咲 -Saki- 天衣無縫の渡り者   作:暁刀魚

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『灼熱と冷気の少女たち』

 アン=ヘイリーとの邂逅を終えて、自宅に帰還してみれば、瀬々を出迎えたのは、何やら台車に麻雀の自動卓を乗せて移動する、国広一の姿だった。

 ――別館の広い廊下を、せっせと一は台車を押しながら移動している。

 

「あ、おかえり」

 

 何気なく声をかけられたが、普段とは違う一の様子に、瀬々は思わずうろたえて、言葉を返すことが出来なかった。

 

「あぁ、これ?」

 

 足を止めて、気がついたように一が台車を、というよりも台車に載せられた麻雀卓を指さして瀬々に確かめる。瀬々の首肯を受け取ると、一は笑み満面に解説を始めた。

 

「今日はちょっとこれを閑談室の方で使うんだ」

 

 そうやって話す麻雀卓の出処は、衣の部屋だったはずだ。普段から人の集まりやすい衣の自室は、衣自身の意向もあってか、麻雀卓が常備されている。

 そしてこの龍門渕本家別館には、自動卓はこれ一つしかない。いつもなら衣の部屋に自分から足を向ければいいのだが、今日はどうもそうは行かないらしい。

 

「……何か祝い事でもあるのか?」

 

 閑談室は広い部屋だ。現在この別館を利用する衣や瀬々、頻繁にこちらに顔を見せる透華と一らすべての者が一同に介しても、全く問題のない場所だ。

 無論、それは瀬々や衣の自室もそうなのだが、あそこはそれぞれの私物が多くある。あまり人を集めるのには向かない。

 

「正解、実はちょっと歓迎会みたいなことを開こうと思ってるんだ。今日のお出かけは、その買い物なんかも含んでいます」

 

 ふざけたように敬語を操って、一はそんな風に笑う。

 瀬々はふと腕組みをして、それからポン、と手を叩いて思考の結論を吐き出した。

 

「そういえばあたし達がここに来た時は何もなかったけど、これに合わせるつもりだったのか」

 

「ご名答。ちなみにボクの時もなかったから、多分その分も含めてじゃないかな」

 

 確か、一は衣が来るということがわかって初めて、透華に招聘されたのだったか。そもそも衣が龍門渕に来るというのは割りと入試近くの話であり、本来は瀬々のみが龍門渕へやってくるはずだったのだ。

 恐らくは今日そういった催しをするということは、そんな一のような者がこの龍門渕家別館に増えるということ、そんな彼女――彼、ということはないだろう――達もまた、衣のために招聘するはずだった者、ということになる。

 

 ――衣がかつてのように、友達が作れないのではないかという危惧故の行動だろうが、結果として衣は成長し、現在はクラスのマスコットとして大人気である。

 本来ならば呼び寄せる必要のない者達、しかし透華のことだ、自分が気に入ったからだとか何とか言って、結局龍門渕家に迎えるということは、十分予想できることだった。

 

「んー、どれくらい増えるんだ? 二人くらいか」

 

「そこまでわかっちゃうんだね、まぁ正解だよ、詳しくは、本人たちにご登場願うことになるけど……先に会ってみる? 今は自室で荷解きをしてるはずだけど」

 

「――いや、やめとく。衣と一緒にそいつらに出会いたい。衣は会いに行かないだろうし、そもそも話してないだろう?」

 

「さっき起きたばかりでね、まだベットの上でボーッとしてるよ」

 

「なんだと? ちょっと見に行ってくる」

 

 ――きらりん、と、瀬々の目が思わず光った。一はそんな瀬々の様子に、はは、と乾いた笑みを浮かべながら、それじゃあ、と軽く手を上げて見送る。

 もはや、瀬々に周囲のことなど見えてはいなかった。

 

 

 ♪

 

 

