攻殻機動隊 -ヘリオスの棺-   作:変わり種

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第27話

あれほど鳴り響いていたサイレンが止んだことに、トグサは驚きを隠せなかった。考えられるのは、警備部隊がテロリストを制圧したか、それともテロリストがここを制圧したかのどちらかである。前者であってほしいと思う彼だったが、この妙な静けさを考えると後者のような気もしてくる。

 

腰のホルスターを探ったが、マテバは入っていなかった。保安検査場で預かられてしまったことを思い出したトグサは、ため息をつく。これでは迂闊に外に出ることはできない。もしテロリストが施設内に侵入していて、運悪く廊下で鉢合わせになってしまえば、丸腰の状態で敵うはずもないだろう。

 

それでも、悟られないようトグサは視線だけでカメラを確認した。すると、どういうことだろうか。なぜだかは分からないが、カメラのパイロットランプが消えていたのだ。今のうちならば部屋を抜け出しても気づかれることはないだろう。

 

(だが、なぜカメラが…。)

 

それだけが頭に引っ掛かった。まさか、所内のセキュリティシステムが制圧されたとでもいうのだろうか。トグサの頭の中に、最悪の事態が思い浮かぶ。

 

どのみち、ランプやサイレンが消えている点から考えると、外で何かが起こったのはほぼ確実だろう。それをこの目で確かめるのも、自分の使命なのではないか。そんな考えに至ったトグサは、カメラの方に注意を払いつつゆっくりとドアに向かった。

 

問題はない。もし自分の予想が外れてテロリストの方が既に制圧されていたにしても、警備員に見つかって取り押さえられるだけで、射殺されることはないだろう。そう彼は自分を安心させる。しかし万が一、テロリストが侵入してきていて、自分と鉢合わせることになった場合、覚悟はしておかなくてはならなかった。

 

微かにドアを開け、隙間から様子を窺う。廊下には人の気配はない上、奥にあるこの廊下全体を映している監視カメラのランプも、消えているままだった。彼はそのまま音を立てずにドアを開き、神経を研ぎ澄ませて辺りに注意を払いながら廊下を進む。

 

行きに使ったエレベーターを再び使うのはあまりにも危険だった。どこかに非常階段があれば、それを使って上の階に上がれば気づかれる可能性も少ない。とにかく、最初の保安検査場まで行けば、何が起こっているのか状況は掴めるはず。たとえ最悪の事態が起ころうとしていても、あそこでマテバを取り戻さないと何もできないのだ。

 

廊下を探り、避難経路の案内表示から非常階段の場所を確認した彼は、慎重に階段まで向かっていった。途中、階段に通じる通路の隔壁の一つが閉鎖されていたものの、迂回すれば何とか辿り着けた。もちろん、ここに来るまでの間には誰にも会わず、またどのカメラも稼働している様子はない。

 

防火扉を兼ねているのか、非常階段のドアはかなり分厚かった。しかし鍵は施錠されておらず、やや重いものの問題なく開く。上下階の両方とも、人の気配は感じられなかった。彼は階段を折り返すたびに注意深く確認を繰り返しながら、検査場のフロアまで階段を上る。先ほどと同様にして扉を開けると、様子を窺いつつゆっくりと足を踏み出した。

 

ところがその時、上方から微かに爆音が聞こえた。それとともに、天井から埃が落ちてくる。まるで地響きのような、地の底から響くような重低音だった。不穏な空気を感じたトグサは先を急ぎ、何とか保安検査場の近くまで到着したものの、そこには重武装の4人の警備員が立ち塞がっていた。

 

(畜生、ここまで来て警備員か)

 

ひとまず引き返そうとしたトグサは、その場に漂う妙な殺気に気付いた。普段座っているはずの検査員の席には誰一人としておらず、警備員たちも常にSMGのグリップを握っている。よく見ると、彼らの戦闘服には石膏のような白い細かな粉塵が付いていて、汚れているようにも見えた。壁か何かを破壊して、そこから抜けてきたとでも言うのだろうか。

 

その証拠に、隣接する警備員室の壁には人一人がぎりぎり通れるほどの大きさの穴が開いていた。なぜ扉から外に出ず、わざわざ壁を壊してまで出てきたのだろう。先ほどのカメラと同じように、扉も動かなかったのだろうか。

 

幸いにも、彼らの注意は検査場の先にあるエレベーターと階段の方に向けられていて、こちらに気づいている様子はない。だが、迂闊に出れば見つかるのは目に見えていた。あの様子では下手をすれば射殺されかねず、無事に戻れそうにはない。

 

