東方霊眼魂   作:壁画(笑)

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どうも。壁画でございます。今回は緋色のライさんが考えてくださった裂魔、チェーンソー裂魔が登場致します。裂魔のアイデアありがとうございました!
チェーンソーでカーズ様っぽいのってなんだろう(哲学) まぜまぜでよくわかんないキャラとなってしまいました!すんません!それではどうぞ!



よーく考えたらスペルカードがいらない子になってる……?


第15話 「残忍!強きを求むチェーンソー!」

 

人里の表通り。黒と青のジャケットを着た青年=スペクターは歩いていた。そのスペクターが考えていたのは二つの事だ。

一つ目はスペクター自らが金髪の青年に渡したエジソンアイコンの行方である。スペクターはある程度金髪の青年のことを信頼しているので渡したが、返してもらえなかった場合は戦いに持ち込もう。と考えていた。

そして二つ目はゴーストに変身する少年=零の事だった。アイツの元に謎の幽霊が現れたが奴は一体何者なのだろうか。しかし奴がゴーストをサポートする存在の可能性もあるだろう。だとか、もし零が騙されていたのならば面白い。といった事も考えていた。

 

しかしスペクターは気付いていなかった。否、気づいていて無視していたのだろうか。人里の裏通りから一人の男が出てきた。その男は黒い衣服を着ている男だった。そう。この男こそが人里で噂になっている【願いを叶えてくれる男】だ。

それほど噂になっているのならば、黒い衣服の男は人里の人間達に言い寄られても良い筈だ。しかし人々は黒い衣服の男に話しかけるどころか気付いてさえいない。おそらく黒い衣服の男は幻術か何かを使って自らを見えなくしているのだろう。

そんな中、スペクターと黒い衣服の男がすれ違う。スペクターは見向きもせず前に向かうが、黒い衣服の男は通り過ぎたスペクターの方角に振り返る。既にスペクターはいなかったが黒い衣服の男はその場で言葉を零す。

 

 

「なるほど…………彼が…………」

 

 

 

===== 零 side =====

 

 

 

俺は自分の部屋にいた。時計を見るといつも通り7時にセットしている目覚まし時計があった。今は6時半なので鳴らないうちにアラームを解除する。

俺の部屋は二階にあるのでそこから一階に降りると玄関とリビングがある。俺はいつも通りリビングに行こうとする。そしてリビングに行くと俺にとって衝撃の光景を見た。

なんと俺の【両親】がいたのだ。普段は世界中を忙しく飛び回って家に帰って来ることなど全くない両親がだ。俺はここで気づく。そうか。これは夢なんだ。俺は幻想郷にいるはずなのに今は家にいることもおかしい。だが俺は夢と気付いていながらも両親に近づく。

父さんの方は異国風の格好をしていて、まるで二十代かと間違えるほどの若さだ。いつも通り赤いメダルを弄っている。父さん曰く「このメダルは俺の親友の魂みたいなものさ」と言って大事にしている。その事を語る時とても悲しそうな目をしていた。

母さんの方もいつも通りジャージを着ていて、父さんと同じくとても若く見える。普段はずっとジャージを着ている母さんだが、他の服を着るとモデルと見間違うほどの美人だ。毎回父さんと俺で「他の服を着ろ」と言っている。

 

「父さん。母さん。俺、迷うのはもう止めた。皆を守るために戦うよ。」

 

父さんと母さんにそう言うと、父さんは眩しい笑顔を。母さんはニコッと微笑んだ。なんか二人の笑顔を見ただけですごく安心した。

そういえば俺は今死んでいるんだ。もしかしたらその事を父さんと母さんは既に知っているのだろうか。そう考えると何だか悲しくなった。でも、もしかしたら俺が生き返ることが出来るかもしれない。幽霊になってもしぶとく生きてるし何とかなるはずだよ。

 

 

瞬間、眩しい光が俺を包む。そうか。もう夢が覚めちゃうんだな。でも二人に会えたんだ。それだけで満足だよ。

 

