今まで書こうか迷っていましたが、今日やっと書くことに決めました!
しかしタグにある通り、作者のメンタルは豆腐並みです。アンチや批判は、出来るだけやめて欲しいなー(/ω・\)チラチラ
処女作なので、表現がおかしいところがあると思いますが、アドバイスならいくらでも受け付けますので、よろしくおねがいします!
プロローグ 誕生
──東京。
日本の首都であり、この国で最も人口が多く、技術も発達した場所。
その東京の20区は、今日もまた、夜でありながら、いつも通り通行人でごった返していた。
仕事から帰る者。家族と外食に出かける者。居酒屋に騒ぎながら向かう者。薄汚れた服を着て、それを遠い目で見つめる者。それと――それらに紛れている
そんな賑やかな街、東京で、今日、静かに新たな生命が誕生した。
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「オギャアアァ!オギャアアァ!」
「…う……生まれた…! 生まれたぞミキ! 俺達の子供が!! 元気な男の子だ!!」
「はっ……はっ……そうねリュウジさん……この子が私達のっ……うっ、ぐす……ひぐっ……」
ありふれたマンションの一室にて、それは産まれた。
突然響く元気な産声。その泣き声は確かに、今、新しい命が誕生した事を表している。
ベッドに横たわる女性の横に、喜々とした笑顔を浮かべている男、“
整った顔立ちに綺麗な銀髪、そして黒色の瞳は、龍司のその笑顔の美しさを引き立たせており、恐らく女性ならば皆、顔を赤らめるだろう。
ベッドの上で少し息を切らしながらも、満面の笑みを浮かべる女、“
龍司と違う点は、感極まって涙を流している所。しかし、彼女の艶やかな黒髪に美しい顔立ち、そして特徴的な青い瞳の前では、その涙すら周りの心を奪うだけのモノとなる。
まあ、幸いな事に、この場には夫である龍司と生まれたばかりの赤ん坊しかいないのだが。
「ふふ……この子はきっと、あなた似ね、リュウジさん。この銀髪とか、あなたにそっくり……」
「いや、そんなことないぞ。この青い瞳とか鼻の形とか、お前にそっくりだ、ミキ」
二人は、赤ん坊の顔を嬉しそうに眺めながら会話をする。
赤ん坊の顔は二人の特徴を見事に受け継いでおり、将来は美形に育つことが容易に想像できる。
二人はしばらく赤ん坊を見ていたが、美希は突然、顔を俯かせる。
龍司はどうしたものかと顔を覗き込むが、余計な心配だったようだ。
「……私、つい数年前までは、あなたとこんな会話が出来るなんて、夢にも思ってなかった……私の大好きな、あなたと……」
そんな事を涙で腫れた瞼のまま、上目遣いで言われたものだから、思わず龍司は微笑む。
「……ああ、やっと生まれたんだ。今までお疲れ様、ミキ。やっぱり、お前でよかった。俺の子を産んでくれたのが、お前で……」
「リュウジ……さん……んむ……」
二人の男女は、互いに整った顔を近づけ、愛のこもった口づけを交わす。
手元にいる息子には目もくれず、ただただ二人はキスだけを意識した。
その姿は、さながら付き合ったばかりの恋人のよう。
いつもより長めの接吻を交わした後、どちらともなく、幸せそうに笑った。
普通の人ならば思わずほっこりしてしまうような幸せな光景だが……一般の家庭と大きく異なる点が、一つ。
「それより……やっぱりこの子、
「ああ、当然だ。父親が
そう、この二人はとても不思議な関係なのだ。
片や、人間を食糧として喰らう喰種。
片や、その喰種に怯えながら暮らす人間。
いわば、この二人は絶対に交わるはずのない二人なのだ。
喰種と人間。相慣れないこの二つの種族で子を産むには、人間同士で産むのとでは比べ物にならない程の苦労を強いられる。
それでも、この二人が子を産むことが出来たのは、ひとえに、種族の違い如きでは切れない深い絆があったからだろう。
「そうだ! この子の名前は、どうするの?」
「名前……か。そうだな……うーん……」
龍司はしばらくの間、首をひねり、顎をさすり、額に手をやりながら考える。
美希はそんな龍司を見て、つい微笑ましい気持ちになる。
しばらく浮かない顔をしていた龍司だったが、突然パン、と手を叩いた後、うって変わって晴れやかな顔になる。
「……よし、決めたぞ! この子の名前はタツヤ。“
自信満々、と言わんばかりの表情で美希に同意を求める龍司。
美希は思わずクスクスと笑った。
「龍哉……うん、いい名前。これからよろしくね、タツヤ……」
「キャハハハッ!!」
龍哉は、美希の声に答えるように笑い出す。龍司と美希も、それを見てにこやかに笑う。
その笑顔は、幸せに満ち溢れているようにも見えた。
──これは、喰種狩人、そしてSSSレート喰種“黒龍”として東京中に名を轟かす男の、物語。
思ったより文字数が伸びなくて驚いてます(;^ω^)
これ大丈夫かな……
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