FAIRY TAIL 雷神衆の少女   作:雨宮ラキ

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とか何とか、豪勢なサブタイですがそこまですごいものではないですはい。



明かされた真実

 

 

六魔との戦いを終え、マグノリアへと帰ってきたルーナたちは報告するために帰ってきてすぐにギルドへと来ていた。

 

「…と言うわけで、ウェンディとシャルル、マキナをこのギルドへ招待した。」

 

報告を終えたエルザはウェンディたちを紹介する。ウェンディはペコリとお辞儀をし、愛想よくしているのだが、シャルルとマキナは無愛想のままだ。

 

ウェンディの可愛らしい容姿に皆が歓迎している。

 

………のだが、ルーナはそれどころではなかった。

 

何も言わずついて行ったため、心配していたのだ。先程もマスターに叱られたのだが、次はフリードたちにも叱られてしまっていた。

 

「はぁ…ルーナ、なんでお前はそう……。」

 

ブツブツと繰り返されるフリードの説教を聞きながら、ルーナは口を尖らせた。

 

「フリード、まぁいいじゃねぇか。無事だったんだしよ。」

「……そうだな。」

 

ビックスローがルーナの頭をポンポンと叩きながらフリードをなだめる。

だが、ビックスローは少し違和感を覚えた。丁度いい位置にあるからか、ルーナの頭に手をのせるのだが、いつもより背が小さい気がするのだ。

 

「……ルーナ、背縮んだか?」

「そんなわけ無いでしょ!」

 

だよなー。と言いながらも納得出来ず首を傾げる。

それを見ていたエバはルーナの足元を見て言った。

 

「今日はブーツじゃないものね。ああ…もしかしてアレで背伸ばしてたの?」

「っう…。」

 

それは図星だったようでルーナは目線を下にさげ口を膨らませた。

 

「まぁ…ルーナもまだ成長期だ。背はこれから大きくなるさ。」

 

ルーナたちの会話を聞いていたこの少年は慰めのつもりで言ったのだがそれは逆効果だったようで、ルーナは口の膨らみを先程よりも大きくし、頬をほんのり赤くさせ叫んだ。

 

「私は、今年で20だよっ!!」

 

その言葉はギルド全体に伝わったようで、静まり返っている。

 

ルーナの背丈はウェンディと変わらないくらいか、それより少し大きいぐらいだ。

ナツと同じくらいに入ったのはみんな知っていた為、せいぜい16か17ぐらいだと思っていたのだろう。

 

一瞬静まり返ったかと思えば、次の瞬間、驚きの叫び声が上がった。

 

「……あれ、言ってなかったっけ?」

「親しくなった奴にしか言ってねぇんじゃねぇか?エルザとかミラは知ってる見てぇだし。」

 

ルーナはてっきりみんなが知っているものだと思っていたようで首を傾げた。

そして、何かを思い出したかのように声をあげた。

 

フリードが声をかけるが、ルーナはそれを聞いているのか聞いていないのか、マキナのところに行き、じっと顔を見ながら言った。

 

「マキナの昔住んでた村ってメイスト村?」

 

その問に、マキナは戸惑いながらも頷く。

いきなりそんなことを聞かれたのだ。戸惑わないわけがないだろう。

 

「ああ、やっぱり!どこかで見た事あると思った。セルマおじさんの息子だ!」

 

セルマと言うのはセルマ・マキナのことで、マキナ…ここではリリアと言っておこう。

 

リリアの父親なのだ。

 

「何でお前、親父の名前知ってるんだ?」

 

その疑問は当然のもので、ルーナの返答もまた当然のものだった。

 

「私もその村の住民だったからだよ。

 

この眼のことを怖がってた母親に虐待されてたから7歳の時に家出したけど。

…あーでも、その時マキナはまだ5歳だったからなぁ…覚えてないもの当然か。」

 

スラスラとさも当然のように出てくる事実に皆目を見開く。

 

ルーナの身体にはもうその傷は残っていないが、唯一に影響があったのが身長だ。

生きるための最低限の食事しか出されなかったため、栄養が足りず背が伸びなかったのだ。

 

「…村が焼ける2年前か。」

 

マキナとルーナの出身地であるメイスト村はもう無い。

闇ギルドに焼かれ、半分が殺され、半分が奴隷として連れてかれ、あと1割にも満たない者が生き残った。

 

だからそこ、ルーナは闇ギルドに敵意をむき出しにしているのだ。

 

 

 

新メンバーが入ったというのにどんどん下がっていくギルドのテンションを見越してか、マカロフは手を叩き、叫んだ。

 

 

「今日は三人も入ったのじゃ!宴をするぞ!」

 

「唐突だな!?」

 

突っ込みもあったが、それについては賛成のようで皆が盛り上げた。

その途中、ウェンディやマキナの魔法について語ったり、ただビールを飲んだり、ナツがルーシィの服を燃やしたりと、とても楽しい宴となったのだが、それについて話していたら時間がいくらあっても足りないだろう。

 

 







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