こちらもやはり唐突なので、戦闘にのみ興味ある方だけ見て下さいね。
銀時と高杉......銀時は神威との戦いで消耗しており高杉は星海坊主の襲撃を単身乗り越えたため消耗しています。
消耗したフェアな条件で2人は全力で殺し合う。
春香時光は全話のあらすじを参照
力関係
酒呑童子>星海坊主
高杉>銀時>神威>桂>時光=陸奥>神楽=沖田>近藤=土方>坂本>新八
星海坊主と高杉の力関係は不明
より詳細に言うと
高杉は銀時より一歩上です。攘夷時代では鬼兵王=白夜叉の関係でした。
ですが高杉も銀時も全盛期より実力が落ちており、特に銀時は何年も戦から離れたため高杉よりも弱くなっております。
神威は銀時と比べ戦闘経験が浅く、尚且つ理由も歪んでいるため劣ってしまいます。
桂も戦から退きテロ行為に落ちたため銀時よりも弱くなっております。
時光は夜兎ではありますが、戦闘経験がほぼ無いためやや低めですがそれでも沖田や神楽を上回る。陸奥は夜兎ですがやはり攘夷組に比べて戦闘経験が無いので時光と同格です。
沖田は真選組最強ではありますが、彼の戦闘経験は非常に浅く、才能のみでの強さなためまだ銀時等には及ばないです。
それでも星海坊主の娘である神楽と互角の実力者です。神楽と沖田は今後可能性のある人物です。
近藤と土方は同レベルですが、2人の違いは近藤はパワーを駆使した剣術を得意とします。
坂本は攘夷戦争を早くに降りたため、かなりの低さに設定しています。
新八は最弱ですが、今後最も可能性のある子です。可能性だけではこの中で最強です。
因縁の対決2 高杉vs銀時
墜落した宇宙船の上に見える二つの影。一つは壁に背を付け血塗れの朧。まだ息はある様子だが、相当に状況は良くない。
そしていつもの刀を手に持ち、朧の眼前に立つ高杉晋助。
高杉もまたかなり怪我を負っている。頭から流れ出た血が血線を何本も顔に描いている。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」高杉はかなり息を切らしている。
それもそうだ。星海坊主と朧の連れた夜兎の部隊とたった1人で戦い抜き夜兎を10人以上殺すと言う有り得ない功績を残し、星海坊主と夜兎部隊は別の先導隊と交戦には入り、高杉はそのボロボロな身体で朧と対峙した。
朧を圧倒し、瀕死になるまで追い詰めること鬼神の強さを見せ付け現在に至る。
朧は高杉を睨みながら「おのれ...貴様らは一体どれほど俺たちを阻む...松陽の弟子たちよ」と問うと高杉はいつもの不敵で不気味な笑みを浮かべながら「言ったろ、俺か銀時(あいつ)か、どちらかが必ずてめェを地獄に送ると......どうやらその処刑執行人はこの俺になったようだがな」と剣を空へかざす。
朧はただただ「やるがいい......それが鬼の宿命であろう......だが、お前と白夜叉、何れその首を取る者も現れる」となんの惜しみも無く悲しみも無く紛れもない虚無のまま、高杉に首を斬り落とされた。
高杉は朧の死骸に向け「取れねェよ......俺たちを殺せるのは、俺たちしかいねェ」と一言を語った。
高杉は刀の血を振り払う。すると宇宙船の瓦礫から突然トキミが飛び出し夜兎独特の傘を独特の怪力で高杉に振り下ろす。
高杉は即座に反応し、トキミの傘に目に見えないほどの居合いの一撃を浴びせ、折った。
トキミは折れた傘をも武器にしその鋒を高杉の顔面に突き刺そうとするが、高杉の反応は異常に速く、高杉はトキミの左肩に剣を突き刺しそのままトキミを壁に打ち付ける。
肩から出る大量の血。高杉は笑みを浮かべながら「無理だ、夜兎(お前達)だろうと幕府だろうと俺は殺せねェよ」その獣が迸る目をトキミに向けその言葉を口にする。
トキミは肩に突き刺さった剣の痛みに耐えながら「高杉......あなたは変わった。戦争の痛みを経てあなたは狂った。だけどあなたよりも狂うべき者が今再び守る道を歩んでる。あなたよりもこの世界を滅びを願う者が今この世界のために戦ってる」トキミがそう言うと高杉は「良く言うぜ......
