小さく大きな伏兵   作:燈清


原作:WalkingWarRobots
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この小説群はノンフィクションです。全ての小説で登場する主人公、プレイヤー達は同じ人物とは限りません。

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これはとある分隊戦しかしない分隊依存症患者のお話。
あれは彼がたまにはと思い野良の旅へと旅立った一戦目の事であった...



小さく大きな伏兵

-第1章- 期待と不安

やっとマッチングが終わった。マップは雪山。味方は近距離仕様のレオ、ピナタゲパード、盾持ちコサック、遠距離仕様のゴーレム、そして定番のオルカンとECCのボアの僕の5人だけだった。

僕は人数も1人少ない上、少し火力不足かと思ったが、野良ならこんなものかと割り切ってカウントが終わるのを待った。

さあ、残り3、2、1、スタート!

ようし、左はゲパードかコサックがとってくれるだろうから取り敢えず僕はマップ中央のビーコン(以後中央ビーコン)を目指そう!

第1章 完

 

-第2章- 悲劇の始まり

自拠点のビーコンをとり中央までの途中の崖まで10秒程歩く。シュババババババ‼︎と後ろでピナタを撃つ音が聞こえたが、この時の僕は良くある挨拶だろうと気にも留めなかった。しかし今思うとこれはゲパードの必死の抵抗だったのだろうなと思う。まあこの時の僕はそこまでは気付かず挨拶の射撃ならもうちょっと早くていいと思うけどなあ...なんて思いながら中央ビーコンを目指す道中で左へちゃんとゲパードが行っているか確認に振り向いた。

第2章 完

 

-第3章- 唖然

ーああ、なんてこったー

実際には口には出さなかったものの僕は本当にそう言ってやりたかった。

それもそのはずだった。左のビーコンへ向かっているのはゴーレムだけ。レオはどういうわけか味方リスポーン位置の裏、崖の下に居る。そしてあろう事か今この瞬間にゲパードがコサックに飛ばされて空を舞っていたのである。

「ああ、あのレオはあのコサックに飛ばされたのか...」

しかし味方ゆえ僕にはどうすることもできない。

一先ず僕は左のビーコンはゴーレムが向かっているのでとってくれると信じ、先程の光景は見なかったことにして中央ビーコンを目指した。

第3章 完

 

-最終章- どうしてこうなった...

中央ビーコン手前の坂のところまで来た。おもむろに後ろに振り返る。ゲパードとコサックがまだ戯れているのがアイコンの動きで分かった。左へ行ったゴーレムはどういうわけかビーコンを取らず左から前進している。レオはようやくリスポーン地点まで登ってこれたようだ...

この時の僕は思った、″この試合は負けるな″と。

まあ、どうせなら潔く突っ込んで負けようと思い立った僕は中央にいた敵のアフィッドゲパードに狙いをさだめて中央ビーコンへと突き進み、敵のナターシャ二体、フューリーと目が合い、体力が半分吹っ飛んだ上に敵ゲパードには逃げられて、この試合は完全敗北で終わった。

 


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