FAIRY TAIL 雷神衆の少女   作:雨宮ラキ

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フェアリーテイル51巻発売記念更新!!ただ、愛しのラクサスが出てきてくれなくて悲しい…
何やってるんでしょうね。
それがわからないと追いついた時辛い…まぁ、追いつかないでしょうが




マキナの魔法

 

ルーナとイヴは二人で他愛のない話をしながら歩いていた。

当然だが、エルザ達のいるであろう場所行くためだ。

 

運が良かったことにイヴの見覚えのある道だったらしく、今はイヴより少し後ろにルーナが付いていってる。

 

「…あれ、何なんだろうね。」

 

ルーナがそう言って指差す先にあるのは黒い光。

イヴは首を傾げながら答えた。

 

「まだ良くわからないんだ。あの場所にニルヴァーナがありそうなんだけどね。」

「そうなんだ。ちょっと気になるね。」

「なら、行ってこれば?僕は大丈夫だから。」

「いや、一応送るよ。敵に見つかったら困るし。」

 

イヴの言葉に首を振りながらルーナは辺りを警戒していた。

ナツやグレイも居るのだから雑魚は皆やられているだろうが、一応だ。

 

そんな会話をしながら歩いていると開けた場所に出た。

さすがのルーナでもわかる。ここにエルザ達がいるはずだ。

 

「……あれ?居ない。」

 

だが、そこは蛻の殻で、人っ子一人居なかった。

 

「何処かに移動したのかな。」

「もうウェンディたち助けられたのかもね。」

 

イヴは気に凭れかかって座り、ルーナに言う。

 

「誰も居ないのはちょっとあれだけど。僕のことは気にせず行ってきたらどう?」

「…そうだね。イヴはここで休んでて。」

「うん、気をつけて。」

 

ルーナはイヴに背中を向け、駈け出す。

体力はそこまで回復してないが、今はそんなことをいってる場合ではないだろう。

今、呑気なことを言っていたらニルヴァーナが起動されるかもしれないのだ。

 

止められるのなら、急がなくてもいいのかも知れないが、その時近くに居ないと何もできない。

無理言って付いてきた以上、少しでも力になりたいのだ。

 

 

 

ルーナはただひたすら走り、その場所へと向かう。

 

 

 

 

ルーナがやっとの思いでその場所に来た時だった。

 

 

 

「っはぁ……はぁ……っ…なに!?」

 

突然、地面が揺れ、割れ始めたのだ。

ルーナの足元が膨れ上がり、ルーナは倒れそうになる。

地面にしゃがみ込み、倒れるのを防ぐ。

 

8本の足が地面から這い出て来て、ソレの全貌が露わになる。

ソレは一つの街のようだった。

ルーナの場所はギリギリ街の上だったようで少しでも後ろに下がったら確実に落ちてしまうだろう。

 

「………もしかして、これが…ニルヴァーナ?」

 

ルーナは一つの仮定に辿り着き、その仮定をボソリと呟いた。

 

それを呟いた途端、いきなり地に支えられた足が動き出し、ルーナは後ろに倒れる。

 

「え…?っわわ、落ち、………っ。」

 

落ちるが、ちょうど手を掴める溝があり、それに捕まる。

 

「だ、誰、か…!助け…!死ぬ!落ちたら死ぬって!」

 

誰も居ないのはわかっているが叫ばずにはいられないのだろう。

涙目になりながら、ルーナは助けを呼ぶ。

 

「っ……手、痛い…もう、無理。」

 

ルーナは手の痛さに耐え切れなくなり離してしまう。

 

「ぃ、やああああああああ―――――っ!」

 

そのまま、どんどん下へと落ちていってしまう。

 

あと少しで落ちる。という時、マキナの声が聞こえた。

マキナはルーナに手を向けた瞬間、ルーナに浮遊感がやってきた。

落ちる感覚ではなく、ふわりと宇宙にやって来たような浮遊感だ。

 

だが、ルーナはずっと目を瞑っていた為、何もわからない。

恐る恐る目を開くとルーナは宙を浮いていた

 

「あれ?…なん、で。」

「…大丈夫か?」

「…うん、大丈夫だけど。」

 

ルーナは頷くが、どことなく納得していない様子だ。

今の状況が飲みこめてないからなのかも知れない。

マキナはその様子を察し説明する。

 

「これが俺の魔法だ。重力変換。このまま上に昇らせることもできるぞ。」

 

マキナが手を上に振ると地面につくかどうかというところにいたルーナはゆっくりと上に昇っていく。

 

「ま、待って!」

「ん?……あ。」

 

ルーナの一声でマキナが上を向くとルーナがしゃがみ込みスカートの中を見えないように隠しているところだった。

だが、マキナからは見えていたようで少し目を逸らし、済まない…と掠れ気味に呟いた。

 

「バカ!バーカ!早くおろして、変態!」

「…わざとじゃないからな。」

 

マキナは手を降ろし、ルーナを地面へと戻す。

ルーナは降りた瞬間、マキナに蹴りを入れる。

 

「……これで許す。けど、その魔法、どうやって戦うの?」

「岩を動かしたりして落としたりだとか…まぁ、サポート側なんだよ、俺は。」

「なるほど、自分の重力も変えられるの?」

「ああ。」

「じゃあ、それで一緒に上に行こうよ…。」

 

ルーナはもう見られたくないのだろう。ため息をつきながら言った。

マキナはその手があったかというような顔をしてから魔法を発動させた。

 

すると、ルーナとマキナ、二人の体が浮き、ニルヴァーナであろう場所へと降り立った。

 

 

 

 





マキナの魔法は重力しか変えられないので剣を横からぶっ刺したりは出来ません。
といっても、それも修行次第でかわるかもですけど。

弱そうに見えて、でか過ぎなければ変換できるから結構強いのかも。

ゆっくりなら移動出来ますしね
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