オーバーロード ー 死の女王 ー   作:溶き卵

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 お久しぶりです。
 無心で書きました。
 読み直ししてません。
 
 お手柔らかに御願いします!(涙
 


タイトルが浮かばない

「そろそろいい時間かな?」

 

 ここはママ達がわたし達姉妹の為に造ってくれた談話室。

 暖かい煉瓦色の空間に飾られているアンティークの一つである蓄音機から流れるゆったりとした音楽を耳に書類仕事の片手間わたしは目の前に置かれている遠視の鏡が写すカルネ村の様を確認していた。

 村人も半分以上寝静まり、ママ達に同行していた人間達も眠りに着いた。

 一応朝まで起きないように夢魔を派遣して全員ぐっすりと眠ってもらおう。

 

「おねえちゃん達にそろそろ迎えにいってって伝えてきてくれる?」

 

「かしこまりました」

 

「ネムちゃんは今何階にいるかな?」

 

「ハイ。ただいま当階層にて夜宮様、エケラ様、エイリア様と御入浴とのことです。よろしければキャサリン様も御入浴されますか?」

 

「うん、あと少しでこれ終わるからそのあとはいる。あ、ネムのパジャマなんだけどジョルルお姉ちゃんが作ってみたそうだから取りにいってあげて」

 

「まぁ、ジョルル様がですか!かしこまりました。ただちに向かいます!」

 

 目をキラキラさせたわたしの近衛である夜叉姫は一礼の後。

姉ジョルルがいるとされる第四階層へと向かうために談話室を後にする。

 談話室に残っているのはわたしと近衛のひとりである夜叉が一人。

 さて、さっさとこれを終わらせてわたしもお風呂に突撃しないと。

 そう考えながらすこしだけ伸びをしてさっさと書類仕事を再開する。

 今まとめているのは各都市から隠密部隊の姉たちが持ち帰った情報。戦力、経済力、防衛能力、戦略的価値、滞在している冒険者と呼ばれる人間の個人的な戦闘能力評価。ついでに物価や都市の一般人が着る衣服や今の流行なども。

 個人的には都市の戦力など姉のリィリィかピューレを一人投入すれば速攻で制圧できると思っているのであんまり気にしてない。それよりも都市の流行の方が気になってたりする。

 あるていど落ち着いたら姉妹で班を作ってお忍び旅行なんかやってみようかと思っていてその際にあまりの派手な服だったら目立ちすぎるからだ。

 とまぁ、そんないつできるかわからないプランを思い浮かべているととある報告書に目が止まった。

 隠密部隊にいる姉の一人テレサが上げた流行に関する報告書だ。

『前回の報告書に上げた一般、貴族の女性に間で流行っているものにお香。その制作者はンフィーレア・バレアレ』

 話はずれるが個人的に都市で流行っているものとして気になっていた物の一つがお香。

 わたしの知るお香とは使用者にバフをかける使い捨てのアイテムただそれだけ。

 なんでそんなものが流行るのか気になったがわたし達の立場上簡単には手にはいらない。

 盗むのはシモベに命じれば簡単だがママ達のシモベに盗みなんてさせればママ達の名前に盗人なんて不名誉な傷がつくし、ママに買ってきてもらうのも使いっ走りしてるみたいでちょっとやだ。

 御忍びで出れるようになったら買いにいくかな~。その頃には流行も過ぎてるかもしれないけどしかたないか。と諦めていた時に上がってきた報告書。

 ンフィーレア・バレアレといえばエンリが惚れている人間。その人間が作ったのがわたしが気になっていたお香。

 ほんの一二時間前エンリを傍らに侍らせてなにかしていた人間。

 エンリがいるんだからちゃんと構いなさいよ!と遠視の鏡に向かって文句を呟いたのを覚えている。

 報告書を片手に遠視の鏡を再びンフィーレア・バレアレへと向ける。

 鏡が映し出す光景にはもうエンリはいない。

 おそらく迎えを待つ為に自宅へと戻ったのだろう。

 今は一人作業台に並べられた色とりどりの液体のはいった小瓶に同色のリボンを丁寧にくくりつけている。

 

