他に書いてるのが、わりかし真面目なのでお祭り的なやつ書きたいなーって。
それでは!暖かい目で見てくれると助かります。
第5次聖杯戦争が終結して、およそ1ヶ月。
俺たちはセイバーたちのいない日常に、慣れなければ、と思いながら生きていた。
俺たちは確かに聖杯を壊した。俺はその場にいなくて、セイバーとも別れの言葉を交わすことができなかったが、すぐあと遠坂から、笑顔で行ったと聞いた。
あれで終わった。はずだ。しかし、どうにも俺にはそうでない気がしてならない。なんというか、虫の知らせというか。
まぁ、もしかしたらセイバーが恋しいだけで、無理矢理そう思っているのかもしれない。
今は、いつものように蔵で鍛練だ。さっきもいったように、このあと、何があるかわからない。自分で踏み込んだ世界だ。自分で責任を取らないといけない。
アーチャーのようにはならない。アイツと戦い、そして勝った。しかし、アイツが俺の1つの未来の形であることは確かだ。歪んでいても、アイツは正義の味方を目指していたんだ。
「
アーチャーの短剣を投影する。思い出が、甦る。あの頃。おそらく、人生で一番充実していたといえる、毎日。懐かしいと、ほのぼの思い出せる内容ではない。凄く怖かったし、痛かった。
だが、あんなことをもう二度と繰り返さないためにも聖杯を破壊したのだ。そんなことも言っていられないのは、確実だった。
しかし、それでも彼女がいない世界、そう感傷に浸ることもある。彼女はもう、奇跡でもないと戻ってこない。そう。奇跡でもないと。
思えば、あれは奇跡の連続だった。戦いの最中、数々の奇跡を垣間見た。俺の目指す、正義の味方も、そうでなかった者も、見た。俺にとって、あれはよかったことなんだ。そう。よかったこと。
ふと、外を見る。大きな月が、扉の間からこっそり、こっちを見ていた。気がつけばもうそんな時間だ。もうあのときのように、賑やかではないが、それでも、遠坂がいて、藤ねえがいて、イリヤも桜もいてくれる。
俺は、きっと幸せなんだ。そう、思えている。
その瞬間だった。左手の甲に妙な違和感を覚えた。そして、自分の真下では、光が。既視感。感じたことのあるその現象たちは、尚も続いていく。
「これは、、、まさか!!」
咄嗟に左手の甲を見る。そこには、あのときと変わらない、令呪が刻まれていた。
「どうして!聖杯は破壊したはずなのに、、、」
そう言えば、前々回のじいさんが参加した聖杯戦争でも、聖杯は破壊されたって言ってた。それでも、次の聖杯が現れ出でるまで10年かかったという。今回は、前回が終わってからまだ1年もたっていない。
ありえない。その感覚だけが、俺を支配していた。
「くっ!砂煙が晴れる!」
英霊が、姿を現す。半ば、また彼女に会えるのではないかという、淡い期待も孕ませながら。
しかし。
「ノックしてもしもぉ~っゲッフ!ウゴッふぉ!うっわ、なんか喉に入った!ゲッフ!カァ~っ、カァ~っ!っぺ」
現れたのは、腰に洞爺湖と彫られた木刀を差し、銀髪、さらに死んだ魚のような目をした男だった。
「え~っと?なんだっけ。こんときセイバー何て言うんだっけ?あーそうそう。問おう、貴方が私の
「俺の期待をかえせぇぇぇぇぇ!!!!」