インフィニットストラトス リターン?   作:時雨

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始まります。


気持ち

俺は、飛び立って直ぐに束姉さんに衛星のハッキングと中継のハッキングをお願いした。

これで俺のISのデータが盗まれることはない。

まだ世代的には機動力ぐらいしか他のISに勝っていなくて武器などは1世代後の物を使っているので下手したら解析される恐れがある。

 

全速力で向かう。直ぐに着く筈なのに、時間の流れる速さが、とても遅く感じる。

色々と諦めや考える事があったけどこのままでは一般人が危ない。どう始末しようかとアンサートーカーを使うけど、どれも結末が酷すぎる。安全に速やかに終わらせないと後が大変だ。

兎に角動きを止めるためにBTで背後から攻撃すると、向こうはハイパーセンサーで気付いたらしく回避をするがわずかながら遅れる。

BTがかすり怯んだところを俺は、そのまま前世での相棒であった雪片弐型を構え追いかけるスピードを上げて距離を詰める。やはり前使っていたこの武器は使いやすい。

向こうは先程の遠隔攻撃から立ち直り迎撃をするためにミサイルを放つ。俺は写輪眼を使い全てかわしていく。最初の頃は写輪眼を使うのに少し時間がかかっていたが、もう直ぐに使えるようになった。

かわした後そのまま雪片弐型を右上段に構え左斜め下へと一閃。シールドエネルギーは無くならず、まだISは機能停止にはなっていない。

ここで向こうは近接型用武器を展開して突きを放ってくる。

俺は雪片弐型を振り切り前方向に体を入れ突きをかわし雪片弐型の刃の向きを逆にして今度は右斜め上に振り切る。この時狙う場所は相手の手首である。

攻撃が当たり相手は、手の部分に衝撃が走り武器が手から落ちる。

ここで俺は相手にそのままとどめをさした。

攻撃が終わりシールドエネルギーがなくなってフルスキンであったISが量子化した。

相手の顔が分かるが誰だかまでは特定できなかった。

兎に角、先ずはコイツを拘束をして警察やマスコミに見つからないように急いでその場で泣きじゃくる束姉さんを担ぎ、全速力で施設へと帰った。

その後はとても大変だった。施設に退避してからと言うもの先ず千冬姉とマドカにとても心配された。

マドカは

 

「兄さん、心配したんだよ。次からは私も連れていくんだよ!」

 

と悲しみの顔を見せたと思ったら、説教をされてしまった。千冬姉も同様だった。俺達はその後、ISを兵器として扱った奴を施設に連れていき、身動きできないようにした。また、泣き止んではいるが悲しみと後悔という感情を見せる束姉さんを慰めてはみるけど、効果がない。千冬姉にも行ってもらったけど意味がなかった。

 

夕方、俺はマドカに研究室に来てもらっていた。

 

「どうしたの?兄さん」

 

「あぁ、マドカに見てもらいたいものがあるんだ」

 

一応言っておくが束姉さんは千冬姉にまだ慰めてもらっている。

俺は、見てもらいたいものを見せるためにPCで厳重に掛けたパスワードをクリアしていく。このパスワードは23桁のパスワードでそれが7個掛かっている。7回目を解くと8回目のパスワードクリアメニューが出る。ここで数字、または英語を一回でも押すと、最初からやり直しになる。だから、何も押さずにEnterを押して全てのパスワードをクリアする。余談だが、普通にこのパスワードを解析すると80年かかる予定だ。パスワードがクリアされて出てきたものは一機のISだった。

 

「これは、IS?」

 

「うん。これは俺が開発したIS 

永遠世代IS [蒼桜]だ」

 

「凄いね。そっか、これが私のIS」

 

マドカが[蒼桜]に触れる。

すると、ISのコアとなる部分が虹色に光出す。

やがてその光はIS全体を包みマドカを包む。

 

「凄い。ISが喋りかけているみたい」

 

「あぁ、2台目の永遠世代は俺のさっきの戦闘データをもとにして改良したから、搭乗者との波長を合わせようと自分から搭乗者のデータを取って最適化を自動でする。ほら、もう最適化終わったみたいだな」

 

「凄いね。あのさ、永遠世代ってなんなの?とても不思議に思ったんだ」

 

「永遠世代ISは、搭乗者の願い、またはIS自体の願いを叶え、最終携帯の無い言わばずっとずっと進化していくんだ。夢を願いを叶えるIS、それが永遠世代ISだ」

 

「そうなんだ。ところで兄さん、私にこれを渡してどうしたいの?」

 

「それは、今日の事があったから、次からは一緒に来てほしいと思って。それと宇宙開発の手伝いのために」

 

次からは私も連れていってって言われていたからなぁと思いながらマドカに伝えた。

 

「分かったよ、兄さん。あ、後束さんのことよろしくね」

 

「わかっているよ、じゃあ、終わりにしようか」

 

そう言ってマドカに手を振る。マドカや千冬姉にもテレポートシステムを渡しているので一人で家に帰って行ってもらった。

俺はただただ今日の事を振り返る。

 

気付けば夜、俺は夕飯を食べずに寝てしまった。正直食べ物が喉を通らなかった。

束姉さんはあの後ずっと引きこもったまんまだった。

俺は別れるときにおやすみと言って施設にあるベッドで寝てしまった。

ふと目が覚める。今は5時くらいだろう、まだ暗いが少し明るい。

俺は二度寝はしないので、部屋の明かりをつけようとベッドから出ようとするが何かが邪魔で出られない。何だろうと思ってよく見てみると束姉さんが抱きついていた。

寝顔はやはり起きている時と同じ顔だ。

この表情を見ていると、哀しくなってくる。

俺は寝ている時だけでも悲しい思いをさせたくなくて頭を撫でてみた。束姉さんは少し唸った後気持ち良さそうに笑顔になった。

俺は、この笑顔を何があっても守りたい。

そう思った時、俺は束姉さんの事が好きなんだということが分かった。自覚すると俺は自分の顔が赤くなっていくのを感じて恥ずかしくて研究室の方に移動する。そしてさっきまでの気持ちを振り切り、これからの懸念材料であるISの未来についてどうすればよい方向に進むのか、今日の出来事をどう世界に説明するかを深く考えるのであった。

 

一応、一夏は中1です。




投稿が遅れ、すいませんでした。
これからもよろしくお願いします。
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