 

 

==========

 

 

 

「ッ!父さん!母さん!………そうか夢だったな……痛ッ」

 

夢から覚めると幻想郷にある俺の家の部屋だった。まだ日も昇っていないし外も暗かった。どうやら椅子に座ってたらそのまま寝ちゃってたんだな。にしてもこの前の猿夢裂魔のときにユルセンが俺を一時的に強くした時のリスクで筋肉痛が酷いな……。

 

にしても猿夢裂魔は変だったな。普通の裂魔だったなら裂魔ゴーストと道具に別れるはずなのに、猿夢裂魔はゴーストと怪人に別れていたのだ。その怪人は人間体のときのようにショッカーのエンブレムが腰に付いていた。もしかして本当にショッカーの怪人なのか?

 

「でも……あの裂魔だけ異様に変だった……」

 

『やめとけやめとけ。考えるだけ無駄だぜ〜?』

 

「うおっ!? やめろやビックリするだろーが!」

 

いきなり背後から声がしたので反射的に驚いてしまう。振り向くとそこにはオレンジと白の幽霊、ユルセンがいた。ユルセンが言うようにやっぱり考えるだけ無駄か……。

 

『にしても、お前から霊力が感じるなぁ………。もしかして迷いを振り切ったのか?』

 

「ん?ああ、強くなって裂魔からみんなを守る!それだけさ」

 

『まあ迷いが無くなったのはいい事だな。つーわけでこれからよろしくな!ビシビシ鍛えていくぜ〜?』

 

「おう。よろしくな」

 

 

 

==========

 

 

 

「よっ!はあっ!!」「たあっ!せやぁっ!!」

 

今、家の庭で俺は妖夢さんと手合わせしている。妖夢さんは楼観剣を使っていて、俺はガンガンセイバー・ブレイドモードを使っている。ユルセンの話によるとゴーストドライバーがある状態ならばゴーストに変身しなくてもガンガンセイバーは出せるらしい。霊力もあるしこれで便利になったね。

本来なら妖夢さんは楼観剣と白楼剣を使った二刀流だが、白楼剣を使って幽霊を斬るとそのまま成仏してしまうため今回は使ってもらわない事にした。そりゃ俺は幽霊だからね。そのままポックリ逝くのはゴメンだ。

 

「ギャアァァァア! 筋肉痛で痛ぇ!だずげでぇぇぇぇぇ!!」

 

「っていうか何で動けたかも不思議ね………」

 

「ど、どうするんですか鈴仙さん!」

 

体中に痛みが走る。主に太ももに。つーかこれ筋肉痛どころの痛みじゃない。こう、なんて言うか、じわじわと痛みが中から来る感じ。良い子のみんなは仙術を使って無理矢理ドーピングしないようにね。誰かするとは限らないけど。

 

『ほらほら〜。オレが言った通りだろ〜?』

 

「ギャアァァァア!ゆ、幽霊ぃぃい!!」

 

「うわぁ!妖夢落ち着いて!貴女も幽霊と同じようなもんでしょ!」

 

「私は半人半霊ですうぅぅぅう!!」

 

ユルセンが出てきた瞬間、妖夢さんが驚き泣きながら鈴仙さんに抱きつく。鈴仙さんは落ち着くように呼びかけるが妖夢さんはそのまま外に出ようとする。

 

「おっと」

 

「きゃあ!痛てて………ってあれ?慧音さんじゃないですか」

 

「やあ。一体どうしたんだ妖夢?」

 

俺の家に用があったのか、慧音さんが庭に入って来た。丁度その時外に出ようとしていた妖夢とぶつかる。慧音さんが心配するが妖夢さんは未だに涙目だ。

 

「ようこそ慧音さん。どうしたんです?」

 

「剣と剣がぶつかり合う音を聞いたんでな。人里でそんな事をするバカがいるならば私が成敗しようと思ったが……」

 

「あ、すみません。ちょっと妖夢さんと特訓を……」

 

「大丈夫だ。見ていたら分かる」

 

