席順。
東家:ヘイリー
南家:江口
西家:渡
北家:遊馬
順位。
一位臨海 :120900
二位龍門渕:100600
三位千里山:91700
四位白糸台:86800
先鋒戦における半荘一つを終えて、改めて点棒を見渡すと、アンはある一つのことに気がついた。
この前半で、勝利したのは間違いなくアンだ。しかし、それ以外にもドラマはあった。遊馬美砂樹はアン=ヘイリーの隙を突いた。
そして江口セーラは、あのオーラス一本場まで、渡瀬々よりも多く点棒を所持していたのだ。単なる一つの過程とはいえ、終局直前、目覚めるまでの瀬々よりも、セーラはひとつ上を行っていたことになる。
おそらく、あの時の瀬々は準決勝の瀬々よりも強い。意識ははっきりと感じられなかったものの、準決勝と同じく、見えている打ち方はしていたし、あの時以上に“牌を引き寄せる”習性が強くなっていた。
よっぽど追い詰められれば地和だってありえただろう。さすがに二度は、させはしないが。
(――地和に、ダブル立直。まぁある程度の推察はできますが、そこはもう実戦で確かめていくべきですね)
東発は、自分だ。アンは意識を戦闘のためのものに変更する。アンの戦場はまさしく一騎当千の劇場だ。現実離れした人間の域を超える闘いである。
――そこに、瀬々が宣戦布告を仕掛けた。ようやく瞳に光の戻った彼女に、アンは今からの対決を楽しみと思うのだ。
――東一局、親アン――
――ドラ表示牌「{發}」――
「さ~始まりました! 臨海女子、アン=ヘイリーの第一打は速度の役牌、彼女の手牌に字牌はないぞー!?」
アナウンサー、福与恒子の甲高い声。耳に響きこそするものの、きついとは思わないような心地良いそれが、試合の開始を宣言したのだ。
「相変わらずヘイリー選手は手牌がいい。彼女の強さはいくつかありますが、その中でも周囲からみて最もわかりやすいのがこれでしょう」
「なんとなくズルいですよね!」
実況、小鍛治健夜の言葉に割ってはいるように恒子がそんな風に笑う。
「そんなこと入ってないよ!? それに、ツモがいいのは他の選手も大体同じです。特に渡選手は、これまでの対局からもその片鱗を見せています」
――わかりやすいところで言えば、準決勝の地和や、第二回戦の四暗刻聴牌だ。時折、謀ったかのようなツモをするのは瀬々の特徴として存在している。
「その渡選手は――おおっと、かなり綺麗な配牌をしているようだ!」
――瀬々手牌――
{西發發9⑥六9二9三⑧⑦五}
かなりの好配牌であることは、理牌をせずともなんとはなしに伝わってくる。なにせ軽く見渡した限りでも、役牌の対子に、{9}の暗刻である。
――そこで、ポツリとそれを見た健夜が言葉を漏らした。
「――リーチ、か」
それは、マイクにすら拾わせるつもりはなかったような、小さなつぶやきだった。思わず、という部分もあるだろう。事実、それが会場の観客に伝わることはなかった。
ただし、
「……? どうかしました?」
恒子はそれを耳聡く聞き取り、見逃さなかった。
「え、いや、なんでもないですよ?」
無難にごまかした、と言うよりも“なかったコトにした”とでも呼ぶべきその対応に、恒子は首を傾げながらも実況に戻る。
――丁度、瀬々のツモが顕になったところだった。
瀬々/ツモ{四}
「……これは!?」
「配牌から聴牌ですね、しかも、前半戦と合わせて二連続です」
少し驚いたように確かめる恒子に、すぐさま反応してみせる健夜。言いたいことは解る。その程度に今の瀬々は、異常なのだ。
『リーチ』
「仕掛けていったー! ダブルリーチだぁ!」
「この三面張での待ちですし、すぐに自摸れると思います」
ただし、と口にしようとして取りやめる。これ以上は万人に向けて語るべきではない、そう判断したのだ。対局者のチカラに法則性があるのなら、それを解説するのは、あまりフェアな解説ではない。
「さー、全員が微妙そうな顔をしています。何食わぬ顔で現物を打つのはヘイリー選手、彼女だけが現物を掴んでいるぞー!」
「これは、些か以外ですね」
他者の対応、それに対して健夜はぽつりと漏らす。指摘したのは、アン=ヘイリー。しかし何もおかしな話ではない。現物があれば、リーチに対して一発を避ける意味で、それを打つのはおかしくない。
きょとんとした顔で、恒子が健夜に問いかける。
「え? でも現物ですよ? 安全ですよ?」