「あれってお香、だよね。もしかしてお土産?」

 

 小瓶の数を数えてみれば私達姉妹、全員に行き渡るだけの数があり、なおかつ取り合いになっても問題にならないように目を引く色の小瓶は同じものが複数用意されていた。

 更には香水と思われる小瓶が三つ。あれはおそらくママの為のものだ。

 それらを箱に納めている光景を視てわたしは小さく鼻を鳴らす。

 

「ふ、ふん。まぁ気が効くようね。そこだけは評価してもいいかも」

 

 それに免じていびるのは少しだけにしてあげる。

 と心の内で毒づいて、さてお仕事お仕事とペンを手にとった時。

 

「あ、誰かきた」

 

 ンフィーレア・バレアレの背後にゲートが開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、さて。これでお土産はよし。僕もはやく用意しないと」

 

 最後の一本を箱に納め、急いで出掛ける準備に向かう。

 エンリ曰く僕達の知る貴族の品質基準は彼女の姉達でいう最低水準だそうだ。結構急いで作ったけどなんとか貴族の方々にお売りする品質よりできるだけいい品質の物を揃えることができた。

 量はすこし少ないが手ぶらでいくよりは全然いいだろう。

 そんなことを考えながら作業着のエプロンを脱いだ時、背中にざわめきを感じた。

 ゆっくり振り返れば蝋燭で照らされた室内に突如現れたのは闇。まるで空間が大きく口を開けたかのようなそれ。

 その光景を見て呆けにとられていると二人の女性が出てきた。

 

「七姉妹ギブ・ミーが五女ウエンディ。今宵、ンフィーレア・バレアレを私達の宮殿に招くため参上しました」

 

 お一人は薄い薄氷のような水色の髪と透き通る二対の羽が印象的な女性。

 目を伏せながら紡ぐ声はどこか幼さを残しながら凛とした力強さを感じる。

 もう一人は僕も知るヴィー様。たぶんだけどこちらのヴィー様はおそらく本物。

 肌で感じる存在感、師から及第点をいただいたこの見分ける目から彼女を本物のヴィー・・・いや、話に聞くヴィヴィ様だと告げている。

 

「どうしました。私の存在感に声もでませんか?これは困りましたね。これでも抑えているのですが。しかし、畏れることはありませんよ」

 

 労るように声を掛けてくれるウエンディ様は目を伏せたまま慈しむように微笑んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕のいる方とは全く違う明後日の方を向きながら。

 

 

 

 

 ちょ、ちょっとウエンディ様!

 台詞と佇まいは凄くおきれいでカッコいいのになんか残念ですよ!?

 てか、目を伏せてるように見えてガチで目を閉じてるんですか!?

 あとから入ってきたヴィヴィ様がえ?えぇ~!?と驚愕の表情で貴女様と僕を見てますよ!

 え!これは僕どうしたらいいんですか!?

 

『ンフィーレアくん礼して、礼!』

 

 慌てた様子でヴィヴィ様が口パクで指示してきたので直ぐ様その指示に従い。

 姿勢を正して深く頭を下げる。

 その直後凄く小さな声で『ウエンディ。あっち、あっち』という声と『え?』という呆けた声を聞いたが聞かなかったことにしておく。

 

「・・・見ましたか?」

 

「は、黒い闇が現れたおり。姫様方がお出でになるのではないかと思い、御許しもなくご尊顔を拝謁するのは無礼と愚行しましたので今だご尊顔を拝謁しては降りません」

 

「・・・ま、まぁいいでしょう。面をお上げなさい」

 