おそらくマテバはあの警備員室の中にあるだろうが、いくら愛銃とはいえリスクを冒してまで取り返すのは愚かなことだった。しかし、このまま丸腰でいればいずれ窮地に陥るかもしれない。自分で自分の身を守る用意は、どんな形であれするに越したことはないのだ。

 

とにかく、一旦退いて策を練るしかない。そう考えたトグサは、壁の陰から覗かせていた顔を引っ込めると、上ってきた階段の方へ目を戻す。だがその時、彼の目に信じられないものが映った。何ということだろうか。天井の隅に設置されていた監視カメラのランプが赤く点灯していたのだ。上がってきた時は確かに消灯していたのに、これは一体どういうことなのか。

 

カメラを前に思わずトグサは立ちすくんでしまった。だが、警報などは鳴る気配もない。考えてみれば、自分が検査場のゲートを見ている間も起動していたかもしれないのに、未だに反応が何もないというのはどう考えてもおかしかった。

 

ちょうどその時、ゲートの方が騒がしくなった。まさか見つかってしまったのかとも思ったが、どうやら違うらしい。瞬間、炸裂音が響いて照明が一瞬だけ暗くなる。廊下の角から見えた強烈な閃光から、フラッシュバンが使われたと思われた。

 

(まずい!)

 

直感的にそう感じた時には、銃声が響き渡る。SMGの速い連射音に混じって、別の射撃音も聞こえる。テロリストが侵入してきたのだろう。激しい銃撃戦が繰り広げられる中、トグサはほぼ全速力で廊下を駆けて元来た道を戻る。連射音から考えると相手は自動小銃で武装しており、数も1人や2人程度では済まなかった。

 

彼が廊下を振り返るのと同時に、爆発音が響いた。飛び散る破片とともに、吹き飛ばされた人間が壁に叩きつけられたのが見える。警備員だった。そこへさらに浴びせられる無慈悲な銃撃。彼の目の前で、警備員の頭が吹き飛ばされ脳漿が飛び散った。あまりに凄惨たる光景に、トグサは言葉も出ない。

 

爆発による白煙が天井に広がっていく。廊下の途中にあった隔壁は、侵入者を検知しているはずにもかかわらず、閉鎖する気配すらない。階段の扉を開けて彼は階段を駆け下りようとしたものの、下からも応援の警備員と思われる怒声と足音が聞こえてきたので、とっさにすぐ下の階の扉を開けて飛び込んだ。運良く気づかれなかったようで、足音は彼の飛び込んだ階を通り過ぎて上に向かっていった。そうして、すぐに銃声が聞こえてくる。

 

逸早くその場から立ち去らなければ、自分も同じように射殺されてしまう。突入にフラッシュバンを使う周到さから考えると、テロリストは近接戦闘において相当訓練の積んだ練度の高い人間であることは間違いない。おそらく、上の階を制圧した後は目標と思われる総合制御室か原子炉まで直行する可能性が高いが、追撃を警戒して各フロアを軽く確認するかもしれない。

 

すぐ頭上から響く鼓膜が張り裂けんばかりの爆音と微かな悲鳴。衝撃で天井板が何枚か落ちて、床に散乱する。急がねばならない。彼は辺りを見回すと、とにかく廊下を進めるだけ進んだ。行き止まりや個室など逃げ場のない所に逃げ込んでしまえば一巻の終わりなので、そういった場所に入らないよう注意しながらだった。

 

(まだカメラはついているのか…)

 

逃げ込んだ先の廊下で、彼は再び監視カメラを見つけた。しかも、パイロットランプは点灯したままだ。なぜ気づかれないのかは分からないが、今後も気づかれない保証はどこにもない。できる限り、カメラの視角からは離れた方がいいだろう。

 

そう考えた彼は、近くの自動販売機の陰に身を隠した。ちょうどその時、階段の扉が開く音とともに、2人ほどの足音が聞こえる。息を殺して存在を消すと、数十秒で再び扉の音が響いて足音は聞こえなくなった。何とかテロリストには見つからずに済んだらしい。

 

緊張から解放され、息を吐くトグサ。しかし、休んではいられない。今のうちに少佐たちと連絡を取り、現状を報告しなければならないのだ。一応、ここは通信制限区域になっているが、このような非常時に従うわけにはいかない。彼はもう一度周囲の安全確認を済ませると、少佐と電脳通信を繋げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《トグサ、無事か!?》

 

電通が繋がったとき、少佐は真っ先にそう訊いた。

 

《ええ、何とか。ですが、予想した通りテロリストによる襲撃を受けました。おそらく、所内は電子的に制圧された可能性が高いです。多重の防護設備を持つ所内であれほど迅速な制圧ができるとは考えられません。隔壁も封鎖されていないことから考えると、間違いはないでしょう》