「それでも、ヘイリー選手なら他家の鳴けそうな牌を切ると思います。ダブル立直に対して受けの選択を取るのは、少し彼女らしくないと思います。まるで――」
「……まるで、何かを見定めているような?」
意を受け取って恒子が語る。真剣みを帯びた彼女の声音は、普段とのギャップを伴ってか、鋭く会場に浸透していた。
――おそらくは、渡瀬々のことを観察しているのだろう。この決勝戦で彼女に訪れた変化、それを実戦で読み取ろうとしているのだ。
故に、それは躱さない。東発、最初の和了は、躱せない。
『――ツモ! 2000、4000!』
・龍門渕『108500』(+8000)
↑
・臨海 『117000』(-4000)
・白糸台『84800』(-2000)
・千里山『89700』(-2000)
「決まったァ――! 一発ツモォ! 前半戦オーラスもそうでしたが、後半戦最初の和了も一発ツモ! しかもどちらもダブル立直で、渡瀬々が、和了ったァ――!」
果たして、アン=ヘイリーは、この和了に何を見ただろう。健夜はそれを少し考えて、打ち消した。すぐに、恒子の言葉に準じるような発言を、己の中から選び出す――
――対局室――
(――また一発、か)
点棒を、受け取りながら考える。瀬々は自身のツモを思い出した。配牌時点から解っていたことではあるが、このツモは“あいつ”のツモだ。配牌以前に、チカラが働いている。
(昨日まで、というか前半戦のオーラスまで働いていた、チカラがまだ残ってやがるな? ――そいつはブレだ。この手牌に、そういうたぐいは必要ない)
一発で、自摸る必要はないのだ。それでは満貫にしかならない。しかも一発のなくなったダブル立直のみのツモでは、三翻にしかならないのである。
瀬々にとって、この支配は手段でしか無い。そこから手役を伸ばしていくための、手段。聴牌から打点を上昇させるのは中々困難が伴うが、それはそれ、瀬々のチカラがツモを補う。彼女の全知があるからこそ、この手牌は打点を伴うのである。
(――ま、いいさやってやる。アン、アンタに勝つためには、これじゃあダメだ。そろそろネタも割れてるだろう? ここからが本領だよ、止めれるものなら、止めてみなってところさ)
――東二局、親セーラ――
――ドラ表示牌「{⑧}」――
(……おかしなツモ、二連続ダブリー一発の確率って、どんなやねん。そんなもん、計算するまでもなく可能性外や)
――計算上、ある一定の確率を割った低確率は、それを無いものとして扱うというのが、ある種の統計学的扱いである。それを超えたシロモノは、偶然の女神が微笑んだか、異質が顔をのぞかせたかのどちらかだ。
(一発ツモは、昨日ふなQがいってたとおりやな。確かこれまでの牌譜において、一発は四割やったな。それだけでもおかしいけど――これもふなQの言う変な手牌か)
偶然、と片付けられる程度には、瀬々は時折おかしなツモを見せていた。それこそアン=ヘイリーのような豪運が、時折何処かから顔をのぞかせるのである。
オカルトを相手にする時、考えるのは偶然ではない、法則である。特にこういった“不可思議な可能性”は胡散臭い確率の法則として、気に留めておくべきなのだ。
(もしも、毎回ダブリーで一発になるんやったら、速度じゃ誰にも敵わなくなる。妨害は、オレのスタイルやないんやけどな)
――そこまで考えて、第一打を終えたセーラ、しかしすぐにその思考が間違っているということを悟る。正確には意味のないことだったということを、知った。
瀬々は通常通りに打牌した。リーチをかけることなく手牌から手出しで牌を切ったのだ。
(なんや、必ずリーチかけるわけでもないんかいな)
リーチすることが前提でないというのなら、そこからはもうわからなくなる。アン=ヘイリーレベルの気運を手に入れたのか、はたまたもっと別の何かが彼女の味方をしているのか。
(どちらにせよ、何か変なオカルトがあいつの味方をし始めたとして、オレに何ができるか……まぁ、普通何もできへんわな)
――セーラ手牌――
{
セーラは特別ではない。単純に強く、そしてただ前に進み続けてきただけだ。誰よりも強くあろうとし、そのための努力をしてきた。それは他人に否定されるものではないし、自分の根幹として根付き揺らぐことのないものである。
セーラ/打{發}
(――それやったら、ここは素直に和了りに行く。どんな相手にもまずはひとつや……!)