トキミ、俺たちは松下村塾で共に学んだ。だがな、戦争にすら参加しなかったお前が何か言える口か?いや、10年以上あいつを恨み続けたお前が言える事か......あいつはそんなお前をも守ろうとしている。そんなお前のためにお前の兄に戦いを単身仕掛けた。お前はそんな奴を何年も憎み続けた......今でもどこかで松陽を殺したあいつを憎んでるじゃねェのか?」と高杉が問うとトキミは「違う......もう憎んでなんかいない......もう憎める訳がない......あんな痛みを抱える人を憎める訳がない」とトキミが言い返すと高杉は「そう言っていろ......だが人間の闇は決して消えない、お前はまだどこかであいつを憎んでる。俺には見えるんだよ。お前の目に、あいつに対する殺意が......」と高杉が言った瞬間、空から一言が高杉の耳に届く。
「見えてねェよ、お前は何も!!」高杉は目を空へ向けると、上空から剣を構え落下してくる銀時を見た。
「来たな!!」とトキミの肩から剣を抜き同じく剣を構える。
銀時は木刀を両手で握りしめ、高杉へ振り下ろす。
高杉も剣の柄を両手で持ち、剣を縦にして受け止める。
周囲を取り巻く衝撃。銀時はそのまま地面へ着地し剣を何度も振るい高杉を遠ざけた。
高杉は笑みを浮かべながら「ようやく来たか......」と口走る。
銀時は剣を置きトキミをお姫様抱っこして歩き、安全な場所へ座らせる。トキミは「銀時......」と言うと銀時は「もう心配するな」と一言だけ言い再び高杉の眼前に立つ。
銀時も相当血を流している。それもそのはず、神威と戦い、そのまま奈落兵と単身戦いながら奈落の船でここまで来た。
消耗仕切っているライバル同士。
「高杉...お前がこいつを語るんじゃねェよ......例え俺を憎もうが、こいつにとっても松陽は親同然だった。だが真実を知った今、こいつは俺を憎んじゃいねェ......もう目で分かるんだよ」
と銀時が言うと高杉は「なるほどな......相当分かり合ったらしい......だが無意味だ。もうすぐ全ては壊れ全てが終わる......」と高杉が言う。すると銀時は剣を高杉に向け「何も終わらねェ......終わるのは......この長い夜だ」と言う。
高杉は「面白ェ......夜が終わるのか、世界が終わるか、お前が終わるか、俺が終わるか、ここで最後の蹴りを付けようじゃねェか」高杉は修羅の眼を浮かべた。幾多の修羅を乗り越えた男の眼を。銀時の眼も今は修羅を潜った眼を浮かべている。「上等だ」その一言を銀時は口走った。
そして剣を持った腕を後ろに伸ばし、互いに突進する。
「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
と剣に力を込める二人。その姿は、10年前の攘夷戦争時代、白夜叉と呼ばれた銀時と鬼兵王と呼ばれた高杉に、重なって見える。
そして激突する剣は、再び現在の二人を見せる。剣と剣の押し合い。
銀時はどこか苦い表情を浮かべ、高杉はどこか満足且つ獣笑みを浮かべている。
互いに両手を柄から退かない。高杉は「うおおおお!!!!」と力溢れる声をあげながら銀時の身体を剣と共に押し始める。
ずざざ!!と足が地を削りながら高杉に押されていく。
そして高杉はそのまま剣を鮮やかに滑らせ、そのまま銀時の右肩を斬り裂く。
溢れ出る血と共に、後ろに倒れる銀時。そのまま高杉は銀時の顔を鷲掴み、壁に銀時を叩きつける。
「うわぁ、ぁ!!」と銀時の痛み溢れる声が溢れる。頭からの流血は増えるばかり。
高杉はそのまま左手に握れしめた剣の鋒を銀時の顔面へ向かわせる。ヤバいと感じた銀時は咄嗟に左手の平を上げ高杉の剣に突き刺し何とか止める。ぼたぼたち地面に落ちる大粒の血。痛みのあまり歯軋りをする。
