咲 -Saki- 天衣無縫の渡り者   作:暁刀魚

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『暗幕の別世界』

「今日、ちょっと話をしたいことがあるんだ。夜、時間あるかな?」

 

 そんな風に一が瀬々に問いかけたのは、下校途中の、ほんの些細な時間と時間の隙間であった。そうやって言葉をかけられて、瀬々は――なにか思うところがあるのか――龍門渕の校舎を眺める衣の姿を気にかけながら、問題はないと了承する。

 若干衣の姿に袖を惹かれたものの、瀬々はそのまま迎えの車へと乗り込んだ。衣が一を伴って黒塗りの高級車に乗り込んできたのは、それからさほど時間も断たない頃だった。

 

 流れ行く長閑な景色、言ってしまえば寂れたとも言えてしまえそうな、どうということのない住宅街を過ぎ、車は目的地である龍門渕邸宅へと向かう。

 もとより龍門渕高校は透華達一族の経営する高校だ、本家はその近くに建設されているため、さほど遠くはない。むしろ高校を含む住宅地の一角を抜けた先――すでに邸宅の敷地内なのだが――を通るのに、どうしようもなく時間がかかるのだ。

 瀬々達の住む別宅が、少し遠くにあることが原因である。

 

 その間、瀬々はずっと水穂のことを考えていた。――これから相手をしなくてはならない対局者のことを。

 

(……一応、不調というか、乱調が落ち着けば成績はこっちのほうがいいはずだ。少しずつでも二位の先輩には追いついていける。けど、時間が足りない)

 

 部内ランキング戦は四月いっぱい行われる。現在は四月も半ば、下旬に差し掛かろうかというところ。水穂と瀬々の実力差からいって、後半月もあれば瀬々が水穂のランキングを追い抜くだろうが――それには恐らく時間が足りない。

 

(このままじゃああたしのランキングは三位のままだ。無論それでも問題はないといえばない。けど、あたしが目指しているのは先鋒なのであって、レギュラーじゃない。レギュラーを目指している人たちには申し訳ないけど、あたしの目標はそんな低いところにはない)

 

 もしも水穂を追い抜けなければ、彼女が先鋒として龍門渕のレギュラーに座ることとなるだろう。しかしそれでは水穂の悪い癖が出る。

 ――彼女はかつて、麻雀において大切な何かを失っている。それに対する思いは、彼女に力を与えたが、同時に彼女に弱さを与えた。

 その証明が、今回の行動にもつながっている。

 

(人は変わっていくものだって、ここ数週間でよくわかった。……だったら先輩、あんたも変わらなくちゃダメだ。――だから)

 

 ――ただ日にちを過ぎたのでは、瀬々は水穂に追いつけない。しかしそれでも、二位の位置へつくチャンスが、残されていないわけじゃない。

 龍門渕の部員数は決して少なくはないが、多すぎることはない。必ずどこかで順位が近いもの同士がぶつかる場面が出るはずだ。そこで、下位と上位が交代するほどの点数差、つまり下位がその半荘でトップをとれるのならば――瀬々が水穂を、追いぬくことも可能だということ。

 

 そのために、決意する。

 

 

(……先輩、あんたは必ず、あたしが越える。一人の雀士として、麻雀であんたに勝ってやる)

 

 

 キッと睨んだ貫き眼は、窓ガラスに映った半透明の自分を、瀬々に認識させるのだった。

 

 

 ♪

 

 

 木質の堅い扉が、二度ほど軽快に振動を響かせる。その正体は直ぐにしれた。時刻はすでに10時を周り、外は夜闇に満天の星空を掲げていた。

 周囲に人の音どころか虫の音すら響かず、山奥の夜に、煌々と輝くのは月明かりとその従者のみ。どうやら、今は虫すら静寂に殺されてしまったらしい。

 

 そんな中では、そのノックは大きく音を絞り出すに至った。無理もない、何とも評しがたい沈黙は、その直前まで世界すらも支配していたのだから。

 一人パソコンを操作していた瀬々は、さっとそれを休止状態へ移行させる。もとより来客は想定済みであるため、シャットダウンであろうと問題はなかったが、そこはそれ、瀬々の習性がものを言った。

 

「……一か?」

 

 わかりきっていることであるが念のため。瀬々の部屋に来客はあまりない、透華や一達も、事前の連絡なしで訪れることは稀だ。

 唯一の例外は衣だが、その衣は、この時間帯になれば大抵寝ている。起きることを心配する必要はない。

 

「うん、今、いいかな」

 

「問題ないさ、いつでも来てもらっていい準備してる」

 

 静かな一の問いかけに、瀬々は何気ない様子で答える。さすがに声のトーンはえらく小さいが、それでもその音は周囲にはっきり広がった。

 一はそれを待ってから入室すると、瀬々の部屋を一度見渡す。室内は瀬々の周囲――パソコンなどが置かれたデスク――のみに光をともし、広い室内では、一の立つ入り口まではカバーをしていなかった。

