書籍の方は現在3巻を読んでいます。
キメ=タケです。呼び名ちょくちょく変わって分からなくなってしまいすみません。
翌日、アインズ達3人は仕事を探すべく、エ・ランテル冒険者組合に来ていた。
「おい、すげーフルプレートだな笑」
「いくらすんだよ」
「カッパーのくせに、どうせどっかのボンボンだろう?」
「パパのプレゼントか?」
組合の掲示板で仕事の依頼の紙をみていると、まわりの連中がモモンの立派過ぎる装備をみて馬鹿にしていた。しかし3人は全く気にした様子もなく依頼の貼ってある掲示板をじっと眺めていた。
「モモンさん、どうやら私ではこの世界の文字は分からないようです」
「うむ、キメさんもか・・・困ったな」
仕事をしたいのだが文字が読めなくては、先に進めない、モモンとキメは暫く考えていた。するとモモンが見た感じで難しそうだと思った依頼の紙を手に取り受付に持っていく。
「これを受けたい」
受付嬢は少し驚いた顔をしたが、すぐに表情を戻し丁寧に対応をしてきた。
「申し訳ありません、こちらはミスリルプレートの方々への依頼でして、」
モモンさんどうするつもりなんだ?キメはモモン達のやりとりを静かに見守っていた。
「知っている。だから持ってきた」
周りにいる冒険者達もいまの言葉を聞いて皆驚いた声を上げている。
「ですが、規則ですので。」
「くだらん規則だ」
「仕事に失敗した場合、多くの方の命が失われる可能性があります」
「私の連れ二人は第三位階魔法の使い手、そしてもう一人は魔法だけでなく戦士としも戦うことが出来る」
モモンの言葉を聞いた周りの冒険者が驚愕の声を上げる。
「そして私もこの二人に匹敵するだけの戦士、私達は実力に見合った高いレベルの仕事を望んでいる」
「申し訳ありませんが規則ですのでそれはできません」
モモンの意見をしっかりと聞いていた受付嬢は、困った顔をしながらも受け入れてはくれなかった。
「そうか、それでは仕方が無いな我侭を言ったようで悪かった、ならばカッパーのプレートで最も難しい仕事を見繕ってくれ」
「はい、畏まりました。」
モモンが丁寧に謝ったのをみて感じの悪い冒険者ではないと判断した受付嬢は、嫌な顔を全くせずに言われた依頼を探しに席を離れていった。
《よし、誘導成功です》
《なるほど、そういうことだったんですね、さすがモモンガさん!》
なんとか仕事が見つかって喜んでいた二人のところに声が掛かる。
「でしたら、私達の仕事を手伝いませんか?」
「うん?」
そこには4人のパーティと思われる男達がいた。
所変わり、上の階にある作戦会議室のような場所
受付嬢には理由を話し先にこちらの話を聞いてからどうするか考えるということに落ち着いた。
「それでは改めまして、私が漆黒の剣のリーダー、ペテル・モークです。そしてあちらの私と同い年くらいの方が、レンジャーのルクルット・ボルグ、そして治癒魔法などを使うドルイドのダイン・ウッドワンダー、そして最後にマジックキャスターでありチームの頭脳ニニャ・ザ・スペルキャスター」
「よろしく。しかしぺテルその恥ずかしい二つ名やめません?」
「え?いいじゃないですか」
ぺテルがまんざらでもない顔で返事をする。
話を聞いていると二ニャはタレント持ちらしい。この世界でいう特殊能力みたいなものである。
漆黒の剣の自己紹介が終わったのでモモンさんは自分達の自己紹介を始めた。
「こちらは、ナーベそしてこちらがキメ、最後に私がモモンです。よろしくお願いします」
よろしくお願いします」
モモンとキメが頭を下げると、ナーベが身を乗り出そうとしたが、空気をよんで思いとどまった。
話は進んでいき、仕事内容はここから南下した所にある、森の周辺でモンスターを倒し報酬金を貰うということだった。特に断る理由はないので快く協力することになった。
「では、共に仕事を行うのですし顔を見せておきましょう」
そういうとモモンさんは骸骨の顔を幻覚で隠しヘルムをはずした。
モモンの姿を目にしたぺテルは苦笑いしながらも話し出す。
「南方にモモンさんのような顔立ちが一般をされる国があると聞いたことがありますが」
「3人とも異邦人だと知られるとやっかい事に巻き込まれるかもしれませんから、それにキメの目の色は赤なので何かと面倒ごとが付きまとうのです。なのでこうやって隠しているのですよ」
モモンが適当な理由をつけて誤魔化すと、ルクルットが手を挙げて質問をしてくる。
「ところで御三人方はどのような関係なんでしょうか?」
ぺテル達3人は申し訳なさそうに頭を下げている。
「・・・・・仲間です」
モモンの言葉でチャンスがあると判断したのかルクルットはさらに暴走する。
「惚れました!一目ぼれです!付き合ってください!」
ルクルットは、ナーベとキメの真ん中で跪き手を差し出す。
おい・・・ナーベだけじゃなく俺も対象なのかよ・・・・
「いや・・・あの・・・」
「だまれナメクジ、身の程をしりなさい、そしてキメさ~~んに対してあまりに釣り合っていません、今すぐ謝罪しなさい」