たとえ、相手がどれほど強くてもセーラはごくごく当たり前に勝ちに行く。強者と強者を阻むのは壁ではない。才能に嫉妬はない、分野が違うというのならそれはそれ。同一線上の強者なら、ただがむしゃらに走りぬき、追い抜いてしまえばそれでいい――!
セーラの手が卓上に河を描く。
思い描くのは前に進むツモ、掴み取るのは判断の牌。
(さて、と)
――セーラ手牌――
{
ここで手を止める。選択は三色を見るか見ないかの選択。見るとしたら打{1}か、打{2}。見ないとしたら打{9}だ。
そこで一度ずつ他家の捨て牌に目をやる。
――瀬々捨て牌――
{三發西四發}
手出しは{三}と{四}の二枚ずつ、おそらく彼女は関係ない。山を考えるとしても、手牌を考えるとしても、考慮しなくてもいい類。テンパイしているとしたら、平和のみにドラ一が付くのが関の山。
――美砂樹捨て牌――
{⑦4西西一}
――アン捨て牌――
{1⑨5北③}
気にするべきは、この二人。まずアンの手牌はすこぶるいいだろう。すでにテンパイしているか、もしくは一鳴きで聴牌できる一向聴か。どちらにせよ、ここで見るべきは打牌の{5}。
そしてそれは美砂樹にも言える。不可思議な捨て牌だが、染め手ではないようだ。となるとこの打牌の意味するところはひとつ、チートイツである。最初に切った{⑦}と{④}、孤立牌として切るのは、少しおかしい。{西}打牌の時点でテンパイしていると考えることも出来る程度に、あのチートイツは早い。
(となれば――オレの信条も鑑みて打牌はこうや)
――セーラ/打{6}
{5}打牌から、セーラはアンの手牌に{456}あたりの面子が存在していると読んだ。同時に、美砂樹の手配にも{5}が二枚ある可能性を考えた、結果の打{6}。これは、12が埋まった場合の純チャンまでも、考慮に入れての打牌である。
そして直後、セーラは{六}と{8}を引き入れ聴牌、三面張の高め三色とした。すでに三翻を確保し、親番であるためリーチはかけず。それでも高めツモで跳満の十分な高火力。
それを――
(……おろ)
掴んで、嘆息。晒した牌は、{三}。
「ツモ、2600オール」
・千里山『97500』(+7800)
↑
・龍門渕『105900』(-X00)
・白糸台『82200』(-X00)
・臨海 『114400』(-X00)
安目ツモで、まずひとつ和了った。
――東二局一本場、親セーラ――
――ドラ表示牌「{⑥}」――
(渡さんの独壇場になるかと思えばそんなこともなく、江口さんの和了でさらに一局、か)
明らかに、何かの変化が起きたのは勘に頼らなくとも解る。直接的な感覚が、ざわりと揺らめくのを美砂樹は感じ取っていたのだ。
しかし、それ以上がわからない。瀬々に起こった変化は確かだ。かといってその変化が何であるかまでは、美砂樹は知らない。知ろうとしても、すぐには解る答えではないだろう。彼女は分析家ではあるものの、勘が働く部分の比重がとても大きい。特殊なタイプと言えた。
(まぁ、和了れるのなら和了れるでもいいわね。正直かなり難しい手牌だけど――)
――美砂樹手牌――
{
(私の勘でやれるだけ、やっていたいものね)
美砂樹/打{北}
ちらりと瀬々を見る。理牌を終えて掴んだ牌をそのまま自摸切り、聴牌が早いのかはたまた本当に不要な牌だったのか、切ったのは役牌の{東}。それだけでは確かな判断を下せそうにはない。