「――というわけで、龍門渕別館開放記念パーティと称しまして、この別館を利用することとなった衣や瀬々、そして今日からこちらに越してくる事となる両名の歓迎会を行いますわ!」

 

 自身のグラスになみなみと汲まれたジュースを掲げながら、透華は自身満面に宣言をした。無論、それは透華の素であるのだが。

 

「堅いことはなし、と言いたいところですが、折角なので乾杯の前に皆さんには自己紹介をお願いしようかと思います。あぁ、私と一は皆さん見知っておりますから、割愛しますわ」

 

 長方形の、短い縦幅でも二人分の着席スペースが有る広大な長机に、彼女たちは向かい合うように座っていた。

 透華から見て右側は瀬々と衣、そしてその反対側には、瀬々達とは全く面識のない少女たちが座る。

 

 どちらも瀬々や衣と比べるとかなりの長身で、丁度透華がその中間に位置するような背丈である。一人は銀髪、一人は黒髪、どちらも瀬々の感覚は日本人であると告げていた。

 ――シルバーブロンドが、今日出会った外人を思わせるために、そんな感覚が働いたのだろう。

 

「じゃ、まずは俺から、俺ァ井上純、透華に誘われて龍門渕に今度編入することになった。ま、本当なら入学式に一緒に並んでるはずだったんだけどな」

 

 長身、というよりももはや男性顔負けの長駆を持つ、純と名乗った彼女は、軽く笑みを浮かべておどけてみせる。

 続くのはもう一人、恵体美人と呼ぶべきプロポーションの少女だ。

 

「……沢村智紀、色々ごたついてこの時期にここへ来ることになった。…………よろしく」

 

 物静かな少女だ。余り会話は好まないのだろうか、伏し目がちに軽く会釈をする。――そうしてから続いては衣だ、両手を上げて楽しげに名乗りを上げる。

 

「天江衣だー! 雀士だぞ!」

 

「いや、ここに居る連中は全員そういう繋がりで透華に呼ばれたと思うんだが。――あぁ、あたしは渡瀬々、趣味はインドアだ、よろしく」

 

 人の好く笑みを浮かべて、瀬々は自己紹介のトリを務めた。なんといっても社交性では透華に次ぐ力を持っている。浮かべる笑顔は、とにかく様になっていた。

 そんな訳で、四者がそれぞれに名を名乗ると、透華が一つ頷いて手に持っていたグラスを掲げる。

 

「皆さんには、麻雀という目的と、繋がりでもって私が直々に集めさせて頂きました。一部例外はございますが、今この瞬間は、そんな雀士としての繋がりを、皆さんに期待するとして――」

 

 一拍、呼吸をタメてそれぞれがグラスを持つのを待つ。

 

 

「――乾杯!」

 

 

 勢い良く突出された六対のドリンクは、楽しげにその水面を揺らし、それぞれの招来を歓迎するかのようだった。

 

 

 ♪

 

 

「へぇー、智樹は麻雀初心者なんだ」

 

 歓談の時間、すでに夕餉として用意された食材はほぼ消費され、残りは翌日の朝食へと回されることが決定していた。

 それぞれは二つほどのグループに別れ、ジュースのみを片手に会話の輪を広げていた。

 

「うん……今は点数計算を、覚えてるところ」

 

「あー、あれはなかなか大変だよな、知ってるか? 一翻の四十符と二翻の二十符は同じ点数なんだぜ?」

 

 それぞれ半分ずつの組みにわかれて、こちらでは一、智樹、そして瀬々が麻雀初心者の苦労を語り合っているようだ。

 

「そこらへんは……知ってる。子の点数も……大体覚えた。でも、親の点数が……かなり怪しい」

 

 ――寡黙だ、というのは智樹の第一印象だ。それは今も変わらず、少し口下手なところがあると、瀬々は改めて認識していた。そんな相手から会話を取り出すのも、話し手としての役目、このグループは瀬々が中心となり、智樹が聞き手、一が茶々入れになっているようだ。

