テイルズオブジアビスAverage   作:快傑あかマント

27 / 68
 この回は、流血の描写が多く書かれています。

 苦手な方はご注意ください。


第27話 血に染まる白刃 血に染まる艦

 睨み合うジェイドとセルゲイ。

 

 ジェイドの妖しく光る赤い瞳と、セルゲイの硝子細工の様に冷たい無機質な灰色の瞳が交差する。

 

 

 冷気が立ち込める様な感覚

 

 そして、外の喧騒が掻き消される様な感覚

 

 徐々に熱を奪われる様な寒気と、無音の耳鳴りにルークは眉をしかめる。

 

 そんな事、ルークと言えども錯覚だと理解している。

 

 しかし、確かにジェイドとセルゲイを中心に熱と音が削ぎ落とされるのを感じていた。

 

 

 先に動いたのはジェイド。

 

 

 彼の朗らかな声と、小首を傾げる可愛らしい仕草によって、ルークはやっと冷気と無音の支配する異界から現世に引き上げられた。

 

「ところで♪ 他の方達は御顔を見せて頂けないのでしょうかねぇ? 失礼ながらセルゲイ響手御一人で、この『イオン様とルーク様の愉快な仲間たち☆』を相手取るのは、ちょいと大変だと思われますがぁ?」

 

 まるで親しい者に、この後の予定を気さくに尋ねるにジェイドは微笑む。

 

「貴官に譜術を使う暇を与えなければ、他はどうとでも……」

 

 セルゲイもまた、何でも無い事のように静かに口を開く。

 

「……成る!」

 

 言い放つや、彼は右手に握った短剣の切っ先を素早くジェイドに向けた瞬間

 

 ひょうっ

 

 ……と、鋭い風切り音を伴い短剣の刀身がジェイドの心臓めがけ疾駆した。

 

 だが

 

 その次の瞬間、人の頭部ほど大きさの真空の刃が突如して球状に渦巻き、飛来する刀身を包み飲み込んだ。

 

 いくつもの魂を吸い取って来たであろう黒い虚ろな刀身は、獲物の身体を穿ち赤黒い血と魂を吸い出すその前に、自らよりも遥かに鋭くしなやかな刃の乱流によって粉々に刻み砕かれ、床に虚しく散らばり果てた。

 

 見れば、腰に手を回したジェイドの顔の前に風の譜術『エアスラスト』の掌大の譜陣が、淡い葉翠色の輝きを放って回転している。

 

「中級譜術を無詠唱で……しかも、ああも無造作に……だと」

 

 セルゲイは無表情でジェイドを睨み付けながら、拵えから刀身の代わりにバネが伸びた形となった短剣を放り捨てる。

 

「……なるほど、“噂通りの怪物”というわけか……」

 

 彼は静かに頷き、短剣をもう一振り引き抜くと、淡々と続ける。

 

「だが、“噂以上”という程ではない!!」

 

 何の予備動作も無く振るわれたセルゲイの短剣。その刀身が閃き、青白い音素の光弾が、またしてもジェイドめがけて一直線に奔る。

 

 それと同時に、セルゲイの背後から二つの白い影……彼と同じく、赤い縁取りの法衣を身に纏った二人の騎士が短剣を手に躍り出た。

 

 二人の騎士は、音素の光弾に勝るとも劣らない素早さで、自分達の冷たく鋭利に研ぎ澄ませた殺意に射抜かれてなお、柔和に微笑む不気味な怪物の心臓に黒い刃を突き立てんと殺到する。

 

 怪物……いや、ジェイドは一瞬にも満たない刹那の早さで、両掌から手槍を光と共に出現させた。

 

 大人の腕ほどの長さしかなく槍としては心許ない短い槍だったが、その身に成獣ライガが操る紫電に敗けない電光を纏い、主であるジェイドの手によって文字通り電光石火の速さで突きを繰り出した。

 

 チチチチ……と、無数の小鳥がさえずる様な可憐な音を奏でているにも関わらず、渦を巻く様に槍の上を無う電光は、音素の光弾を無造作に擂り潰し、二人の騎士が咄嗟に出した熟達の防御と頑強なはずの帷子を無慈悲に喰い破る。

 

 二人の騎士の身体は、紫電を纏った無惨な砲弾と化して、セルゲイの両脇を唸りを生じる速さで擦り抜けて、艦内通路の壁面に強かに叩き付けられた。

 

 胸板から手槍を生やしたまま崩れ倒れる仲間には一瞥もくれず、セルゲイはジェイドめがけ二度、三度と、再び短剣を振るい光弾を繰り出すと同時に、火薬の炸裂を思わせる凄まじい踏み込みでジェイドとの間合いを一気に駆け抜け肉薄する。

 