 瀬々と一の間には十数歩ほどの間がある。一の姿は、彼女が灯すランタンのような照明を除いては明らかにされるものは全くない。

 

「ごめんね、こんな時間になっちゃって」

 

「いやいや、別にいつもこのくらいはまだ起きてるし、問題はないよ。さすがにそろそろ眠いけど」

 

「あはは、ボクもだよ。……まったく、こんな時間まで働かされる身にもなってほしいな」

 

 冗談めかして言葉を交わし合い、それから一は、入口手前に備え付けられた照明のスイッチに手をかける。一度だけちらりと瀬々を見るも、反応はない。問題はないのだろう、パチッ――パチッ――パチッ、何度かそんな音がして、照明の光が、瀬々の室内に広がっていった。

 小さなランプの明かりでは確かめづらいものだったが、一はどうやらパジャマ姿でここまで来たらしい。広がった明かりを確認し、手元の明かりを少しずつ小さくさせて、一が苦笑する。

 

「もうこの時間になると別館が消灯するからな、大変だったろ、ここに来るまで」

 

「消灯したのはボクなんだけどね。まぁなんというか、正直夜の館はホラーだよ」

 

 余りそういうたぐいのジャンルは苦手ではないだろうが、それでも少し思わせるようなところはあったらしい、一の顔色に、若干の陰りが見えたのを瀬々は見逃さなかった。

 

「その点瀬々はいいよね、迷路とかでも迷わなそうだしさ。こういう暗い所でも割とばっちり見えてるんじゃない?」

 

「……っと、そうだな。それで一体全体、何をしにここまで来たんだ? 態々二人きりで話すようなことかい?」

 

 自然な会話の流れであったが、瀬々はそれに違和感を覚えた。訳を語るには些か弱いが、それでもなんとなく感じ取った所作から、本題への移行を訴える。

 もとより一にとっても、その会話は前振りのようなものだったため、すぐさま同意すると、軽く視線を這わせる。

 

「あ、座るか?」

 

「んーっと、ベットの方がいいかな、そこに座ると瀬々の席がなくなっちゃうし」

 

 ――もとより座り心地の良いカーペットの敷かれた室内は直接床に座ることを考えているため、椅子の類は殆ど無い、よって一は二人が共に座れるベットを指定した。異論はないため、同意する。

 それから瀬々は隣に一が座るのを確認すると、どこか改まった様子で咳払いをした。

 

「んん! じゃあもう一度、一体全体如何様だ?」

 

「あーっと、まぁそこまで重大な話でもないんだけど、一応まぁ、報告に」

 

 一の様子は、どこか気まずそうなものだった。しかしそれは切り出しにくさからくるものではなく、どちらかと言えば事を大きく意識させてしまったような、そんなところから来るものらしい。

 すこし頬を書くと、続く言葉をつなげる。

 

「瀬々の、オカルトに関して。なんか、わかっちゃったみたいだからさ」

 

「…………、」

 

 その意図は直ぐにしれた。そして一の考えが正しいということも、ここまでの流れから瀬々はあっという間に答えを弾きだした。

 無言の瀬々にせかされるように感じたのか、一が慌てたように続ける。

 

「瀬々のチカラは、言うなら“答えをしる”って感じかな。どんなことに対しても、正しいことが解る、っていうか」

 

 まさしく正解。正鵠を得た答えに、しかしそこから感じる遠慮を感じて、無表情を保っていた瀬々の表層が、苦笑に崩れる。

 どうやら一はあまり瀬々を刺激しないような言葉を選ぼうとしているらしい。

 

「ま、正確には人の感情とか、そういう複雑過ぎるものはわからないかな。あたしってば頭も悪いから、恐ろしく難しい計算とか、答えは理解できてもそこに至る家庭はさっぱりだしね」

 

 そんな瀬々の言葉に、刺がないのを感じたのだろう。一は安堵したように嘆息すると、こちらもまた笑みをこぼしながら、なんという事のない風に言う。

 

「そっか、全部が全部解ってるんじゃないんだ。よかった……のかな」

 

「良いに決まってるだろ、心を読むとか何の拷問だよ。あたしもそっちも、何の得もないだろ。……ま、それでもあたしは普通じゃなかったんだけどさ」

 

「それそれ、ちょっと怖かったんだ。瀬々の事をなんとなく知っちゃったのはいいんだけどさ、それを言わないでいるのがなんか卑怯みたいで。でも言ったら言ったで、拒絶されるんじゃないか……って」

 

「参考までに、なんでわかったんだ?」

 

