インフィニットストラトス リターン?   作:時雨

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後編です。
色々と展開があります。


 ~お泊まり~ 後編

束姉さんは、無機質な扉の前に立つ。

すると、と暗証番号を押すための機械が扉に映り、

束姉さんは

 

《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》

 

長くない!?

まぁ暗証番号は理解しちゃって尚且つ写輪眼でコピーしちゃったけど。

 

やっぱり長くない!?

と思うくらいの番号を押していった。

そして

『パスワードを確認しました。』

と、機械音らしい音が聞こえる。

 

扉が開き、中に入って見ると何やら沢山の機械が置いてある。

 

なんだよ此処。

 

こう言う何かが分からない時、アンサートーカーは便利である。

結果は、IS研究所と答えが出た。

 

前世だと、教えてくれなかったのにどうしたんだろう。

俺は、そんな疑問を持ちながら奥に入っていく束姉さんを追いかけた。

 

束姉さんは俺に

 

「此処はね、私の夢を作っている場所なんだよ!」

 

ニッコリと笑って言ってきた。

 

「千冬姉には言ったの?」

 

「ううん。まだ言っていないよ。

先にいっくんに見てもらいたかったんだ。」

 

束姉さんの夢を俺だけが知っていると言う真実に、何故か嬉しくなってしまう。

 

俺は、束姉さんの力になりたいと思ったと同時にその夢が夢の架け橋となるISを生み出してしまうと思うと憂鬱になってくる。

また、沢山の事件が起きるからだ。

でも、夢を壊されるのは悲しいと思うので、俺は、

 

「夢って、何をするの?」

 

前に進む事を決めた。

何かあっても俺が対処すると決めながら。

 

「それはね、このインフィニット・ストラトス通称ISを使って宇宙開発をすることだよ。」

 

「凄いね!宇宙開発かぁ。

でも、そのISって言うのは必要なの?」

 

「うん。とっても必要なの。」

 

「そっかぁ~。

じゃあ、俺は何か手伝える事は無いかな?」

 

今の俺はISを簡単に作れてしまう。

だけど、そんなことをしたら、色々と面倒なことになることは目に見えているから手伝うことにした。

 

「う~んとねっそれは、ISを作る手伝いをしてほしいんだよ。」

 

「分かったよ。じゃあ、早速始めようか。」

 

そう言いながら俺は束姉さんがいじっていたPCを見て、

アンサートーカーを使った。

 

《ISの研究をするためのPCのスペックは?》

 

直ぐに沢山の情報が入ってくる。

そしてそのPCを脳内で作成して、創造で束姉さんの使っていたPCを改変し創造した。

 

その変化に束姉さんは驚きを隠せずにはいられなかった。

 

そんな中、俺は早速始めようかと思い、PCを弄っていった。

先ずは、束姉さんが作成していたISの設計図を見て、理解しアンサートーカーで適切な形に直していく。

すべてが終わるのに10分かかり、出来上がった設計図を束姉さんに見せる。

 

「これでどうかな?」

 

 

束side

 

いっくんは何か決意した目になる。

すると直ぐに動き出した。

私は真剣ないっくんを見て頬が赤くなるのを感じた。

あれ?何だろうこの気持ち。

私は知らない感情になりながら、いっくんを見つめる。

そして、急にいっくんは私のPCをいじりだした。

私はこれまで作った物が消えてしまうのではないかと考えていたけど、杞憂だった。

それどころか、いっくんが弄るとどんどん私の設計図が完璧に近づいていく。

 

幾つものウインドウが表示され、

 

コマンドを連続して打っていく。

 

沢山の文字列が流れ、

 

沢山のパラメーターらしきものが幾つも表示される。

 

その出てきたパラメーターが

 

幾度となく調整されていく。

 

その度に画面上には長い文字列が流れる。

 

凄い、、、

 

そして

 

「これでどうかな?」

 

ついに完成品した様だ。

 

 

Noside

 

