幻想最強と魔法世界   作:ザッハーク2128

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転校生の定めと原作キャラ

 

【家】

 

龍牙side

 

心地よい微睡の中、僕はゆっくりと目を覚まそうとして、

 

「朝だよー!起きろー、龍牙ー!!」カンカンカンカン・・・!

 

やかましい声と、お玉の音で心地よさは吹っ飛んでしまった。

さて、あのバカ(久遠)とオハナシでもするか・・・

 

 

 

霊夢side

朝、うるさい音で叩き起こされたことに、文句の一つでも言ってやりたいところだが、

 

「・・・」(ゴゴゴゴゴゴゴ・・)

「・・・」(ガクガクガクガク・・)

 

私、帰ってもいいですか。いや、帰るも何もここが私たちの家だけど。と、とりあえず

 

「り、龍牙ー。お早う」

 

「あぁ、霊夢か。お早う」(目が笑ってない)

 

「・・・」(パァァァァァ!)

 

おい、そこのバカ神!嬉しそうな顔をするな!龍牙の目が笑ってないから!冷や汗が止まらないから!私ビビッてるから!!

 

「それで、霊夢、何か用かい」

 

「は、はい!そろそろ朝ごはんの支度をしないと学校に遅刻してしまうと思います!」

 

「ん?昨日は学校に行くのを渋ったのに、今日はやる気だね?何か、心変わりするキッカケでもあったのかな?」

 

「いえ、特に何も(ここで行かないなんて言えるわけないじゃない!)」

 

「分かったよ。久遠には後で話を聞くとして、今は朝ごはんを食べようか」

 

た、助かった。いきなり、家の崩壊とかは、さすがにごめんだわ。

 

「あ、久遠は朝ごはん抜きね」

 

「そんなー!?」

 

訂正。久遠は助からなかったわ。

 

 

 

 

【私立聖祥大付属小学校廊下】

 

龍牙side

 

あの後、久遠に話を聞いたところ、どうやら僕と霊夢の保護者役をやるために出てきたらしい。理由がもっともなので、音の件だけオハナシして、朝ごはんは食べさせたよ。今は、教室に向かうということなので、先に家に帰ってもらい、情報収集を刹那と共にお願いすることにした。

 

「では、私が教室に入ってくださいと言ったら、二人とも教室に入ってきてね」

 

「「わかりました」」

 

「うん!よろしい!」

 

そう、言葉を残して先生は先に教室に入っていった。

さて、

 

「霊夢、気づいているかい?」

 

「もちろんよ。この教室に普通の人間とは異なるのが少なくても2人はいるわ」

 

「一人は魔力持ちみたいだね。なかなか強い魔力だよ。これは」

 

「もう一人は吸血鬼ね。こっちはレミリアやフランほどの力は感じないわ」

 

「混血か何かと見ていいだろうね。全部が吸血鬼の血じゃないってことだよ」

 

「なるほど。で、どうするの?」

 

「人に害を為さない限り、彼らもしくは彼女たちは人と変わりないよ」

 

「それもそうね」

 

「それに僕のほうが異常と言えば異常だしね」

 

「それもそうね」

 

「そこは否定してほしかったよ・・」

 

「無理」

 

「即答!?」

 

「普通の人は、鬼と生身でやりあったりしないわ」

 

何だろう。すっごいへこむ・・

 

『では、転校生の二人は入ってきてください』

 

「ほら、呼ばれたから入るわよ」

 

「はーい」

 

「それと、衝動のほうは大丈夫なの?」

 

「完全に支配下に置いてあるから問題ないよ」

 

「そう。なら大丈夫ね」

 

 

 

【教室】

 

なのはside

 

みなさん、はじめまして。高町なのはです!3年生になったばかりで、新鮮な気持ちでいっぱいです。そして、今日はこのクラスに転校生が二人もくるということで、ワクワクしています。仲良くなれるといいなぁ~。

 

「では、転校生の二人は入ってきてください」

 

っと。考え事をしている間に、先生の話も終わっていました。一体、どんな子たちなんだろう?

 

ガラ

 

「「「「「う、ウォォォォォォォォ」」」」」

 

最初に見えた子が入ってきた途端、男の子たちの声が上がりました。ちょっと、うるさいと思うけど、気持ちはわかるような気がする。教室に先に入ってきたのは大きなリボンがトレードマークの、黒い髪の女の子でした。顔も見たけど、すごい可愛い女の子です。

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

もう一人は男の子でした。青い髪に、赤い目が特徴的な男の子です。教室が静まり返っているのは、その子の雰囲気が私たちに比べて大人っぽく感じるせいだと思います。

みんなが静まり返っている中、その男の子が口を開き、リボンの女の子に訊ねました。

 

「霊夢、僕が何かしたのか」

 

「安心しなさい、龍牙。あなたは何もしていないわ」

 

「そうか。先生、そろそろ自己紹介をしたいのですが」

 

「え?あ、あぁ、そうね。自己紹介をしなくちゃね」

 

そう先生が言うと、みんながやっと動き出しました。

でも、なんで転校生の二人はお話していたんだろう。知り合いなのかな?