何とか誤解は解けた。近所でこの人の成敗方法が頭突きでその頭突きが飛んでもない威力だというのは有名だ。もし受けたら意識が飛ぶとも言ってたな。慧音さん何者だよ……。

 

「にしても剣…………か」

 

「? どうしたんですか?」

 

「ああ。チャンバラが好きな生徒がいたな。と………」

 

慧音さんがボソッと呟くのを不思議に思った鈴仙さんがどうしたのかと尋ねる。すると慧音さんが一人の生徒の事を話した。そういえば慧音さんは寺子屋の先生をやっていたんだった。

 

「………その子は十年前に行方不明になってしまったがね……」

 

「ッ!?…………ごめんなさい。変なこと聞いてしまって…………」

 

「いや良いんだ。それにあの子ならまだ生きてると思うからね」

 

慧音さんがその子が行方不明になってしまった事を話すと鈴仙さんが変なことを聞いてしまった。と謝る。その事について慧音さんは「あの子はまだ生きてるんじゃないだろうか」と推測を立てたらしい。俺はそれを疑問に思い尋ねる。

 

「どうしてですか?」

 

「あの子は昔から冷静に判断する子でね。どんな状況でも生きているんじゃないだろうかと期待しているんだよ……」

 

どうやら慧音先生は彼の事を信頼しているらしい。にしても小さい子供が知らない場所で生き残れるかって言ったらすごい絶望的だと思うけどな……。

 

「ちなみにその子の名前は?」

 

「ああ、彼の名前は_________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________【海原 祐[ウナバラ タスク]】と言うんだ。良かったら覚えててあげてくれ」

 

 

 

==========

 

 

 

慧音さんから海原くんの話を聞いた後、俺はにとりのところに行くことにした。あの後色々あって大変だったし全然行けなかったからにとりの言った通り発明品を見に行く事にする。

ゴーストライカーを走らせ森を抜けていく。するとにとりの家が見えてきた。そういえばにとりは外の世界の某お値段以上の店と名前が同じだな。まあ全く関係ないか。

 

「そこの者!止まれ!」

 

「ひいぃぃい!?っと………危ないな!轢くところだったろ!」

 

目の前に突然、犬耳と尻尾がついている少女が俺の目の前に現れた。何とかブレーキをかける事で止まることが出来た。近くで見ると射命丸さんを思い出させるような装飾品がある。もしかして射命丸さんと同業者の方ですか?

 

「何が轢くところだ!まず何で妖怪の山の領地に入っている!」

 

え?妖怪の山?何それ。そういえば紫さんが妖怪の山がうんたらかんたらって言ってたな。で、にとりは哨戒天狗がなんとかって……もしかして彼女が哨戒天狗?なら俺は妖怪の山の領地に入っちゃったって事?魔理沙と一緒に来た時のルート通らなかったからかな?

 

「とりあえず話を聞かせてもらうぞ!」

 

「え?ちょまって!にとりに!にとりに話を聞いたらわかるから!」

 

「…………何?」

 

どうやらにとりの事を伝えたおかげで疑いが晴れたかもしれない。あ、でも紫さんが言うには天狗は頭が硬いって言ってたしな………どうしよ……。このままム所行きなんて嫌だよ?

 

「それならついて来い。にとりに話を聞く」

 

「は、はい…………」

 

なんだかこの人怖いよ?まるでストレス解消の相手みたいな目で俺を見てくるし………。やめてよ?

