花陽「はあ…はあ…キャンプ場の管理人さんに伝えてきました……一緒に探してくれるそうです」
凛「早く見つけないと危ないよ!この森、迷ったらそう簡単には戻ってこれないって……!」
海未「……そんなっ!」
穂乃果「………」
ことり「け、警察に連絡した方が…」
真姫「まだいなくなってから数分しか、たってないしもう少し様子を見た方がいいんじゃない?」
絵里「ごめんなさい…私がついていながら……」
希「えりち……」
にこ「ううん、悪いのは絵里じゃなく私よ……私が安易に肝試しなんかやろうなんて言っちゃったから……」
穂乃果「……誰も悪くなんかないよ。だってみんなちゃんと最後までゴールできたのに雪穂だけ迷うなんておかしいよ!きっと何かあったんだよ!」
ーープルルルル、プルルルル、プルルルル、おかけになった電話番号は……
亜里沙「駄目です……やっぱり繋がりません…」
海未「しかし、雪穂は携帯持って行ってましたよね?……充電が切れたのでしょうか?」
にこ「とにかく、ここで何言ってても仕方ないわ。管理人さんがきたら探しにいきましょう」
真姫「てっ言ってる間にきたみたいよ」
希「あの女の人が管理人さん?」
管理人「はあ、はあ、すみません。お待たせしました。……じゃ、早いとこいきましょう」
みんな「はい!!」
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雪穂「………え?……ッ‼︎?うそ⁉︎ここ…どこ…‼︎」
雪穂(待って、落ち着けー私…どうしてこうなったんだっけ〜?)
確か肝試しをみんなでやってた。それは覚えてる。私は絵里さんと一緒で……色々喋ってて…それから、それから……
雪穂「…わからない……」
絵里さんと一緒のときは確かに森の道沿いに沿って歩いてたはずだ。だけど、今いるここは完全に森の中で道沿いなんて一切見当たらない。
雪穂「絵里さーーん!!いませんかーー!」
返事はなかった。
雪穂(そうだ!携帯‼︎)
とりあえず、お姉ちゃんにかけようとした…しかし…
雪穂(そ、そんな…充電切れ!?)
自業自得とはこういうことをいうのか、ご飯食べたあと、スマホゲームに熱中しすぎたせいだろう。
雪穂(……そんな…どうしろっていうの…こんな森の中じゃ道なんてわかんないし…)
こうなったら選べる手段は二つ、お姉ちゃん達が探しにくるのを待つか、自分で元の道を探すか…だけどーー
雪穂「怖い……怖いよ…」
ここにきて私はようやく事態を飲みこみはじめ、明確な恐怖を感じ始めた。
ーーそりゃそうだ、こんな真っ暗な森の中、女の子一人なんて恐怖を感じるなという方が無理な話だ。
雪穂(でも、ジッとしてても怖いことには変わらないし、探しに行った方がいいよね……。)
大丈夫、怖くなんかない!と暗示のように心の中で唱えながら私は探しに行こうとした。ーーしかしーー
ガクッ!
ーーーーーこの感覚、なんかに似てるなぁ。あ、わかった…階段を踏み外す時と同じだ…
あまりの出来事に頭が追いつかなかったのか私はそんな事を思った。
雪穂(これはやっばいよね…)
雪穂「キャーーーーーーー!!!!!」
ガラガラガラガラッ!!
ズサーッ!!