次元龍の息子はやはり世界最強なのか   作:オリシュラビッ党

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さあやってまいりました!

お待ちかね不死鳥のサンドバック!

とりあえずみんな魔改造済みなんでイッセーはミラなんかに負けません。

タグを幾つか変更しました。


実力派のグレモリー眷属

イッセーside

 

快晴!悪魔で高校生の俺には少し辛い程度の朝…今日の特訓、黒歌お姉様は体調が悪くて参加ができなく、俺は当初予定していた気の練り方と魔力の強化を後日に回し、今日は帝先生に…あ、千鶴って呼んでいいって言ってたな。千鶴先生に復習を兼ねて組み手をさせてもらった。

初めてやった時は、全身をくまなく触られ命がいくつあっても足らなかったのが、今では千鶴先生がとてつも無い手加減をしてくれている掌打を、感覚を研ぎ澄まし自分に触れられる前に手をはたき落すという事が出来るようになった。今では自分に向けられる視線同様、強者の気配にも敏感になった。

 

自分より強い存在は物凄くいる。今グレモリー眷属で感じる自分より弱い気がいないからだ。アーシアでさえ今は『聖女の微笑』を完全にコントロールし、この前なんて時速140キロ(目測)で俺の体に回復のオーラをぶつけた後、懐に入ってきて背負い投げをされ、関節を決められた。千鶴お兄さん……アーシア強いっす。

まあでもそれは俺の倍は努力しているからだってのは白音ちゃんに聞いた。学校が終わって部活で特に用事が無い時は家で2人に教えを受けているらしいから。

今は俺が最弱と少し落ち込んだが、千鶴先生がイッセーは努力家だ。自信が無いなら自信をつけてやる。と言われ『赤龍帝の籠手』で倍加をしろと言われ5分経った頃…ドライグが籠手にある宝玉の中で吠えていた。俺にしか聞こえない音量で。

 

『あ、相棒!?か、体は大丈夫なのか!?』

 

「え?いや特に…めっちゃ力湧いてくるけど。」

 

『こ、これは……相棒!もしかしたら禁手に今までの所有者達より早く至れるぞ!後はきっかけがあればだが……』

 

「凄まじいな。今まで会ってきた魔王や堕天使総督以外での誰よりも強そうだぞ、イッセー!」

 

おおおおおおお!ち、千鶴先生にそこまで言ってもらえるなんて!

ドライグ!禁手ってなんだ!?まだ強くなれるのか!?

 

『元々人間の相棒じゃあ、倍加を10回もできないとは思ってたが……まさかここまでとは!ああ!禁手に至れば確実にあの男を殴れるぞ!』

 

そんなにか!?よっし!!

 

「千鶴先生!!黒歌お姉様を俺に下さい!!」

 

『そうだ、言ってやれ!今の相棒ならあんな男……あ。』

 

「そうか……じゃあこれを耐えて反撃してみろ。そうしたら考えてやる。」

 

そう言って千鶴先生の頭の上に現れた透明に近い巨大な剣……あれ?気のせいかな?今の俺でさえ体の震えが……止まらない!?

 

「ド、ドライグ!?あ、あれ!?おい!どうすれば禁手になれるんだよ!?あんなん食らったら……くそ!死ぬ前に!」

 

もう振り下ろされる剣…あれは死ぬ。ドライグからは返答がなかった。

俺は最後の力を振り絞りこちらを見てベンチに座って震えている黒歌お姉様のところへ走る!

 

「にゃ、イッセー?」

 

とてつも無いスピードを出した気がするが、そんな事より俺は覚悟を決める!

朱乃先輩とリアス部長に負けず劣らないそのお胸様!一度触りたい!いや触らせて下さい!最悪見るだけでも!

けどやっぱり!

 

「死ぬ前におっぱい揉ませてください!」

 

「「「……………」」」

 

木場に白音ちゃん、アーシアが俺を蔑むような目で見てくる……あ!

