オーバーロードともう一人   作:riukazu

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オリ主 竹田一(たけだはじめ)プレイヤー名(タケ)

性格マイペース、天然
至高の41人の一人アインズ・ウール・ゴウンのメンバー
アインズ・ウール・ゴウンに入ったのはギルド結成中盤
辺り

種族 完全混合体(ハイキメラ)


1話

もうすぐユグドラシルのサービスが終了する数日前のこと。

 

竹内一(タケ)のメールボックスに一通のメールが届いていた。

 

≪御忙しい所すみません、モモンガです。もうすぐユグドラシルのサービスが

終了するということで最後を皆で会って話したりしませんか?≫

 

 

それは昔の仲間であり、アインズ・ウール・ゴウンのギルド長からのメールだった。

かつてのお世話になった仲間がまだ覚えていてくれたことと、続けていてくれたこと

をとても嬉しく思えた。

 

私は他のメンバーが少しづつ辞めていく中、寂しい気持ちを感じながらも

現実のことを考え仕方ないのかなと思いそれを見てきた。

メンバーが少なくなっていくにつれて、自分もログインするものの昔程長くは

プレイせず、数時間程雑談したりして、一日のプレイ時間も減っていた。

 

そんな中いつも話しかけてくれたのがギルド長であるモモンガさんである。

このギルドは全員が社会人ということもあり、ギルド内最年少である自分をとても

良く面倒みてくれていた。しかしそれも後数日後には終わるのである。

 

「皆が去っていっても、モモンガさんは凄く皆のことを考えていてくれたな・・」

 

昔のことを考えながら最終日に皆に会えることを信じて一(はじめ)は意識を落とした。

 

 

 

 

 

ユグドラシルサービス最終日、当日

 

僕はなるべく急いで帰宅している途中だった。時刻は23時45分、いつもどおりならば

もう家に着いていて、30~40分は皆で最後の雑談等を楽しめるはずだったのだが・・

 

「もう!なんで今日に限って遅延するんだよ~・・・」

 

そう偶然にも一が帰宅のために乗っていた電車が接触不良でしばらく止まったのである

そして不幸にも大幅に待たされることになったのである。そんなこともあり一が帰宅できたのは、23時55分、残り五分しかないが一人はいるだろうと最後の希望をもってスーツのままPCを起動させユグドラシルにログインするのであった。

 

≪タケがログインしました≫

 

 

タケがログインした場所はかつてアインズ・ウール・ゴウンのメンバーが集まって雑談等をしていた、巨大な円卓があり41人分の椅子がある大きな部屋だった。しかしその部屋にはタケ以外のプレイヤーは居なく、とても静かであった。

プレイヤー画面で時刻を見ると23時58分、サービス終了まで残り2分になろうとしていた。

 

「もう皆さん解散しちゃったよね・・・モモンガさんは最後まで残りそうだと思ったけど入れ違いになっちゃったか・・・・最後に皆さんと話したかったな・・」

 

 

タケはとても残念で悔しい気持ちで一人椅子に座っていた。本当なら他の部屋にいる可能性もあるので探しに行きたいのだが、時間が残り僅かしかなかったので保々あきらめてこのまま強制ログアウトまでいようとかんがえていた。そして終了時間が迫ってきた

23:59:55・・・23:59:57・・・23:59:59・・・

 

≪0:00:00≫・・・0:00:03・・・

 

「あれ?ログアウトしない?なんで?」

 

運営のミス?バグ?なのだろうか、普通ならサービスが終わり、強制ログアウトして自分の部屋の風景になるはずなのだがそれが無かった・・コンソールも浮かび上がらない・・

 

あれこれ考えていたりしながら数十分悩んでいると頭の中でなにやら電話が掛かってきたような感覚になりとっさに出る。

 

「はい・・もしもし・・・」

 

「・・!繋がった?その声はもしかして・・・タケさん??」

 

「え・・?モモンガさんですか?!」

 