 頭を上げる許しが出たので恐る恐る上げれば顔を真っ赤にしてプルプルと、無理矢理微笑みを浮かべているウエンディ様とその傍ら目を手で覆い天を見上げながらあ~、としているヴィヴィ様。

 多分ウエンディ様見られてたのに気付いてるけど必死に取り繕ってる。

 

「も~。二人とも何時まで待たすん?エンリとかあさま達はもう来とるで?はよう来な、いくら寛大な二人かて限度があるよ。テレサおねえも何時までもゲート開けとれんのさかい」

 

 なんともいえない空気の中更にゲートと呼ばれる闇から出てきたのは腰下まである長い銀髪を三つ編みにし、法衣ににた服をまとう女性。背中にある白と黒の翼が特に目を引く。

 

「あら、三人ともおるやないの。君がンフィくんやね。ウチはケリュケイナいうんよ。よろしゅうな。ほな、さっさと万魔殿に・・・」

 

 にこやかに笑うケリュケイナさまが困ったような笑顔を浮かべた。

 

「ンフィくんまだ用意できとらんの?」

 

 刹那。空気が凍った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今しがた気付きましたがンフィーレア・バレアレ。貴方なにも用意をしていないのですか?湯浴みも着替えも」

 

 先程は醜態を晒してしまい気付かなかったが良く見ればンフィーレア・バレアレの服装は万魔殿に招くには全くの不相応な姿であった。

 そのことが私の感情を高ぶらせる。

 いったいこの人間はなにをしていた。

 時間は十分にあったはずだ。

 エンリの想い人であるから時間を十分に確保した。

 エンリの想い人であるから妹の為、貴方を嫌悪しない私とヴィヴィが難色を示していた姉妹に先立って迎えに来たのに。

 その事が私を腹立たせた。

 私の冷気がこの空間を凍てつかせていくのを感じる。

 抑えなければならないのに。

 

「答えなさい。ンフィーレア・バレアレ」

 

「は、はい!実はーーー」

 

「あ、これウチ等へのお土産?もしかしてこれ用意しとったん?」

 

 それを問い詰めた直後ケリュケイナが目を輝かせて木でできた机の上に駆け寄った。

 そこには少し大きめの箱が二つ。

 一つは既に蓋がされてるが蓋がされていない一つの中には色とりどりの液体が入った小瓶が入っている。

 

「はい。エンリの御姉様方に初めてお会いするのに手ぶらでは失礼かと思いまして」

 

 皆様、一人一人にお配りする分を用意していましたらこんな時間になってしまいました。

 と申し訳なさそうに視線を下げる“彼”。

 その下げた前髪の隙間から覗くションボリとした瞳を見て。

 

「~~~~~~ッ!!」

 

 キュンとしてしまった。

 

「ええ子やないの~!わざわさウチ等の為に作ってくれたん!?ここでは魔法での製薬技術はないって聞いとったけどンフィくんすごいなぁ!こない沢山ありがとう。こないな数なら時間もなかったやろうに。ウチめっちゃうれしいわ~」

 

 

 ものすごく嬉しそうにしながら彼に抱き付きいい子いい子と頭をなでているケリュケイナ。

 ほへー、これを数時間で魔法も無しに作ったんだーと感心した様子で小瓶を一つ手に取り眺めているヴィヴィ。

 その光景をみてゆっくりと自分も小瓶を一つ手に取る。

 なんの魔力も感じない色のついた液体。

 詳細はあとで直接伺うがおそらく簡単にできるものではないだろう。

 それを私達の為に自分の事はそっちのけで用意した。

 まだ子供とも取れるこの少年が。

 私達の義弟となるかもしれないこの男の子が。

 

「ヴィヴィ。ケリュケイナ。あと30分ほど遅れるとお義母様にお伝えしてください。あとテレサお義姉様にもそれぐらいに再びゲートを開くようにと」

 

「はいな!こないないいモンもらえるんやさかいそれくらいおやすいごようや!」

 