 

《そう。侵入したテロリストの人数と装備は?》

 

《発砲音からの推測ですが、主火器はアサルトライフル。AKあたりが怪しいのと、フラッシュバンや手榴弾も装備している可能性が高いです。人数は目視していないので分かりませんが、足音からかなりの大人数でしょう》

 

トグサからの報告に、少佐は唇を噛んだ。いま彼女がいるのは、9課の偽装バンの中だった。ダイブ装置に座っているのはイシカワで、その他パズとボーマが後ろで武器の最終点検をしていた。もちろん、彼らはみなボディアーマー着用の完全装備で固められている。バンは今まさに首都高速を降りて発電所へと向かっている最中で、前後には4機のタチコマが随伴していた。

 

《分かった。傍受を避けるために以降はなるべく通信を控えろ。取りあえずいまは、身の安全に注意しつつ集められるだけ情報を集めること。いい?》

 

《了解》

 

そう言って電通を切った少佐は、ダイブ装置に向かうイシカワの後ろに立つと、現状を訊き出す。

 

「いま現在の警察と軍の動きは?」

 

「新浜県警の機動隊は生き残っている発電所や変電所の警備で手一杯だ。他の県警も警戒に追われていて、自由には動けない。軍の方は間もなく首相から治安出動命令が下りるはずだが、即応部隊の展開には1時間はかかるだろう」

 

「つまり、今すぐに行動できるのは私たちだけというわけね」

 

少佐は冷静だった。実際、現状は非常に予断を許さない状況であり、テロリストの破壊工作で電力網が機能不全に陥りつつある。既に一部地域では停電となっているものの、それは新浜への供給を安定化させるためのやむを得ない措置だった。新浜への電力供給が止まってしまえば、証券取引はもちろんのこと企業の基幹システムにも影響が出て、損害は計り知れない。

 

しかも、いまテロリストが押さえている新大浜原発からの供給が止まれば、それにも限界が来てしまう。供給不足で電力網が一気に崩壊し、この地域すべてが停電して暗闇に閉ざされることとなるのだ。だが、テロリストに原子炉の制御を奪われて暴走されでもすれば、停電どころでは済まない。この地域は人の寄り付かない不毛の土地になってしまう可能性さえある。

 

もちろん、早々にしてテロリスト側が原発を制御下に置くとは考えられなかった。点検整備から運転に至るまでほぼすべての作業が高度に自動化された現在の原発では、既定外の危険な操作はヒューマンエラー防止の観点からAIによって拒否される。仮に制御室を乗っ取ってもその事実は変わらず、どう操作しようとも無駄な足掻きだった。原子炉本体に攻撃を行う場合でも、制御室よりさらに深部にある上に、二重の防御壁に阻まれて本体に辿り着くことはできないはずだった。

 

だがトグサからの情報は、事態が相当悪い方向へ進んでいることを示していたのである。セキュリティシステムの制圧。誰がそんなことを予想しただろうか。これでは何重の防御システムがあろうとも、役に立たない木偶の坊に過ぎない。制御AIが乗っ取られれば、出力制御や冷却系を破壊的に操作され、炉心損傷へ至らせることも不可能ではないのだ。

 

《課長。政府の方はどう?》

 

《どうもこうもない。首相官邸は大混乱だ。軍の情報部や公安、それに内調も片っ端から呼び出されている。わしにも呼び出しがかかって、いま官邸へ向かっているところだ》

 

《そう。突入の許可は出そうかしら》

 

《それは厳しいところだ。軍が非常に介入に前のめりになっている。ヘリが堕とされた時点で、警察力では対処できないという主張が政府内でも急速に拡大してきているのだ。まあ、詳しいことは首相と掛け合ってみないことには分からんが》

 

課長の電通を聞く限りでは、出撃には相当な困難が待ち受けていた。少佐自身もそれを分かってはいたが、このまま指をくわえて状況を見守っているわけにもいかない。万が一、テロリストが制御システムを制圧して原子炉を暴走させてしまえば、取り返しのつかないことになるのだ。

 

バンは原発専用道路の入り口に到着した。既にパトカー数台が停められていて、警官が道路を封鎖している。バンを降りた少佐は、警備に当たっている中の一人に現場の状況を訊いた。

 

「我々は公安だ。派遣された機動隊本隊はいまどこにいる」

 

「先の道路が爆破されているため、第1ゲート前で立ち往生中です」

 

これではっきりとした。今のところ、原発内にはトグサを除いて警察関係者は誰一人として侵入できていないのである。一応、所内には警備のために私設の保安部隊が組織されてはいるが、相手が陸自の戦車で武装していることを考えると、時間稼ぎ程度にしかならないだろう。それに、トグサが言うように所内が電子的に制圧されているのであれば、下手をすれば警備部隊は全く活動できていない可能性もある。