キメが返事に困っていると、ナーベからの罵倒がルクルットに飛んでいく。
「おお!厳しいお断りの言葉ありがとうございました!では御二人方お友達から始めてください」
「蛆虫が目玉おスプーンでくり貫かれたいの」
「そのつめたいまなざしがまた・・」
「仲間がご迷惑を・・」
これ以上は迷惑だろうということでぺテルが止めに入った。
「いえ、こちらこそ・・・それと私はこんな見た目をしていますが男ですので・・」
「「「「なんと!」」」」
これに関しては漆黒の剣全員が驚きの声を上げた。
「それでも構いません是非御つきあい」
「まだ言うか!」
再びルクルットが暴走する前にぺテルが止める。
見た目のことについては自分でも分かっていることなのでキメは特に気にしていなかった。
それからお互い用意も揃っているようだったのですぐに出発することになったのだが、途中モモンさんが受付嬢に呼び止められた。
「モモンさん!ご指名の依頼が入っております」
「一体何方が?」
「ンフィーレア・バレアレさんです」
受付嬢がそう言うと、金髪で目が前髪で隠れている少年が出てきた。ナーベが突然少年に向かって攻撃しようとした、しかしモモンさんの光速ともいえるチョップでナーベと止める。
モモンさんナーベとわいえ少し痛そうでしたよ・・・
「初めまして、僕が依頼させて頂きました」
「大変申し訳ない、私はすでに別の仕事の契約を交わした身、光栄なお話だとは思いますが」
「モモンさん!名指しの依頼ですよ?」
ぺテルが口を挟む。
「そうかもしれませんが、それでも先に依頼を受けた方を優先するのは当然でしょう」
モモンの立派とも言える台詞に周りにいる人達から歓声が起こる。
「しかし、せっかくの指名を」
「モモンさんでしたらバレアレさんの依頼を聞いてから決めになるのはどうですか?」
キメがモモンに提案をする。
「キメ。うむ、そうだなそうするとしよう」
結果バレアレの依頼内容を聞いてからどちらの仕事をするのか決めることになった。
ンフィーレアの自己紹介そして仕事内容を聞き最終的には、ンフィーレアの依頼をモモンが受けモモンがぺテル達を雇うという形で収まった。
話の中で何故モモンを選んだのか?という疑問には宿屋の一件を噂に聞いたらしい。
確かに他にも冒険者は何人かいたし噂にはなるだろうと思うけど、本当にそれが理由なのか?まぁ面倒ごとはモモンさんに任せて僕はそれに従うか。
キメはバレアレの理由に少し疑問を持っていたが、あまり考えるのは得意ではないためすぐに考えるのをあきらめた。
「では、早速出発しましょう」
場面が切り替わり エ・ランテル共同墓地
共同墓地にある建物のさらに地下
「ちわー。かじっちゃんに会いに着たんだけど」
黒いマントを着ていてオレンジ色に近いような髪の色をした女が言う。
「その挨拶はやめないか、ここにあるズーラーノーンの名が泣くわ。それで何のようじゃ?」
すると奥から赤いローブを着ていて髪の毛が無く、人間なのだがアンデットに間違われそうな男が現れた。
「これ持ってきてあげたんだよー」
女は懐からネックレスのような髪飾りのようなものを取り出す、おそらく何らかのマジックアイテムなのだろう。
「それは叡者の額冠!」
「そうだよー、それでねこいつを使って面白いことしてみない?」
「面白いことか、、しかしそのアイテム適合するのは100万人に一人使える者がいなければ只のガラクタにすぎない・・」
「そうなんだけど、実はこの町にはどんなマジックアイテムでも使えるっていうタレント持ちがいるんだってー、そいつならこのアイテムもつかえるんじゃない?」
「なるほど、そして大事件を起こしどさくさに紛れて逃げるという事か」
「そゆこと、それでかじっちゃんの儀式に協力もしようと思う。どう悪くないんじゃない?」
「いいだろう、協力させてもらうぞ、クレマンティーヌ」
なにやらまた面倒事が起きようとしていた・・・
「ん?」
《どうしましたタケ君?》
《いえ、僕は探知系は得意では無いのですが、なにやらそれほど遠くない所から負の感情を感じ取りました。でもあまりよく分からない能力でもあるので気にしなくいいかもしれません》
《タケ君がそういうならいいが・・・・一応頭には入れておこう》
《了解です。それとモモンガさん流石に君つけは僕も中々なれないのですが》
《メッセージを使っているから他の者に聞かれることはないよ》
《確かにそうなのですが・・・》
《ん?なんだというんですか?》
《いえ、やはりモモンガさんからしたら僕はまだまだ子供なんだなって感じがするので》
《ハハハ、ギルド内最年少でしたからね、それはしょうがないですよ。恐らく私ではなく他のメンバーだとしてもこのようになってますよ。》
《はぁ、僕もそんなに気にしてないからいいですが、いつかボロがでそうでこわいですよ。》
《その時はその時でしょうね、ハハハ》
アインズ・ウール・ゴウンのメンバーが相当タケに対して過保護、そして面倒見が良かったか分かった瞬間であった。
中々話が進みませんね、アニメ沿いって結構大変ですね・・・・
気ままにやってきまーす