束姉さんが俺が作った設計図を見ている。

束姉さんの顔には、みるみる笑顔が表れて、

終いには

 

「うわー。これスッゴい!」

 

と言われて少し照れる。手伝いが出来て嬉しく思った。

 

「その機体の名前、どうするの?」

 

「う~んとねぇ。白騎士にしようと思っているんだ!」

 

束姉さんは前から決めていたようだ。

やはり、此処は前世と同じなんだなと俺は感慨に浸っていた。

束姉さんはウキウキしながらこっちに来て、

 

「じゃあ、早速製作していこうかな。」

 

あっ!でも、と言い、その開発するためのお金が無いからまだ作れないんだよなー

と呟いていた。

 

そこで、俺は束姉さんに

 

「少し待っていて下さいね。」

 

と言い、その場で誰かにある特殊な性能の携帯電話を作り電話をする。

するとお目当ての人間が出た。

それは、この世界でVR技術を研究しているチームのリーダーだった。

そのチームのリーダーは、

 

「誰かね。電話をしてきたのは。」

 

「いえ、これから会えないかなと思いましてね。」

 

「生憎私にはそんな時間は無いのだ。」

 

と言われたが、俺が次に放った言葉で相手は会おうとの返事をしてきた。

 

「今世界が研究している、仮想型常時展開可能ディスプレイ。

設計図と品物が完成しましたよ。」

 

無理があると思ったがこのくらい行かなきゃと思う。

あちらはとても疑っていたが、2日後会ってくれるそうだ。

 

「束姉さん、お金は直ぐに貯まります。」

 

束姉さんはちょっと顔がひきつっていた。

 

 

部屋に戻ると千冬姉とマドカが何していたのかと聞いてきたけど、本当の事は教えなかった。

 

そのはぐらかし様で、マドカは薄々気が付いたようだ。

 

「いいのか?兄さん」

 

何時もの口調とは異なるもので聞いてきた。

 

「いいんだよ。何か起きても何とかする」

 

短い会話が終わる。

そこで、晩御飯の準備ができたらしく、箒が俺達を呼びに来た。

 

晩御飯はすき焼きだった。

俺は何でもOKなんだけど、マドカは好き嫌いが多くて、椎茸とネギを食っていなかった。

 

マドカ、好き嫌いはダメだぞ。

 

夜には、束姉さんによる枕攻撃の奇襲に千冬姉がやられそこからは地獄だった。

 

束姉さんと千冬姉の枕が見えない。

 

いやね、俺は一応見えてるよ。

箒が呆然と立ち尽くしている。

 

束姉さんが千冬姉に放った枕は千冬姉にかわされた。

そのかわされた枕は、壁に当たり壁を壊してしまった。

 

慌てて来た柳韻さんに俺たちは全員怒られた。

俺、悪いことしてないのに。

そんなこんなで楽しいお泊まりも終え、家に戻る為に、親に電話をする。

 

Prrrrrrr prrrrrrr prrrrrr prrrrrr

 

出てくれなかった。

最後に、

 

この電話番号は現在使われておりません

 

と言われ、あぁやっぱり捨てられるんだと呆れと悲しみがわいてくる。

 

篠ノ之家の人達に親が出ませんと言い、取敢えず家まで送ってもらいました。

 

家に着いて、リビングに行くと、テーブルの上に手紙が置いてあり、

 

家を出ていきます。

 

とだけ記されていた。

千冬姉は呆然としている。

俺は、篠ノ之家人達にこの手紙を見せる。

 

篠ノ之家の人達は心配そうに此方を見てくるが、千冬姉が大丈夫です。

何とかしますとの一点張りで

 

結局、何か困ったことがあったら連絡してねと言い、帰らせてしまった。

 

千冬姉は俺たちに誤魔化そうとしたけど、

 

大丈夫分かっているよ。

一緒に頑張ろうと言った。

 

今度は、俺も頑張るよ!

 

 

以上です。ありがとうございました。




えー。
読んでくださりありがとうございました。
次回も頑張ります!
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