「ま、しかたないよね。うん、わたし達にまかせて」

 

 あ、ンフィくん。これはほんの気持ちや、と云いポンと肩を叩きながらクリーンを発動。今着ている衣服ごと彼を綺麗にしてやった後、ちゃんとしたお礼はまたあとでな~とにこやかに笑いながらヴィヴィと一緒にゲートへと消えていった。

 

 残されたのは私と彼の二人。

 ガチガチに緊張している義弟候補筆頭はどうすればいいのかと迷いながら視線をさ迷わせている。

 それが私をさらにキュンキュンさせている。

 もう!そんな顔をしないで!

 こっちは顔に出さないように必死なんだから!

 

 

「さ、呆けている場合ではありませんよ。時間は30分しかないのです。幸い湯浴みの手間はケリュケイナが省いてくれました。よそ行きの衣服はあるのでしょう?身なりは私が整えてあげますからはやく着替えてきなさい」

 

 彼が着替えるのを待つ為になにか腰かけるものがないか視線を動かす。

 それを見て彼はどうぞこちらにお掛けください!とこのへやで一番綺麗な椅子に見るからに清潔な布を掛けて私に差し出した。

 

「あ、ありがとうございます・・・」

 

 姉達や妹がお義兄様にや叔父様にレディとして丁寧に扱われているのは何度か目にしたことはあった。

 その時私は後ろの方でただ眺めているだけ。

 それが今はこの男の子にレディとして扱われている。

 頬をわずかに染めつつ礼を述べて腰を下ろす。

 それを確認した彼は直ぐに着替えてきます。と言い残して部屋から出ていった。

 

「え?え?な、なんなのですあの子。あんな捨てられた幼いハウンドドックやケルベロス見たいな目をして。あんなカワイイ目を向けられたら此方が悪者みたいではないですかぁ」

 

 確かに私はカワイイものは好きだがアレはヤバイ。

 あの童顔にあの眼差しは私のストライクゾーンに入ってしまっている。

 なんでもっと男らしくないのか。なんでもっと目付きが鋭くないのか。

 あんなのを向けられたらなんでも許してしまう。甘くなってしまう。

 現に二人を万魔殿に帰してここには私と彼の二人きり。

 無意識に邪魔物を排除してあの目を独り占めにしようとしていた?この私が?

 

「お、おまたせしました!」

 

 混乱している私を余所に戻ってきた“ンフィーレア”。

 着ている衣服は黒のスーツに所々金糸で装飾されたローブ。

感じる魔力は大したことはないがそれでも立派なマジックキャスターの装備だ。

 ふつうならこんなもの彼が持っているはずもないのだが大方叔父様あたりからのプレゼントだろう。

 

「・・・着られている感が否めませんね。こちらに来なさい」

 

「は、はい」

 

 着崩れしているンフィーレアの姿に溜め息をつきながら立ち上がると近くまで彼を呼び寄せる。

 

「《氷雪の鏡・アイシクルミラー》」

 

 鏡がないので私の戦闘用魔法である氷の鏡を目の前に作って後ろから先ずは衣服を整えてやる。

 

「スーツを着崩すスタイルも確かにありますがそれは年と貫禄を持つ者ができる着こなしです。貴方ぐらいの殿方はまず清潔さを見せる為にきちんと身に付けるのです」

 

 ワイシャツのボタンを全て閉じて裾をパンツの中に納めさせてベルトもキッチリ絞めさせる。

 ネクタイはレクチャーしながらしめてやりジャケット、ローブを羽織らせる。

 

「あとは髪型ですね。そのような髪型ではせっかくの衣装もだいなしになってしまいます。・・・そうですね。前髪は全て上げてしまいましょう」

 

 そう言い前髪に手を掛けた。

 その目をちゃんと見てみたいという邪念を込めて。

 

「あ、申し訳ありません。なんでか分からないんですけどエンリって彼女以外の人前で前髪を上げると機嫌が悪くなってしまいまして」

 