そのまま銀時は額を高杉の顔へぶつけ、目が眩んだ高杉の腹を蹴り後ろへ倒す。
バク転し受け身を取った高杉はそのまま剣を横振り銀時の首を狙うが、銀時は横へ飛んで緊急回避し高杉の剣で壁は斬り裂かれる。
壁が倒壊し周囲を煙が舞う。視界が眩んだ事を利用した銀時は飛び上がり剣を高杉へ振り下ろす。
だが銀時の剣は何も手ごたえを感じなかった。
そして第六感が働き左側に違和感を感じた銀時は剣を盾にするとそこに一振りの剣が衝突する。目の前に居る高杉はそのまま剣を滑らせる。銀時も剣を滑らせそのまま高杉は剣を上に、銀時は地面に向けて振り下ろす。
そのまま修羅同士の目は向き合いもう一度互いに剣を横振りをする。
ガキィン!!!!と鋭い音が響く。剣がぶつかり合った証拠だ。銀時の左胸に、高杉の腕に小さな切り傷が出来る。
そのまま二人は我武者羅に斬撃を繰り出す。ガン!!ガン!!と繰り出される剣が衝突して行く。互いに剣を全くかわさず、攻撃に徹している二人の身体は徐々に斬られていき、血飛沫は飛んで行く。
それでも二人はやめない。それでも繰り出される斬撃は怯まない。そして銀時は高杉の心臓へ右手で握れしめた木刀の鋒を向かわせ、反対に高杉も銀時の心臓へ右手で握れしめた剣を向かわせる。
戦争を生き抜いた二人の生存本能は異常に高く、無意識に急所をそらし剣は左胸と肩の間を貫通した。
大粒の血がぼたぼたと地面へ落ちていく。
剣から退かない互いの右手。銀時も高杉もそのまま剣の柄を両手で握れしめ、貫通したまま剣を中で動かし、ギシギシと彼等の身体は内部から斬れて行き剣は互いの胸骨へたどり着くとギシ!!と音を立て止まる。
銀時も高杉も口から血が溢れ出て来ている。
互いに胸骨を斬ろうとしている。どっちが先に斬るか押し合っている。
傷口からも口からも血が水の様に溢れ出てくる。肺も傷付き、二人とも呼吸困難に陥っている。
このままどちらかが胸骨を斬れば、斬られた者は確実に死ぬ。
それでも高杉も、銀時も笑みを絶やさない。
互いに胸骨が斬れてしまう寸前まで剣を切り込ませている。身体を雷の様に走る強烈な痛みの中、剣は退かない。
そして互いに額をぶつけ合う。何度も何度も。出血は増えて行く一方。
このままだと相打ちを悟った高杉は剣を引き抜き、その深々な傷を剣の柄の下側で殴る。
「ぐお!!」痛みのあまり身体がグラッとし腰が前に曲がった銀時の顔面に拳をぶつけそのまま殴り飛ばす。
地面へ倒れた銀時に向けて飛び上がり、そのまま剣の鋒を銀時へ向け落下。
そして衝突し煙が舞い上がる。そして晴れると高杉の刀は銀時の右脇腹を貫通し銀時の木刀は高杉の左脇腹を貫通している。右手で剣を握れしめた二人は左手で互いの剣の刀身を握りしめる。
銀時は刀身を握れしめた左手を離しその拳で高杉の顔面を殴り飛ばす。倒れた銀時から見れば下側の方向へ高杉は吹っ飛び倒れる。
そして地に手をつけその支えで何とか立ち上がる両者。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ」
呼吸困難もあるせいか二人は激しく息を切らしている。
銀時の服はもうほぼ血まみれになり、顔をも頭からの流れ出た血が太い線を何本も描き、地面にはぼたぼたと大粒の血が落ちていく。
高杉の服もほぼ血まみれになり、同じく顔に頭からの流血が太い血線を何本も描き、地面には身体から出る血がぼたぼたと落ちる。
二人とも笑みを絶やさない。身体が幾ら痛もうと、足が幾ら震えようと、まだ立ち続ける。
立つのもままならないためか二人と中腰。
前編終了