やはり俺たちの高校生活は灰色である。   作:発光ダイオード

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2日目 心の捜索
01


ー折木奉太郎ー

 

昼休み、俺は渡り廊下を歩いて部室へと向かっている。昨日の依頼の件で、今日は昼休みから話し合いをするという事になっていた。外は晴れていて陽射しが心地良く眠たくなってくる。こんな日の昼休みは、教室でさっさと昼食を済ませゆっくり惰眠を貪るに限る。しかしながら昨晩、千反田から電話があり、昼放課は部室に来るように念を押されてしまった。恐らく雪ノ下に何か言われての事だろうから行かなければ後が怖い。

 

「ふあぁ」

 

大きなあくびをして、気の乗らない足取りでひとりでぽつぽつと歩いていると後ろから弾むような声を掛けられた。

 

「やあっ、ホータローが昼休みにちゃんと部室に行くなんて、よっぽど雪ノ下さんが怖かったのかい」

 

振り向くと里志が手を振りながら近づいてきた。

 

「里志か、別にそんなんじゃない。それより今日は総務委員の方は大丈夫なのか?」

 

「それなんだけど、実は放課後はまた行かないといけないんだ。でも明日なら大丈夫だよ」

 

里志は追いついて来ると申し訳なさそうに言った。

相変わらず忙しいやつだ。

 

「それにしても昨日メールが来た時は驚いたよ。なんたってホータローがスマホを持ってから一度も連絡が来た事が無かったからね」

 

里志にそう言われ、俺は制服のポケットに入っている長方形の固い物体を確認する。実の所、俺は去年までスマホはおろか携帯電話すら持っていなかった。その事で不便に思った事はさほどなかったが、以前里志が部室で、俺と千反田が元旦の夜に荒楠神社の蔵に閉じ込められたが二人ともスマホを持っていなくて連絡が取れなかった時の事を話したらえらく驚かれた。

それから千反田は由比ヶ浜や伊原にスマホを買えと言い寄られていた。最初は迷っていた千反田だったが雪ノ下にスマホの必要性を諭され数分後にはすっかり買う気になっていた。俺はスマホを持つ気はさらさらなかったが、比企谷ですら持っているという事実を知り少なからず動揺した。というかアイツはぼっちを語るくせに一体何にスマホを使うんだ。

その後、雪ノ下に説得された千反田に迫られ、俺は何故か千反田と一緒に同じ型のスマホを買いに行く運びとなったのだった。さりとて人とはそう簡単に変わるものでもなく、相も変わらずスマホを使う事なく日々を過ごしていた。…いや、少し語弊があった。俺のスマホは暇つぶし機能付き目覚まし時計として毎日活躍している。

 

「毎日会うんだ、用があれば学校で言えばいい」

 

一緒に歩きながらそう俺が言うと里志は笑った。

 

「ホータローらしいや。それより昨日はいろいろあったみたいだね」

 

「あぁ、由比ヶ浜の友達とやらが依頼をしに来た。元々は比企谷たちのやっていた活動だが、部活が併合したからには俺たちも参加しないとまずいだろ。やらなければいけない事なら手短に…だ」

 

「まぁそうだろうね。でもその割には最近奉仕部のしていた活動も楽しそうにやってるじゃないか」

 

里志は少し意地悪そうに言う。

 

「俺がか?馬鹿な事を言うな。奉仕部の仕事は千反田が食いつきそうな事ばかりだ。あいつが気になると言えば最後には避けられない問題になる」

 

「だから渋々だって言うのかい?それなら無視すればいいじゃないか」

 

「それが出来る相手じゃないから面倒なんだろうが。それに部活動だからな、活動せねばなるまい」

 

俺がそう言うと里志は吹き出して笑った。

 

「…なるほどね。いやー、しかし昨日はホント残念だったな、僕も直接話を聞きたかったよ」

 

残念と言いつつニヤニヤしている。

 