 前髪を上げようとした手はその言葉によって動きを止めた。

 

「そうなのですか?」

 

「はい。薬師としての作業中とかはなにも言わないんですが普段で上げようとするとなぜか」

 

「もったいないですね。おそらくですが前髪を上げればなかなか見れたものになると思うのですが・・・ほら」

 

 手櫛で持ち上げてみればそこから見せたのは端正ながらまだ幼さを残している顔に私が囚われている瞳。

 きょとんとした瞳でそうですか?と鏡ごしに問いかけてくるその目に私は頬を和らげる。

 あぁ、かわいらしい。

 なぜエンリが見せたがらないのかなんとなく分かった。

 おそらく彼女のまえではこの瞳が凛々しくなるのだろう。

 それを妹は誰にも見せたくない自分だけがしっているンフィーレアの表情。

 

「しかし、エンリの御機嫌が斜めになってしまってはいけませんね。でしたら他の手でいきましょう」

 

 さっと前髪を落として手のひらにあるものを作り出す。

 作り出したそれで彼の髪を動かして留めていく。

 

「片目だけならいいでしょう今宵限りですがそのヘアピンを身に付けておきなさい」

 

 作り出したのは小さな暗い色の棘でできたヘアピン。

 前髪を左に流し、横を後ろへ集めて耳を出した状態で留めている。

 我ながらいい出来だ。

 仕上げに胸元へ暗い氷の薔薇を差せば完成。

 

「ご苦労様です。仕上がりましたよ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「ちょっとしたお遊びですが胸元の薔薇。気になった女性にさしあげるとよろこばれますよ。ですが公の場で渡してはいけません。お渡しするのならば影でこっそりとです」

 

 口元に人差し指をあていたずらっぽく片目を閉じる。

 ユグドラシルにおいて最高位の氷妖精の産み出した溶けることのないこの薔薇は女性の間では人気の高い花の一つである。

 理由の一つとして気に入ったプレイヤーにしか渡さない(とある神器級装備製作の必需品。ドロップ率0.0001%)

 もう一つは花言葉として『消して枯れることのない“愛”』『どれだけ冷たくされようがあなただけを愛する』。

 

「あの、失礼ですがもうお怒りではないのですか?」

 

 そう問いかけてきた彼に私はこう答える。

 

 

「私達の為にであれ遅れてしまったことは許しがたいことです。しかしケリュケイナがそうであったように私もその努力を気遣いを優しさを嬉しく思いました。ですので私達が貴方を叱ることはありません。代わりに私達も貴方と一緒に怒られます」

 

 そろそろ時間ですね。

 視線をずらせば再びテレサお義姉様が開いたと思われるゲート。

 ンフィーレアはまだ納得いかないような雰囲気だったのでほら、行きますよと声を掛けてゲートを潜る直前。

 

「納得いかないなら。姉としての特権故の行動と思ってくださいな“義弟殿”」

 

 と言い残して先にゲートを潜った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウエンディ………遅い……!」

 

 ゲートを開けたのは私達の恐怖の象徴リィリィお義姉様でした。

 

 

 

 

 

 

 




《ご自分の部屋に帰った時のウエンディ様》


ウエンディ「あー!私はなにをしてるんですかぁ!?」

 自分の行動を思い返して悶える。



《ンフィーレアの胸元の薔薇を見たプレイヤー×2》


プレイヤー兄『ちょっまっ!それどこで!?』

プレイヤー妹『え?なんでそれンフィー君もってるの!?』

 ちなみに両ギルドとある神器級装備欲しさにとあるサーバーで乱獲したがついぞサービス中にドロップしなかった模様。


《悶えている主を見た親衛隊の雪女達》

『『『『ハア……ハァ……////。』』』』

 主に発情してるアブない奴ら。




 話しが全く進まなくてごめんなさい。

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