・・・」

 

・・・めっちゃ悪役じゃん。一方通行語も相まって完璧中ボスにしか見えませんぜご主人!!

何かやり過ぎそうな気がするなー。早く止めないとなー。

 

「・・・まったりお茶飲んでそんな事思ってるなら行って来て下さい。別に止めませんよ」

 

「最近凪が冷たいぃ・・・とうとう反抗期か・・・お兄ちゃん悲しいぜ・・・」

 

「愛の鞭です」

 

「いや慰めるとか無いの?」

 

「――――」

 

スルーですか、さいですか。精神的に効くぜ。

 

「イイねイイねェ最ッッ高だねェ!!その恐怖に怯える顔がヤベェよォ!!ヒャーッハー!!」

 

・・・零は敵幹部でハイだなあ、いつに無く。

 

 

 

三分後、悪役化した零により、劉姉妹にケンカ売った百人全員粉砕!玉砕!大☆喝☆采!!あ、カップ○ードル出来た。

 

「たつピー、この時代にカッ○ヌードル無いから」

 

佑、揚げ足取るな。っつーか有るから、ここに。あー、シーフードうめー。

 

「・・・ツッコまん。ツッコまんで。何でこんなトコにカップヌー○ルシーフード味が有るかなんて追求せえへんで」

 

佑、その選択は非常に正しい。気にしていたら身が持たんぞ。

 

「ちょと竜、アタシまで無視しないでよ。唯でさえside取られたんだから」

 

零がそんな事言ってるけど気にしない。今はカ○プヌードルだ!

 

「・・・アンタ以外全員洛陽に向かう準備してるけど。因みに連合は全面降伏。あ、曹操軍が出発した」

 

「いつの間に!?」

 

やべえ、さっさと準備しねえと!!と思ってたら凪と焔耶がやって来て。

 

「準備は私達がやっておきました」

 

「お前がいつまでもそれに(こだわ)っていたからな」

 

凪と焔耶の心遣いが身に沁みる。ああ二人はいい娘だなあ・・・

 

「アンタがバカなだけじゃないの?」

 

・・・零にだけは言われたく無いな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで数日後、洛陽の会議室っぽい所。

 

「事実会議室なんだけどね」

 

良いじゃん別に。零、いちいち揚げ足取るのは感心しないぞ。・・・このレズハーレム野郎め。

 

「何ノ事カナ★カナカナ★」

 

「御願いですからその真っ黒な笑顔を止めて下さい」

 

マジシャレにならんから。零ってキレルとこえーんだよ。

 

「そろそろ、良いですか?」

 

「ああごめんごめん天。このバカは放っといて始めて良いよ」

 

今ここに居るのは、小帝殿下お二人、バ一刀(かずと)、劉備、道昭、曹操、祐司と安里(ふうふ)、孫策、二次ヲタ(たすく)、公孫賛、馬鹿(えんしょう)ウチの君主(りゅうしょう)、厳顔、俺、馬超、零、呂布の十八人。早い話、御使いと代表陣。呂布?零に抱き付いていますが何か?馬鹿?知るかんなもん。

 

「さて、これよりこの戦に関する信賞必罰を下す。袁本初、前に出ませい」

 

「はい・・・」

 

劉弁殿下が厳かに告げ、馬鹿が神妙に出てくる。ぶっちゃけ、ざまあwwwwwwww

・・・ゴホン、自重自重。で、袁紹は小帝殿下が座る玉座の前に出て、包拳礼を取る。浮かない顔で、これから出される処罰に身体を震わせているみたいだ。

 

「袁本初よ、汝が董卓を妬んだ気持ち、分からなくは無いが、あのような所業、到底許される物ではない」

 

「・・・この袁本初、面目次第もございません・・・」

 

そう言って平身低頭・・・土下座する袁紹。「何故この『名家』の私が土下座などしなければなりませんの?」といつものKYお気楽発言が来るかと思ったが、流石に空気を呼んだみたいだ。ここで口答えすれば、不忠、不敬と見なされて人生ジ・エンドになるからな。

 

「ふん、口では何とでも言えるがな。袁本初よ、汝が犯した罪をこの場で述べてみよ」

 

「・・・十常侍の妄言に踊らされ、董卓殿の暗殺を企むばかりか、董卓殿を逆賊と決め付け、諸侯に檄文を送り、都に攻め入った事にございます・・・」

 

「一応は分かっているみたいだな。本来なら、私達に弓を引く逆臣行為も甚だしい、が・・・」

 

「今回は事情が事情。大事にはせぬが・・・袁本初、汝に命ず」

 