 

「そういうのはやりながら覚えるのがいいんじゃないか? 実際牌の動かし方とか、リアルじゃないと解らないこともあるわけだしさ」

 

「……なんか、そういうの全部すっ飛ばした人が何か言ってる」

 

 一の苦笑に、思わず瀬々は睨みをきかせて返す。そうして沈黙すると、どちらからともなく冗談めいたやり取りに笑いが漏れた。

 そうしてふと真顔になると、人差し指を立てて何かを伺い立てる用に智樹へ大して提案をする。

 

「――あー、ま、どっちにしろ、だな。態々この一が雀卓をここまで持ってきてあるんだ。折角だしやってかないか? 麻雀」

 

「……そうですわ!」

 

 そんな瀬々のやり取りに触発されたのだろうか、透華がいきなり立ち上がり、声を張り上げた。――夜間にはかなり迷惑な声量である。

 

「夜は長いとはいえ、衣が睡魔にやられてしまう前に、まずは麻雀をやりませんと、こうして歓迎会を開いた意味が半減ですわ!」

 

「……まぁ、そりゃそうだな、全員集まってて、雀卓まで丁寧に用意されてて、卓を囲まないってのは、嘘だわな」

 

 同意するように、純があくび混じりに口を開いた。ソファに座っていた衣が、バッと笑みを込めて立ち上がる。

 

「――決闘だぁ!」

 

「いや、そういうんじゃないと思うが」

 

 すぐさま瀬々がそれに反応し、同時に立ち上がって衣の元へと向かう。ピタッと後ろに寄り添うと、衣に寄りかかりながらそれぞれの顔を確かめる。

 

「これだけ人数がいるんだ、東風戦で数を打とうと思うんだが、どうだろうか」

 

「賛成。初心者もいるし、あんまり長丁場は精神的にね」

 

 真っ先に一が肯定し、立ち上がるとジュースをおいて動き始める。卓に早歩きで駆け寄ると、電源のスイッチを入れた。

 

「じゃあ、まず卓に入る人!」

 

 ――手を上げたのは、丁度今日からここに入った二人、そして瀬々と衣の四名だった。

 

 

 ♪

 

 

 ――対局は数多く組まれた。東風戦だ、速攻を制したものがそのまま卓を制すのが世の常であるのだが、その日はどうやら違うようだった。

 

「――ポン!」

 

 井上純、彼女はとにかく鳴きを多用していた。俗に亜空間殺法とも呼ばれるオカルト的なずらしが、純の持ち味なのだ。

 他家の気配を巧みに察知し、それを自身の鳴きで散らしていく。そうすることで流れを他家に向けず、和了の手を緩ませる力があるのだ。

 

 結果、デジタルにスタイルの比重を置く透華、一、そして初心者智樹はものの見事に彼女の戦法に引っかかった。

 特に正攻法な打ち方を得意とする一は、勢い良く純の餌食となったようだ。

 

 とは言えそれでも、その日の卓を支配する絶対的な強者は、純ではなかったのだが。

 

 

 ――状況はオーラス、トップに純、そして二位に瀬々がついていた。

 

 

「リーチ!」

 

 勢いの好い打牌、瀬々が牌を横に曲げると、ふむ、と純は考え気味に腕を組む。――自身のツモを眺めながら少し。

 

(……ラス親のリーチを、このまま黙って見過ごしてたらマズイな。理想としては俺が安手を和了ることだが……間に合うか?)

 

 ともかく、瀬々の第一打は鳴くことの出来ないものだった。加えてそもそも、自分が鳴いたのでは瀬々のツモを抱えることになる。それだけは、避けるべき状況だ。

 

 そして、上家、智樹の打牌に、すぐさま純は飛びついた。

 

「ポン!」

 

(――透華なら、振らないだろ)

 

 現在瀬々と純の点差は一万点ほどだ、親満一つを他家からの出和了りでもまくられる以上、振込の恐れのない相手に、瀬々のツモを押し付ける必要がある。

 

(さぁ、そのまま自摸切りマシーンにでも変わっちまいな!)