黒歌お姉様が俺の手を掴み……思い切り投げ飛ばした!?

 

「目が下品にゃ。それに私はもう千鶴の……」

 

何か言っていたが覚えてない…。俺はそのまま千鶴先生に真っ二つにされたんだろう……起きたら保健室だったし。体の真ん中にまだ痛みがあったかから。

 

どうやら今は放課後のようで、グラウンドでは野球部がキャッチボール、陸上部が走り込んでいた。

 

「あれ?なんだこの魔力?」

 

旧校舎から感じる複数の魔力…中にある気の8人は俺のよく知るグレモリー眷属と帝兄妹。後は帝先生より格段に劣るがとてつも無い力を持っている人に、なんか今まで感じたことないぶっちゃけ俺たちより弱いぐらいの気が15人、後は俺と同じぐらいなのが1人だ。

とりあえず向かおうと…俺は『赤龍帝の籠手』を現せ倍加を初めて旧校舎にある部室へ向かった。

 

イッセーside out

 

アーシアside

 

うう、今日は朝から大変でした。

千鶴お兄様が放った透明に近い剣がイッセーさんを両断しグラウンドを爆散させた時は少し漏らしてしまいました。何がとは言いません。

その後千鶴お兄様がやり過ぎたと言ってイッセーさんを蘇生させていたのを見て、私もいつかあんな回復術を身につけることができるのかもと期待してしまいました。

そして放課後…また大変な事が起こりました。

放課後にイッセーさんの様子を見に行って、まだ目が覚めないようだったので途中会った木場さんと部室へ向かう最中…突如感じた巨大な魔力に私は木場さんと見つめ合ってしまいました。

 

「多分だけどグレイフィアさんかな?」

 

「お知り合いですか?それなら安心ですね。」

 

私は構えていた短剣を仕舞い込んだ。これは私が元々持っていた十字架や聖水を混ぜ刀身とした帝印の聖短剣。千鶴お兄様と黒歌お姉様も協力してくれて、この文字の描かれた鞘に入れておけば聖のオーラが私に害をもたらす事は無いそうです。

悪魔に一刺しすれば激痛が襲うという事で、私はこれを扱えるように木場さんに鍛えて貰ってました。

 

「聖剣のようで聖剣じゃない……まるで踊らされてるようだけど、千鶴先生だからね。」

 

木場さんは聖剣にとてつも無い怒りがあるそうです。復讐を望んでいる……昔はそう思っていたけど、次のステージに登るのには必須だし、忘れろとは言わないと千鶴お兄様が仰ったおかげである程度の心構えはできたようで、時々聖短剣を憎らしく見てましたが今はそうでもありません。

 

「まあそれを使うのははぐれ悪魔とかにしたほうがいいよ。グレイフィアさんに使ったら魔王様が襲ってくるからね。」

 

魔王様?サーゼクス様でしょうか?千鶴お兄様とはご友人らしく、この前家に電話がかかってきました。挨拶だけして千鶴お兄様に渡しましたが、とても気さくな方で、リアス部長を宜しくと言われました。

 

「とりあえず行きましょうか。リアス部長もいるみたいですから。」

 

「黒歌先輩と白音ちゃんも近いね。襲わないで欲しいけど。」

 

私たちより前にいる黒歌お姉様と白音ちゃん。あの2人なら大丈夫だと思いますよ?

そして旧校舎の中…途中で千鶴お兄様に会い、一緒に部室へ行きました。

 

「……綺麗な方ですね。」

 

「魔王サーゼクス・ルシファーの『女王』にして奥さん。一子を持つお母様でリアスの義理の姉だな。」

 

千鶴お兄様がソファーに座り、膝の上に黒歌お姉様を乗せ抱きしめながらそう言ってきました。

部屋にいたのは今までお会いしたことのなかった白銀の髪にメイド服を着たグレイフィア様。

そう言えば黒歌お姉様と千鶴お兄様のお二人は兄妹と言う境界を超えて恋人になったそうです。朝そう聞かされました。嬉しそうな黒歌お姉様とそれを見て少し複雑そうな白音ちゃん。そして眉間に皺を寄せてそれを眺めているリアス部長…かくいう私も、少し羨ましく思ってしまってます。ああ、主よ…幸せなお二人に嫉妬してしまう私に罰をっ!?!?