 微笑んだままのジェイドは先程の手槍より一回り長い槍を、やはり刹那の内に出現させると危うげなく短剣の一閃を受け止める。

 

 セルゲイの短剣がまるで生き物のように、隙あらばジェイドの指、手首、首筋を撫で斬りにせんと槍の上を這い回る。

 ジェイドも負けじと、手槍を巧みに動かし、黒い刃をいなし、弾き、刃筋を狂わせ、セルゲイの執拗な攻撃を防ぐ。

 

 ジェイドの両脚が、その場に止まった。

 

 その瞬間である……

 

 仲間が倒されたのを目の当たりなしても、揺らぎもしなかったセルゲイの無機質で無感情な瞳に、喜色の色が僅かに瞬いた。

 

 訝しむジェイドだったが、自身の頭上……いや、それよりも少し後方……に希薄な気配が姿を現し蠢くのを感じた。

 

 そして、カチリ……と剣の鯉口を切る鍔鳴りの音も捉えた。

 

「皆さん、上です!」

 

「上から!」

 

 ジェイドはセルゲイの刃を受け止めながら叫び、物音に敏感なティアも声を上げ、その場に二人の警告が

重なり響く。

 

 ルーク達の頭上を縦横に這う大小様々な配管の間から、二つの乳白色の影が躍り掛かってきた。

 

 咄嗟にイオンとティアを庇うように飛び退くルーク。

 

 ルークが数瞬前までいた空間を、光をほとんど反射しない黒い刃が通過した。

 

 二つの影は、やはりセルゲイとほとんど同じ格好をした騎士だった。

 

 ゆっくりと体勢を立て直した二人の騎士が手に下げた短剣は、光を返すはずのない黒い刀身だったが、ルークには妖しく煌めいて見えた。

 

 自分を睨み付けてくるギラつく騎士の双眸に、一瞬怯んだルークだったが、すぐさま剣の柄に手をかけた。

 

 しかし、騎士にとっては、その一瞬で十分だった。

 

 ルークの首筋に向けて、黒い刃が閃く。

 

「っ……ルーク!」

 

 ティアは、杖を握り絞め、ルークと騎士の間に滑り込む。

 

 ティアの杖と黒い刃が火花を散らす。

 

 一瞬の拮抗。

 

 しかし、騎士は片腕だけで軽々と、ティアの杖を彼女の身体ごと跳ね退け壁に叩き付けた。

 

「ティアぁ……っぁあぁぁっ!」

 

 ルークは、半狂乱になりそうな心をねじ伏せようと叫びながら、抜剣し、騎士に突き入れる。

 

 不恰好で力任せだが、侮れない鋭さを持ったルークの突きを、騎士はルークの剣に比べれば小さなナイフで難なく受け止め、打ち払った。

 

 鎖頭巾と覆面の間から覗く騎士の双眸が、嘲笑うように僅かに歪んだ。

 

 なんとか剣を取り落とさなかったルークだったが、未だかつて向けられた事のない種類の視線にたじろぎ震える。

 

 そんな数拍もない一瞬。

 

 目に見えるほど大きな純白の雪の結晶が一つ、騎士の鼻先に舞う。

 

 いや、違う……

 

 それは雪の結晶ではなかった。

 

 それは……

 

 『譜陣』

 

 ……だった。

 

 極小で細密な『譜陣』。

 

 ルークもライガの巣穴で見た覚えがある。

 

(たしか……『エナジーブラスト』だっけ?)

 

 ルークが胸中で妙に冷静に呟いき、視線の端で前方で敵と対峙するジェイドの足元が僅かに音素で輝いているのを見とめた瞬間、譜陣は炸裂し騎士の顔面を純白の爆炎で強かに打ちのめした。

 

 騎士は、僅かなうめき声を漏らしながら二歩、三歩とたたらを踏み、体勢を崩した。

 

 騎士もさる者で不意の攻撃を受けたにも関わらず、両手の武器を手放さない。

 

 しかし、その覆面に覆い隠した表情を苦痛と血を滲ませながら、歪めている。

 

 一瞬、前後不覚に陥った視線を彷徨わせた騎士だったが、すぐにルークとティアを睨み付けた。

 

 ルークは息を飲み、咄嗟に身構えるが……

 

 緩やかな反りを持った細身の白刃が、騎士の覆面と法衣の間に、ぬっ……と刺し込まれる方が早かった。

 

 ルークには、何が起こったのか訳が解らなかった。

 

 気が付いた時には、目の前で人が一人、首筋から夥しい血を流しながら倒れ、その側にコゲンタが立っていた。

 

 この光景を作り出したであろうコゲンタの背後には、自分の短剣を喉と脇腹に突き立てながら、力なく壁に寄り掛かる騎士が、虚ろな表情でこちらを見詰ている。

 

 やはりルークには、何がどうなったのか解らなかった。

 