 

 そう考え、自身の手を早く仕上げることに意識を向けた純だったが、直後。

 

「ツモ! 6000オール!」

 

(――な! ずらしても和了るのか、こいつ)

 

 瀬々の待ちは{三五五五}の変則二面待ち、一つずれても和了れる待ちだ。――否、そんなことよりも。

 

(こいつ、もっと前から張ってやがったのか! いや、つぅか牌の入れ替えだけで手出しのリーチは幻想かよ! ってことは、ずらすことまでわかって――いや)

 

 ――その時だった、透華がふぅん、と嘆息気味に手牌を崩す。その時牌の幾つかが顕になった。その中には、純の鳴きでずれた瀬々のツモも含まれている。

 {三}、確かに透華が手牌に収めた瀬々のツモは、それだった。

 

(――ずらすことまで想定済みでリーチを打ちやがったのか!)

 

「ふっふん、あたしが一位だな」

 

「……なぁ、どこまで見えてんだ? オマエ」

 

 点棒を受け取り、上機嫌に鼻を鳴らす瀬々に、純は思わず問いかけた。瀬々は少し呆けたようにすると、にやりと笑って、

 

「――いやぁ、少し前のあたしならともかく、今のあたしに、鳴いてずらしたくらいじゃ手の妨げにはならないんだよ」

 

 詳しくは麻雀部にはいったら教えてやる、と楽しそうに言うと、瀬々は麻雀卓から離れる――対局者の入れ替えだ。次は衣と一、そして純と透華が入ることになる。

 瀬々は智樹を誘い、衣の後ろに立つ――面白いものが見れると、そんな風に人懐っこい顔をしながら。

 

 

 ――そして、その東風戦オーラス、再びトップは純が立っていた。どうやら今日は彼女がツイている流れらしい。

 初めて相手にする、オカルトらしいオカルトに、一や透華が翻弄されているというのもあるだろうが。

 

「……ふむ」

 

 衣/打{()}

 

(――少し考えて手出しでドラか、ドラ対子の周りが埋まって順子になったんだろうな、で、あぶれたドラを切って聴牌、か)

 

「チー」 {横五四六}

 

(まぁいい、これで多少は気配も紛れたし、俺の手も進んだ。あとは当たり牌がどの辺りか――だな)

 

 この対局中、衣の気配はずっと希薄なままだ。まるで霞がかかったように衣の気配が見えてこない。――それもそのはず、純の見立てではそもそも衣は、これまで一度も聴牌していないのだ。トップとの点差が一万五千程度とはいえ、これはなかなかきついものがある。

 更にそれを補強するかのように、このオーラスに来てようやく、衣の聴牌気配が明白になった。多少気配を画すのが巧いのだろう、まだしっかりとしたものではないが、純はその程度の気配なら看破する。何の問題もない。

 

 ――が、どうやら衣のそれは聴牌ですら無かったらしい。

 

 衣、手出しでの打牌。

 

(――なんだ、マダ張ってなかったのかよ)

 

 そう思考しつつ、ツモ山に手をかけて――盲牌と同時に顔をしかめる。

 

(……ッチ、微妙なツモだな)

 

 両面での一向聴が嵌張に変わった。そもそもこれがもしも当たり牌なら嵌張のために切らなくてはならない牌も切れなくなる。しかし、解決法がないでもない。

 

(――ここは回して凌ぐべきだな。あんま他家との点棒差がないから出来れば和了っておきたいんだが、まぁ和了れなくてもトップはトップ、場をかき乱してくしか無いな)

 

 そのためには、まず安牌、ということになるが――

 

