ノッブ登場です。(少しですが⋯)
主人公とノッブは既に面識はあります。
あ、今回はギャグじゃないですよ~
あれから今日で何日目だろうか⋯
突然意識を失うなんてことは今まで一度もなかったのに、最近では意識がない時のほうが多くなったと感じる⋯なにより不思議なのは意識を失う時、初めは失う感覚があったのに、今ではその感覚がなく、気付いた時には既に意識を失った後だということだ。
その事自体に恐怖や不安は感じない、ただ⋯意識を失った後に残る違和感⋯
まるで自分のとってとても大切な何かが消えていくあの感覚は⋯どうしても気になってしまい、不安が心に残ってしまう⋯⋯
『ほれ、おきておるか?』
⋯⋯⋯⋯⋯ん⋯
『なんじゃおきておったのか。ならば早く返事をせい』
⋯⋯『信長』さん⋯⋯⋯
「カッカッカッ!そうかしこまらず気軽にノッブとでも呼ぶがいい」
初めて会った時も同じこと言ってましたね⋯信長さん
「む~⋯主も強情よな、なかなかノッブと呼んでくれん」
そう簡単には呼びませんよ⋯ははは⋯⋯
「そういうものなのかの?まあよいか⋯」
それで信長さん、今日はなんの用できたのですか?
「ん?いやなに、主のことが心配でな、見まいじゃ見まい」
そうですか⋯ありがとうございます
「カッカッ!ま、主の様子も見れたのでそろそろ戻るとするかの」
分かりました⋯では、また
「おう、またなのじゃ」
『また眠っていますね⋯』
『そのようですね』
『叩いたら起きるんじゃないか?』
『叩いてよいのですか?』
『駄目に決まっているでしょう⋯ハア⋯⋯』
聞こえていますよ⋯
『『『『『!?』』』』』
僕の周りで騒いでいた人達におきていることを伝えるととても驚いたようで、それぞれ
面白い反応をしてくれた。
因みにその人達は、円卓のメンバーさん達でした。
「まったく、おきているならそうと言いなさい!」
「その通りですよ」
ふふ⋯すみません
「別に怒っているのではありません」
「そのわりには顔が怖いですよ」
「本当だぞ父上、顔怖いって」
「そ、そんなにですか」
そのまま四人だけで謎の話し合いに発展し、見事に僕とべディヴィエールさんだけが
残されてしまった。
べディヴィエールさん⋯
「どうかしましたか?」
いえ⋯1つ質問よいでしょうか?
「いいですよ」
今日は私になんの用事できたのですか?
「調子が悪いと聞きましたので⋯私も含め皆さん心配なのですよ⋯⋯」
心配⋯ですか
「そうです。貴方はもう私達にとって大切な存在なのです。ならば、
心配して当たり前でしょう?」
大切⋯僕が⋯⋯
「どうしたのです?」
いえ、ただ⋯
「ただ?」
⋯⋯⋯なんでもありません⋯⋯⋯⋯
「⋯そうですか」
この時の僕は奇妙な感覚に戸惑っていた。だが不思議と嫌な気分じゃない⋯
心がとても温かい気持ちになった⋯大切に思われる⋯思ってもらえた⋯⋯これは⋯⋯⋯
心地よい感覚だ⋯⋯
⋯⋯またか⋯⋯⋯
円卓の皆さんはもういませんか⋯失礼なことをしてしまいましたね⋯
それにしてもいったいなんなんでしょうねこれは?⋯まあ、なんとなく分かるんです
けどね。
『彼』からこういうのもならいましたし、今までに会った円卓の皆さんやローマさん
も信長さん達も経験した事ですからね。
正直、僕にはまだ早い事だと思っていましたが⋯いやはや、分からないものですね⋯
僕は彼らとで会ってとても有意義な時間をすごしましたが⋯それとどうじに、彼らと
で会うことで、ますます感じた事がありました⋯僕は、彼らとで会った事で僕は既に⋯
『死んでいる』のではと⋯仕方ないじゃないですか、『彼』から知識を与えられていな
かったときはこんな事を考える事などできなかったし⋯する必要などなかったのです
から⋯⋯でも今は知識がある⋯持ってしまった⋯故に、考えてしまう⋯僕の事を⋯⋯⋯
歩くことも⋯ 話すことも⋯ 聞くことも⋯ 嗅ぐことも⋯
腕を動かすことも⋯ 見ることさえ叶わない⋯
生きているのか疑問に思っても⋯死んでいるのではと疑うのだって⋯
仕方ないじゃないですか⋯
でも⋯最近僕は、自分が『生きている』と実感できました⋯
意識を初めて失った時⋯僕の何かが消えていくのを感じました⋯⋯
不安、恐怖⋯初めに感じたた2つの感覚⋯ですが、その後私はもう1つ感じたものが
あります⋯
『安心』
初めに感じた2つとは真逆の感覚⋯戸惑い考えました⋯何故僕は『安心』したのかと⋯⋯
意外と簡単その疑問の答えはでました。
実感できたからです⋯僕が『生きている』という実感が⋯
意識を失った時に感じたもの⋯消えていったもの⋯あれは僕の『命』でした。
答えがでると自然と笑ってしまいました、自分を⋯
皮肉だとは思いませんか?
『生きている実感』が分からず、既に死んでいると思っていた者がその実感を得た⋯
しかもそれが自分が『死んでいく』という時に感じるとは⋯
ははは⋯なんとも皮肉なものですね⋯⋯
無理やり感あるかも⋯