メッセージの相手はアインズ・ウール・ゴウンのギルド長であるモモンガだった。この声を聞いてタケはやはりログインしてくれていたのだという嬉しさと安心感を感じた。

 

「説明は私がしますので、とりあえず玉座の所まで転移で来てもらっても良いですか?」

 

「あ!・・はい分かりました玉座ですね」

 

ひとまずモモンガとの連絡を切ると、タケは指にはめている指輪、転移のマジックアイテム≪リング・オブ・アインズ・ウール・オウン≫を使って転移しようとした

いつもどおり視界が一瞬真っ暗になり視界が開くとそこにはオーバーロードでありエルダー・リッチのギルド長モモンガがそこにいた。見た目は骸骨で敵のラスボスにしか見えないような風格である。

 

「お久しぶりですタケさん」

 

「モモンガさんお久しぶりです」

 

お互いにひさしぶりに会うことができたのでテンションが上がっている。程ほどに挨拶を交わしてモモンガがしゃべりだす。

 

「タケさん再開できて早々なんですけどこのユグドラシルで不思議なことが起きてるのには気がつきましたか?」

 

「はい・・とりあえず僕が気がついたことは、ログアウトもできずGMコールも繋がらないことでしょうか?他にはなにかあるんですか?」

 

タケがたずねるとモモンガは信じられないような表情で(表情は変わらないのだが)ログアウトできないことや、NPCが自分で意思をもっていることを説明した。

 

「それはほんとうですか?!それってこのナザリックの全てのNPCがということでしょうか?」

 

「まだ全員の確認はできていませんが、プレアデス、セバス、アルべドが意思を持っていたので、恐らくはそうかと・・」

 

そしてこれから守護者の忠義等を確認するために守護者たちを第6階層のアンフィテアトルムに集合するように伝えてあるとモモンガが言っていたのでタケも一緒に同行することになった。

 

 

 

 

 

 

6階層コロッセウム

 

 

二人は転移すると格闘場の中央まで歩みながらとても綺麗な夜空を眺めた。

 

「やはりここの空はすばらしいですねタケさん」

 

「そうですねモモンガさん改めて見るとすばらしいです」

 

この空を見ているとかつての仲間を思いだしそのこだわりがどれ程のものだったかを感じていた。

二人が思い出にしたっていると、何かの気配を感じた。

 

「とお!」

 

声のするほうを見ると6階建てほどの高さから影が飛び降りこちらに向かってきた。

そして二人の近くまで来るととても可愛らしい笑顔をこちらに向けてきた。

 

「アウラだったか。」

 

モモンガが名前を呼ぶ。今駆け寄ってきたのはダークエルフといわれる人種の6階層守護者で、双子の姉のアウラ・ベラ・フィオーラだった。

 

「ようこそあたしの守護階層までいらっしゃいました、モモンガ様・タケ様!」

 

「悪いね、少しばかりお邪魔させてもらうよ」

 

「何を言いますか!タケ様! モモンガ様とタケ様は至高の方々その方々が邪魔者扱いされることなどあってはなりませんよ!」

 

「そ・・それはなによりだ・・」

 

あまりのアウラの変わりようにタケは若干苦笑いでごまかした。

 

「あれ?そういえばアウラはここにいるけど・・マーレはどうしたんだい?」

 

その質問と同時に先程アウラが居た場所から気配をかんじるそこから。

 

「無理だよぉ・・・お姉ちゃん・・」

 

「モモンガ様とタケ様が来てるんだよ!早く降りて来なさいよ!」

 

アウラがせかしているが中々マーレは降りてこようとしない。段々アウラの怒りが大きくなってきている。

 

≪モモンガさんここは僕が飛んでつれてきます!≫ *二人にか聞こえない会話です。

 

≪え?タケさんがですか?≫

 

≪はい、ちょっとこの翼で飛べるのかがきになりまして!」

 