「最初から……かな? 自摸切りリーチで一発っていうのや、ツモが解ってるみたいな打ち方をするから、先が見えてるんじゃないかっていうのはなんとなくわかったんだけど、それじゃあ鳴いてずれた後に調子を崩すのはちょっとおかしいと思った。……で、瀬々が見えてるのは一本線だけなんじゃないか、って」

 

 ――後は、答え合わせ。そう一はいった。その相手はどうやら透華のようだ。透華は瀬々の事情、過去を知っているし、そのチカラも説明を受けている。そもそも暮らしだしたのは高校に入学してからとはいえ、瀬々の中学時代、瀬々の後見人は間違いなく透華だったのだ。

 さすがに署名は、執事であるハギヨシが行なっていたが。

 

「まぁ確かに、未来予知みたいなのとはちょっと違うっていうところまでは、誰だってたどり着けるかもな。それ以上を自力でっていうのは、ちょっと酷か」

 

「そうなんだよ、透華ってばヒントは出してくれるけど明確に答えてはくれなかったから、ちゃんと答えを知るのにすごく時間がかかった」

 

(……あいつ、自分は教えてないって免罪符作りやがったな?)

 

 意地の悪い透華の意図に、思わず瀬々は唾棄しながら、一に顔を向けずに嘆息する。不思議そうな顔をしているが、なんとなく一もその意図は察しているようだ。

 

「……ま、でもちょっとタイミング悪けりゃ絶好もんだったな。ほんと、数日前までのあたしは、そういうのに触れられるのは、ホント駄目だったんだ」

 

「ってことはやっぱり、大沼プロとのアレで心境の変化があったり?」

 

「有りも有り、大有りさ。いやほんとに、衝撃的だったね、まさかあたしの普通じゃないチカラを“よくあること”とはね」

 

「まぁでも実際、ボクも瀬々位だったら普通だと思うよ。……瀬々が雀士じゃなかったら、どう接していいかわからなかったけどね」

 

 それもそうだろう。今まで、ほんの十五年程度とはいえ、瀬々のチカラを、純粋に認めてくれたのは生まれてこの方透華しかいないのだ。無論、それよりも一歩進んで、喜んでさえいたのは、天江衣唯一人。

 どれだけ一が図太い精神を持っていようと、瀬々を雀士という認識なく、異能者として付き合えていたかは、話は別。

 

「それでも、あたしと一緒にいてくれるんだ。雀士だからっていう事も含めて、ありがとうっていいたいよ」

 

「そうだね……ボクとしても、瀬々とこうして隔たりなく付き合えるのは、すごく嬉しい」

 

 たとえ変な意地の張り合いをするような間柄でも、それはすぐに元に戻るし、どれだけ言い争いになろうとも、気がつけば平常通りに言葉を交わせる。そんな交わりを持てたことを、嬉しく思う。

 ――だからこそ問うのだ。一は瀬々に、一つ問うのだ。

 

「……少し、聞きたいんだ。瀬々はどうして悩んだの? 透華は教えてくれなかったけど、多分今の瀬々と昔の瀬々じゃあ、大分違うと思うんだ。今、瀬々は幸せだよね?」

 

「そうだな、幸せ。多分、信じられないくらい」

 

「だったらなおさら……変だと思うんだよ、なんで悩むの? 幸せならそれでいいじゃん」

 

 今が幸せならば、なぜそれを躊躇う必要があるというのだろう。一はそう考える。一自身が幸せを望んでいるからだ。

 かつて経た失敗を取り返し、今の自分が幸せになる。それは一の、今を生きる目標といってもいい。

 

「……不安になるんだ。あたしがこんなに、幸せでいいのかなって」

 

 瀬々のそんな問いかけに、近しい答えはすでに出ていた。秋一郎が言ったこと。スタートを違えた。それはきっと、同じように戸惑う瀬々への、答えになるのではないか。

 しかしそれだけでは、瀬々の問いかけに対する直接の答えにはならない。瀬々は変わろうとしている。それはあのオーラスでも、今日この時まででも明らかだ。

 一がそれを知らないわけではない。瀬々に変化があったことくらいは、すぐに気づく。

 

「それは――」

 

 ならば――一は考えた。否、言葉を選んだ。一は知っている。瀬々は過去に対して悩んでいるのだ。ならば同様に、後暗く過去を考えることのある自分なら、きっとどこか答えが似通っているのではないか。

 それを、瀬々の感覚、瀬々の抱く答えと溶け合わせれば。解けない答えはない――かもしれないのだから。

 

「――多分、今が幸福ならいいんじゃないかな?」

 

 そうやって飛び出た言葉は、瀬々をほうけさせるには十分だった。

 

「ほら、例えば麻雀でも、ツモの調子がいい時と悪い時、みたいな調子の波っていうのがあるんだよ……っていってもわからないかな」

 

