魔法少女リリカルなのはguerra   作:塚佐セイ祐_yn

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外伝 配役

新暦75年 ミッドチルダ 天条ビル最上階

 

 豪奢な内装に高そうな家具の部屋に、PCの前で所謂社長椅子に座っている若者がいた。

 

 (くそぉ、話が違うじゃねぇかよあのくそ神が!俺はハーレムを作りたくてリリカルなのはの世界に転生したのに、なんだよこの世界はガチで戦争してんじゃねぇかよ!)

 

「胸糞悪りぃなぁ、あとでオンナ呼ぶかぁ。まぁ神がくれたデバイスで魔力封印してるから何とか連合で軍人やれなんていわれないから良いわ」

 

 この男はよくあるテンプレで転生したが、その世界はリリカルなのはによく似た世界だった、しかし神から貰った特典で地位と権力を手に入れると豪遊してすごしていた。

 

「まぁいい、プロジェクトFで作ったなのはたちのクローンでハーレムも作ったんだ、後はなのは達の遺伝子情報と交換で作ったなんちゃってACデバイスの設計案を開発局の奴にを騙して手に入れたし、開発局には設計案の提出で恩も売れたしな、このまま原作の最高評議会張りの権力を手に入れてやるぜ、ぎゃはははは!」

 

 そういいながら椅子を反対に回して窓から外を眺めながら笑い続けるが。

 

―パンパンパン

 

 誰もいるはずのない部屋で、拍手の音がするので振り向くと部屋に合わないカジュアルな格好をした男がソファの背に腰をかけながら、拍手をしながら微笑んでいた。

 

「すばらしい傲慢ぶりだね、いい感じだよ」

 

「てめぇ何もんだ…、この部屋には俺の許可なしに入れないよう結界が張ってあるんだ、転移も出来ないこの場所に入れるわけがねぇ、なのになんでここにいやがんだよ!?」

 

「それは君を転生させた神が作った結界魔法であり、その程度のものを抜けるのになんら労力を払う必要はないでしょ」

 

 男は嘲笑しながら語った。

 

「それと君を転生させた神ってこいつでしょ?」

 

 男がソファーから物を取り上げた、それは自分を転生させた神の首だった。

 

「君も残念だったね、本来は正史通りの世界に転生するはずなのに、こいつが転生先を間違えてこの世界に来ちゃったもんだからね、君も舞台の配役にしようと思ってね?」

 

「さっきから聞いていたらふざけた事を言いやがって、俺がてめぇなんかの命令を聞くと思ってんのかよ!?ルシフェルセットアップだ!」

 

《了解した主よ》

 

 転生者がデバイスを起動させ飛び上がるが、その時にはもう男がいなくなっていた。

 

「逃げやがったの「そんなことないよ?」がっ!!!」

 

 気付くと男は目の前に移動して蹴りを入れる、SSSランクの魔法じゃないと貫く事の出来ないシールドをいともたやすく貫いて来た。

 

「無理だよ、いくら君がとあるの世界の聖人の肉体を持ち、王の財宝や無限の剣製を使えても、僕らに勝つのは不可能だよ?それに君を転生させた神々はもう死んでもらったから君も安心して操り人形になってね」

 

 それが転生者が聞いた最後の言葉だった。

 

―バタン!

 

 転生者の意識が落ちると、男は指を鳴らすとデバイスが待機状態に戻り停止する。男が転生者に近づくと転生者が浮かび上がる。

 

「さて…、君の配役を決めよう、なににしようかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

神界

 

 男たちが4人立っているが、その周りには肉片や血溜まりがあるが4人は返り血そして汚れひとつない、それは彼らだけが別の世界にいるように感じにとらわれてしまう。

 

「少しイレギュラーも混ざったけが、それを含めても予定通りといえるか…」

 

 そう呟いたのは、ファーのついたロングコートを肩掛けした長身の男。

 

「これもイレギュラーでなく、・・者からすると予定通りなんだろう」

 

 呟きに答えたのは、全身黒尽くめでその手に黒い長剣を持った男。

 

「ここの神々はどうやら不祥事が多かった、計画のついでに僕らに処理させたんだろね」

 

 さらに答えたのは、中性的な容姿の少年。

 

「だが俺としては楽しめたから、謀りなど関係ない」

 

 そして最後に答えたのが、胴着のようなモノを着た男。

 

「まぁ予定道理だ、後はあいつがうまくやるだろう」

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