頭が割れそうでした…こういう罰なら受入れようかと思います。

 

「イッセーがまだ来てないけどあなた達に報告しなければいけない事があるの。そこ!いつまでイチャイチャとしてるの!」

 

リアス部長が黒歌お姉様と千鶴お兄様を見て怒っていますが、黒歌お姉様は気にしてないのか千鶴お兄様の膝に座りながら体を捻らせ千鶴お兄様の背中に手を回して胸板に顔を押し付けています。

遠目で見たらお姉様2人が抱きついているように見えますね。言ったら千鶴お兄様に頭をグリグリされますけど。

 

「お嬢様、私が……」

 

「ちょっと!千鶴!あなた昨日言ったことは嘘だったの!?」

 

昨日?千鶴お兄様からは昨日の夜に黒歌お姉様と恋人になったって聞きましたけど……グレイフィア様がため息をついてます。

 

「嘘じゃないさ。俺の気持ちを正直に述べただけさ。好きだって言ったのは嘘じゃないよ。」

 

「っ〜〜〜!?」

 

千鶴お兄様は真剣な表情をして、黒歌お姉様の頭を撫でながら凛々しい声でリアス部長にそう言って笑みを浮かべました。

聞いてたこっちもまるで好きだと告白されたような気になってしまいます……木場さん?顔が真っ赤ですよ?

 

「あ、いや……大きな声じゃ言えないけど千鶴先生って横顔とか凄い綺麗だし。」

 

「それ以上は結構ですよ?あの…人の好みに口を出すわけじゃないですけど、普通に女の人を好きになった方が」

 

「ちょっ!違うよ、僕は男が好きってわけじゃないからね!」

 

木場さんが凄い焦って私に弁解をしてきました。

まあ千鶴お兄様は美しいですからね。気品も感じますし、リアス部長にも負けてないです。

そんな風に喋ってると、突然部室の中に魔方陣が現れました……確かフェニックスの紋章ですね。この前皆さんで勉強したんですよね……イッセーさんは堕天使の幹部さんの名前が覚えるのに苦労してました。

魔方陣から溢れ出てくる炎…あ、火の粉が部室に飛び散ってますね。燃えないんでしょうか?

 

「ふん!」

 

魔方陣から出てきたのは男の人…確かああいうのをチャラ男っていうんですよね?黒歌お姉様と買い物に行ってた時に会った人たちと同じ雰囲気です。

けど私より強いです。殴られたら痛いでしょうね…白音ちゃんの攻撃を受けると骨が折れてしまいますけど、このチャラ男さんの攻撃なら腫れる程度で済みそうです。

自分で出した炎を自分の腕で払って消してました。そんなことするなら出さなければいいんじゃないでしょうか?

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ。」

 

声は男らしい…この前深夜に見たアニメの声優さんでいう魔人警察ムウロさんみたいな声ですね。白音ちゃんがアニメ好きなので、たまに一緒に見てしまいます。録画でいいんじゃないかと言ったら怒られました。

ムウロ様声のチャラ男さんは部室を見渡すとリアス部長に気付いたのか口元をニヤけさせました。

 

「愛しのリアス、会いに来たぜ。」

 

そう言って声を掛けました。チャラ男さんの言葉から出た愛に私は嫌悪を顔に表してしまいました。愛?あなたの目を見れば分かりますよ?そのセリフに特に愛なんて篭ってないのが。

 

「アーシアさん、聖短剣は納めて。アレを刺したらリアス部長の立場が無い。」

 

気付いたら聖短剣を掴んでいました。もし刀身が出てたらあのチャラ男さんにバレるところでした。

 

「黒歌!あなたは千鶴の妹でしょ!?」

 

