主人公「ずっと見えてる女子の後を追うで」
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女の生徒にストーキングする
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主人公「話しかけても無視されるんだけど……」
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女の生徒にシカトされ続ける
↓
主人公「ゾンビいたから注意しようとしたら女子に触れないだが」
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女子に触れない!(重要)
〈結果〉
主人公がぐれた
俺はもうこの世界にいない。
そのことがわかった瞬間全てがどうでも良くなった。
なんで学校の生徒がゾンビになっているのか。
なんで彼女はあの学校で生き残っているのか。
なんで……なんで……自分は生き残っていないのか。
自分はおぼつかない足であのバリケードから離れていった。
正確には彼女を見るのが嫌だった。
ゾンビと戦って必死に生きている彼女。
それに比べて誰からも認識されない自分。
きっとこれから先、生存者を見つけてもその人は俺のことを認識しないだろう。
(それならずっと妄想の中にいれば)
そうだ、現実の世界じゃなくてずっと妄想の世界に逃げ込めばいいじゃないか。
その世界なら俺のことを認識してくれる。
その世界なら他の人に触れられる。
その世界ならみんなゾンビじゃなく窓も割れていない。
頭にノイズが走る
なんて素晴らしい世界なんだろう。
なんて最高の世界なんだろう。
なんて……なんて……
なんて悲しい世界なんだろう。
ドンッ!!
そんなことを考えていると誰かにぶつかった。
ぶつかったということは多分俺の妄想の人物なのだろう。
「ごめんなさい、ちゃんと前を見てなくて」
俺は顔をあげてぶつかった人を見た。
その人はクラスで国語を教えていた先生だった。
「いえ、こっちも前を見てなくてごめんなさい」
「めぐねぇどうしたの?」
すると先生の後ろからひょっこりと女の生徒が出てきた。
先生のことをめぐねぇと呼ぶ生徒は、先生と似たような髪の色で、頭にネコミミ型の帽子をしていた。
「ちょっと生徒にぶつかっちゃったの」
「もうめぐねえちゃんと前見ないから」
「うう、何も言えない」
めぐねえと呼ばれる国語の先生はそう言われ気を落としている。
「いえ、別にどこも怪我して無いんでそこまで気を落とさないでください」
「本当にごめんなさいね」
「大丈夫ですよ……それじゃあ」
俺はそう言ってその場を離れようとした。
「あっちょっと待って」
俺はそう言われ帽子を被った彼女を見た。
「……なんですか?」
「君、なんだか元気なさそうに見えるけどどうしたの?」
「別に……ただちょっと……いや、凄く嫌な光景を見ちゃって」
そう言われスコップを持った彼女に触れなかったことを思い出す。
俺が彼女みたいな普通の人じゃないとわかった瞬間だった。
「そんなに嫌な光景だったの?」
「……ああ、できることなら思い出したくない光景だ」
「それなら学園生活部に入って楽しいことをすればいいんだよ」
「え?」
そんなワケノワカラナイコトを彼女は言い出した。
「そうすれば楽しいことがたくさん出来て嫌なことなんてあまり思い出さずにすむよ」
彼女は突然そう言い出して部活の勧誘をし始めた
「ちょっとゆきちゃん、ゆうりさんがいないのに部活を紹介するなんて大丈夫かしら」
「大丈夫だよ、めぐねえ顧問だしなんとかなるよ」
「それに相手の方もさっきの説明じゃどんな部かわからないんじゃ...」
「きっとわかるはずだよ……そうだよね?」
「すまん、どんな部か全然わからないんだが」
「はう!?仕方ない、学園生活部とは学園での合宿生活によって授業だけでは触れられない……触れられない……」
「学園の様々な部署に親しむとともに、自主独立の精神を育み皆の模範となるようにする部活よ」
「まあ要するに学園の施設を借りて学園で食事を作り学園で寝泊りする部活だよ」
(それって部活って呼べるのか……)
「部活に入れば楽しいことがきっとできるはずだよ」
「楽しいことか……」
俺は少し考えた。
確かに他の人と一緒に入れば何かいいことがあるかもしれない。
しかし……
「いや、やっぱやめとくよ」
俺はそう言って部の勧誘を断った。
いくら楽しいことがあってもいつかは、この二人もすでにいないことを思い出すはずだ。
そしてきっと、俺もいないことを思い出すだろう。
「そうか……でも新入部員はいつでも募集中だから気が変わったらいつでも言ってね」
「……わかった」
「それじゃあね」
「それじゃあ」
彼女と先生はそう言って反対方向に歩き始めた。
俺はその光景を少し見た後、振り返って歩こうとした。
「あっ! くるみちゃんどこ行ってたの?」
「おお由紀か、ちょっとそこらを見回りしてたんだ」
さっきの子が他の人と話している声が聞こえてきた。
「見回りって何かあったの?」
「あっ!……いやほら、学校に悪いやつがいたら困るだろ、そのための見回りだよ」
さて俺も自分の教室に帰って妄想の友人と話すか……!?