「お前こそ楽しそうだな」

 

そう言うと里志はクルッとこちらを向きワクワクしたように言う。

 

「だってそうじゃないか。何故自分しか知らない筈の自分の気持ちを知っていたのか、そしてそんな気持ちを知りながら、なぜ彼女を袖にしたのか。調べて見えて来る彼女の恋の結末とは如何に!こんな謎に遭遇するなんてなかなかないよ」

 

「お前…それを女子たちの前で言ったら殺されるぞ」

 

「摩耶花には言わないでね」

 

舌を出してウィンクしてきた…気色悪いしかしタチが悪い。こいつは完全に楽しんでいやがる。そう思った俺は雪ノ下よろしく里志に軽蔑の眼差しを向ける。

 

「まぁまぁそんな顔しないでよ。ほら部室に着いたよ」

 

くだらない話をしていたらもう部室の前に来ていた。気の乗らない俺とは反対に、里志はさっさと部室に入って行った。

 

「みんなお待たせー」

 

元気よく挨拶し、俺も後に続いて部活に入る。

 

「二人とも遅い!ここに来るのにどれだけ時間かけてんのよ」

 

早々に伊原に怒鳴られる。中には既に雪ノ下、千反田、伊原が弁当を広げて待っていた。

 

「ごめんごめん。ちょっと斉藤に捕まっちゃっててさ」

 

「斉藤って国語の?」

 

伊原に聞かれて里志は頷く。

里志は自分の事をデータベースと言うだけあって知識はあるが、学業よりも自分の興味のあることを優先するため成績はあまり褒められたものではない。去年の通知表では空軍のエースパイロットもかくやと言う程の低空飛行を記録し、千反田や伊原を驚かせた。

 

「そうなんだよ。いやー、しかし日本語とは言っても国語って難しいよね。関係詞だ副詞だなんて言われるとどの言葉が何に掛かっているかとか分からなくなるよ」

 

里志はやれやれといった感じで肩を落としている。

何故趣味に向けられる活力を少しでも勉強に回せないのだろうか。

 

「そう言えば、まだ八幡も由比ヶ浜さんも来ていないみたいだね」

 

里志は周りを見渡しながら言った。確かに二人の姿は見えない。

 

「そうなのよ、どうせ比企谷が結衣ちゃんに迷惑かけてるに決まってるんだから。全くしっかりして欲しいわ」

 

伊原は何故か俺の方を見てため息をついた。俺は何か悪い事でもしたのだろうか…。

俺と里志も席に着き、弁当を広げ始めるとドアが勢いよく開いた。

 

「みんなーっ遅れてごめんー!」

 

由比ヶ浜が息を切らせて入ってきた。後ろには比企谷も同じく肩で息をしている。二人は手を繋いでいたので、どうやら由比ヶ浜が比企谷を引っ張ってきた事が伺える。俺たちの視線に気づき、二人は慌てて手を離した。

 

「由比ヶ浜さん、遅かったわね」

 

「こんにちは由比ヶ浜さん、比企谷さん」

 

「ごめんねゆきのんー」

 

「大丈夫だよ結衣ちゃん、どうせ比企谷がもたもたしてたんでしょ」

 

由比ヶ浜は手を合わせて雪ノ下に謝り、それを伊原がフォローする。

 

「なんでそうだって決めつけんだよ」

 

「違うの?」

 

「……」

 

比企谷は息を整えながら反論したが、伊原に聞き返され失語する。

 

「そうなの、聞いてよまやちゃん、ヒッキーってば授業終わって部室行くと思ったら購買行っちゃうんだよ!」

 

「いや、俺弁当持ってきてないし。…購買行ってから部室行こうとしたんだよ」

 

「でもヒッキー部室と反対方向行ったじゃん」

 

「それは、あれだ…あまりにも天気が良かったんでな、ちょっとだけベストプレイスに行こうと…」

 