そういえば――美砂樹の直感が震え出す。この感覚は知っている、いわゆるデジャヴというたぐいのものだ。
(前局の渡さんは沈黙していた。でも、それ以上におかしな打牌がいくつかあった。――{三}と{四}、これって自摸切りで明細されているけどつまり、両面塔子落とし……つまり、それって……)
思考がグルグルと回りだし、直感の届かない場所まで行ってしまいそうになる。ぐにゃぐにゃに捻じ曲げられた思考。まっすぐにならなかった思考は、直線的な感覚にはめっぽう弱い。
――いや、と首を左右に振って思考を入れ替える。
(……ダメね、情報が足りなさすぎる。私の思考回路じゃ断定出来るだけの確信を得られない! ……これでもし、毎局ダブル立直がかかっていれば、いっそ誰にだってわかるというのに)
それに、と切り替えた思考から笑みが生まれる。無理もない、それほどまでに、彼女のツモは順調に進んだ。
(……できた)
――美砂樹手牌――
{
(三暗刻にならなかったのは残念だけど、どっちにしろ安目ツモならさほど意味はなくなるわ。ここまでできたことこそが、まさしく僥倖というものなんだから!)
「リーチ」
美砂樹/打{3}
(考えたって、分からない。直感だって、働かない。だったら後に残された手段はもう、ただただがむしゃらに和了って行くしかないのよね!)
「――ツモ! 2100、4100!」
・白糸台『90500』(+8300)
↑
・龍門渕『103800』(-2100)
・臨海 『112300』(-2100)
・千里山『93400』(-4100)
振り上げた手から解き放たれる、美砂樹のツモが、勝利を語っていた。そしてここまでが、彼女たちの闘牌。人間がその意地をかけてぶつかり合う特上の舞台。
そしてここからは、渡瀬々と、アン=ヘイリーの舞台。限界点すら越えて存在する頂上決戦の火蓋が、ここから切って落とされるのだ。
――東三局、親瀬々――
――ドラ表示牌「{4}」――
(――、)
思考は必要ない、理牌前の手牌から第一打を選び、それから更に手の伸び方を意識するのだ。特に瀬々はそれについて絶対的なアドバンテージを持っている。一巡目に、悩むことはありえない。
――瀬々手牌――
{③一一西8一⑤8⑦西⑨8②} {⑧}(ツモ)
瀬々/打{⑤}
迷いようがないのだ。彼女は手牌を見えているわけで、しかもその選択は、一つしかとりようのないものなのだから。
瀬々/ツモ{③}・打{一}
美砂樹/打{九}
アン/打{西}
セーラ/打{①}
何かの心音のように、ほぼ一定のテンポで響き続ける打牌の音。それぞれが、迷いなくツモを進めているのは間違いない事実だ。揺れ続ける振り子の如く、ただただ意識が手牌に向いている。
瀬々/ツモ{②}
そこに、多少の変化を加えるのはそれぞれの視線だ。瀬々はちらりと下家の美砂樹へ意識を向けて、それから手牌の真ん中にある、牌へとそっと手を伸ばす。
瀬々/打{⑦}
他家は同様に、それを行う。瀬々が意識したのは下家の美砂樹、しかしそれぞれが下家を意識するかといえばそんなことはない。美砂樹はあからさまに瀬々を観察していたし、アンは三者を同一に見ていた。セーラに至っては、見たのはアンの打牌である。観察のために眼を動かしていることはない。
そうして――それぞれの打牌が、動き出す。