「それはそうだけど、そんな壁私たちには関係無いもん。」

 

「そうだな…元々血は繋がってないから子供も心配しなくていいだろう。」

 

黒歌お姉様と千鶴お兄様、リアス部長はチャラ男さんに気付いてないようで、後ろから声を掛けた体制で固まってます。

はぁ、聞いてるだけで頬が熱くなってます…あれが惚気っていうやつなんですね。けど羨ましいです…私も千鶴お兄様に正直な気持ちを伝えたらあんな風に……

 

「おいリアス!お前の婚約者がっ!?」

 

「さっきから五月蝿いわ!千鶴!今日ライザーが来るの、だから宣言するわ!あなたを私の婿養子として迎えるって!」

 

ああ、あの方ライザーというんですね。フェニックスだからでしょう…頭が吹き飛ばされましたけど再生してました。

 

「お、おいリアスの女王……」

 

「はい?あら、部長駄目ですわよ?そっちにはティーセットがあるんですから。」

 

「ふん!分かってるわよそんな事!」

 

リアス部長の手には魔力が練られており、それをまさに黒歌お姉様にぶつけようとしたところ朱乃先輩に言われ黒歌お姉様に向けていた手を床に向けて魔力を放ちました……ライザーさんを巻き沿いに。凄いですね、下半身が再生していきます。

 

「……リ、リアスの騎士!」

 

「なんでしょうか?あ、リアス部長、そっちにはシャワー室がありますよ。」

 

「祐斗まで!もう!」

 

まだ鬱憤が溜まってるのでしょう。また魔力を溜めて、逃げる黒歌お姉様に向けて放とうとした魔力を木場さんに言われ標的を変え下に向けて床に放ちました……体に木片が刺さっても平気なんですね、ライザーさん。

お二人ともお客さんの前でみっともないですよ。

 

「お、おい…リ、リアスの僧侶?」

 

「え?あ、ごめんなさい!」

 

みんなを鎮めようと前に出れば先程まで持っていた聖短剣が床に落ちてライザーさんの足元に落ちてしまいました。ああ、聖なるオーラが溢れてしまってます。

ライザーさんをはじめ、悪魔の皆さんは顔を引きつらせてました。もちろん私もですが…失敗失敗。

けどおかげで落ち着いたようです。

 

「……あら、ライザー。来ていたなら声を掛けてくれればいいのに。」

 

リアス部長は悪びれもなくそう言ってため息をついています。ああ、気付いて無かったんですね。

 

「式場を見に行こう。リアス。今すぐ。」

 

怯えてますね…そんなにリアス部長が怖いんでしょうか?

 

「アーシア様…それをしまっていただけると嬉しいんですが……」

 

「え?ああ、すいません!」

 

私が聖短剣を出したままなのをお教え下さいました。ああ主よ…このお優しく美しいグレイフィア様に加護を……

 

「っ!?」

 

ああ、申し訳ありません!祈ってしまいました!グレイフィア様が頭をおさえてこちらを睨んできてます……ワタシジャアリマセンヨー。

 

「……リアスの眷属は規格外の者が多いな。全員中級以上か。」

 

どうやら私たちは下に見られているんですね。確かに実力はライザーさんの方が高いですが、眷属っていうからには千鶴お兄様や黒歌お姉様、白音ちゃんが自分より上なのは分かってるんでしょうか?

 

「そこにいる妖怪もなかなかの力を持ってるな。俺に駒が残ってたらお前たちに使ってるところだ。」

 

ああ、下に見てますね。そう言えば魔力や妖力はある程度抑えているんでしたっけ?

 

「そこの黒髪の女は美しいな…どうだ?眷属にはできないが俺の愛人になら」

 

「おとといくるにゃ。小さい男に興味ないし、むさ苦しいにゃ。」

 

ですよね。小さい?男としての器ってやつでしょうか?