そう言う比企谷を雪ノ下と伊原が睨んでいる。

 

「比企谷さんは学校にベストプレイスなんて場所があるんですか?」

 

千反田は別のところに食いついたようで、不意の質問に比企谷も少し戸惑った。

 

「あ…あぁ、風が気持ちよくていい場所だ。俺はいつもそこで昼メシを食っている。お前もどうだ、ベストプレイス?」

 

比企谷は自慢気に言ったが、今度は由比ヶ浜が睨んでいる。なんだか怖い。

 

「ヒッキー、何ちーちゃん誘ってんの…でもヒッキー先週ほとんど教室でお昼食べてなかったっけ?」

 

比企谷は由比ヶ浜の声のトーンに少し臆した様で、声を上ずらせながら答えた。

 

「いや、誘ってるわけじゃないぞ?みんな自分のベストプレイスを持とうと言う提案だ、うん」

 

「へーそうなんだ」

 

「それに先週は水曜までずっと雨が降ってたからな。木曜も地面が濡れたままだったし、教室で食べざるを得なかった…。てゆうかなんでお前そんなに俺の事見てんの?」

 

「み、み、見てないしっ!全然見てないしっ!ヒッキーいつもお昼居ないから珍しいなーって思っただけだしっ!っていうかヒッキー自意識過剰過ぎ!」

 

由比ヶ浜は顔を赤くし否定したが、否定のし過ぎでむしろ怪しくもある。比企谷も少し赤くなっている様に見えた。

 

「雑談はそれぐらいにして、二人とも席に着いたら?そろそろ本題に入りましょう」

 

話を遮る様に雪ノ下の声に、俺たちは部室に集まった理由を思い出した。

 

「そうですっ。余計な話をしている場合ではありませんよ。午後の授業までの時間は限られているのです」

 

千反田も雪ノ下に続いて言う。こいつのせいで話が逸れた気もするが…。俺たちは弁当を広げながら話し合いを始めた。

 

 

※※※※※

 

 

「では始めましょうか。千反田さんお願いできるかしら」

 

「はい、それでは皆さん手元の資料を見て下さい。これは昨日の嘉悦さんの話を、私と雪乃さんで纏めたものです。摩耶花さんと福部さんは話を聞いてませんので、何か分からないことがあったら聞いて下さい」

 

司会雪ノ下、進行千反田という感じか。

 

「よくこんなもの作る時間があったな。しかも随分詳しく纏めてあるじゃねぇか」

 

比企谷が関心したように言う。

 

「はい。実は昨日雪乃さんに私の家に泊まってもらって一緒に作ったんです」

 

千反田がにっこり言うと、雪ノ下は咳払いをしながら、恥ずかしそうに頬を染めた。

 

「えー、いいなぁ!二人だけでずるいー」

 

「私も泊まりたかったなー」

 

由比ヶ浜と伊原は声を揃えて言う。

 

「すみません、急な話でしたので…だったら今度みんなでお泊まり会をしましょう」

 

千反田は手をぽんと合わせて楽しそうに言う。

 

「折木さんもいかがですか?お泊まり会」

 

千反田は犬がしっぽを振る様に聞いてきたので、俺はため息をついて答える。

 

「千反田、話が逸れてるぞ。時間がないんじゃなかったのか」

 

俺に言われ千反田ははっとなった。

 

「そうでしたっ、すみません。ではお泊まり会の事はまた後で決めるとして…皆さん手元の資料を見て下さい」

 

その話はまだするつもりなのか…。

千反田に言われ、全員資料を見る。

 

「依頼者は嘉悦千花絵さん、自分がどうして振られたのか知りたい、というのが依頼内容です。嘉悦さんは箏曲部に所属していて、その部長に恋をしていました。しかし自分の気持ちは叶わないものと思って告白はしない事に決めていました。しかし先週の木曜日の放課後、部長に呼び出され「部活の仲間だから好きって訳じゃない」と、言われて振られてしまいました。しかし何故彼が自分の気持ちを知っていたのか、何故自分から拒絶の言葉を伝えてきたのか、その訳を知りたいという事です。