 

 

 

==========

 

 

 

「えっと………あの………すみませんでした………」

 

「いやー!誤解が解けたようでよかったね零!」

 

今俺はにとりの家の中で一人のケモノっ娘に謝られていた。このケモノっ娘は【犬走 椛】と言うらしく、普段上司である烏天狗と呼ばれる種族によって溜まったストレスを俺で解消しようとしていたようだ。うん。ストレスなら仕方ないね。

 

「ん。俺は大丈夫だよ。にしてもその烏天狗っていうのはどんな奴らなの?」

 

「はい!射命丸文って言って毎回変な事し出すんですよ!そして責任を全部私に………ってどうしたんですか零さん?」

 

どうしよう。その射命丸文って名前すっげぇ聞き覚えある……。どうやらマジで苦労してるみたいだし今度あったら注意しとこう。にしても射命丸さんか。そりゃ苦労するよね。あの人自由奔放過ぎるし。

 

「あ、そうだ。零に見せたいものがあるんだよ!」

 

「へぇ?なになに?」

 

にとりはそう言って部屋の奥に行き、戻って来た時には二つの道具を持っていた。一つは置時計で茶色の時計盤と後ろにグリップとトリガーがあるのが特徴だ。もう一つは黒色のランタンで見た感じ他にもギミックがありそうだった。

 

「この二つ、男勝りな口調の女の人から『作って零に渡せ』って言われてね。あげるよ」

 

「え?あ、ああ。ありがとう」

 

男勝りな口調の女の人ってだけで特定できるな。多分自称協力者の事だろう。見たところコンドルデンワーとかスペクターの持ってたケータイと同じ感じだもんなぁ。またガンガンセイバーと合体するのか?

 

「にとり、これはどうやって使うの?」

 

「よくぞ聞いてくれました!そっちの置時計の方は普通に置時計として使ってランタンの方は暗闇を照らすんだよ!」

 

「従来の置時計とランタンと同じじゃねぇか!」

 

機能性が普通の置時計とランタンと同じなら意味ねぇじゃねぇか!い、いや、あの自称協力者の事だ。もっとすごいギミックが隠されているはずだ……。いや、マジでそうであって欲しい。

この置時計の方は後ろのトリガーが怪しい……。ランタンの方はこのクモの脚っぽい奴が怪しいな。

 

「名前はそれぞれ【バットクロック】と【クモランタン】らしいよ。上手く使いこなしてね!」

 

「お、おう。努力するわ」

 

こんな使用用途もわからない道具をどう使えばいいんだよ!?クモランタンは暗い場所でしか役に立たないしバットクロックにいたっては単なる時計じゃねぇか!!

 

 

「さて、それでは私は任務に戻りまッ!?………今のはッ!?」

 

ギュイイイイイイインとチェーンソーの音が聞こえる。この音は猿夢裂魔の一件で聞き覚えがある。まさか奴が復活したのか?いや、そんなわけが無い。仮面ライダーで過去の怪人が登場するのは、既に死んだ怪人を蘇らせるネクロマンサーが登場した回ぐらいのものだ。

それならば何故チェーンソー音がなっているんだ?しかも人の声が聞こえる。まるで苦しむような声が………まさか!?

 

「ッ!!」

 

「ちょ、零さん!」

 

 

 

==========

 

 

 

俺がにとりの家から出た途端、すぐに現場の景色が見えた。チェーンソーを模した怪人が自分の持っている二つのチェーンソーを使って他の人を斬っている。あのチェーンソー野郎は【チェーンソー裂魔】と名付けよう。

しかもよく見るとその斬られている人達は全員椛さんのように犬耳と尻尾がついている。間違いない。これは白狼天狗を狙ったものだ。同士の無惨な死体を見たせいか椛さんはその場に座りこんでしまった。

俺は腹部に力を入れる。すると炎が湧き上がると共にゴーストドライバーが出現する。それと同時にゴーストドライバーの目の部分の周りにエフェクトが出現し、俺の手にガンガンセイバーが握られる。

 

「でりゃあ!」『ッ!? フン!!』

 

俺がガンガンセイバーで斬りかかると、チェーンソー裂魔はそれを受け止めてそのまま俺に攻撃してくる。悪いがこっちは妖夢さんとの特訓で避けるのにはなれてるんでね。簡単だよ。と思っていたら攻撃を喰らった。慢心しすぎだよ俺。

 

「ッ! うぐぅっ………」

 

『ほう………この犬っコロのような種族よりはやるようだなぁ………』

 