タケはそういうと背中にある3対の翼に視線を移す。タケはキメラという異形種で皆さんがしっているとおり色々な動物を混ぜたようなすがたをしていることおおい。タケはその種の頂点に君臨しているキメラなのだが、今は説明は省略しよう。

タケの翼は3対になっていて、さらにその一つ一つが異なる翼で作られている。上から悪魔の翼、真ん中にアンデットの骨の翼、そして天使の翼である。人間だった時は翼など無く、またこんなに異なる翼で果たして飛べるのかが不安だったが、タケは感覚でいけると確信する。

 

≪お!なんとか飛べるみたいだね≫

 

そして目にもとまらぬ速さでマーレの場所までたどり着く。

 

「タ・タケ様!何故こちらに!!」

 

「ん?マーレが降りてくるの時間が掛かりそうだったから迎えにきたんだよ。」

 

本当は飛べるかの確認をしたかっただけなのだが、それは言わないでいい。

 

「わ・わざわざタケ様がそんな・・申し訳ありませんでした!」

 

すぐさまマーレは目に涙を溜めながら頭を下げる。

 

「え・・ま・マーレ別にきにしてないから大丈夫だぞ。」

 

「し・・・しかし・・」

 

「僕・・わ・・私が気にする必要はないと言っているんだ、もうこれで問題はないぞ。さてモモンガさんとアウラを待たせるのもいけないからゆくぞ、私につかまりなさい」

 

「は!はい!!」

 

とりあえずマーレを抱っこし再び飛んでモモンガさんとアウラの居る場所にもどってきた。アウラがマーレをいつもとは違う目で睨んでいたがきにしないことにしよう。

僕がマーレを連れてくると同時にゲートが開き・・

 

「おや?わたしが一番でありんすか?」

 

そこには銀髪で綺麗な真紅の瞳をした14歳ほどの美少女が姿を表した。

シャルティア・ブラッドフォールンである。

 

そして二人はいつものことのように口喧嘩をはじめた。

 

≪タケさんこの光景あの二人を思い出しますね≫

 

≪そうですねモモンガさん二人は彼女たちの製作者ですもんね。≫

 

二人が和んでいると次に第5階層、守護者コキュートスが現れ、そして最後に7階層守護者デミウルゴスと守護者統括のアルベドが現れた。

そして守護者が集まったところでアルベドが一言

 

「では皆、至高の御方々に忠誠の儀を」

 

守護者各員が一列になり階層ごとに深く頭を下げていく。そして最後にアルベドが深く頭をさげ跪く。

 

≪モモンガさんこれって・・!?≫

 

≪は・・はいこれは・・とりあえずこの後どうしましょうかタケさん≫

 

≪とりあえずモモンガさんがここの主として威厳をみせるしかないですよ!なんかあったら僕も助けに入りますので、お願いします!≫

 

≪はぁ・・分かりました。何かあったらお願いしますね・・≫

 

 

 

 

 

 

 

 

だいたいの確認とセバスから外の状況を確認し、最後にモモンガ忠誠を確かめるためにこんな質問をした。

 

「ふむ、では最後に各階層者守護者に聞きたいことがある。お前たちにとっての私とタケさんはどのような人物だ。シャルティアから順に答えよ」

 

「美の結晶。まさにこの世で最も美しいお方であります。その白きお体と比べれば、宝石すらも見劣りしてしまいます。そしてタケ様は、様々な生物達の美合わせもったモモンガさまと同等の美しさを持ったそんざいであります。」

 

《俺、骨なんだけど・・》

 

《そしたら僕なんて合成生物ですよ~・・》

 

「オフタリトモ守護者各員ヨリモ強者デアリ、マサニナザリック地下大墳墓ノ絶対ナル支配者ニ相応シキカタカト」

 

「慈悲深く、深い配慮に優れたお方です。タケ様は優しくて、とても仲間おもいなお方です。」

 

「す、すごく優しい方々だと思います。」

 

《アウラとマーレくらいならまだ気が楽で良いですね》

 