次に箏曲部ですが、部員は全員二年生で男子三人、女子四人の小規模な部活です。部員同士は仲が良く、休日に遊びに行く事もあるそうです。メンバーは部長の花井剛さん、新渡戸明良さん、大須賀正樹さん、副部長の三好千早さん、日恵野春香さん、植田久美子さん、そして嘉悦千花絵さんです。

以上の事をふまえて依頼を解決しなければならないのですが、皆さん何か意見はありますか?」

 

「植田さんなら私と同じクラスだよ。でも先週の金曜日から学校休んでて今日も来てなかったよ」

 

「僕も花井君は知ってるよ。同じ総務委員なんだ。昨日も一緒だったよ」

 

伊原も里志も箏曲部の奴と知り合いらしい。意外と世間は狭いものだ。

 

「だけどどうして花井君は嘉悦さんの気持ち知ってたんだろうね?」

 

伊原はそう言いながら千反田の卵焼きを見ている。

 

「そうですね、何ででしょうか?」

 

千反田はそう言って伊原に卵焼きを差し出し、雪ノ下と由比ヶ浜にも進める。

 

「女の子ってそういう話に敏感だから、誰が誰の事を好きとかって相手を見てたら分かったりするよね」

 

由比ヶ浜は千反田に貰った卵焼きを食べながら言う。

 

「そう言う事なら部長としていつも部員を気にかけていた花井君なら嘉悦さんの気持ちに気付いてたかもしれないね」

 

「自分が隠してるつもりでも周りの奴らにはとっくにバレてるなんてよくある事だからな。花井が知ってても不思議じゃないだろう」

 

由比ヶ浜の意見に里志も比企谷も賛成する。

 

「そうね…それに、どうして嘉悦さんを振る必要があったのかも気になるわね、嘉悦さんは告白する気が無かったんでしょう?」

 

「確かに相手が何もしないならわざわざ自分が何かする必要は無いものね…」

 

そう言って伊原も雪ノ下考え込む。

 

「好きでいられる事が迷惑だったんじゃないのか?」

 

俺がそう言うと、伊原は諦めを含んだため息をついた。

 

「折木…あんたはなんでそういう考えしかできないのよ…」

 

「まぁまぁ摩耶花、ホータローだし仕方ないよ。けどホータロー、僕もその考えは間違ってると思うよ」

 

里志にも飽きられたように言われた。

こういう考えしかできなくて悪かったな…

 

「そう言う根拠は何だ?」

 

「根拠と言うほどのものでも無いんだけどね、花井くんの性格かな。言うなれば平和主義者!自分から事を荒立てず、穏やかに問題を解決しようとする人さ」

 

里志は割とお人間観察がなっている方だ。こいつそうが言うならおそらくそうなんだろう…俺は箸でウィンナを摘んで食べた。

 

「比企谷さんはどう思いますか」

 

パンを食べていた比企谷は千反田に聞かれ、少し考えた後ぽつりと言う。

 

「やっぱり直接聞くしか無いだろうな」

 

「でも嘉悦さんには言わないで欲しいと言われましたよ」

 

「なら部活の奴らにだな。どっちにしろ情報が少な過ぎる。今は話を聞いて情報を集めるのがいいだろ」

 

確かにこのまま話をしていても時間をただ無駄にするだけだ。そんなの俺の趣味じゃ無い。すると里志が手を挙げて言った。

 

「言わないで欲しいって言うのは嘉悦さんの事をだよね。だったら僕は花井君に話を聞いてみるよ。放課後総務委員の仕事もあるしね。その辺は上手いことやるから任せてよっ」

 