美砂樹もセーラも、少しずつ手ができ始めてきたところだろう。瀬々はどうか、何やら難しそうな手牌であるが、すでにリーチを仕掛けている。それぞれが一発を避け――アンの場合はムダヅモが安牌出会ったというだけだが――更に一巡。ここまでで、七巡だ。
(――捨て牌と、手牌を見てみなければわかりませんが、おそらくあの手牌が顕になれば。皆驚くでしょうね。なにせ瀬々は、一巡目の配牌からして“テンパイしている”のですから)
さすがに、何の情報もなく“見抜け”というのは無理がある。瀬々のそれは、一度直接“あの和了”に触れていたアンにしか、この中で見ぬくことはできないのである。
故に、考える。
(さすがに、三度目ともなれば周囲も気づいてくれるでしょう。慎重な人も、確認するのは簡単です。自分がベタオリして、手牌が開くのを待てばいいのですから。故に、情報アドバンテージを活かせるのはここしかない。しかし、)
――無茶だろう。この状況で瀬々を出し抜き和了するなど。リーチをかけて、それをアンがずらしたまではいい。和了り牌を抱えられ、それでも瀬々は和了に向かうだろう。もう一度ずらせば……こんどはアンが和了しづらくなることは間違いない。
このまま、自摸られる。それがアンの見立てである。
(――新たな瀬々のチカラはごくごく単純。“配牌から聴牌している”という異能。それに、多少の制約を加えた、といったところでしょうか)
まず、テンパイした場合、絶対にドラは乗らず、ついてもタンヤオか平和の一翻のみ。つまりダブル立直をして一発で自摸っても、裏が乗らないため満貫にしかならないのだ。
しかも大概は役なし聴牌であるため、リーチをかける他に無く、そうした場合瀬々が持つ最大の利点であるツモの察知が使用できなくなる。特に強者との対局においてただリーチを我武者羅にするだけでは、食い物にされるのが関の山だ。
(よって瀬々はツモのために手牌を配牌からいじらなくてはならない。当然瀬々はそのために非常に有用なチカラを持っている。言ってしまえば今の貴方は、私に速度で追いついた、といったところですか。――対等、ですね)
今にも釣り上がってしまいそうな口を抑え、なんとか笑いを心のなかだけに押し込める。そうしなければ、今のアンはいつまでも、どこまでも楽しさを顕に声を張り上げてしまってしかたがないのだ。
(あぁ、本当に、私の想像の中において、その想像が暴走をはじめてならない。瀬々とこうして戦えるのは、本当に楽しい。頂上の決闘。超常の存在。これほど私の心を震わせるものはない――!)
まだ見ぬ理。別世界。アンが求めてやまない未知の先。
腕が、震える。興奮だ。どうしようもなく、感情が溢れ出るのが止まらない。瀬々のツモ、瀬々の手。瀬々の顔、瀬々の瞳。感情が、彼女一人に縛り付けられるのを、アンは受け入れる。
勢い任せに振り上げた手。
頂点、瀬々が手を伸ばす先。アンと、今から競いあう場所。
「――ツモ! 3200オール!」
敵として、これほどまでにない上玉がそこにいる。
魅力を感じてやまない対局者、渡瀬々が、どこか笑みをもって立っている――
・龍門渕『113400』(+9600)
↑
・臨海 『109100』(-3200)
・白糸台『90200』(-3200)
・千里山『87300』(-3200)
先鋒戦開始です。能力説明と、まずはアン以外が1つずつ和了りました。
こっから一騎打ちって感じでしょうか。次回をお待ちください。