 

「貴様ぁ、俺を誰…と……」

 

「久しぶりだな、ライザー。」

 

黒歌お姉様の言葉に炎を拭き出させ怒りを向けるライザーさん……はそのまま黒歌お姉様が抱きついた千鶴お兄様を見て目を見開きガクガク震え始めました。

 

あれ?

 

ライザーさんが炎を消したかと思えば魔方陣が現れ、そこから何人もの女性が出てきました。

なんだか修羅場になりそうな気がします。

 

アーシアside out

 

祐斗side

 

ライザー・フェニックス…フェニックス家の三男で僕たちの王、リアス・グレモリーの婚約者……なんだけど、こんな人だったのか。

実力を隠していないんだったら今のイッセー君と同じくらいの実力かな?今はみんな力を抑えてるからライザーが気付かないのは仕方ないかな。

けど彼の眷属がこんなに弱く感じるのは、やっぱり千鶴先生の指導のおかげかな。

 

「どうだリアス?これが俺の眷属達だ!お前ら、あの男を殺せ!」

 

そう言って千鶴先生を指差す彼…いや、眷属を向かわせるより自分で行った方が……あ。

 

「千鶴を殺す?」

 

「………にゃあ。」

 

お二人が抑えてた力を解き放った……ははは、アレはダメだね。見てみてよ、ライザーが女王かな?紫の髪をした女の人の後ろに隠れてしまった。

他の眷属も獲物を落としガクガク震えている。

僕たちには向けられてないから分からないけど、その殺気を超える人が後ろにいるんだよね。あ、横からも……

 

「いけませんよ、殺せなんて言葉は。」

 

それは収めて欲しいかな…聖剣じゃないのは分かってるんだけど、ただでさえ僕の神経を逆撫でするんだ。

 

「あらあら、うふふ……皆さん千鶴先生の事が大好きなんですわね。勿論…私も黙って見過ごすつもりはありませんが。」

 

「ライザー、千鶴に手を出したらあなたを再生不能まで至らせるわよ?」

 

僕は違う理由だけど、グレモリー眷属が一丸となりライザーとその眷属達へ殺気を向ける。

グレイフィアさんも僕たちの殺気を感じ取り、いざとなったら止める姿勢でいる。

そんな時…部室に遅れてきた人がいた。

 

「遅くなりました!……あれ何事?」

 

イッセー君だった。赤龍帝の籠手を既に出してることから、ある程度のことは覚悟してるみたいだ。

 

「あ、あいつを始めに倒せ!はは、ミラ行け!」

 

「はい、ライザー様!」

 

ミラという棍を持った女の子がイッセー君に向かっていった。

いやぁ、イッセー君はやっぱり初見では弱く見られてしまうんだろうか?

 

「え?」

 

「敵って事?確認するの忘れてたけど。」

 

イッセー君に攻撃するなら近接戦闘は避けた方がいいよ。僕でさえ彼の近くには寄りたくないぐらいだから。

ミラという子は棍を掴まれ引き寄せられればそのまま鳩尾にパンチを喰らい血を吐いた後その場に倒れた。

弱いな…そう呟いたイッセー君を僕は見逃さなかった。勿論それは相手にも分かったようで、次に来たのは双子っぽい子達。電動チェーンソーを2人が構えイッセー君に向かってくが、イッセー君は臆することなく彼女達の前に立てば赤龍帝の籠手で電動チェーンソーを壊し回し蹴りで2人を蹴り飛ばした。

 

「俺、あんまり女の子に傷をつけたくないんだけど……」

 

イッセー君が頭をポリポリとかきながら倒れた3人を見ていた。

油断はダメだよイッセー君。

 

「カ、カーラマイン!シーリス!」

 

次に来たのは剣を持った2人……あれはダメだね。

イッセー君は剣術がてんでダメだったが、今は僕と共に素振りをして剣術指南もしている。この前剣術の師匠に、友達に教えたいと言ったらコツを教えてくれて、それからはイッセー君も上達している。

だから、僕が手加減した時と同等の彼女達は……大変な目にあう。

 

