召喚したサーヴァントがカオス過ぎて私はもうダメかもしれない 作:パトラッシュS
※BGMはウルトラソウッでお楽しみください
さて、変わらず実況は冬木市からお伝え致します。
マスターことこの私、ブエナビスタは現実逃避を終えて奇妙奇天烈怪奇なサーヴァント軍団を引き連れて街を歩いています。
前回何やら信じられないことがあった気がしましたがもはや見なかったことにすることにしました。
「(´・ω・`)ウルトラソウッ!」
「「「ハァイ!」」」
なんか私の後ろで壁殴り代行がボディビルダーみたいにポーズを取ってますけど気にしないでください
おい!BGMとめろ!やらないから!私は叫ばないからね!絶対!
「しょぼーん(´・ω・`)」
「元気出してください壁殴りさん♪ナイスポーズでした!b」
「そうだぜ、男として肉体美を自慢し見せるのは悪いことじゃねぇよ!」
「…まぁ待て、女の子としてはやはり男性の肉体には耐性がないんだろう、紳士になる事も時には大切。コックをしている俺からのアドバイスだ」
「どすこい」
あぁ、どうしよう、まともだった私のサーヴァントがだんだんとゲテモノサーヴァント軍団に毒されてきている気がするよ
ジャンヌちゃん、聖女だけれどそこまで聖女じゃなくていいのよ?お願いこっちに戻ってきて三百円あげるから。
キャスターにジャンヌちゃん貴女達はなんでそんなに順応能力が高いのかな?やっぱりサーヴァントだから?
私の心はバラバラになりそうですよ、ハイ。
「(´・ω・`)知らんがな」
「豚は出荷よー」
「(´・ω・`)そんなー知らんがなよー」
ちょっと人の脳内を覗いてきた豚さんこと壁殴り代行をとりあえずイラッとしたので出荷しておく。
なぜか、こう言うとどこからともなく業者さんが出てきて(´・ω・`)こいつを出荷してゆくのだ。マスター特権ってやつなのかな?
とりあえず、とっとと残りの敵を倒して戻ろう。
ボス戦?いえ知らない子ですね?(ライバックさんが倒してしまった模様。
「はーいじゃあ、決闘者さんとジャンヌちゃんよろしくお願いねー?」
「ふぅん、小娘わかっているな!ついてこい!行くぞ!全速前進DA!!」
「あ、まってくださーい」
そう言って全速力で駆けて行く決闘者の後をテクテクとついて行く様に走り出すジャンヌちゃん
なんというかものすごくシュールだ。
決闘者は屍の兵士と対峙しながら何やら腕からディスクの様なものを出す。前回でも目の当たりにしたけどおそらくあれが武器なんだろう。
しばらくして決闘者はなんかバイクっぽい乗り物を召喚してそれに乗り込み始めた。
ん…?バイク?…あれ?あのサーヴァントあんなのも持ってるんだ。
そして、バイクに乗り込んだ決闘者は声を張り上げてこう宣言しはじめる。
「奴をデュエルで拘束せよ!」
「いやいやいや!拘束しなくていいから普通に戦いなさいよ!」
「はい!承知しました!」
「えぇ!まって今の意味わかったの!?ジャンヌちゃん!?ちょっと待って!」
しかもデュエルで拘束って何!?
ジャンヌちゃんもなんか納得したように頷いて後ろからついて行っちゃダメだからね!っていうか意味わかったの!?私でも意味がわからないのに!
「すごい…なんて順応力なんでしょう、これが一流のサーヴァントというものなんですね!マスター!」
「待って!マシュ!貴女がそっちに行っちゃダメだからね!?私が過労死しちゃうの!やめて!」
ちょっと待とうか、一流ってなんだっけ?
訂正するしかない、だいたいこいつら、ゲテモノサーヴァント達のせいでまともなサーヴァント達が完全に毒されてきてるわ…。
誰か…ツッコミ…ツッコミ役を増やして…。
そんなこんなで、残りの敵を殲滅して私はサーヴァントを引き連れていったんマイルームに引き返すことにした。
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さてさてこうして私達は無事に戻ってきました。人理継続保障機関(カルデア)に、まず、することはわかってる。
そう人理継続保障機関(カルデア)の所長、オルガマリーに一度こいつらを見せようと思ってたのだ。
だってさ…!私もさ…!うぅ…涙が…!