「はっ」

 

はてさて、どんな罰になるのかね。この場に居る全員が唾を飲む。

 

「袁紹軍はこれより六月の間、戦、及びその準備をする事罷りならぬ」

 

「ゆっくりと己の行いを省みて、同じ轍を踏まぬように精進せよ」

 

あるぇ?軽くね?ほら、他の皆も目を丸くしてるし。

 

「・・・は?」

 

袁紹も間抜け面を晒す。「てっきり領地召し上げとか、厳罰を下されるものと思っていました」的な顔だし。

 

「何だ、不満か?」

 

「零からの頼みも有って最大限の譲歩をしたのだが、より重き罰の方が良かったか?」

 

「あ、いえ、小帝殿下の寛大な処置に感謝致します」

 

慌てて頭を下げる。うん、まあその気持ちも分からんでも無いが。つか、まさか零が助命嘆願(コレで良いよね?答えは聞いてない!!)するとは思わんかった。

 

「なら良い、それと他の者共に話をしなければならんからな。この部屋より退出せよ」

 

「はっ」

 

すごすごと退出する袁紹。張り詰めていた空気が若干和らいだ。

 

「はあ・・・疲れた。零さん、ちょっと良いですか?」

 

「ふえ?何?」

 

劉協殿下が突然喋り方を変えて、零に言葉をかけた。

チョイチョイと劉弁殿下と手招きして、何故か有ったソファ的な物に零を座らせる。

その後、ちょこんと二人して零の膝の上に座った。

 

「ムフフ~幸せ~」

 

零は二人を抱き締めてご満悦の表情。殿下二人も何か嬉しそう。

 

「・・・良いのか、コレ」

 

「・・・良いんじゃない?殿下も何だか幸せそうだし」

 

俺の言葉に曹操が律儀に返してくれる。そうか、良いのか。

 

「ああ、楽にしてよいぞ。別に咎める気は無い」

 

劉弁殿下の言葉で空気が一気に柔らかくなる。って事で質問を一つ。

 

「・・・零、お前、ロリコンか?」

 

「あむあむあむ、ちっちゃい頃の恋が破壊力抜群だった。ソレが何か?」

 

「・・・殿下甘噛みするのはヤメロ」

 

撫でるのは未だ構わんが甘噛みはちょっとな・・・

 

(そこは問題・・・だな。うん。 by作者)

 

ふと目線を若干下げると、零の指を掴んでる殿下二人。

 

「「あむあむあむ」」

 

「お前ら何零の指甘噛みしてんだコラ!?」

 

いきなり甘噛みし始めるもんだから、ついツッコんじまった。

 

「ちょ、殿下に対して不敬よ!?」

 

「あ゙、失礼しました!!」

 

孫策の言葉に気付いて、即土下座する。

 

「別に良いんですよー。今は私達は唯の『協』と『弁』ですからー」

 

「は、はあ」

 

何か劉協殿下に許して貰えた。焦った意味無かったか?

 

「だからー、今は私は唯のきょお・・・すーすー」

 

寝たよオイ!!何か劉弁殿下も寝てるし!!

 

「さっきの姉上の台詞は両方寝言なのじゃ!!・・・すーすー」

 

「・・・えらくはっきりした寝言だな」

 

零の非常識が二人に伝染(うつ)ったな、絶対。

 




基準「いえーい、これで零の特典が全部出ましたねー」

零「モード一方さんも出たしねー」

竜「久々にオンドゥル語も出たしなー」

基準「って事で、唐突に暴露大会ー!!」

竜「本当に唐突だな」

基準「いや、この小説を書くまでに没になっていった設定をいっその事ここで暴露してみようと思ったり。2話に1回」

零「で、最初の暴露話は?」


初期段階、零は存在しなかった!!


零「嘘オ!?」

基準「正確に言えば、元々考えてた主人公は脳内イメージの零男Ver.の格好に佐久間竜って名前。でも、『そーいえばお気に入りの小説の主人公2人だったなー・・・そうだ!ウチも2人にしよう!!』ってなって、竜を零って名前に変えて別に竜を作った。当時の竜は比較的零に近い性格だった」

竜「非常識?」

基準「いや、非常識設定は零が出来てからの後付設定。まともでクールなシスコンだった」

零「あ、そう、シスコンは元からだったんだ・・・」

竜「よし、そろそろ時間だ」

基準「では『戦士と悪魔の外史旅行』!!」

照「次回も宜しくなのじゃ!!」

天「今回はこれにて、失礼します」

3人「どっから入ってきた!?」
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