《そうですね!最初の二人のは重くてつらかったですからね。・・・》

 

「賢明な判断力と、瞬時に実行される行動力も有されたお方。まさに端倪すべからざる、という言葉が相応しきお方です。タケ様は冷静であり、仲間の為を思い行動し、時には前線で道を切り開いてくださる偉大なるお方です。」

 

《これもしかしてゲームの時のこと言ってます?種族的に攻撃・耐久・速さがあったから前線で戦ってただけなのに・・・》

 

《でも実際私達後方組みは凄く助かってましたよ!》

 

《モモンガさん!そう言ってくださるなんて優しすぎます!かんどうして泣きそうです》

 

モモンガはタケがギルドに入ってから弟のように面倒をみていたのでタケからは兄貴的存在となっています。

 

「次にセバス」

 

「至高の方々の総括に就任されていた方。そして最後まで私達を見放さずに残っていただけた慈悲深き方です。タケ様も私達を見放さずに残ってくだり私達にもお声かけてくださったとても優しいお方です。」

 

《この話をきくと俺とタケさんは可能な限りログインしていたからこのような印象になっているみたいですね。》

 

《そうみたいですね、もしかしたら辞めてしまったメンバーは見捨てられたとNPCは思っているのでしょうかね。》

 

最後にアルベドの番になる。

 

「モモンガ様は至高の方々の最高責任者であり私どもの最高の主人でありますそして私の愛しいおかたです。タケ様は同じく偉大なる至高のお方の一人であり、ナザリックの者たちを優しく見守っていてくださった慈悲深きお方です。」

 

 

《モモンガさん、なんかアルベドの性格違いませんか?何か心当たりあります?》

 

《あ!!本当にすみません、サービス終了で最後だと思って、ビッチの所をモモンガを愛しているにへんこうしてしまいました!!》

 

《え?!まじですか・・・それは流石に・・でも僕のことを面倒みてくださったモモンガさんを僕はどうこう言えませんのでもしタブラさんが見つかった時に謝るしかないですね、僕からはなにもいいませんよ!》

 

《タケさん泣ありがとう!ほんとにタケさんみたいな弟欲しくなってきた!》

 

普通の人間のならそのようなことを言われてもかまわないが今の骸骨の姿だとギャップが激しすぎて苦笑いである。

 

 

「・・なるほど各員の考えは十分に理解した。それでは私の仲間達が担当していた執務の一部までお前達を信頼しゆだねるとしよう今後とも忠義に励め!」

 

「では先に私とモモンガさんは失礼させてもらう」

 

守護者達が頭を下げるのを確認すると二人は転移し移動した。

 

《疲れた・・・》

 

《はい・・・》

 

《あいつら・・・・何あの高評価》

 

《流石はモモンガさんといったところでしたね》

 

《いやいや、タケさんあなたのも相当でしたよ・・》

 

タケはモモンガをとても尊敬しているので自分のことにはそこまで印象が薄いみたいだ。

 

《でもこれだけの高評価だと期待を崩すところなんて見せられませんよね・・》

 

《そうですね・・とにかくあいつらの前では支配者たる演技をしなければなりませんね・・タケさん何かあったら支えてくれますか?》

 

《もちろんですモモンガさん僕がここまでユグドラシルを楽しめたのはアインズ・ウール・ゴウンの皆さん、そしてモモンガさんのおかげなんですからいくらでも力になりますよ!》

 

《タケさん・・・ありがとう》

 

モモンガはタケのこの一言で肩に乗っていた重みが少し軽くなるのを感じた。

そしてこの後は各自部屋に戻って休息をとることにした。モモンガもタケも肉体的疲労を感じることは無いのだが、精神的に少し疲れたためである。

 

 

 

 

 

 

 




とりあえずここで区切ります。
1話書いてみて無駄な所があったり矛盾点があったりオリ主を上手く混ぜ込めてないのでこれから少しずつ慣れて行きたいと思います。
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