(彼女と話している声……どこかで!?)
そこで俺は急いで彼女の声がする方向を見た。
そこで俺は目を疑った。
そこにはさっきまで話していた生徒と先生と……
その前に会ったシャベルをもった生徒がいた。
「もう、うちにそんなに不良なんていないよ」
「ああ、見回りしてたけど悪いやつなんていなかったよ」
彼女とシャベルをもった彼女が仲良く喋っている。
(なんで彼女はあの子が見えているんだ……)
あの子も生存者なら見えて喋っているのは当たり前である。
しかしあの子はさっきまで間違いなく俺と話していたのだ。
普通なら見えないはずの自分と。
(まさかあの子には俺らが見えるのか)
「そろそろりーさんがご飯作っているはずだから部室に戻るぞ」
「はーい」
「お前勉強の方はちゃんと出来たか」
「うっ大丈夫だよ……多分」
俺がそんなことを考えていると彼女たちは部室に行っていった。
(部室にいけば会えるか)
俺はそう思い彼女たちの後を追おうとした
(……いや)
俺は彼女たちを追おうとしたがやめ、自分の教室に向かった。
(今日は遅いし明日、その学園生活部ってとこに行くか)
頭にノイズが走るがそんなことを気にせず教室に向かった。
俺はきっと嬉しかったのだろう。
自分の存在に気づいてくれる生存者に会えたことを。
俺はそう思いながら歩いていると自分の教室に着いた。
教室は相変わらず窓ガラスが割れており、人が誰もいなかった。
俺は自分の机を見つけ頭を横にした。
(部活見学ってことでいいよな)
俺はそんなことを考えながら眠りについた。
最初の時とは違う、希望を持ちながら。
「教えて!!慈先生」
友人「さあやってまいりました
教えて!!慈先生のコーナーです
解説は本編で出番が無い彼の友人と」
先生「今回の本編で初登場した佐倉慈です」
友人「慈先生、初本編お疲れ様でした」
先生「ありがとう、まさか今回で彼に会うとは思わなかったわ」
友人「そうなんです、今回のお話は主人公のちょっとした精神救助回ということで
主人公が見える由紀さんと慈先生が登場しました」
先生「彼、私たちに会うまではそうとう落ち込んでいたものね」
友人「きっと由紀さんに会わなかったら本当にBAD ENDになりそうでしたね」
先生「でも由紀ちゃんのおかげで彼もそうならずにすんで良かったわ」
友人「本当に良かったですよ」
先生「ところで気になったんだけど、やっぱり由紀ちゃんには彼やあなたが見えるの?」
友人「そこなんですけど、由紀さんは普通にしてれば俺や彼を認識することができます」
先生「と言うと?」
友人「つまりですね、彼女が彼などを強く拒否すれば彼女からは彼や俺が見えなくなるんですよ」
先生「そんなことがおきれば...」
友人「はい、そんなことがおきれば今度こそ彼は壊れてしまいます」
先生「出来ればそうならずにすみたいわね」
友人「そうですねえ...あっそれとは別の話なんですけど多分次回から投稿ペースが落ちると思います」
先生「え?どうしてなの?」
友人「いや次回からですね、部活のメンバーの会話のやり取りも入れるのでそのキャラの口調などを気をつけなきゃいけないんですよ」
先生「ああ、確かに口調が変だと誰が言ってるのかわからないものね」
友人「そうなんですよ、いきなり胡桃さんがアタイなんて言い出したらそれはそれで萌えるけど
誰なんだって一瞬わからなくなってしまいますから」
先生「あれ?でもこのコーナーの私達みたいに喋る人の名前を最初に出せばいいんじゃ」
友人「そうしたら俺達のコーナーの良い所がなくなっちゃうじゃないじゃないか」
先生「えええ!?」
友人「それでは次回もお楽しみに...ノシ」
先生「バッバイバイ」