 ――衣捨て牌――

 {一三西⑨北六}

 {(五)⑧}

 

 ――純手牌――

 {二二四③④⑤⑥⑦67} {4}(ツモ) {横五四六}

 

(……ねぇな、安牌。{⑥}は筋だが、これ、当たる筋だろ)

 

 {③}―{⑥}待ちの両面か、{⑥⑥⑧}を崩しての双ポンか、どちらでも構わないのだが、どちらにしろこの牌を何の臆面もなく切っていい状況ではない。あくまで回し打ちを意識するのなら、なおさら。

 

(となると、通る牌は、これだな)

 

 ――純/打{二}

 

 それは至極当然の打牌だ。序盤着られた一萬三萬の嵌張払いから、一二三四の形はすでに完成しているか、全く必要のない牌であるということになる。

 しかも、五萬が切られているために両面もない、一向聴の状況でドラを切ったということは、手が進んだという事情以外には考えられない。よって、二萬は最大の安牌。

 時点は筋の四萬、ということになる。

 

 更にこれは三萬をツモって嵌張を埋めることや、{467}の形に{5}を埋めてノベタンに取れるよう配慮された形だった。

 

 あまたの選択肢の中から、誰もが選びとる正解を打牌した純、さてならば、次はどう手を回していくべきか――そんな思考を及ばせて、しかし。

 

 ――それが実際に敵うことは永遠になかった。

 

 

「ロン」

 

 

「……は?」

 

 宣言、衣が純を討ち取ったのだ。しかしそもそも、それは純だけでなく、透華、一、すべての対局者に共通する言葉だった。

 ――衣の後ろで腹を抱えて爆笑している瀬々、そしてその横で口元を抑えて体をふるわせている智樹を除いては。

 

「――8000」

 

 ――衣手牌――

 {二二四四⑧⑧⑧222北北北}

 

 ――自摸り四暗刻。だれも予想し得なかった役満聴牌は、純を唖然とさせるには十分だった。

 

(――嘘だろ? 俺がこんなバカみたいな手の気配を、単なるテンパイ気配と読み違えたのか? まさかこいつ――流れ事態に、細工しやがったのか!?)

 

 困惑する思考。半荘を終えた今になって、純は肌に感じ取っていた。――目の前に居る存在、そいつは人間じゃない。そんな生やさしい存在ではない、と。

 純が通常感じ取る気配とはもはや別物といってもいい、莫大な代物が、衣から噴出しているのだ。

 

 天江衣の持つ力、卓の支配。現在その領域はすべて、流れの支配へと置かれている。それは当然、衣の思うがままに流れの気配を操れるということで、純のようなオカルトタイプにとっては、その操作は、もはや天敵と言ってよかった。

 

「衣がトップだー!」

 

 そうやって無邪気に笑う推定小学生の背丈を持つ少女。しかし彼女こそ、龍門渕最強の大将にして、世界を席巻しうるほどの力を持つ、魔物“だった”存在なのだ。

 

「――ハ、ハハ。なんだ、世の中こんな奴らがごろごろしてるのか?」

 

 強い相手だ。

 ――面白い相手だ。

 

「なぁ、衣、瀬々、もう一回打とうぜ、あー畜生! 今日の麻雀はほんと楽しいな全く!」

 

「……ちょっと、私達を忘れないでもらえます?」

 

 そうやって、透華が純と衣の間に加わった。ボクもボクも――と一が続き、そして瀬々も智樹を伴ってその中に突撃する。

 

 夜更けて、しかし空は月に照らされて、龍門渕の別館は、さながら不夜城の体をなそうとしていた――




龍門渕ファミリー勢揃いです。
この人達が居ることで龍門渕というコミュニティは完成するわけでして、この人達なくして龍門渕は龍門渕足りえません。
次回は多分短いです。千里山伝説の一話分並の短さ。
まぁ何か確変が起きて文量+が在るかもしれませんけど。

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