召喚したサーヴァントがカオス過ぎて私はもうダメかもしれない 作:パトラッシュS
IFもしゴンエミヤが第五次聖杯戦争にいたら。
聖杯戦争。
むかしむかしあるところに、1人の魔術師の少女がいました。
彼女の名前は遠坂凛。その遠坂凛は召喚の儀式を行う為儀式の準備をしていました。
「絶対聖杯戦争を勝ち抜いてやるんだから!」
彼女は自分の父である遠坂時臣が叶えられなかった聖杯を手に入れる為、聖杯戦争に参加する事を決意し、この日を待ち焦がれていたのです。
ちなみに時臣氏の死因は後ろから来た神父が放った無回転フリーキックのボールが後頭部に当たりそのままポックリと逝ったそうな。
そして、召喚の儀を終えて召喚されたサーヴァントは…。
「問おう。お前が私の監督か」
なんと褐色の肌をしたエースストライカーでした。
彼は未来で世界を相手に戦ったと言うではありませんか。しかし、召喚の際大事な記憶が抜けており自分の名前を覚えていませんでした。
「え…?何その格好?」
「あぁ、これか、安心したまえ日本代表のユニフォームだ。」
「なんで!?」
こうして、凛と奇妙なサーヴァントによる聖杯戦争が幕を開けました。
日本代表のユニフォームを着た彼は自分の事をゴンと呼ぶ様にと彼女に告げます。意味がわからないまま凛はとりあえず彼をゴンと呼ぶ事にしました
さて、聖杯戦争の初戦はランサーとの仕合い(試合)です。
激しい戦いが予想されると凛は思っていました。しかし…。
「まさかそのユニフォーム!おめぇさん日本代表か!」
「!?まさか!貴様も!」
「奇遇だな、よし、ワールドカップ目指すんだろ?俺も仲間に入れろよ!」
「それは心強い!」
「なんで!?どうしてそうなるの!?」
なんと、ランサーが仲間に加わりました。
しかもランサーは青タイツから日本代表のユニフォームに早着替え。なんと、前回のワールドカップの立役者だったようです。
それからしばらくして、次はセイバーとの邂逅です。
「!?そのユニフォーム!貴方まさか!」
「あぁ、そうだ、日本代表だ」
「くっ…!世界と戦えるチャンス!士郎!こうしてはいられません!走り込みに行きますよ!」
「え?ちょ!話が見えないんだけど!」
「衛宮士郎!貴様も日本代表ならば早くこのユニフォームを着て練習参加だ!」
「なんでさ!聞いてた話と違うんだけど!」
「ですよね!監督!」
「えーと…。うん、もう好きにして」
こうして次々と増える仲間たち。
しかし、日本代表としてワールドカップ開催にこのままではメンバーが足りません。
そんな時、彼等の前にある人物が現れます。
「ふ…っ。5年ぶりですか。」
「お、お前は!」
「さ、桜!?ドイツに行ったと聞いてたけどなんで急に!」
「ドイツの名門で鍛え抜かれたSGGKの私抜きでワールドカップが目指せるとでも?」
「すごいオーラだ。一体どんな修行を…。」
「ふっ…。安心してくださいメンバーも連れてきました。」
「さ、桜…。あのさ、やっぱり僕が日本代表だなんて」
「安心してください。兄さんのワカメディフェンスは鉄壁です。」
「なにそれ!どんなディフェンス!?」
「海藻のようにねっとりとしたディフェンスですよ」
「妙に生々しいんだけど。」
「桜、私は桜の為なら!」
そう、メンバーに加わったのはドイツから帰国したSGGK桜とそのサーヴァント。そして、彼女の兄であるディフェンダーワカメこと慎二でした。
しかし、まだメンバーは足りません。日本代表メンバーを集めるべく凛達は奔走します。
「よーし!お兄ちゃんの為に一肌脱いじゃうぞ!」
「ぐぉぉ!」
時にはアインツベルンの城までスカウティングしに出かけ。
「え?日本代表?宗一郎様。」
「日の丸を背負う時が来たか。」
ある時は神社のお参りにしに行ったついでに日本代表にスカウティング。
そして、ある程度メンバーが集まって来たかと思われたその時。前回のワールドカップを制したメンバーの1人が彼等の前に立ち塞がります。
「貴様が日本代表…。ふ…面白い。10番を俺から奪えるか!フェイカー!」
「ならば!フリーキック勝負だ!」
「いいだろう!もし我が負ければ神父共々日本代表入りしてやる!」
「え?なんでそんな風にいつの間に話が進んでんの?いつの間に私、巻き込まれてるの?」
「まぁ、仕方ないわよ。言峰。」
こうして、前回の10番、ギルガメッシュとのフリーキック対決が始まりました。
割と苦戦を強いられましたがSGGK桜の活躍もあり、なんとか勝利を収めた凛達。
そして、ギルガメッシュと神父さんは日本代表入りを表明しました
「フェイカーよ、ともにワールドカップを勝ち抜き聖杯を手に入れようぞ。」
「ああ!もちろんだ!ギルガメッシュ!」
こうして日本代表メンバーが揃い。彼等は世界へと挑戦する権利を得ました。
アジア予選を勝ち抜き。そして、数々の苦難を乗り越える中で、凛のサーヴァントはその真名を彼女に告げます。
「凛、私の本当の名前はゴンエミヤ。未来から来たエースストライカーだ。」
「…う、うん。そうなの?」
「あぁ、そうだ。今の私はストライカーとして未熟だ。このワールドカップを通して奴には伝説になってほしい。」
「…アーチャー…。」
「ゴンだ。アーチャーと呼ぶんじゃない。」
そうして、舞台は世界へ。
ワールドカップは目前に迫り彼等は練習に勤しみます。
そうして、ゴンエミヤ率いるエミヤジャパンは世界の強豪を相手に奮闘。
そして、日本代表は優勝を果たしました。
後に凛は監督としての手腕が認められ時計塔にあるフットボールクラブの監督に就任。
ワールドカップMVPに輝いた衛宮士郎は紛争地域に赴き、貧しい子供達にサッカーを教える日々を送りながら日本代表として戦い伝説となりました。
「君、いい身体しているね、サッカー選手にならないか?」
「あ、いや…僕は…貴方は?」
「私の名前はゴンエミヤ。日本代表のサッカー選手さ。」
完。