「さ? さ……し? 刺し……た?」

 

 それが考えが回らない頭で、やっと導き出した答えだった。

 

「ルーク殿! 少なくとも今だけは気を確かに! ティア殿は大事無いか?!」

 

「はい、なんとか……」

 

 ティアは壁に強く打ち付けられた肩を抱きながらも、コゲンタに頷き返し血溜りを踏まないよう注意しつつ、茫然としたままのルークに寄り添うように移動し、杖を油断なく構える。

 

 ルークは茫然としていたが、目の前に現れたティアの背中に「情けない……」と自覚しながら安心した。

 

 しかし、それと同時にみぞおち辺りに言いようのない不快感が“わだかまって”いるのに気が付いた。

 

 悲鳴と一緒にその“わだかまり”を吐き出してしまえた方が、きっと楽だったろう。

 

 しかし、ルーク自身不思議だったが、それを悲鳴と共に『やり過ごす』事ができた。後は不快感と戦いながら、茫然とする事しかできなかった。

 

 

 そして、茫然自失なのはルークだけではなく、イオンもだった。

 

 左右の瞳に望まずとも映し出される四つの亡骸。

 

 無惨に血赤に彩られる物言わぬ亡骸。亡骸から流れ出る血が赤い生き物のように広がっていく。

 

 イオンが『導師イオン』として行動した事の結果の一つ。

 

 それは“善意の行動”のはずだったのに……!

 

「もう……!」

 

 イオンは膝が震え、跪いてしまいそうになるのを杖で無理矢理防いで、アニスとコゲンタの脇をすり抜けると、叫んだ。

 

「もう、良いでしょう!? セルゲイ響手!」

 

「イオンさま!? あぶないです!!」

 

 イオンは、彼を自分の小さな身体の後ろに引き戻そうとするアニスを手で制して、文字通り、ジェイドと鎬を削る殺し合いを演じているセルゲイに向かって、真っ直ぐに語り掛けた。

 

「どうか、この場は通してもらえないでしょうか? もう勝敗は決しています。これ以上無益な血を流す事は無いはずです。どうか……」

 

 イオンの精一杯の気持ちを込めた言葉だった。

 

「ふ、確かに……」

 

 セルゲイは瞳を和らげると、ジェイドの手槍と絡め合っていた短剣の動きを止めて、腕の力を抜いた。

 

 イオンは、自分の想いが通じたのだと感じ、さらに言葉を続けようと息を吸った。

 

 その一瞬の事だった。

 

 先程の火薬の炸裂音のような大音響とともにジェイドの長身が大きく跳ね飛ばされた。

 

 だが、ジェイドはダンスのステップでも踏むように危うげなく、イオンの目の前に着地した。

 

「いやぁ、実にお見事なクンフ~ですねぇ。こちらの力の弛緩とわずかな体重移動を利用した妙技。これがいわゆる所の『スンケー』ですか? 槍と手がグワン♪ グワン♪ 言ってますよ! ふぅむ……実に興味深い」

 

 ジェイドは、手槍を軽快な手付きで左右に持ち替えながら、目の前の敵に爽やかに笑い掛けた。

 

 一方のセルゲイは突き出した拳を解き、短剣を持ち直すと口を開いた。

 

「導師イオンの仰る通り、我々の負けのようだ。たった一人で、ジェイド・カーティスを殺すのは、荷が勝ちすぎている……」

 

「セルゲイ響手……? 何を……」

 

 諦めたような言葉を呟きながらも、構えを解かずにいるセルゲイの意図が読めないイオンは、困惑する事しかできない。

 

「……ですがあぁぁ!!」

 

 その瞬間、セルゲイの足下が爆ぜた。

 先程以上の踏み込みと全身の筋肉を総動員させた爆発的な一刀をジェイドへ向けて、繰り出した。

 

 ジェイドは、刹那の速さで槍を繰り出し、迎え撃つ。

 

 セルゲイは、吸い込まれるように槍の穂先へ向かって突進する。

 

 何を思ったのかセルゲイが短剣を放り捨て、金属同士がぶつかり合う甲高い音が通路に響いた瞬間、

 

 鋭い鋼鉄の穂先が

 

 

 騎士の法衣を

 

 

 帷子を

 

 

 皮膚を

 

 

 筋を

 

 

 骨を

 

 

 容易く貫いた

 

 

 セルゲイは身体を刺し貫かれて尚、ルークの引きつった短い悲鳴も、イオンの嘆きの声も、槍を伝い零れ落ちる血も、熱さを伴った激痛も、一切を無視して踏みにじるようにジェイドに向かって歩を進め……

 

 ついには、セルゲイの右手が、ジェイドの右手首を握り潰さんばかりの勢いで掴み取った。

 

 見れば、セルゲイの空いた左手の平には薄灰色の小さな立方体が握られていた。

 