「へっ!褒めて下さりどうも!で、何でこいつら殺したんだよ?」

 

『私が求めているのは【強者との戦い】だ。弱きものなど何の価値もないッ!!』

 

そう言ってチェーンソー裂魔は自分の持っているチェーンソーをブォンブォンと鳴らし俺に攻撃してくる。その攻撃は一件乱雑に振り回しているように見えるが、実際に戦ってみると全くと言っていいほど隙がない。

 

「おいおい……完璧すぎるんじゃねぇの………?」

 

『私は究極の勝者を目指しているのだよ。その為ならばどんな犠牲も払うだろう!』

 

このままでは俺の圧倒的不利。そう感じた俺はチェーンソー裂魔と極端に距離をとる。それに気づいたチェーンソー裂魔は二つのチェーンソーを投げてきた。それを何とか躱しオレゴーストアイコンをドライバーにセットし変身する。

 

【カイガン!オレ!】【レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!】

 

「チェーンソーは投げるもんじゃねぇぞ! ッガッ!?」

 

『何とでも言え!私はどんな手を使ってでも勝つ!そして!私は頂点に立つのだよ!』

 

俺はガンガンセイバーを振り回して攻撃しようとするが、先程チェーンソー裂魔の投げたチェーンソーがブーメランのように戻ってきて俺の体を傷つける。それがチャンスとみたチェーンソー裂魔はそのまま連続攻撃を仕掛けてくる。

 

「うがっ!ごはっ!っぐ!?」『フン!ハァっ!ムン!』

 

「ッチ!ムサシ!」

 

俺はオレゴーストアイコンからムサシアイコンに変えてゴーストチェンジする。そしてガンガンセイバーを二刀流モードにする。

 

【カイガン!ムサシ!】【決闘!ズバット!超剣豪!】

 

「そっちがチェーンソーの二刀流なら俺は剣の二刀流だ!」

 

『真似事をするなど弱きもののする事よ!喰らえぃ!』

 

俺がムサシ魂にゴーストチェンジし二刀流で攻めてもチェーンソーで受け流し&攻撃を受ける。結構辛いな……。俺が披露している間にチェーンソー裂魔はチェーンソーを大きく上げ、振り下ろすように攻撃しようとする。どうやら慢心しすぎているようだな。

 

『フハハハハ!結局面妖な技を使っても弱者は弱者か!』

 

「弱者弱者ってうっせーんだよこの戦闘狂!」

 

『な、何ぃぃーーー!?』

 

だから言ってるだろうが。慢心しすぎるほど隙が生まれやすいんだってな。俺が初めてムサシ魂にゴーストチェンジした時もそうだったな。余裕や慢心はそのまま敗北に繋がる。『勝って兜の緒を締めよ』ってね!

 

「ほら、これでチェックメイトだぜ」

 

『…………ふ、ふふ、フハハハハ!やはり貴様の方が弱者だったようだな!』

 

「何?………ッ!! あぐっ! ?」

 

チェーンソー裂魔は謎の言葉を言い放つ。俺がその言葉はどういう意味かと考えていると背後から攻撃を喰らう。どうやらチェーンソー裂魔が雑魚を出現させ俺に数的不利の状況を作り出したらしい。

 

『くだらんな〜〜〜一体一の勝負なんてな〜〜〜〜ッ!!』

 

「クソッ!」

 

攻撃されて弱ってるところに援軍とか聞いてないぞ。これじゃあ雑魚を倒すのがやっとじゃねえか。ここは一気に必殺技を使うしか………?!