いけない、いけない、ようやく私の苦労も分散されると思うと涙が込み上げてきてしまったわ。
「所長!今戻りましたよー!」
「お帰りなさ………ん?…」
「どうしました?所長?何か問題でも?」
「…え?…い、いや…」
「ほら言いたいことがあるんでしょう?言った方が良いですよ♪…ね?」
「…えっと…その…ね?…貴女のその後ろにいるのは…」
「サーヴァントです♪」
「いやどう見ても…」
「サーヴァントです♪」
「…なるほど、なるほど、そうきたか…」
所長も私の後ろに控えているサーヴァント軍団を見て頭を抑えている。
ハハァ!ざまぁみろ!そして私と分かち合え!このゲテモノサーヴァント軍団を!見ろ!我が軍は圧倒的ではないか!(涙)
しばらくして、オルガマリーは何かを察したのかものすごく優しい顔を私に向けてゆっくりと歩いてきた。
そして、私の頭を抱き締めると撫でてこう告げ始める。
「…これから大変だろうけど…がんばって…」
「させるかぁ!同情するならこの説明を求めますよ!どういうことなんですか!」
「絶対許さねぇ!ドンサウザントォォォ!」
「はいはい、ワシのせいワシのせい」
状況からして同情に見せかけて逃げようとしたオルガマリーを逃さない様に肩をがっちり掴んでそう問い詰める私。
そして、背後では決闘者が何かを叫んでいるようだが、これは完全にスルーするスタイルで受け流す。
「所長…えっと一応、彼らと戦闘を共にしたのですがかなりの戦闘力といいますか…戦えるみたいなんですよ。しかも相当強いです…」
「んー…、そんなこともあるわよ、英霊でしょう?」
「今さっきまで英霊かどうか疑ってましたよね?ね?」
「………いや、そんなことはないわよ?」
「なぜ、目を逸らすのですかー?んー?」
マシュの報告に対して目を逸らしながら告げてくる所長に苦笑いを浮かべそう迫るように告げる私。
だってさ、おかしいでしょ?英霊ってだって英雄だよね!私が召喚した彼らは果たして英雄なんでしょうか!
「まぁ待て、そこまでだ。俺もこう見えて元コマンドーだ。英雄といえば英雄だろう」
「あなた…所長からいくら貰ったの?」
「十万ドルポンッとくれたよ」
「だと思ったわよ…」
「いや、あげてないわよ?」
そう言って、所長をフォローするように話すサーヴァント、コマンドーに私は思わず頭を抱えてそう告げる。
まぁ…この様子だと所長も原因はわからないんでしょうね。こんな事になったのも多分純粋な事故なんでしょうし
これ以上問いただしたところで時間の無駄か…仕方ない、まぁ、戦う内に何か原因がわかるかもしれないしね。
「ところで、冬木市に行ってきたのよね?どうだった?マスターとしての初戦闘は」
「戦闘になりませんでした」
「…え?…あ、…そ、そうなの?…まぁ、でもこれからたくさん戦う事になるだろうから経験を積むことが大事よ?」
「面白い奴だな気に入った、殺すのは最後にしてやる」
「とりあえずあんたは黙ってなさい」
そう言って、所長のオルガマリーに失礼な暴言を吐く筋肉モリモリマッチョマンの後頭部をハリセンでぶっ叩いておく。
だいたい、なんで身内を殺そうとしてるのかこのサーヴァントは…、何故かうちのジャンヌちゃんはコックさんと仲良くなってるし。
「マスター!マスター!ライバックさんが今日ステーキ作ってくれるそうなんです!」
「肉か!いいな!俺も好きだぜ!」
「一番気に入っているのは…?」
「値段だ…」
ライバックの今日の料理に目を輝かせて喜んでいるジャンヌちゃんと、意思疎通できて嬉しいのか何やらお互い互いに手でビシガシグッグッとやっているキャスターとコマンドーのサーヴァント。
随分と仲良くなってるわね、どうなってるのかしらサーヴァントってほんと…。
はぁ、…新しいまともなサーヴァント誰かこないかなぁ…。
とりあえずその後、私達は戦いの疲れを癒すために食事を取ることにした。あれ?良く考えたらサーヴァントって食事しなくてもいいんじゃなかったけ?、ま、いっか。