「ぐっ!?」

 

「ああっ!?」

 

素手対剣の対処法として千鶴先生の言った事…それは一撃目を避けて腕を折れだったらしい。僕も最初両手を折られてびっくりした。

千鶴先生と修行をするとある一線を超えてしまい、あれぐらいは簡単にできるようになってしまったらしい。恐ろしいよね。僕とやる時は折らないでくれと頼んでおいた。

 

「貴様ぁ!」

 

「よくも!」

 

チャイナ服を着た子と顔を半分隠すような仮面を被っている子がイッセー君に飛びかかった。

2人は戦車だろうか?それぞれ拳に力を込めていた。

けどこっちにも戦車候補の人が師匠にいる。

白音ちゃんの実力は手加減していて彼女達以上だろう。白音ちゃんの拳が鳩尾に入った時なんか30分は悶絶して吐くしね。

 

「えっと…、いつまでやるの?」

 

イッセー君が2人の拳を受け止めながら聞いてきた。足蹴りも体幹がしっかりしてるからか全く効いてない。走り込みのおかげだね。

地獄のグラウンド周回は既にみんなクリアしてるし、白音ちゃんが手加減している蹴りならみんな吹き飛ばされないかな。

 

「こ、こいつ!」

 

「なんて強固な!」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

褒める人が敵なのはどうなんだろう。

けど多分それはイッセーくんの『赤龍帝の籠手』が倍加を何回かしてるからだろうね。

けど倍加が解けてないって事は全然力を出してないんだろうか?確か強い一撃を放つとリセットされるんだっけ?

 

「双方、攻撃を止めてください。止めなければ私が仲介に入ります。」

 

「え?あ、はい!」

 

グレイフィアさんの強さに気付いたのかイッセー君は2人の手を離した…。これが魔王様の女王か。

 

「お嬢様、ライザー様、お二人の関係は分かっております。ライザー様はリアスお嬢様と結婚をしたい。リアスお嬢様はしたくない。相違はありませんか?」

 

このままでは話が進まないと思ったのか、グレイフィアさんは2人を見た。

ライザーはそうだと言って千鶴先生を視界に入れないようにしてグレイフィアさんにそう宣言し、リアス部長もええと言ってライザーを睨んでいた。

 

「でしたらレーティングゲームで決着…というのはどうでしょうか?」

 

「ふん!どうせお父様とお兄様が最終手段として用意したものでしょ?私の生き方をいじられるのは腹立たしいけど、またとない機会だわ!ライザー、レーティングゲームで勝負よ!私が勝ったら婚約破棄!あなたが万が一でも勝ったら結婚でもなんでもしてあげるわ!」

 

「言ってくれるな、リアス。いいだろう!俺が勝ったら即結婚だ!負ける事なんて万が一にも億が一にもないがな!」

 

千鶴先生が見えないように横に紫の髪をした女性を盾にしているのにそんな事を言うライザーに、僕とアーシアさんは小さく笑ってしまった。

 

「それでは準備をいたします。今日から5日後…ライザー様の眷属が回復した後始めれるようにいたします。」

 

グレイフィアさんが言うには、ライザーの眷属の治療もそうだが今回の事で話を知っている貴族にも声をかけるらしい。まあ当然かな…。今すぐやってもいいとはリアス部長が言っていたけど、ライザーが眷属を回復させるから待てと言って帰って行った。

イッセー君1人で勝てるんじゃないかな?

そんな事を思いながら、僕たちはこの5日間…圧倒的な力でライザー達をねじ伏せれるようにしてもらうため千鶴先生に助力を頼んだのは言うまでもない。

 

祐斗side out

 




いよいよ次回はレーティングゲーム回!
修行は冒頭で少しやって、すぐにレーティングゲーム……即終了の流れかなと。

ああ、早くコカビーとか尻龍皇とかそうそーとか出したい!

あ、レーティングゲーム終わったら使い魔の森行きます。

では誤字等、感想等ありましたらよろしくお願いします。
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