 

「えー、では転校生のお二人に挨拶をしてもらいます。二人ともよろしくね」

 

先生が促すと、まず、女の子のほうから自己紹介を始めました。

 

「博麗霊夢よ。田舎のほうに住んでいたから、都市の生活とかに慣れてはいないけど、よろしく頼むわ」

 

可愛い女の子のほうは、すごいサバサバとした口調で挨拶をしました。可愛い顔とは異なるような、すごくカッコいい感じです。

 

そして、もう一人の男の子も自己紹介を始めました。

 

「鳴神龍牙です。隣の霊夢とは親戚にあたります。迷惑をかけることもあると思いますが、よろしくお願いします」

 

男の子の挨拶は、とても丁寧で、洗練されたものでした。また、男の子の目を見たとき、何か引き込まれるような深い色もしていて、とても暖かい感じがしました。

 

パチパチパチパチパチパチ・・・・・・・・!!

 

教室のみんなも、あの二人を受け入れたようです。

 

「では、博麗さんは月村さんの後の席に。鳴神君は高町さんの隣の席に座ってください」

 

あ、男の子のほうが私の隣に座るそうです。声を掛けてお友達になるの。

 

 

 

 

龍牙side

 

何とか無事に挨拶が終わってよかったよ。霊夢の挨拶を考えるのは、本当に大変だったし。さて、僕の席はここだね。一時間目の授業はなんだったかな?思い出そうとしたところで、僕に声を掛けてくる人がいた。

 

「鳴神君」

 

「うん?えっと、君は?」

 

「高町なのはです。なのはって呼んでほしいの!」

 

「わかった。なのはだね」

 

「そうなの!」

 

「でも、いきなり名前を呼ぶのは少し恥ずかしいかな」(苦笑)

 

「そんなことないの。お友達になるには、名前を呼ぶのが一番なの!」

 

「なるほど。それが君の友達の作り方なんだね。」

 

「うん。だから」

 

「もちろん僕のことも、名前で呼んでくれていいよ」

 

「分かったの。よろしくなの、龍牙君」

 

「よろしく、なのは」

 

などと、なのはと話していたところ先生が

 

「今日の一時間目は、転校生への質問タイムとします」

 

などと言ったおかげで、僕と霊夢への質問が始まってしまった。

 

 

「どこから来たの?」

「だれも知らないような幻の土地から」

 

「趣味は?」

「読書に料理。あとは、昼寝かな」

 

「誕生日はいつ?」

「十月とだけ言っておくよ」

 

「好きな人はいますか?」

「うーん、恋愛感情は良く分からないな」

 

「霊夢さんと一緒に、お風呂入ったことはありますか!?」

「誰だ!そんな質問したの!?」

 

 

『博麗さんは鳴神君とお風呂入ったことある?』

『今でも、一緒に入るわよ』

 

 

「霊夢、余計なことは喋るなー!今、すっごい殺気を向けられているから!!」

この子達、本当に小学生か!?殺気の質がなかなか凄いんだけど!?

っていうか、収拾が着かなくなってきてないか、この状況。

 

「はいはい、あんた達、いったん落ち着きなさい」パンパン

とクラスの金髪の子が話すと、みんな落ち着きを取り戻した。

 

「質問があるなら、ゆっくりしなさいよね。全く」

 

「すまない。助かったよ」

 

「別に気にしなくていいわ」

 

「なら、ありがたくそうさせてもらうよ。えーと」

 

「あぁ、私の名前はアリサ。アリサ・バニングスよ」

 

「そうか。よろしく頼むよ、バニングスさん」

 

「アリサでいいわ。代わりに、私もあんたのこと龍牙って呼ぶから」

 

「了解。アリサ」

 

「にゃはは。やっぱりアリサちゃんは凄いの」

とここで、なのはも会話に加わってきた。

 

「なのはは、アリサとも仲がいいのかい?」

 

「そうなの。アリサちゃんとは大の仲良しなの!それと、もう一人いて

 

「龍牙、疲れたわ」

霊夢がやつれた顔で僕のところにやってきた。

 

「お疲れ、霊夢」

と霊夢を労っていると、

 

「霊夢ちゃん、すごい人気だよ」

そういいながら、紫色の髪の毛の女の子も会話に入ってきた。

 

「霊夢、こっちの女の子は?」

 

「この子は、月村すずか。そっちの、なのはって子が言おうとしていた、もう一人の仲の良い女の子よ」

 

「月村すずかです。すずかって呼んでください。私も、龍牙君って呼ぶから」

 

「そうか。よろしくな、すずか」

 

どうやら、この三人はよく一緒に居ることが多いらしい。それにこの三人は、まず間違いなく可愛いほうだろう。そこに、霊夢が加わって四人の美少女になったってことかな。でも、どうやら上手くやっていけそうな感じだな。

 

「なぁ、霊夢」

 

「何、龍牙?」

 

「これから、面白いことが、たくさん起こりそうだね」

 

「そうね」

 

僕と霊夢はこれから先の楽しいであろう日々を想像して、小さく微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

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