「まぁお前なら大丈夫だろうな」

 

比企谷も賛同する。そして伊原も

 

「じゃあ私は女の子に話聞いてみるよ。植田さんが休んでる事と一緒に何か聞けるかもしれないし」

 

「そうね、では女子の方は私たちで行って、比企谷君と折木君には男子の方へ行ってもらいましょう」

 

雪ノ下は当然の様に言った。確かに普通ならばそうだろう。けれども俺と比企谷で大丈夫だろうか。自慢では無いが自分が頼りになら無い事は心得ているし、多分比企谷も…ダメだろう、人と話すのは苦手そうだ。比企谷はこれでもかと言うくらいに嫌そうな顔をして雪ノ下に抗議していた。すると里志が

 

「それじゃダメだよ雪ノ下さん!ホータローと八幡のコミュニケーション能力の低さを甘く見たらいけないよっ!この二人じゃ、たとえ相手が男子でもちゃんと話を聞くのはまず無理だね。それに話しを直接聞くのと又聞きするのじゃ受ける印象が全く違うだろうし、そこを男女で分けるとなると話を聞いた感想に偏りが出るかもしれない。だから今回聞きに行くなら男子一人女子二人で別れるべきだと思うなっ」

 

またこいつは阿保なことをそれらしく言う。コミュニケーション能力については反論できない所もあるが…雪の下よ、こいつの口車に惑わされるな。

 

「確かに福部君の言う事も一理あるわね…みんなはどう思うかしら?」

 

雪ノ下は口元に手を当てながら意見を求める。

 

「確かに折木と比企谷に任せるのは少し不安かも…」

 

伊原は可哀想なものを見る様な目で俺たちを見る。

 

「少し言い過ぎじゃね?心折れちゃうよ俺?」

 

反論する比企谷。

 

「じゃあちゃんと話聞いて来れるの?」

 

「できるなんて言ってないだろ。もう少し優しく言って下さいって言ってんだよ」

 

比企谷は強気に頼んだが伊原に睨まれ無言になり、またパンを囓った。

やはり比企谷と二人はダメだな、と俺は思った。

 

「私は良いと思います、きちんと分散された方が話もちゃんと聞けると思いますし」

 

千反田は里志の意見に賛成した。

 

「じゃあ、あたしは男子に話聞きに行くよ。かえちゃんと一緒の時に少し話した事あるし」

 

由比ヶ浜がそう言った所で話は概ね纏まっていった。俺としては自分が主体的に話を聞く立場にならなければ誰と一緒でもいい。比企谷と、後は千反田と一緒にならなければ多分大丈夫だろう。そう考えているうちに話は進み、俺は雪ノ下と伊原とで女子の所に行き、比企谷は由比ヶ浜と千反田と一緒に男子の所に行く事になった。

 

「では放課後、またここに集まってからそれぞれ話を聞きに行きましょう。戻ってきたら聞いてきた事を報告して検討しましょう。福部君は総務委員だから、もし来られるなら連絡を頂戴。無理ならまた明日の昼休みに話を聞かせて貰うわ」

 

「了解っ‼︎」

 

里志は雪ノ下に敬礼をした。そして千反田が音頭を取る。

 

「それでは皆さん放課後は頑張りましょうっ!嘉悦さんの無念を晴らしましょう!」

 

「嘉悦は別に花井を恨んじゃいないだろ」

 

俺のツッコミにはっとなる千反田。

 

「はっ、そうでした。でもとにかく頑張りましょうっ!せーの、えい!えい!おー‼︎」

 

「おー…」

 

雪ノ下は恥ずかしそうに小さな声で言い、比企谷はやる気無さげに右手を挙げる。まぁ俺もそんな感じだ。後の奴らは割と楽しそうにやっていたが、要するに俺たちはあまり纏まらないまま、放課後に向け一致団結するのであった。

 

「あっ、それとお泊り会はどうしましょう?」


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