 

『ッ!?何だ!一体何が起きた!?』

 

「…………………………」

 

何かしらの攻撃を受けて雑魚どもが地に伏し消えて無くなった。一体何が起きたのかと周りを見渡すとグーパー拳銃を銃の状態にしながらこっちに来るスペクターが見えた。

スペクターはそのままノブナガアイコンをドライバーにセットしゴーストチェンジする。

 

【カイガン!ノブナガ!】【我の生き様!桶狭間!】

 

『ぐおっ!?………スペクターめ……一度引くか!』

 

「あ、おい待て! ッ!?」

 

チェーンソー裂魔がスペクターに攻撃され引こうとしているのを追いかけようとした瞬間、スペクターから銃弾が飛んでくる。まともに喰らった俺は膝をつく。そしてスペクターは俺の頭に銃口を突きつける。

 

「………相変わらず甘い。敵の強さも測れずにただ一直線に進むだけ。お前の器が知れるぞ」

 

「うっせー!目の前でこんなに犠牲者が出てるんだ!それを見て冷静に判断するってのが間違ってんだよ!!」

 

【カイガン!オレ!】【レッツゴー!覚悟!ゴ!ゴ!ゴ!ゴースト!】

 

【ダイカイガン!オレ!】【オメガドライブ!!】

 

俺はガンガンセイバーでスペクターの銃を弾き、ムサシアイコンをオレアイコンと入れ替える。そのままオメガドライブを発動し、ライダーキックの体制をとる。

俺の背後にオレンジ色の目の紋章が出現。そのまま俺に吸い込まれていく。すると右足に力がたまっていくのが分かった。

 

「………フン!」

 

【ダイカイガン!ノブナガ!】【オメガドライブ!!】

 

スペクターもダイカイガンを発動させる。スペクターの背後に紫色の目の紋章が出現。そのままスペクターに吸い込まれていき、スペクターの右足に紫色のエネルギーが溜まっているのが分かった。

 

「うりゃあぁぁぁぁぁあ!!」

 

「はあぁッッ!!」

 

俺とスペクター、二人のライダーが空を飛び、互いにライダーキックを喰らわせようとする。そのため空中でオレンジと紫のエネルギーが衝撃波のようにぶつかり合い、そのまま爆発する。

俺とスペクターはその爆発に巻き込まれそれぞれ地を転がる。スペクターとの最初の戦闘はノブナガゴーストを盗られ、二度目はエジソンアイコンを盗られ、三度目はニュートンアイコンを盗られそうになった。四度目の今回でやっと引き分けに持ち込めた。

 

「ッハぁ……ハァ……ハァ…………逃げたか?」

 

煙が晴れた後俺の対極に位置していたはずのスペクターが消えていた。この煙に紛れて逃げたか。うーん。これじゃあ何も出来ないな……。チェーンソー裂魔も消えたしスペクターも消えた。とりあえずこのまま座って回復するのを待つか。

 

 

 

【GHOST・・・『01 MUSASHI』『03 ROBIN HOOD』『04 NEWTON』『06 BEETHOVEN』】

 

【SPECTER・・・『02 EDISON』『11 TUTANKHAMEN』『12 NOBUNAGA』】

 

===== 次回予告 =====

 

 

「もしかして貴方は………」

 

「これこれ!コイツの事じゃないの?」

 

『最終的に……勝てばよかろうなのだァァァーーーーーッ!!』

 

「さて、今度は粉々にしてやるぜ!」

 

【百発百中!ズキューン!バキューン!】

 

 

 

《第十六話「弾丸!西洋の二丁拳銃!」》




しまった!このままじゃ慧音先生がスペクターのヒロインになってしまうかもしれない!スペクターはシスコンキャラで行こうと思ったのに!
あ、そういえば零くんのお父さん、元ネタがあります。パンツライダーですね。赤いメダルや異国風の服とかでわかった人もいるんじゃないでしょうか。
さて、新しい名前が出ましたね。海原 祐。イッタイダレナンダロウナー(棒) か、勘の良い方ならわかるんじゃないでしょうか(震え声)
そしてチェーンソー裂魔から出てくる『コレジャナイ感』……。こんなのカーズじゃない!ただの裂魔だ!でも本当にキャラが掴みづらかったです……。すいませんでした!


アカン………割と本気てドライブの小説書こうとしてる私がいる………。抑えなきゃ……抑えなきゃ……。

それでは次回も頑張らさせていただきます。
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