 その刹那……とっさの判断、その立方体を手榴弾と見たジェイドは、あえて手榴弾を掴み譜術で覆って処理しようと音素を集め、錬る。

 

 しかし……

 

「貴官の……譜術だけは……道連れにさせて頂く……!!」

 

 と、血泡を吐き散らしながら叫んだセルゲイの手の内で、立方体が鈍い灰色の光を放って破裂した。

 

 渦を巻く無数の白い光の筋は、絡み合い、折り重なり……

 

 幾百の連環に

 

 幾千の手枷足枷に

 

 幾万の呪いとなって、ジェイドの腕に、脚に、瞳に、肺腑に、心臓に、細胞の一つ一つに、音素の一つ一つに、絡み付き締め上げ、力という力を蝕み奪っていく。

 

「まさか、『封印術』……!? こんな……強過ぎる……!」

 

 ティアが驚愕の声を上げた。

 

 彼女の声で、半ば我に帰ったルークだったが、彼女の言う『封印術』がなんであるのかは解らなかった。しかし、“良くない物”だという事だけは理解できた。

 

 コゲンタが、いち早くジェイドに駆け寄るが、

 

「その光に触れては駄目……! 危険な物です!」

 

 というティアの制止の声に、一瞬踏み止まる。

 

「ティア! 借りる!」

 

 ルークは言うやティアの持つ杖をひったくるようにして握ると、光に包まれつつあるジェイドに向かって駆け出した。

 

「やっあぁぁぁっ!!」

 

 ルークは振りかぶった杖を、ジェイドとセルゲイとの間に突き入れ、思い切り振り抜いた。

 

「っ……くぅっ!!」

 

 ルークは、予想以上に重い手応えに眉をしかめながらも、杖を振り切った。

 

 ジェイドが膝を突くと同時に、がしゃり……と重々しい金属質の騒音と共に、光に包まれた上に身体に槍を刺したままのセルゲイが倒れ伏した。

 

 光が霧散して晴れると、そこにはセルゲイが力なく血溜りに沈んでおり、

 

 ぐつぐつ……と、口から濁音を漏らしながら、一言ごとに血の塊を吐き出しながら笑っていた。

 

「ふ、ぐっ、ふ……ふ……たった……五に……ん、で死霊……使いの、譜術を……道連れ……か……ぶっ、ぐっ……」

 

 息をする事さえ苦痛であろう事は、誰の目にも明らかなほどの重傷にも関らず、セルゲイはさらに血の塊と共に言葉を吐き続ける。

 

「悪く……な、い……」

 

「うーん……ふふふ♪ 悪くありませんねぇ♪」

 

 かすれたセルゲイの声に、膝を突いたジェイドの妙に優しげな声が重なる。

 

 そして、彼は乱れた長髪を掻き上げつつ、立ち上がり続ける。

 

「私などのために『封印術』なんて物を用意して戦いに臨んで頂けるなんて、嬉しいやら、恥ずかしいやらで、言葉がありませんよ♪」

 

 肩を竦めて、はにかんだ様に苦笑すてジェイドは、倒れ伏すセルゲイに無造作に歩み寄る。

 

「若輩者の私に、捨て身の攻撃をしかけ、見事に成し遂げられたセルゲイ・レオーノフ響手に敬意を表して……介錯は必要ですか?」

 

 ジェイドは、どこか慈しむような口調で言った。

 

「……た、のむ……としよう。地獄で……待って……い、るぞ……死霊使い」

 

 セルゲイはそれに一瞬眉を不愉快そうにしかめる。しかし、すぐに苦痛と皮肉で歪めた苦笑に変えて緩慢に頷いた。

 

 微笑み返すジェイドの手に現れた槍が、一瞬の内に騎士の心臓に打ち込まれ、その意識と命を刈り取った。

 

「うふふ……残念ですが、私は、地獄にすら落ちる事も許されないでしょう。なんちゃって……」

 

 ジェイドは、心から残念そうに、ずれてもいない眼鏡を直しながら苦笑した。

 




 今回の原作との相違点は、ラルゴが登場しない事でしょう。
 その理由は、あの状況で『優秀な軍人』が二人もいて、敵の生死も確認しないのは不自然ですし、かといってラルゴを早々と退場させるわけにもいかないので、こういう形になりました。
 ゲームでは制約の問題からなのかカメラワークではっきり見えないように誤魔化していますが、アニメの場合は、胸の真ん中……肋骨の下部から背中へ貫通しています。
 心臓が無事だったから助かった……
 みたいな事なのでしょうか?

 それはともかく、初めての対人戦闘でした。不快に感じた方も多いと思いますが、如何でしたか?
 自分で書いておいてなんなのですが、私は気分が悪かったです。

 では、今後ともよろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。