 

急がなければならなかった。この手際の良さから考えれば、相手が制御AIを完全に乗っ取って全システムを掌握するのは時間の問題だった。そんな中、ダイブ装置に座っていたイシカワがバンから出てきた。

 

「少佐、思った通りだ。新日本電力本社の基幹システムが外部からの侵入を受け、衛星回線経由で原発の制御システムが攻撃されている。アクセス元は新浜大だ」

 

「力で防壁を突き破るというわけね。ヘプトンケイルの制御室に立て籠っている連中の状況は?」

 

「現在膠着状態だ。警察はSATを投入し、キャンパス内に侵入しようとしているが、すべての扉がロックされていてこじ開けないと突破できない」

 

それを受けた少佐は考え込む。SATがすべての扉を突破して制御室前に到達しても、あそこには二重の隔壁があり、突入するのは容易ではない。仮に突入してもその頃にはテロリストたちは制御AIを完全に乗っ取っていると予想され、あまり意味はないと思われた。だとすれば、テロリストを止めるためには直接発電所内に乗り込む以外に方法はない。

 

ちょうど、上空からローター音が聞こえてきた。見上げると、そこには見慣れた9課のティルトローター機が超低空飛行のままホバリングに移り、バトーとサイトーがワイヤーを使って降下してきていた。遅れてタチコマ2機が降下し、各自が地上に到着すると、ヘリはエンジンの回転数を上げて轟音を響かせながらその場を去っていく。

 

「クソッ!奴ら防空システムも乗っ取ってやがる。ヘリで行くのは自殺行為だ」

 

こちらに向かって歩いてきたバトーは、固く厳しい面持ちのままだった。サイトーも無言で頷きつつ、バンの中へ乗り込む。普段は元気なタチコマたちも、恐ろしい体験にすっかり縮こまっているようだった。

 

彼らは県警の機動隊を乗せたヘリとともに先陣を切って先に現場に向かったのだ。だが、発電所上空に到達したところでミサイル攻撃を受け、県警のヘリは撃墜された。バトーたちもギリギリのところで緊急回避し、無事に戻っては来られたが、もしもう一発こちらへ向けてミサイルが放たれていれば、ひとたまりもなかったのである。

 

2人が乗り込んだ後、最後にバンの中に入った少佐は全員を見回した。バトー、サイトー、イシカワ、パズ、ボーマ。揃っていないのは、トグサただ一人だった。彼は今も所内にいて、テロリストたちに気づかれないよう情報を送ってきてくれている。

 

しかし、彼が見つからないという保証はどこにもない。万が一、テロリストに見つかってしまえば、運が良くても人質として監禁され、運が悪ければその場で殺されてしまうだろう。それに、発電所内には大勢の職員がいる。彼らの安全も今や脅かされているのだ。そして何より、原発がテロリストの手に渡ってしまえば、想像もできないような悲劇が起きる。

 

それを防ぐためには、自衛軍の介入を待っている時間はなかった。決断を下すしかないのだ。

 

「よく聞け。これから原発施設内に突入するわ。突入はツーマンセルで、それぞれタチコマを連れていけ。施設内に入ったら、それぞれテロリストを制圧しつつ制御室へ向かう」

 

だが、彼女の予想に反して誰一人として驚いている者はいなかった。皆も、初めから突入する気でいたのだろう。

 

「課長の許可は?」

 

「首相官邸で調整中だが、一刻の猶予もない。それに、指揮権が自衛軍に移るまでは、我々の管轄だ」

 

「そういうセリフ待ってたぜ」

 

彼女の言葉に、軽い笑みを浮かべてそう答えたバトーは、真っ先に席を立つと装備を整え始める。ほかのメンバーもまもなく立ち上がると、それぞれ装備の最終チェックを行った。

 

今度の戦いは相当厳しいものになるかもしれない。しかし、みすみす負けるわけにはいかないのだ。

 

「タチコマ、いくぞ」

 

「りょーかいしました!」

 

準備を整えた彼女は、タチコマに乗り込んだ。発電所への専用道路の入り口を封鎖している警官たちは通してくれそうもないため、少佐たちはひとまず反対方向へと進む。駐められているパトカーの姿が見えなくなったところで、彼女たちは光学迷彩を起動させると道路脇のフェンスを乗り越えて森の中へと入っていった。時刻はもうすぐ午後7時を迎えようとしている。そんな中、上空からは特徴的な低いローター音が聞こえ始めていた。

 




2018/9/23 一部加筆修正
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