 瀬々は特殊なチカラを持つ雀士だ。調子の波はあまり関係ないし、それによって負けることは少ない。それでも麻雀には、和了れて和了れて、勝てて勝ててしょうがない時と、どれだけ手作りを洗練させても、和了れず、テンパイできず、振込もないのに点を削られ続け、やがては焼き鳥のまま飛んでしまう、なんてこともある。

 そんな調子の波に現れるように、幸福と不幸には、一定の習性がある、そんな風に一は言う。

 

「きっと、不幸や幸福っていうのにもそういう波があって、不幸な時があれば、幸福な時がある。それはきっと、人生にも言えるんじゃないかな」

 

 ――『幸福量保存の法則』という言葉がある。これについてはいくつかの解釈があるが、概ね幸福のプラスと不幸のマイナスは、必ずどこかで帳尻があって、均一のゼロになるという考え方だ。

 たとえどれだけ平凡でつまらない生き方をしていようと、大きな沈みも、大きな頂点もない、そんな不幸であっても幸福である生き方がアレば、それは帳尻があっている。

 たとえどれだけ不幸な人生を歩もうと、そのゴールが幸せに囲まれたものであれば、大きな底に、莫大な天頂、採算は見合うこととなる。

 それがプラスマイナスゼロの考え方。一のいうこともまた、それだ。

 

「でも、それじゃあまた不幸になった時辛くなるだけじゃないか。だったらいっそ、不幸のままで、幸福を知らないほうがましだ」

 

 だが、そんな考え方は人それぞれの価値観によって簡単に塗り替わる。平凡な人生をつまらない、不幸な人生だと考えるものも居るだろう。驚天動地の生き方を、幸福だと思うものは少ないだろう。

 それは疑いようのないことだ。瀬々の言葉もまた同一、不幸を知るときの辛さを味わいたくないのなら、いっそいつまでも不幸でいたほうが、その人間にとってはしあわせ(・・・・)であるかもしれない。

 

 それでも一は否定する。そんな瀬々の言葉を、真っ向から、自身の想いで否定する。

 

「だからこそ、だよ。不幸を知りたくないから人間は幸福を望む――」

 

 一拍、瀬々はその言葉に、まるで吸い込まれるかのように次を待つ、自分を感じた。

 

 

「――幸福を願って、自分なりの幸福を見つけるのが、人間の生き方なんだから」

 

 

 福音、とはこのような言葉を言うのだろうか。

 幸せになることを願う。――幸せであることを目指そうとする。きっと瀬々は、幸せなのだ。不幸を知りたくないと願い、不幸であるがままに幸福を盲目する。そんな自分も。幸福を知り、不幸を徹底的に嫌い遠ざける自分も。幸せなのだ。

 

 そんなことを一は言う。彼女らしい言葉で、彼女らしく開け拡げに。――その原点は、きっと彼女の生き方そのものだ。

 かつての間違いを、今の正しさで帳尻を合わせようとするような、そんな生き方を、彼女はそんな幸福と不幸、その目指すべきところとして表したのだ。

 

 そしてそれは、瀬々の思うが故で、あるならば。

 

「……随分哲学的な答えだな」

 

「どうかな?」

 

 一は何気ない様子で問う。瀬々は答えを知っている。ならば、こういう一の言葉にも、何がしかの答えを出してくれるのではないか。

 ――きっと、かつての瀬々ならば、言われるがままに肯定していたことだろう。それが瀬々の生き方であり、幸福だった。

 

 それでも、今は少しだけ違う。

 

「――さぁな」

 

 わからないと、首をふる。どれだけ考えても、瀬々はその答えを理解することは出来なかった。もとより不可能なのだ。人の真理だとか、世界の核心だとか、そんなもの、一人の少女が知るには少しばかり荷が重い。

 

「わかんないよ、そんなの。でも――――」

 

 だから瀬々は否定もしないし、肯定もしない。それは瀬々の感覚ではなく、感情が示す答えだ。思うがまま、赴くまま、瀬々はさらに言葉を続ける。

 

 

「――悪くないんじゃあ、ないか?」

 

 

 そうやって話す言葉はいかにも自然体だ。

 思わず一がそれに吹き出して、憑き物が落ちたようだと笑う。――そんな訳はない、一の言葉がガラリと瀬々を替えるわけではない。それは一とてよくわかっているし、だからこそ瀬々を茶化しているのだ。

 少しずつ変わりつつある。瀬々の世界は、新たなるものへと変貌しつつある。――その先にある答えは、瀬々にすらわからない。暗幕の別世界。どこまでも広く、果てしない黒夜が、瀬々の視界には広がっているのだ。




元は次の話と一緒だった今回。
分割せずにやったら1.4k文字ですってばよ。
それでもかなり圧縮かけてるんですが、元は四話だったのを二話にして、更にそこから三話に増えました。
多分もし元の通りにやってたら六話位かけてたとおもいます。

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